JPH076335B2 - サッシの構成方法 - Google Patents

サッシの構成方法

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JPH076335B2
JPH076335B2 JP2023637A JP2363790A JPH076335B2 JP H076335 B2 JPH076335 B2 JP H076335B2 JP 2023637 A JP2023637 A JP 2023637A JP 2363790 A JP2363790 A JP 2363790A JP H076335 B2 JPH076335 B2 JP H076335B2
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与悦 津田
秀之 越後
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三協アルミニウム工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の枠体を連結して成るサッシの構成方法
に関するものである。
従来技術 従来、玄関などの出入口に使用されるサッシは第1図及
び第2図に例示するように、単一の枠体1の中に方立2
や無目3を設けて、ドアや引戸を取付ける出入り部4
と、ガラスや格子を取付ける袖部5及びらんま部6を形
成して成る構成方法であり、方立2と無目3の取付け方
を変えることによって、出入り部4,袖部5,らんま部6の
レイアウトを変え、出入口用サッシのデザインに工夫を
凝らしているのであるが、すべからく特定された枠体1
内での位置変えにすぎないため、住宅において特にデザ
インが重視される出入口であるにもかかわらず、デザイ
ン的に大きな制約を受け、近年の傾向である住宅デザイ
ンの多様化に充分対応できないきらいがあった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、近年の住宅におけるデザインの多様化に鑑
み、顧客の好みに対応できるサッシを提供せんとするも
のであり、従来のように特定された枠体の中で部材をレ
イアウトするのではなく、自由に大きさや形状を選ぶこ
とのできる枠体を、適宜組み合わせることにより結果的
に種々のデザインを可能にするサッシの構成方法を目的
とする。
課題を解決するための手段 サッシを次の過程で構成する。
外周面に取付け用突片を備えてそれぞれに単独で建物へ
取付け可能な枠体を準備する。
これらを上下または左右に連設する。
連設に際して、互いに連結される枠体の一方の枠体にお
ける上記の突片を除去する。
一方の枠体を他方の枠体に接合し、いずれか一方の枠体
に取り付けた補助金具で、両枠体の接合部における室外
側を結合する。
補助金具は、取付け基板の室外側端にL形係合片が連設
されており、取付け基板をいずれか一方の枠体に固定
し、L形係合片が他方の枠体の外周面に形成された室内
向き開口部の係合溝に嵌入される。
突片を除去した上記の枠体に他方の枠体の突片を固定す
る。
ついで、室内側に露出する個所の突片固定部を室内側か
ら目地材で被覆する。
作用 単独で建物へ取付け可能な枠体の採用は通常の窓枠の利
用を可能とする。
枠体を上下左右に連設する構成はサッシのデザインに関
する自由度を高める。
枠体の一方における突片を除去する構成は、サッシの開
口面積が減少することを防止する。
突片による枠体間の固定は枠体の連設を容易とし、ま
た、枠体間の連結を確実なものとする。
補助金具は、結合させる両枠体の位置決めを容易にし、
結合を正確で確実なものとする。
実施例 以下、本発明を図示した実施例に従って説明する。
まず、第3図及び第4図は、ドア7を取付けた出入り部
用枠体Aの両側にガラス8を嵌め込んだサイズの異なる
嵌め殺し用枠体B,B1を連設して成る出入口用サッシを示
すものであり、各枠体A,B,B1は夫々独立して建物開口部
へ取付けができるように、夫々の外周面に取付け用突片
を有している。
上記出入り部用枠体Aは上下枠8,9及び左右堅枠10,11を
連結して成るものであり、上枠8及び左右枠材10,11の
外周面に建物躯体への取付け用突片12a,12b,12cを有し
ている。上記上枠8及び左右堅枠10,11は、第6図及び
第7図に示されるように、上記枠体Aが単独で建物躯体
へ取付けられる際の略型係合面イをその室内側コーナ
ー部分に有しており、各突片12a,12b,12cは夫々係合面
イと連続して同一面を成すように突設している。
又、嵌め殺し用枠体B,B1は幅寸法こそ異なるが、いずれ
も同一の部材を用いて枠組みされたものであり、第8図
及び第9図に示すように、上下枠13,14及び左右堅枠15,
16に突設される取付け用突片17a,17b,17c,17dは、枠体
B,B1が建物躯体の外面よりも幾分突出した状態で取付け
られるように、各外周面の中程に設けられた躯体壁当接
面ロに連設しており、各突片のうち下枠14及び左右堅枠
15,16に突設されたものは、折り取りが容易なように夫
々の突設基部に溝18を設けられている。そして、下枠14
及び左右堅枠15,16において、躯体壁当接面ロと突片17
b,17c,17dの室内面にまたがって凹部19,20,21が設けら
れており、各突片17b,17c,17dを折り取ったときに、上
記枠体Aの突片12a,12b,12cが嵌合できるようになって
いる。
このような枠体A,B,B1の連設にあたっては、第4図に示
すように、図中左側枠体Bの連設側枠体にあたる右堅枠
16の突片17bを折り取るとともに、図中右側枠体Bの連
設用枠材にあたる左堅枠15の突片17cを折り取り、中央
の枠体Aの連設側枠材にあたる左右堅枠10,11の突片12
b,12cは折り取らないで、堅体10,16、及び11,15を重合
当接する。
このとき、中央の枠体Aの各堅枠10,11において、夫々
の外周面に補助金具22が取付けられる。この補助金具22
は取付け基板23の室外端に型係合片24を連設して成る
ものであり、その先端部ハが、左右の枠体B,B1の堅枠1
5,16の外周面に形成されている室内向き開口部を備えた
係合溝25内に嵌入することにより、重合当接する堅枠1
0,16及び堅枠11,15同士の間に隙間が生ずるのを防止す
るようになっている。
一方、中央の枠体Aの左堅枠10に設けられている突片12
bは、隣接する枠体Bの堅枠16において、突片17dを除去
した結果嵌合可能となった凹部20に嵌合するとともに、
枠体Aの右堅枠11に設けられている突片12cは、隣接す
る枠体B1の堅体15において、突片17cを除去した結果嵌
合可能となった凹部21に嵌合し、この状態で各突片12b,
12cを各堅枠16,15にネジ止めすることにより、枠体Aの
左右に枠体B,B1を連設するのである。
なお、各枠体A,B,B1は同一の見込み寸法で形成されてお
り、各突片位置も同一ではあるが、上記凹部20,21に嵌
合状態で連結されるので、各枠体A,B,Cの室外面は同一
面を成し、不揃いになることはない。
又、各枠体A,B,B1の連設状態において、各堅枠10,15及
び11,16の室内側には、建物躯体への取付け部によって
型の溝部26,27が生ずるので、この凹溝26,27を室内側
で塞ぐために目地材28が嵌め込まれる。この目地材28は
中空材から成るものであり、夫々の堅枠10,11,15,16と
互いにネジ止め連結され不用意に抜け落ちないようにな
っているとともに、堅枠10,16及び11,15同士をより強固
に連設することに役立っている。
上記実施例は、隣接する枠体A,Bを連設するにあたり、
一方の枠体Aの突片12b,12cを折り取らず、他方の枠体
Bの突片17c,17dを折り取り可能にしたものであるが、
第10図に示すように、単一の枠体A1に折り取り可能な突
片29と折り取らない突片30を設けてもよい。
第11図乃至第13図は枠体を上下に連設して成るサッシを
示すものであり、下に位置する枠体Aは上記実施例と同
じ出入口用のものを使用する。
又、上に位置する枠体Cはガラス嵌め殺し用枠体であっ
て、上側部分をアーチ状に湾曲した基枠31と下枠14とか
ら成るものであり、下枠14は、第9図に示す枠体Bと同
一構造を有し、下面に折り取り可能な建物躯体への取付
け用突片17bを有している。
従って、上記枠体C,Aを上下に連設するにあたっては、
枠体Cの突片17bを折り取った後、枠体Aの上枠8上に
重ねて、当該上枠8の取付け用突片12aを上記枠体の下
枠14に形成されている室内側凹部19に嵌合するととも
に、この状態で突片12aと下枠14をネジ止めする。
このとき枠体Aの上枠8上には補助金具22が取付けられ
ており、その型係合片24の先端部が下枠14の外周面に
形成されている室内向き開口部を供えた係合溝25a内に
嵌入し、重合連設状態の上枠8及び下枠14の室外側部分
に隙間が生じるのを防止する。
上記下枠14の室外側下端には水切り片32が垂設されてお
り、上枠8及び下枠14の重合部分を室外側から被って、
当該部分からの雨水侵入を防止するようになっている。
又、重合連設状態の上枠8及び下枠14の室内側には、
型の溝部33が生じるので、この溝部33を塞ぐために中空
状目地材28aが取付けられるとともに、この目地材28aを
利用して、上枠8及び下枠14をネジ止め連結し、より強
固な連設状態としている。
なお、各実施例において、出入口用枠体A内に従来のよ
うに方立や無目を取付けることも可能である。
第14図は折り取り可能な突片17cを備えた枠体Bと、同
じく折り取り可能な突片12dを備えた枠体Aの組み合わ
せ例を示すものであり、枠体Aの突片12dを除去せずに
そのままとし、他方の枠体Bの突片17cを除去して連結
するようにしたものである。
第15図は別の実施例を示すものであり、引違い障子33,3
3を組み込んだ出入口用枠体A1の両側にガラスを嵌め込
んだ明り取り用枠体B2,B2を連設し、上方にガラスを嵌
め込んだらんま用枠体C1を連設して成るものであって、
いずれの枠体A1,B2,C1にも夫々独立して建物躯体へ取付
けることのできる取付け用突片を有しており、夫々の連
設部分ではいずれかの枠体の突片を折り取った上で重合
当接されている。
発明の効果 本発明のサッシ構成方法は、独立した複数の枠体を適宜
組み合わせて成るものであるから、従来のサッシのよう
に特定の枠体内という制約がなく、上下左右に自由に連
続させて自由なデザインを得ることができるとともに、
枠体の大きさや形状にも制約がないので、大きさの異な
る枠体や外観形状の異なる枠体を組み合わせて、従来に
ない斬新なデザインのサッシとすることができる。
したがって、顧客の好みに対応した多様な住宅デザイン
を可能にする。
組み合わされた枠体が相互に連結されるとき、双方の枠
体の外周面室外側が、取付け基板の室外側にL形係合片
を連設した補助金具で結合されるから、枠体間の重合当
接部に間隙が生じない。
また、いずれか一方の枠体に取付けられた補助金具のL
形係合片が他方の枠体における室内向き開口部の係合溝
に嵌入されることから、枠体の組み付けに際して、両枠
体の位置決めが容易に、かつ、正確に行われる。このこ
とは、両枠体の固定を確実にすると共に施工能率を向上
させる。
したがって、重合当接部によって組み合わせサッシの外
観が損なわれることがない。
隣接する枠体の連結側枠材は、その一方の枠材だけが突
片を備え、この突片を他方の連結側枠材に固定して前記
の隣接する枠体を相互に連設するから、枠体と枠体を連
結した部分の見付け寸法が小さく、したがって、全体と
してサッシの開口面積が大きくすることができ、大きな
面積で採光,換気を行える。さらに、前記開口面積が大
きなことから物の出し入れにも支障が少ない。
突片の固定部であって、室内側に露出する部分は目地材
で被覆されるので、室内側からの外観が損なわれること
もない。
夫々の枠体には単独で建物躯体への取付けが可能な取付
け用突片を有しているので、各枠体を相互に連設するこ
となく、独立して建物躯体へ取付けることも可能であ
る。
各枠体の連設にあたっては、いずれかの枠体の連設側枠
材に設けられている取付け用突片を除去するだけでよい
ので、各枠体の連設作業を迅速容易になし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来サッシの外観正面図、第3図及
び第4図は発明の一実施例に係るサッシの外観正面図、
第5図は同上横断面図、第6図は出入口用枠体の横断面
図、第7図は同じく縦断面図、第8図は嵌め殺し用枠体
の横断面図、第9図は同じく縦断面図、第10図は他の実
施例に係る枠体の横断面図、第11図及び第12図は別の実
施例に係るサッシの外観正面図、第13図は同じく縦断面
図、第14図は枠体の他の組み合わせ例を示す部分断面
図、第15図は引違い障子を備えた出入口枠体を示す外観
正面図である。 A,A1,B,B1,B2,C,C1……枠体、12a,12b,12c,12d……取付
け用突片、17a,17b,17c,17d……取付け用突片、29,30…
…取付け用突片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に取付け用突片を備えてそれぞれに
    単独で建物へ取付け可能とした枠体を上下または左右に
    連設するサッシの構成方法であって、互いに連結される
    枠体に関し、一方の枠体における取付け側の突片を除去
    して他方の枠体に接合し、接合部における外周面の室外
    側を、取付け基板の室外側にL形係合片を連設した補助
    金具で、取付け基板をいずれか一方の枠体に固定しL形
    係合片を他方の枠体の外周面に形成された室内向き開口
    部の係合溝に嵌入させて結合し、ついで、一方の枠体に
    他方の枠体の突片を固定し、さらに、室内側に露出する
    個所の突片固定部を室内側から目地材で被覆することに
    より、各枠体を連設することを特徴としたサッシの構成
    方法。
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