JPS6247166Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247166Y2 JPS6247166Y2 JP1978081879U JP8187978U JPS6247166Y2 JP S6247166 Y2 JPS6247166 Y2 JP S6247166Y2 JP 1978081879 U JP1978081879 U JP 1978081879U JP 8187978 U JP8187978 U JP 8187978U JP S6247166 Y2 JPS6247166 Y2 JP S6247166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling
- fin
- fins
- tongue
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 36
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/005—Cooling methods or arrangements
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、フインの形状を改良して、冷却効果
を高め、しかも量産しやすくした、強制風冷形マ
グネトロンに関する。
を高め、しかも量産しやすくした、強制風冷形マ
グネトロンに関する。
現在非常に多くのマグネトロンが、管軸にほぼ
直角な角形送風ダクト中に管を設置する強制風冷
方式を採用しているが、原価低減等のために、一
層冷却効率の良い、しかも作りやすい、冷却フイ
ンの開発が望まれていた。
直角な角形送風ダクト中に管を設置する強制風冷
方式を採用しているが、原価低減等のために、一
層冷却効率の良い、しかも作りやすい、冷却フイ
ンの開発が望まれていた。
従来の平板状の冷却フインでは、送風ダクトの
隅部に、フインの存在しない所が生じ、この部分
の風は、ほとんど冷却に寄与しないで、通過して
行つてしまう。この点を改善するためにすでに、
複数枚の冷却フインの先端部での間隔が、発振作
用を行つて発熱し、温度上昇するマグネトロン本
体への、フイン取付け部におけるフイン同士の間
隔より、広くなるように、管軸方向両端部に近い
フインほど強く湾曲させ、ダクトの四隅にも、湾
曲したフインの端部を存在させるようにすること
が提案されているが(実願昭49−101934号)、こ
のようにすると、フインの種類が増加し、量産に
は不利となる。
隅部に、フインの存在しない所が生じ、この部分
の風は、ほとんど冷却に寄与しないで、通過して
行つてしまう。この点を改善するためにすでに、
複数枚の冷却フインの先端部での間隔が、発振作
用を行つて発熱し、温度上昇するマグネトロン本
体への、フイン取付け部におけるフイン同士の間
隔より、広くなるように、管軸方向両端部に近い
フインほど強く湾曲させ、ダクトの四隅にも、湾
曲したフインの端部を存在させるようにすること
が提案されているが(実願昭49−101934号)、こ
のようにすると、フインの種類が増加し、量産に
は不利となる。
本考案の目的は、冷却効率が高く、しかも量産
に適した形の、冷却フインを備えた、強制風冷形
のマグネトロンを提供することにある。
に適した形の、冷却フインを備えた、強制風冷形
のマグネトロンを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案において
は、各冷却フイン端部を、それぞれ、通風方向に
対して直角に延び、互いに密接して平行に並ぶ、
ほぼ等幅の、舌片状部分に分割し、この舌片状部
分を、冷却フインのマグネトロン本体への取付部
に近い、フイン本来の平面に対し、順次交互に反
対方向に折曲げ傾斜させた形状とした。
は、各冷却フイン端部を、それぞれ、通風方向に
対して直角に延び、互いに密接して平行に並ぶ、
ほぼ等幅の、舌片状部分に分割し、この舌片状部
分を、冷却フインのマグネトロン本体への取付部
に近い、フイン本来の平面に対し、順次交互に反
対方向に折曲げ傾斜させた形状とした。
第1図は本考案の一実施例図である。図中、1
は発振作用が行われ、発熱して温度上昇するマグ
ネトロン本体(中央部に陰極を設け、その周囲を
作用空間をへだてて陽極円筒が囲み、陽極円筒内
周面に、多くの、溝状部を囲む共振回路が設けて
ある)、2は本体1に密着して取付けられた第2
図に示す様な形の冷却フイン、3,4は本体1の
作用空間に、管軸方向の磁界を生じさせるための
永久磁石5,6は外部磁路で同時に冷却風送風ダ
クトの一部を兼ねるヨーク、7は電源へ高周波電
力が逆流漏洩するのを阻止するフイルタケース、
8,9は送風ダクトの一部を兼ねるヨークの隅部
である。10は突起つきの強磁性体の中間リング
で、永久磁石からの磁束を集束する(特開昭49−
108960参照)。第2図は、冷却フイン2の斜視図
で、2aは平面部、2bは本体1に強制圧入して
フインを取付けるためのバーリング部、2c,2
dは順次交互に、平面部2aに対し、反対方向に
折曲げ傾斜させた舌片状部分である。隣接して上
下に取付けられた冷却フインの端部の舌片状部分
2c,2dが、上下の隣りのフインのもの同士互
いに、第1図からわかるように、かみ合う。した
がつて第1図に示すように、最下段のフイン端部
とヨーク6の内側との間が狭く、最下段のフイン
の方向が、ヨーク6の方向に合せて決められる
と、以後それより上に取付けられる冷却フインの
取付け方向は、下のフインの方向に合わせて、つ
ぎつぎに、決められてしまう。すなわちセルフジ
ギング(self−jigging)が行われる。また、管軸
方向の端部に取付けられたフインの先端は、舌片
状部分を曲げてあるために、ヨーク(したがつて
送風ダクト)の隅部8,9など、従来は冷却に利
用されなかつた部分の風を、冷却に有効に利用す
ることになる。本考案のように、フイン端部に舌
片状部分を設けて交互に傾斜させると、冷却風と
の接触面積が増加できるほか、このような構造の
ために、フインの周囲を流れる冷却風が乱流とな
り、冷却効果が増加する。さらにフイン端部の、
冷却風に対する通風抵抗が増大することにより、
冷却風は、温度の高いマグネトロン本体に近い部
分に多く配分されることとなり、この点からも冷
却効果が大きくなる。なお第1図からもよくわか
る様に、冷却フイン2は、すべて同形状の物で差
支えないから、部品としては1種類ですみ、量産
に好都合である。
は発振作用が行われ、発熱して温度上昇するマグ
ネトロン本体(中央部に陰極を設け、その周囲を
作用空間をへだてて陽極円筒が囲み、陽極円筒内
周面に、多くの、溝状部を囲む共振回路が設けて
ある)、2は本体1に密着して取付けられた第2
図に示す様な形の冷却フイン、3,4は本体1の
作用空間に、管軸方向の磁界を生じさせるための
永久磁石5,6は外部磁路で同時に冷却風送風ダ
クトの一部を兼ねるヨーク、7は電源へ高周波電
力が逆流漏洩するのを阻止するフイルタケース、
8,9は送風ダクトの一部を兼ねるヨークの隅部
である。10は突起つきの強磁性体の中間リング
で、永久磁石からの磁束を集束する(特開昭49−
108960参照)。第2図は、冷却フイン2の斜視図
で、2aは平面部、2bは本体1に強制圧入して
フインを取付けるためのバーリング部、2c,2
dは順次交互に、平面部2aに対し、反対方向に
折曲げ傾斜させた舌片状部分である。隣接して上
下に取付けられた冷却フインの端部の舌片状部分
2c,2dが、上下の隣りのフインのもの同士互
いに、第1図からわかるように、かみ合う。した
がつて第1図に示すように、最下段のフイン端部
とヨーク6の内側との間が狭く、最下段のフイン
の方向が、ヨーク6の方向に合せて決められる
と、以後それより上に取付けられる冷却フインの
取付け方向は、下のフインの方向に合わせて、つ
ぎつぎに、決められてしまう。すなわちセルフジ
ギング(self−jigging)が行われる。また、管軸
方向の端部に取付けられたフインの先端は、舌片
状部分を曲げてあるために、ヨーク(したがつて
送風ダクト)の隅部8,9など、従来は冷却に利
用されなかつた部分の風を、冷却に有効に利用す
ることになる。本考案のように、フイン端部に舌
片状部分を設けて交互に傾斜させると、冷却風と
の接触面積が増加できるほか、このような構造の
ために、フインの周囲を流れる冷却風が乱流とな
り、冷却効果が増加する。さらにフイン端部の、
冷却風に対する通風抵抗が増大することにより、
冷却風は、温度の高いマグネトロン本体に近い部
分に多く配分されることとなり、この点からも冷
却効果が大きくなる。なお第1図からもよくわか
る様に、冷却フイン2は、すべて同形状の物で差
支えないから、部品としては1種類ですみ、量産
に好都合である。
以上説明した如く本考案によれば、横吹き強制
風冷形マグネトロンの冷却効率が良くなり、従来
と同一冷却フアンを用いれば、陽極温度が低下し
て長寿命となり、特性の温度ドリフトが減少す
る。逆に従来の寿命等のままで差支えなければ、
冷却用フアンを小形化することが可能となり、原
価低減ができる。更に、冷却フインが一種類だけ
ですみ、セルフジギングの効果があることも量産
に好適である。
風冷形マグネトロンの冷却効率が良くなり、従来
と同一冷却フアンを用いれば、陽極温度が低下し
て長寿命となり、特性の温度ドリフトが減少す
る。逆に従来の寿命等のままで差支えなければ、
冷却用フアンを小形化することが可能となり、原
価低減ができる。更に、冷却フインが一種類だけ
ですみ、セルフジギングの効果があることも量産
に好適である。
第1図は本発明の一実施例図、第2図は本発明
に係る冷却フインの斜視図である。 1……本体、2……冷却フイン、2c,2d…
…舌片状部分、3,4……磁石、5,6……ヨー
ク。
に係る冷却フインの斜視図である。 1……本体、2……冷却フイン、2c,2d…
…舌片状部分、3,4……磁石、5,6……ヨー
ク。
Claims (1)
- 発熱して温度上昇する本体の周囲に、管軸に直
角に取付けた複数枚の冷却フインを備え、管軸と
ほぼ直角に冷却風を通風する強制風冷形マグネト
ロンにおいて、冷却フイン端部がその幅をほぼ等
分したものに相当する幅の舌片状部分に分かれ、
該舌片状部分の隣接するもの同志は冷却フインの
取付部近傍のフイン本来の平面に対し反対方向に
傾斜していることを特徴とするマグネトロン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978081879U JPS6247166Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | |
US06/048,063 US4298825A (en) | 1978-06-16 | 1979-06-13 | Magnetron device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978081879U JPS6247166Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54184059U JPS54184059U (ja) | 1979-12-27 |
JPS6247166Y2 true JPS6247166Y2 (ja) | 1987-12-25 |
Family
ID=13758727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978081879U Expired JPS6247166Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4298825A (ja) |
JP (1) | JPS6247166Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59165335A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Matsushita Electronics Corp | マグネトロン装置 |
US4794304A (en) * | 1985-12-27 | 1988-12-27 | Matsushita Electronics Corporation | Magnetron with cooling fin structure |
GB2225155B (en) * | 1988-10-26 | 1993-02-10 | Hitachi Ltd | Magnetron and dielectric heater using magnetron |
KR930009236B1 (ko) * | 1991-05-03 | 1993-09-24 | 주식회사 금성사 | 마그네트론의 냉각장치 |
KR100611493B1 (ko) * | 2004-09-03 | 2006-08-10 | 엘지전자 주식회사 | 마그네트론의 냉각핀 |
US20080308152A1 (en) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | The Boeing Company | Solar collector with angled cooling fins |
JP5424478B2 (ja) | 2009-11-30 | 2014-02-26 | パナソニック株式会社 | マグネトロン及びマイクロ波利用機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444676B2 (ja) * | 1978-05-11 | 1979-12-27 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2431157A (en) * | 1944-01-11 | 1947-11-18 | Westinghouse Electric Corp | Electron device and radiator |
US2464735A (en) * | 1944-07-07 | 1949-03-15 | Chase Brass & Copper Co | Composite heat-exchange fin |
BE562344A (ja) * | 1956-11-13 | |||
US3095037A (en) * | 1958-06-14 | 1963-06-25 | Miwag Mikrowellen A G | Air cooler for power tubes |
GB964265A (en) * | 1960-11-28 | 1964-07-22 | Standard Telephones Cables Ltd | Improvements in or relating to electron beam tubes |
US3377562A (en) * | 1961-04-27 | 1968-04-09 | Gen Electric | Magnetron device having a cooling arrangement and capacitively coupled output circuit |
JPS5423259Y2 (ja) * | 1974-01-11 | 1979-08-10 | ||
NL7502972A (nl) * | 1975-03-13 | 1976-09-15 | Philips Nv | Trilholtemagnetron voorzien van een magneet- systeem en magnetron bestemd voor een derge- lijke kombinatie. |
US4163175A (en) * | 1977-01-21 | 1979-07-31 | Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. | Magnetron for which leakage of H.F. noise is minimized |
JPS5444676U (ja) * | 1977-09-02 | 1979-03-27 |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP1978081879U patent/JPS6247166Y2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-06-13 US US06/048,063 patent/US4298825A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444676B2 (ja) * | 1978-05-11 | 1979-12-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4298825A (en) | 1981-11-03 |
JPS54184059U (ja) | 1979-12-27 |
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