JPS5818732B2 - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPS5818732B2 JPS5818732B2 JP49017627A JP1762774A JPS5818732B2 JP S5818732 B2 JPS5818732 B2 JP S5818732B2 JP 49017627 A JP49017627 A JP 49017627A JP 1762774 A JP1762774 A JP 1762774A JP S5818732 B2 JPS5818732 B2 JP S5818732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnet
- magnetron
- anode
- magnetic pole
- pole plate
- Prior art date
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- Expired
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマグネトロンに関し、特にマグネトロンの永久
磁石組立体に関するものである。
磁石組立体に関するものである。
一般に、マグネトロンにおいては電子制御用永久磁石が
真空容器外に配置されている。
真空容器外に配置されている。
しかし、磁気の利用効率を高め、永久磁石を小型化しひ
いてはマグネトロン自体を小型化するために永久磁石を
真空容器内に封入して作用空間に近ずけるようにしたマ
グネトロンが提案されている。
いてはマグネトロン自体を小型化するために永久磁石を
真空容器内に封入して作用空間に近ずけるようにしたマ
グネトロンが提案されている。
ここで、この種のマグネトロンを第1図にて説明する。
同図において、空胴を形成する複数枚のベイン1と陽極
円筒2とは陽極3を構成しており、この陽極3の軸中心
に会心されて陰極4が配置されている。
円筒2とは陽極3を構成しており、この陽極3の軸中心
に会心されて陰極4が配置されている。
そして、この陰極4は陰極支持体5に固定されている。
また、第1図において、6はステム、Iは電波漏洩防止
用フィルタ、8はフイノのケース、9はラジェータであ
る。
用フィルタ、8はフイノのケース、9はラジェータであ
る。
さらに、陽極3のベイン1の両側には永久磁石10が配
置されており、この永久磁石10の軸中心は陽極3の軸
中心に会心している。
置されており、この永久磁石10の軸中心は陽極3の軸
中心に会心している。
そして、この永久磁石10は上記ベイン1、陰極4など
を収納する真空容器内に配置されている。
を収納する真空容器内に配置されている。
また、永久磁石10のベイン側には磁極板11が配置さ
れており、この磁極板11の片側は永久磁石10に密着
しているとともに他側は一端が陽極円筒2に固定された
支持体12の他端で圧接されている。
れており、この磁極板11の片側は永久磁石10に密着
しているとともに他側は一端が陽極円筒2に固定された
支持体12の他端で圧接されている。
なお、13,14は真空封止壁、15は導磁体、16,
17は磁路形成用ヨークである。
17は磁路形成用ヨークである。
また高周波出力部(図示しない)は陽極円筒2の側面に
取付けられている。
取付けられている。
しかしながら、このような構成を有するマグネトロンは
冒頭に述べた長所を有する反面、永久磁石10が高温部
である陰極4に接近するため陰極4力〒らの熱をかなり
吸収することになる。
冒頭に述べた長所を有する反面、永久磁石10が高温部
である陰極4に接近するため陰極4力〒らの熱をかなり
吸収することになる。
すなわち、永久磁石10の温度は電源電圧印加後次第に
上昇し、これにともない永久磁石10は減磁されそしま
う。
上昇し、これにともない永久磁石10は減磁されそしま
う。
この結果、磁界の強さの減少により高周波出力が大幅に
低下する。
低下する。
したがって本発明の目的は永久磁石の温度上昇を軽減す
るようにしたマグネトロンを提供するものである。
るようにしたマグネトロンを提供するものである。
このような目的を達成するために、同一発明者による第
2図に示すような、磁極に突起18を設けて永久磁石と
の間に隙間を設けて磁石への熱伝導を抑える方法がある
。
2図に示すような、磁極に突起18を設けて永久磁石と
の間に隙間を設けて磁石への熱伝導を抑える方法がある
。
本発明は永久磁石を陰極の高温部からしやへいする熱し
ゃへい体を設けたもので、以下実施例を用いて説明する
。
ゃへい体を設けたもので、以下実施例を用いて説明する
。
第3図は本発明によるマグネトロンの実施例を示すもの
で、同図において、陰極支持体5とこの周囲に配置され
た永久磁石10との間に筒状の熱しゃへい体19が配置
されている。
で、同図において、陰極支持体5とこの周囲に配置され
た永久磁石10との間に筒状の熱しゃへい体19が配置
されている。
そして、この熱しゃへい体19は磁極板11に取付けら
れており、陰極支持体5と永久磁石10とを隙間を設け
て仕切うている。
れており、陰極支持体5と永久磁石10とを隙間を設け
て仕切うている。
このように本発明においては磁極板11に突部18を設
けるのみならず、陰極近傍の陰極支持体に対して永久磁
石10を熱しゃへいしているために、永久磁石10の加
熱は一層減少し、この結果永久磁石10の減磁、高周波
出力の低下は上記第2図に示す実施例を適用した以上に
軽減される。
けるのみならず、陰極近傍の陰極支持体に対して永久磁
石10を熱しゃへいしているために、永久磁石10の加
熱は一層減少し、この結果永久磁石10の減磁、高周波
出力の低下は上記第2図に示す実施例を適用した以上に
軽減される。
また、第4図は本発明のその他の実施例であり、同図に
おいて、陰極支持体5と永久磁石10との間に配置され
た筒状の熱しゃへい体19は磁極板11を圧接する支持
体12と一体形成されているにのために支持体12は磁
極板11をその頂部の内角部で固定するとともに熱放散
の役目を果し、しかも熱しゃへいも行なっている。
おいて、陰極支持体5と永久磁石10との間に配置され
た筒状の熱しゃへい体19は磁極板11を圧接する支持
体12と一体形成されているにのために支持体12は磁
極板11をその頂部の内角部で固定するとともに熱放散
の役目を果し、しかも熱しゃへいも行なっている。
このように本実施例においては、陰極近傍の陰極支持体
5に対し永久磁石10を熱しゃへいしており、永久磁石
10の加熱を減少させることができる。
5に対し永久磁石10を熱しゃへいしており、永久磁石
10の加熱を減少させることができる。
この結果、永久磁石10の減磁、高周波出力の低下を軽
減することができる。
減することができる。
また前記熱しゃへい体19はその内容、長さを適度に調
節することによりマイクロ波のフィルタ7への漏洩を防
止するチョークの作用をも併せて発揮させることもでき
る。
節することによりマイクロ波のフィルタ7への漏洩を防
止するチョークの作用をも併せて発揮させることもでき
る。
なお、上記実施例においては熱しゃへい体19を陰極支
持体5側の永久磁石10に対してのみ配置したが、本発
明はこれに限定されず、陰極支持体5が配置されない側
の永久磁石10に対して熱しゃへい体19を配置しても
よい。
持体5側の永久磁石10に対してのみ配置したが、本発
明はこれに限定されず、陰極支持体5が配置されない側
の永久磁石10に対して熱しゃへい体19を配置しても
よい。
以上説明したように本発明によるマグネトロンによれば
、永久磁石より一定距離離間して筒状の熱しゃへい体を
設けたために、陰極加熱による永久磁石の減磁ひいては
高周波出力の低下を防止することができるという多大な
効果を奏する。
、永久磁石より一定距離離間して筒状の熱しゃへい体を
設けたために、陰極加熱による永久磁石の減磁ひいては
高周波出力の低下を防止することができるという多大な
効果を奏する。
第1図は従来のマグネトロンの断面図、第2図は実施例
を示す断面図、第3図は本発明によるマグネトロンの実
施例を示す一部断面図、第4図は本発明によるマグネト
ロンのその他の実施例を示す一部断面図である。 1・・・・・・ベイン、3・・・・・・陽極、10・・
・・・・永久磁石、11・・・・・・磁極板、12・・
・・・・支持体、18・・・・・・突起、19・・・・
・・熱しゃへい体。
を示す断面図、第3図は本発明によるマグネトロンの実
施例を示す一部断面図、第4図は本発明によるマグネト
ロンのその他の実施例を示す一部断面図である。 1・・・・・・ベイン、3・・・・・・陽極、10・・
・・・・永久磁石、11・・・・・・磁極板、12・・
・・・・支持体、18・・・・・・突起、19・・・・
・・熱しゃへい体。
Claims (1)
- 1 陽極の一部を構成する複数枚のベインと、上記陽極
の中心に同軸的に配設された陰極と、このベインの少な
くとも片側に配置された永久磁石とこの永久磁石の上記
ベイン側に配置された磁極板と、この磁極板を固定する
ように一端が陽極円筒に固定されて配置された支持体と
を真空容器内に有するマグネトロンにおいて、上記永久
磁石を上記陽極円筒の内部に配設するとともに上記磁極
板と上記永久磁石との間に空隙を形成し、かつ、上記永
久磁石より一定距離上記陽極の軸心側に離間した位置に
筒状の熱しゃへい体を取付けたことを特徴とするマグネ
トロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49017627A JPS5818732B2 (ja) | 1974-02-15 | 1974-02-15 | マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49017627A JPS5818732B2 (ja) | 1974-02-15 | 1974-02-15 | マグネトロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50114162A JPS50114162A (ja) | 1975-09-06 |
JPS5818732B2 true JPS5818732B2 (ja) | 1983-04-14 |
Family
ID=11949093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49017627A Expired JPS5818732B2 (ja) | 1974-02-15 | 1974-02-15 | マグネトロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818732B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527172Y2 (ja) * | 1974-11-15 | 1980-06-28 | ||
JPS58909Y2 (ja) * | 1975-12-17 | 1983-01-08 | 株式会社日立製作所 | マグネトロン |
JPS5397962U (ja) * | 1977-01-11 | 1978-08-09 | ||
JPS5411152U (ja) * | 1977-06-24 | 1979-01-24 | ||
JPS5411151U (ja) * | 1977-06-24 | 1979-01-24 | ||
JPS5426353U (ja) * | 1977-07-22 | 1979-02-21 | ||
JPS54101960U (ja) * | 1977-12-05 | 1979-07-18 | ||
JPS55144634A (en) * | 1979-04-28 | 1980-11-11 | Nec Home Electronics Ltd | Magnetron |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4895560U (ja) * | 1972-02-18 | 1973-11-14 |
-
1974
- 1974-02-15 JP JP49017627A patent/JPS5818732B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50114162A (ja) | 1975-09-06 |
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