JPS6248111B2 - - Google Patents

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JPS6248111B2
JPS6248111B2 JP12385385A JP12385385A JPS6248111B2 JP S6248111 B2 JPS6248111 B2 JP S6248111B2 JP 12385385 A JP12385385 A JP 12385385A JP 12385385 A JP12385385 A JP 12385385A JP S6248111 B2 JPS6248111 B2 JP S6248111B2
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JP
Japan
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speed change
shaft
operating lever
lever
belt
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JP12385385A
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JPS61294251A (ja
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Akio Iida
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特にコンバイン、田植機或いは車体
等の駆動装置に使用するベルト式変速操作装置、
詳しくは、1つの操作レバーにて出力軸の回転数
を高速から低速に変化させると共に、該操作レバ
ーにて出力軸を停止させ、更に前進から後進への
回転方向切換え操作が可能な上記装置に関する。
(従来の技術) 従来、農業機械に適用される変速装置としては
駆動軸と従動軸のいずれか一方にVベルトを挾持
する固定シーブと摺動シーブからなる変速プーリ
を設け、この変速プーリの摺動シーブの背面に軸
方向に傾斜したカム面を有し、このカム面に複数
箇所で係止される変速操作レバーを取り付け、該
操作レバーを作動させることにより摺動シーブと
固定シーブの間隔を調節し、従動軸の回転数を変
化させる変速装置が知られており、例えば、実開
昭53−165182号公報にもその1例が開示されてい
る。
また、他の操作レバーを用いた変速装置として
は例えば、実開昭50−1786号公報に示されている
ように、駆動軸と従動軸との間に正逆回転可能な
ミツシヨンを設置し、駆動軸とミツシヨンの中間
入力軸及び従動軸とミツシヨンの中間出力軸に
夫々、Vベルトを掛張し、かつ操作レバーを取り
付けた構造を有しており、上記中間入力軸に対す
る中間出力軸の回転方向を正転と逆転とに選択的
に操作可能なレバーを設けると共に、この操作レ
バーを前後方向へ操作することにより該ミツシヨ
ンを前後方向へ移動可能として夫々の軸間距離を
変化させて変速させるものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の如き従来の変速装置において
はたとえ、1つの操作レバーによつて従動軸を高
速から低速への変速を可能とし、また同時に正逆
回転可能なミツシヨン等の中間伝達部材により回
転方向を変換させることが可能であるとしても、
上記中間伝達部材が操作レバーの前後方向に移動
に伴つて同一方向へ移動し、これによりVベルト
を掛張しているプーリ間の軸間距離が変動して変
速できるように形成されているため、非常に構造
の複雑なものになつている。
また、かかる従来の変速装置は1つの操作レバ
ーによつて従動軸を高速から低速、そして正転か
ら逆転へと選択的に操作可能であつてもVベルト
の回転を停止させ、かつミツシヨンの回転を完全
に停止させて変速装置をニユートラル
(neutral)な状態にする機能は具備されていな
い。
かくして、本発明は上述の如き実状に対処し、
1つの操作レバーによつて従動軸の回転を高速か
ら低速へ連続的に変化させ、また従動軸の回転を
低速から回転を停止ささせて変速装置をニユート
ラルの状態とし、そしてこの状態から中間伝達部
材の回転方向を変換させて正転から逆転またはこ
の逆方向に変更して農業機械または車体等の進行
方向を変えると共に、更に回転方向を変換させた
状態で従動軸の回転を低速から高速へ移行させる
一連の操作を可能とする改善されたベルト式変速
操作装置を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明の特徴とするところは、添付図面
にその態様を示しているが、軸に固着した固定シ
ーブ9に相対向して軸上を移動し固定シーブとの
間隔を調整可能に摺動シーブ10が取り付けら
れ、両シーブ間に空転体16を配した駆動用変速
プーリ4を駆動軸2に連結した駆動部5、正逆回
転可能で出力軸を具備した中間伝達部材20と該
伝達部材20の入力軸23に連結した従動用変速
プーリ19からなる従動部18、上記駆動用変速
プーリ4と従動用変速プーリ19に掛張したVベ
ルト17、そして操作レバー26と該レバーのガ
イド溝27を画定するシフターボツクス28から
なるベルト式変速操作装置において、上記駆動用
変速プーリ4の摺動シーブ10の軸方向の移動を
操作レバー26の動きによつて調節する変速操作
部材と、上記操作レバー26に圧接させ、これに
よりシヤフト47を中心軸として旋回する量を引
張力に変換して上記中間伝達部材20に設けたブ
レーキ体24を作動させるブレーキ操作部材45
と、上記操作レバー26に係合して該レバーの移
動に伴つて旋動するシフトアーム56の軸の回転
を上記中間伝達部材20に設けた前後進シフトレ
バー56aに伝達して該中間伝達部材20の回転
方向を変換させる前後進変換部材50を含み、構
成せしめたベルト式変速操作装置にある。
(作 用) しかして、上記構成に係るベルト式変速操作装
置は、先ず操作レバー26がガイド溝27の側辺
端部に位置するとき出力軸21が最も高速回転に
あるが、この状態より操作レバー26を徐々に低
速側に移動するときVベルト17が駆動用変速プ
ーリ4の空転体16に支持され、従動用変速プー
リ19の回転が停止する。これと同時に操作レバ
ー26がシヤフトに固定されたブレーキアームを
介して中間伝達部材20のブレーキ体24を作動
させ、出力軸21の回転を阻止して駆動装置をニ
ユートラルな状態にする。
そして、この状態を保持して再び操作レバーを
移動させ、シフトアーム56を旋回させると中間
伝達部材20の回転方向が切り換え、変更され
る。
続いて、操作レバー26をガイド溝27内で前
の場合とは異なる側辺に沿つて移行させると、逆
転した出力軸21の回転は低速から高速へと変化
する。
かくして、操作レバーの作動によりニユートラ
ルな状態を含め、高速から低速、低速から高速、
さらに回転方向の逆転を行い、適宜、車体に利用
すれば、車体速度を変化させると共にニユートラ
ル状態、そしたて前進から後進に切り換え、後進
速度を変化させる一連の操作を連続して行うこと
ができる。
(実施例) 以下、本発明の1つの実施例を添付図面に従つ
て説明する。
第1図は本発明の1実施例に係るベルト式変速
操作装置の平面図、第2図は第1図の側面図、第
3図はベルト式変速操作装置のシフターボツクス
の縦断面図、第4図は第3図の側面図、第5図は
伝達部材の回転方向を変換させる前後進変換部材
の側面図、第6図は第5図の側面図、第7図は本
発明装置の操作レバー操作状態を示す説明図であ
り、第1図に示す如くモーター、エンジン等の原
動体1の駆動軸2にカツプリング3を介して駆動
用変速プーリ4を連結して駆動部5を構成してい
る。
勿論、上記原動体1および上記変速プーリ4は
図示していないが、車体等のフレーム6に設置さ
れた支持板7の上に固定されている。
しかして、上記駆動用変速プーリ4は駆動軸2
に連結された軸8に固着した固定シーブ9とこれ
と相対向して軸8上を移動する摺動シーブ10が
取り付けられ、この摺動シーブ10は軸8にボル
ト等をもつて固定されたストツパー11との間に
介装されたコイルスプリング12の弾性により常
時固定シーブ9側へ押圧付勢されている。
13は外周面に環状溝14を形成せしめたシフ
ターであり、摺動シーブ10の側部に大きく張り
出してボス部外周面にベアリング(図示せず)を
介して装置され、このシフター13は環状溝14
に嵌合せしめた先端リング15を介してコイルス
プリング12に抗する矢印方向の移動巾により固
定シーブ9と摺動シーブ10の間隔は調整設定さ
れる。
又、上記駆動用変速プーリ5は固定シーブ9と
摺動シーブ10間の軸8上に空転体16、特に外
周面を中高とする空転体16が装着され、Vベル
ト17の底面が上記空転体16に支持される場
合、Vベルト17は常に空転体16の中央位置で
支持されることになり、両シーブ間の間隔を拡大
さしめて両シーブのうちいずれか一方のシーブ方
向への偏向によるシーブの回転に伴うVベルトの
連れ廻り状態は阻止され、Vベルト17の完全停
止が確保される。
一方、上記駆動部5から少し離れた位置、即ち
第1図略中央部に従動部18が設置されており、
該従動部18は上記駆動部の駆動用変速プーリ4
のように両シーブ間にあつて軸上には空転体16
が装着されていない従動用変速プーリ19とこれ
に連結したミツシヨン等の正逆回転可能な中間伝
達部材20から構成されている。
なお、上記中間伝達部材20の軸、即ち、出力
軸21の両端には車体に取り付ける車輪22等が
装着される。
そして、駆動部5及び従動部18に設けた夫々
の変速プーリ4,19にはVベルト17が掛張さ
れ、従動部に設けた従動用変速プーリ19の回転
は上記中間伝達部材20の入力軸23から中間伝
達部材20の出力軸21へと伝達される。
上記中間伝達部材20は前述の通り正逆回転可
能な構造になつていると共に、ブレーキ体24が
装着されており、また、第2図に示される如くバ
ンド25によつて強固にフレーム6に固着されて
いる。
叙上のような構造をもつ変速操作部材には、出
力軸21を高速から低速へと変化させると共に、
出力軸21を停止させるニユートラルの状態を保
持し、そして出力軸の回転方向を変換させる一連
の操作を行うため操作レバー26と該レバー26
の操作を制御するU字状のガイド溝27を画定し
たシフターボツクス28が付設されている。
上記操作レバー26はその下端が支点となり、
シフターボツクス28の支持体29に固着された
軸受ブロツク30に挿入されたボールベアリング
31に連結され、これを支点として上記U字状の
ガイド溝27を前後左右に自由に動けるようにな
つている。
そして、上記操作レバー26の下端付近にはク
レビス32が支軸33によつて取り付けられ(第
3図参照)、また、このクレビス32にはリンク
組合せ体34の先端リンク15が結合されてい
る。
該リンク組合せ体34は第1図で示されるよう
に5個の連結組合せ体が支点及び連結部によつて
屈折自在に連結されており、これを構成している
先端リング部材15は駆動部5に設置した駆動用
変速プーリ4の環状溝14に嵌合し第1の固定支
点35によつて摺動シーブ10を軸方向へ移動さ
せるようになつており、これと連係する第2のリ
ンク36と、第1の可動連結部37によつて直角
でしかも同一面で連結している。また、第2のリ
ンク36と第3のリンク38とは第2の可動連結
部39で直角にかつ同一面で連結しているが、第
3のリンク38と第4のリンク40は支軸41を
介して直角で、かつ段差をもつて連結している。
そして、第4のリンク40と後端リンク42は
第3の可動連結部43で直角に、かつ同一面で連
結している。従つて、操作レバー26がU字状の
ガイド溝27の両端部の溝を移動するときには、
上記リンク組合せ体34が屈折変形して駆動部5
に設けた駆動用プーリ4の摺動シーブ10を移動
させ、Vベルト17の挟持位置を変化させて出力
軸21の回転を高速から低速及び低速から高速へ
と変化させることができる。
かくして第1図において操作レバー26がA位
置からB位置に移行すると出力軸21の回転は高
速から低速に移る。
図中45はブレーキ操作部材であり、シフター
ボツクス28の側壁46,46に回転可能に挿入
固定したシヤフト47には操作レバー26と圧接
する係合板48が上記シヤフト47に固定された
一対の突起部材49に保持されている。
そして、上記シフターボツクス28の一方側壁
46の外側には上記シヤフト47に固着状態に設
けられたブレーキアーム44があり、このブレー
キアーム44の端部には中間伝達部材26に取り
付けられたブレーキ体24に結合されたワイヤー
等の屈曲可能な抗張体Rが連結されている。
これにより、操作レバー26がU字状のガイド
溝27の底辺、即ち第1図においてN部に移行す
ると上記係合板48と圧接し、これによりシヤフ
ト47に固定されたブレーキアーム44が旋回し
上記抗張体Rに張力を付与してブレーキ体24を
作動させる。
更に、図中50は前後進変換部材であり、第3
図で示される如く操作レバー26に固定されたカ
ラー51には突出したピン52が固着状態に配置
され、一方、シフターボツクス28の前後部に設
けられた補助板53のうち後部の底部に位置する
補助板53には回転可能に設けられたアーム用ピ
ン54があり、このピン54の先端にあつてシフ
ターボツクス28内には貫通穴55を有するシフ
トアーム56が固着され、操作レバー26に設け
たピン52が上記シフトアーム56の貫通穴55
に嵌挿され、操作レバー26の左右方向への移動
即ち、U字状のガイド溝27の底辺領域での移動
によつて上記アーム用ピン54を回転させる。
このアーム用ピン54の先端の中間伝達部材2
0に連結された前後進シフトレバー56aの先端
には、第6図にその詳細を示すように3つのリン
ク部材57,58,59とこれらを連係する2つ
の可動連結部60,61からなる旋回用リンク結
合部材62が結合されており、操作レバー26の
移行によつて上記シフトアーム56が旋回する
と、上記リンク結合部材62の可動連結部60,
61がアーム用ピン54及び前後進シフトレバー
56aを中心として円弧状63を移動し、これに
よつて前後進シフトレバー56aを回転させ、中
間伝達部材20を正転から逆転、又は逆転から正
転に切り換え変更することが可能となる。
尚、上記前後進シフトレバー56aはその端部
において、シフトボツクス28の支持板64に固
定された台65上の軸受66に挿入されている。
図示実施例は以上の如き構成からなり、次にそ
の作用について説明すると、第7図は上記のベル
ト式変速操作装置の操作レバーの操作状態を示し
ており、まず、U字状ガイド溝27の両側辺のう
ち一方の側辺67においては出力軸21が正転に
おいて高速から低速へと変化する領域A′であ
る。即ち、操作レバー26が側辺67の端部68
に位置した時には駆動用変速プーリ4の摺動シー
ブ10が固定シーブ9へ最も近接した状態とな
り、出力軸21は最も高速回転になる。この場
合、側辺には操作レバー26の引掛部71を設
け、高速から低速に至る速度を段階的に設置し易
くしている。
そこで、操作レバー26上記ガイド溝27の側
辺67を図中矢印方向へ移動すると、出力軸21
は徐々に低速回転となり、上記操作レバー26が
上記ガイド溝27の側辺67から底辺69のコー
ナー部60′もしくは底辺69に進入すると、V
ベルト17が駆動用変速プーリ4の空転体16に
支持されて従動用変速プーリ19の回転が止ま
り、これと同時に操作レバー26が係合板48と
圧接してシヤフト47に固定されたブレーキアー
ム44を旋回させて中間伝達部材20のブレーキ
体24を作動させて、出力軸21の回転を完全に
阻止して車体等の駆動装置をニユートラルな状態
にすることができる。
更に、上記ニユートラル状態を保持しつつU字
状ガイド溝27の底辺69において、操作レバー
26の突出ピン52をシフトアーム56に嵌合さ
せて操作レバー26の移動に伴つてシフトアーム
56を旋回させると、アーム用ピン54が旋回
し、これにより旋回用リンク結合部材62を作動
させて中間伝達部材20の回転方向を切り換え変
更させて底辺69の他のコーナー部61′まで移
動させる。
続いて、操作レバー26がU字状ガイド溝27
のもう一方の側辺27をその端部61から移行す
ると、逆転した出力軸21の回転は低速から高速
へと変化する。
このように上記操作レバー26がU字状ガイド
溝27の端部68から他の端部70まで移行する
と、出力軸21は高速から低速へ変化し、次いで
底辺69で停止してニユートラルな状態となり、
更にこの状態で回転方向を逆転する。
そして、出力軸21は逆転した状態で低速から
高速へ変化する。
従つて、上記ベルト式変速装置を農業機械ある
いは自動車等の車体に適用すると、前述した如く
車体の速度を適宜変化させると共に、ニユートラ
ルな状態そして車体を前進から後進に切り換え、
その後進速度を変化させる一連の操作を円滑に、
かつ連続して行うことができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明のベルト式変速装置は、
駆動用変速プーリと従動用変速プーリにVベルト
を掛張し、該従動用変速プーリに正逆回転可能な
中間伝達部材を連結させて中間伝達部材に車輪等
を配置した出力軸を設けた変速装置において、ガ
イド溝を移行する操作レバーと駆動用変速プーリ
の摺動シードのシフターとの間に屈曲可能なリン
ク組合せ体を介装することにより上記操作レバー
の移動によつてリンク組合せ体を作動させて出力
軸の変速を可能とし、また、操作レバーに圧接さ
せ、これによりシヤフトを中心軸として旋回する
量を引張力に変換して中間伝達部材に取り付けた
ブレーキ体を作動せるブレーキ操作部材と、更に
は操作レバーのピンをアーム用ピンの貫通穴に係
合して該アーム用ピンを旋回させることにより、
前後進シフトレバーを作動させて中間伝達部材の
回転方向を逆転させる前後進変換部材を備えたも
のであり、これにより操作レバーを単にガイド溝
に沿つて移動させることにより、出力軸の回転を
変速させるのみならず、出力軸の回転を停止させ
てニユートラルな状態を保持し、更には出力軸の
回転を変換させて車体を前進から後進に切り換え
可能となり、そして、これを保持した状態で低速
から高速に変化させる一連の操作が連続的に容易
になし得るものであり、農業機械を初めとする
種々の車体の駆動装置に適用できるものであり、
しかも本発明の変速装置は駆動用変速プーリと従
動用変速プーリによつて変速操作を行うもので、
従来のように中間伝達部材のギヤ変速による構造
に比べて構造が極めて簡単になる効果も有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例に係るベルト式変速操作
装置の平面図、第2図は上記第1図の側面図、第
3図はベルト式変速操作装置のシフターボツクス
の縦断面図、第4図は第3図の側面図、第5図は
上記装置における前後進変換部材の側面図、第6
図は第5図の側面図、第7図は上記装置における
操作レバーの操作状態を示す説明図である。 2……駆動軸、4……駆動用変速プーリ、5…
…駆動部、9……固定シーブ、10……摺動シー
ブ、16……空転体、17……Vベルト、18…
…従動部、19……従動用変速プーリ、20……
中間伝達部材、21……出力軸、23……入力
軸、24……ブレーキ体、26……操作レバー、
27……U字状ガイド溝、28……シフターボツ
クス、4……ブレーキ操作部材、47……シヤフ
ト、50……前後進変換部材、56……シフトア
ーム、56a……前後進シフトレバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸に固着した固定シーブと相対向して軸上を
    移動し固定シーブとの間隔を調整可能に摺動シー
    ブが取り付けられ、両シーブ間に空転体を備えた
    駆動用変速プーリを駆動軸に連結した駆動部、正
    逆回転可能で出力軸を具備した中間伝達部材と該
    伝達部材の入力軸に連結した従動用変速プーリか
    らなる従動部、上記駆動用変速プーリと従動用変
    速プーリに掛張されたVベルト及び操作レバーと
    該レバーのガイド溝を画定するシフターボツクス
    からなるベルト式変速操作装置において、前記駆
    動部における駆動用変速プーリの摺動シーブの軸
    方向の移動を操作レバーの動きによつて調節する
    変速操作部材と、上記操作レバーに圧接させ、こ
    れによりシヤフトを中心軸として旋回する量を引
    張力に変換して、上記中間伝達部材に設けたブレ
    ーキ体を作動させるブレーキ操作部材と、上記操
    作レバーに係合して該レバーの移動に伴つて旋動
    するシフトアームの軸の回転を上記中間伝達部材
    に設けた前後進シフトレバーに伝達して該中間伝
    達部材の回転方向を変換させる前後進変換部材を
    夫々設け、構成してなることを特徴とするベルト
    式変速操作装置。 2 上記変速操作部材が駆動用変速プーリの摺動
    シーブと操作レバーの間に連結された屈曲変形可
    能なリンク結合部材によつて構成されている特許
    請求の範囲第1項記載のベルト式変速操作装置。 3 ブレーキ操作部材が操作レバーに当接して回
    転するシヤフトに結合されたアームの旋回量を屈
    曲可能な抗張体によつて引張力に変換してブレー
    キ体を作動させる構成からなる特許請求の範囲第
    1項記載のベルト変速操作装置。 4 前後進変換部材が操作レバーと係合して該レ
    バーの移動に伴つて旋動するシフトアームの軸と
    上記中間伝達部材に設けられた前後進シフトアー
    ムの端部の間に屈折変形可能な旋回用リンク結合
    部材を結合してなる特許請求の範囲第1項記載の
    ベルト式変速操作装置。
JP12385385A 1985-06-06 1985-06-06 ベルト式変速操作装置 Granted JPS61294251A (ja)

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US7235026B2 (en) 2003-06-18 2007-06-26 Cnh America Llc Utility machinery and associated control arrangements

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