JPS6247893A - 光デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は光ディスクを収納するカートリッジに係り、特
に複数枚の光ディスクを収納し、オートチェンジ機構に
より任意の光ディスクの再生を行なうのに好−適なカー
トリッジに関する。

〔発明の背景〕

従来、オートチェンジ機構で選択的に再生するための光
ディスクを複数枚収納したカートリッジに関しては、特
開昭５８−２０８９６２号に記載のように、目的の光デ
ィスクをカートリッジの側面Ｖｃｉゆられた開口部から
光ディスクをカートリッジに付属した仕切板と共に完全
に引き出し、プレーヤに装着する構成でありた。そのた
めオートチェンジ機構の奥行寸法は最低ディスク直径の
２倍が必要となり、小形化は困難であった。また、カー
トリッジ内にディスクの一部を残したまま再生する手段
を取りオートチェンジ機構の小形化を図った場合、光デ
ィスクと上下仕切板の間には両者が接触しないだけの間
隙が必要となり、カートリッジが厚くなるという問題が
あった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、前記した従来装置の問題を解決し、光
ディスクの一部をカートリッジ内に残したまま再生する
ことでオートチェンジ機構の小形化を可能にし、かつ単
体時には薄形になり携行や保管に適した光ディスクカー
トリッジを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、オートチェンジ機構で選択的に再生される複
数枚の光ディスクを収納したカートリッジの薄形化を図
をため、カー）　ＩＪツジを構成する上ケース、光デイ
スク枚数に応じた数の仕切板、下ケースの各々の一辺な
回動軸により蝶番状に結合し、全体が冊子状に開閉する
構造とし、再生時にはオートチェンジ機構により目的の
光ディスクの収納されている場所を開き、光ディスクの
一部を引き出しプレーヤに装着して再生を行ない、携行
時には各光ディスクおよび仕切板を間隙なく密着した状
態にしてカートリッジの形状が携帯に適した薄形となる
よ５にするものである。また、各仕切板は互いに片側あ
るいは両側を蛇腹状部材で連結し、開角度がプレーヤへ
の装着に最適になるようにあうかじめ設定しておくこと
で、オートチェンジ機構を簡単な構成にすることを特徴
としたものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第１
図は、本発明の一実施例を示すカートリッジの斜視図で
（α）は上面斜視図、（ｂ）は下面斜視図を示す。第２
図は、第１図に示すカートリッジを下面より見た分解斜
視図、第３図はカートリッジの第１図におけるＡ−Ａ断
面図で、（α）はカートリッジ単体状態、（ｂ）はオー
トチェンジ機構に装着した状態を示すものである。

図において、１はカートリッジ、２は上ケース、５は下
ケース、４はディスク選択ドラム、５は開口部、６は回
動軸受、７は仕切板、８は回動軸、９は爪状突起、１０
は光ディスク、１１は蛇腹状部材、１２はディスク選択
爪である。

次にカートリッジ１の構成について説明する。

第１図および第２図から、カー）　ＩＪッジ１は基本的
に上ケース２と下ケース３とで構成した空間内に光ディ
スク１０と仕切板７とを交互に積層して収納したもので
、本実施例においては４枚の光ディスク１０と４枚の仕
切板７を収納し、仕切板７の幅はａ−ディング動作を容
易にするため、光ディスク１０よりわずかに小さく、ま
たカートリッジ１全体の形状としては誤挿入防止のため
左右非対称となっている。下ケース３と仕切板７には共
に一端に一対の回動軸８が設けられ、回動軸８が上ケー
ス２に設けられた回動軸受６と係合することにより、下
ケース３および仕切板７は上ケース２に対して回動可能
な状態で保持され、第２図では分離して示されている蛇
腹状部材１１で相互に連結されているため、上ケース２
に対して下ケース３および仕切板７は後述するようにオ
ートチェンジ動作に最適な開角度で冊子状に開閉するこ
とができる。また、上ケース２にはディスク選択ドラム
４が回転自在に取付けられており、ディスク選択ドラム
の側面には角度をずらして段違いに光デイスク１００枚
数に応じた数のディスク選択爪１２が設置されているた
め、ディスク選択ドラム４０回転角度を調整することで
任意の仕切板７に設げられた爪状突起９にディスク選択
爪１２を係合させることができ、後述するように所望の
ディスクの収納されている場所を開閉することができる
。ここで一番下の仕切板７に関しては動作上ディスク選
択爪１２で保持する必要がないため、爪状突起９は設げ
られていない。

また、ディスク選択ドラム４にはギヤ部１５が設けられ
、外部機構により容易に回転できるようになっている。

第３図を用いてカートリッジ１の開閉動作を説明する。

（α）は、カートリッジ１を単体で携行あるいは保管す
る時の状態で、上ケース２と下ケース３および仕切板７
は光ディスク１０を介して互いに密着しており、この時
図中点線で示したディスク選択ドラム４のディスク選択
爪１２は下ケース３の爪状突起９に係合して下ケース３
を保持しているため、携行中にカートリッジ１が開閉す
ることはない。またＴｂＩはオートチェンジャ機構に装
着し、上から３番目の光ディスク１０を再生する時の状
態を示しており、後述するディスク選択機構によりディ
スク選択ドラム４を回転し、たとえば図においては上か
ら２番目の仕切板７を保持している。そのため上から３
番目の仕切板７と下ケース５およびそれらの上に収納さ
れた２枚の光ディスク１０が下方に移動するが、第２図
に示すように各々の仕切板７と下ケース３は蛇腹状部材
１１により連結されているため、上から３番目の仕切板
７は所定の角度で保持される。この状態から後述するａ
−ディング機構により図中矢印で示す方向に光ディスク
１０を引き出し、プレーヤに装着して再生を行なう。こ
のとき、他のディスクに関しては上ケース２と下ケース
３の１…１壁１４によりカートリッジ１外にすべり出す
ことは防止される。ここで。

第４図および第５図を用いてディスク選択動作の詳細を
説明する。第４図は、ディスク選択ドラム４と仕切板７
および下ケース３の爪状突起９′との保合の状態を示し
たもので、（α）は下ケース５を閉じている状態、（ｂ
）は上から６番目の元ディスクを再生しようとするとき
の状態である。

図から、ディスク選択爪１２が下ケース３の爪状突起９
に係合している時はカートリッジ１は閉じられ、携帯に
適した状態となる。さらにディスク選択ドラム４を回転
すると、ディスク選択爪１２は他の仕切板７と係合し、
選択的に仕切板７を保持できるため、任意の場所の開閉
が可能となる。次に、ディスク選択ドラム４０回転角度
を検出する方法を第５図により説明する。第５図は、カ
ートリッジ１の上ケース２に設けられた開口部５の上面
図である。図から、開口部５にはデジタル符号の記され
たディスク選択ドラム４の一部が露出し、それをホトセ
ンサ等（図示せず）の検出器により読み取り、ディスク
選択ドラム４０回転角度を検出し、所望の仕切板７の位
置を検出するものである。また、前述した蛇腹状部材１
１の詳細を第６図に示す。図において、（α）はリボン
状の弾性体を、［ｂＩは複数個のカギ爪を蛇腹状部材１
１として使用したもので、共に各仕切板７のディスク搬
出方向の一辺の高さが後述するａ−ディング動作に最適
な所定の高さとなるように各々の蛇腹状部材１１の長さ
が各回動軸８の高さの変化に伴ない上から下にかけて順
次短かく設定されている。

次に、第７図および第８図に本実施例による光ディスク
カートリッジのオートチェンジ機構の斜視図を示す。

第７図はカートリッジ１を挿入する前で、第８図はカー
トリッジ１を挿入後オートチェンジ動作を行ない光ディ
スクを装着した状態である。

第７図において、カートリッジ１は矢印方向から挿入さ
れ、図中省略しであるカートリッジガイド部により一点
鎖線で示す位置に保持される。オートチェンジ機構２０
のシャーシ２１には、ディスク選択ドラム４を回転させ
るディスク選択機構３０、カートリッジ１の開閉を行な
う開閉機構４０、カートリッジ１内より光ディスク１０
を取出すローディング機構５０．光ディスク１０をクラ
ンプするクランプ機構７０、光ディスクを回転するディ
スクモータ８０、等により構成されるものである。

以下、第９図〜第１１図も含めてオートチェンジ動作の
詳細を説明する。

第９図および第１１図は、カートリッジ１、開閉機構４
０、クランプ機構７０およびディスクモータ８０の側面
図で、カートリッジ１の開閉動作と光ディスク１０のク
ランプ動作を示し、カートリッジ１に関しては断面を示
しである。第１０図は、光ディスク１０、ａ−ディング
機構５０、クランプ機構７０の上面図で、光ディスク１
０のローディング動作を示したものである。

第９図（α）において、開閉機構４０のアラーム４１は
モータ４２によりギヤ機構４３を介して回動軸４４を中
心にして上下に回動し、クランプ機構７ｂのテーブル７
１は、回転自在に取付けられたクランハフ２と一体とな
って、モータ７５　ｋよりギヤ機構７４を介しガイドシ
ャフト７５に沿って上下に移動する。図中矢印で示す方
向にカートリッジ１を挿入する時、アーム４１は先端が
カートリッジ１の下面に接触する角度になっており、テ
ーブル７１はターンテーブル８１より上方に位置してい
る。カートリッジ１が第７図の一点鎖線で示す位置まで
挿入されることにより、第８図に示すようにディスク選
択機構３０のギヤ機構３１がディスク選択ドラム４のギ
ヤ部１３に噛合い、モータ３２により回転して任意の光
ディスク１０を選択する。第９図（ｂｌは上から３枚目
の光ディスク１０を選択した場合を示し、第４図で示し
たようにディスク選択爪１２が上から２枚目の仕切板７
の爪状突起９に係合した後、アーム４１が下方に回動す
ることにより、上から３枚目の仕切板７および下ケース
３が各々の上に収納された光ディスク１０と共に下方に
移動する。しかし、前述のように各仕切板７と上ケース
２、下ケース３の間には最適な長さに設定された蛇腹状
部材１１が取付けられているため、上から３枚目の仕切
板７は目的とする光ディスク１０を載置した状態で所定
の角度に保持される。ここで所定の角度とは、目的とす
る光ディスク１０の先端がテーブル７１の傾斜面７６よ
りやや高く位置するような角度を指す。

次に第１０図により、ａ−ディング動作の説明を行なう
。図忙おいて、ローディング機構５０はベルト部５１お
よびガイド部５２の２つの部分より成り、それぞれ、−
回動軸５３　、５４を中心にアーム５５　、５６が水平
に回動する構成になっており、ソレノイド５７　、５８
とバネ５９，６０１１Ｃより駆動される。アーム５５上
には回転自在なプーリ（５１、６２により保持されたベ
ルト６３とギヤ機構６４およびモータ６５が取付けられ
、ベルト６３はギヤ機構６４を介してモータ６５により
駆動される。また、アーム５６にはゴム６６が取付けら
れている。

アーム５５　、５６は通常は第１０図（α）に示すよう
にバネ５９　、６０により引張られ、一点鎖線で示した
状態にあるが、前述のように目的の元ディスク１０が選
択され所定の位１ｔＫ保持されると、ソレノイド５７　
、５８が作動してアーム５５　、５６が回動して光ディ
スク１ｏを両側からはさむ形で保持する。さらに（ｂ）
に示すようにベルト６３を駆動して光ディスク１０を回
転させると、ガイド部５１のゴム６６上を転がりながら
テーブル７１の傾斜面７６に導かれてテーブル７１上に
移動する。移動が完了した時点で再びソレノイド５７　
、５８の作動を停止してアーム５５　、５６を元の状態
に戻し、ａ−ディング動作を終了する。

最後に、第１１図に示すようにクランプ機構７０を作動
し、ターンテーブル８１上に光ディスク１０を装着して
オートチェンジ動作を完了する。

この後、ディスクモータ８０で光ディスク１０を回転駆
動し、図示していないが光ヘッドで情報を再生する。な
お、光ディスク１０を再びカートリッジ１に収納すると
きには前述と逆の動作を行なう。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明の光ディスクカートリッジに
よれば、カートリッジを構成する上ケース、光ディスク
の枚数に応じた数の仕切板８よび下ケースの各々の一辺
を回訓軸により蝶番状に結合し、全体が冊子状に開閉す
る構造とすることでカー）　ＩＪツジ単体時には各仕切
板および元ディスクが密着した状態で収納できるため極
めて薄形なカートリッジを得、再生時にはオートチェン
ジ機構で目的の光ディスクを収納している場所を十分な
間隙を持って開くため、光ディスクの一部をカートリッ
ジの中に残したまま再生が可能となり、オートチェンジ
機構の小形化を図ることができる。

また、各仕切板間を蛇腹状部材で連結し、さらに各蛇腹
状部材を各々最適な長さに設定することで各仕切板の開
角度を所定の角度に設定できるため、オートチェンジ動
作を簡単にすることができる等、小形で機構の簡単な元
ディスク装置を可能とする光ディスクカートリッジを提
供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（α１（ｂｌは本発明の一実施例を示すカートリ
ッジの斜視図、第２図は同分解斜視図、第５図は第１図
のＡ−Ａ断面図、第４図（α）（ｂ）はディスク選択ド
ラムの側面図、第５図は同上面因、第６図（α）（ｂ）
は蛇腹状部材の斜視図、第７図、第８図はオートチェン
ジ機構の斜視図、第９図（α）（ｂ）、第１１図は同部
分側面図、第１０図は同部分上面図である。 １・・・カートリッジ　　２・・・上ケース３・・・下
ケース　　　　　４・・・ディスク選択ドラム５・・・
開口部　　　　　６・・・回動軸受７・・・仕切板　　
　　　８・・・回動軸９・・・爪状突起　　　　１ｏ・
・・光ディスク１１・・・蛇腹状部材　　　１２・・・
ディスク選択爪２０・・・オートチェンジ機構 ２１・・・シャ、−シ　　　　３ｏ・・・ディスク選択
機構４０・・・開閉機構　　　　５０・・・ローディン
グ機構７０・・・クランプ機構　　８ｏ・・・ディスク
モータも２図 第３図 （α〕 劉６図 第７図 地６図 夷９図 （α） 翳ｌＯ図 第１１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上ケースと下ケースと収納する光ディスクの枚数に
   応じた数の仕切板とで構成された空間に複数枚の光ディ
   スクを収納したカートリッジにおいて、前記上ケースと
   前記下ケースと前記仕切板の各々の一辺を回動軸で結合
   し、該回動軸で結合された一辺を回動中心として前記上
   ケースと前記下ケースと前記仕切板が冊子状に開閉する
   ように構成したことを特徴とする光ディスクカートリッ
   ジ。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の光ディスクカートリ
   ッジにおいて、前記上ケースと前記下ケースと前記仕切
   板の側面を相互に所定の長さの蛇腹状部材で連結し、前
   記上ケースと前記下ケースと前記仕切板の相互の開角度
   が所定の角度になるように構成したことを特徴とする光
   ディスクカートリッジ。 ３、特許請求の範囲第２項に記載の光ディスクカートリ
   ッジにおいて、前記蛇腹状部材の長さを上から下にかけ
   て順次短かくすることにより、所望する前記仕切板の開
   いた時の位置が一定になるように構成したことを特徴と
   する光ディスクカートリッジ。 ４、特許請求の範囲第２および第３項に記載の光ディス
   クカートリッジにおいて、前記下ケースと前記複数の仕
   切板の一部と係合するディスク選択ドラムを具備し、所
   望する光ディスクを保持する前記仕切板を開角する場合
   、前記ディスク選択ドラムを所定の位置に回動あるいは
   移動した時、前記ディスク選択ドラムが所望する仕切板
   の上部に位置した仕切板と係合するように構成したこと
   を特徴とする光ディスクカートリッジ。