JPS58912Y2 - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPS58912Y2 JPS58912Y2 JP12240574U JP12240574U JPS58912Y2 JP S58912 Y2 JPS58912 Y2 JP S58912Y2 JP 12240574 U JP12240574 U JP 12240574U JP 12240574 U JP12240574 U JP 12240574U JP S58912 Y2 JPS58912 Y2 JP S58912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield box
- exhaust pipe
- stem portion
- electrode
- cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカソードステム部に封切り排気管を突設して成
るマグネトロンの改良に係わり、特に排気管部分に生じ
易い放電を防止すると共に高温となるカソードステム部
の過熱を防止しようとするものである。
るマグネトロンの改良に係わり、特に排気管部分に生じ
易い放電を防止すると共に高温となるカソードステム部
の過熱を防止しようとするものである。
カソードステム部に封切り排気管を突設して成るマグネ
トロンには種々の構造のものがあるが、以下−例として
図示のような内磁形横吹式のものに本考案を適用した場
合について説明する。
トロンには種々の構造のものがあるが、以下−例として
図示のような内磁形横吹式のものに本考案を適用した場
合について説明する。
図中１はマグネトロン本体、２はそのカソードステム部
、３はフィラメント支持棒を結合した盤状電極、４はフ
ィラメント支持筒を結合した環状電極、５はこの盤状電
極部に突設された封切り排気管、６は出力部、７はアノ
ードシリンダ、８はポールピース、９および１０はフェ
ライトマグネット、１１はヨークで１２は水平ラジェー
タ翼である。
、３はフィラメント支持棒を結合した盤状電極、４はフ
ィラメント支持筒を結合した環状電極、５はこの盤状電
極部に突設された封切り排気管、６は出力部、７はアノ
ードシリンダ、８はポールピース、９および１０はフェ
ライトマグネット、１１はヨークで１２は水平ラジェー
タ翼である。
１３はシールドボックス、１４はその天井板、１５は貫
通コンテ゛ンサーで、これに接続されるチョークコイル
は図示を省略しである。
通コンテ゛ンサーで、これに接続されるチョークコイル
は図示を省略しである。
このように構成されたマグネトロンにおいては、カソー
ドステム部に突設された封切り排気管５は、その封切り
工程にて尖鋭部の生じる形状となり、しかもこれに高電
圧がかかるため、排気管とシールドボックス天井板との
間に放電を起し易くなるので、シールドボックスに大形
なものを用いる必要がある。
ドステム部に突設された封切り排気管５は、その封切り
工程にて尖鋭部の生じる形状となり、しかもこれに高電
圧がかかるため、排気管とシールドボックス天井板との
間に放電を起し易くなるので、シールドボックスに大形
なものを用いる必要がある。
また、カソードステム部の盤状電極３および環状電極４
は共にフィラメントに結合している関係上例えば２００
〜３００℃にも昇温して過熱されるので、シールドボッ
クスを大形にし、これに冷却風を導入しで熱放散を行な
っているが、冷却は必ずしも充分とはいえない。
は共にフィラメントに結合している関係上例えば２００
〜３００℃にも昇温して過熱されるので、シールドボッ
クスを大形にし、これに冷却風を導入しで熱放散を行な
っているが、冷却は必ずしも充分とはいえない。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので゛あって、
カソードステム部の先端部とシールドボックスの天井板
との間に比較的熱伝導のよい電気絶縁体を介装すること
により、カソードステム部の過熱の防止およびそれに突
設された封切り排気管による放電の防止を可能にしよう
とするものである。
カソードステム部の先端部とシールドボックスの天井板
との間に比較的熱伝導のよい電気絶縁体を介装すること
により、カソードステム部の過熱の防止およびそれに突
設された封切り排気管による放電の防止を可能にしよう
とするものである。
以下本考案の詳細について説明すると、カソードステム
部の盤状電極３とシールドボックス１３の天井板１４と
の間に介装する部材としては、比較的熱伝導のよい電気
絶縁体、例えばアルミナ系セラミックその化ステアタイ
ト系、ジルコニア系セラミックより戒るものを用いる。
部の盤状電極３とシールドボックス１３の天井板１４と
の間に介装する部材としては、比較的熱伝導のよい電気
絶縁体、例えばアルミナ系セラミックその化ステアタイ
ト系、ジルコニア系セラミックより戒るものを用いる。
この電気絶縁体１６は盤状電極３とほぼ等径の有底筒状
体をなし７てその空洞部１７内に封切り排気管５をおお
い、かつその開口端縁がカソードステム部の盤状電極３
に、底部端面がシールドボックスの天井板１４に良熱的
に接触するように、配置されるものである。
体をなし７てその空洞部１７内に封切り排気管５をおお
い、かつその開口端縁がカソードステム部の盤状電極３
に、底部端面がシールドボックスの天井板１４に良熱的
に接触するように、配置されるものである。
上記のように構成した本考案のマグネトロンにおいては
、とくにカソードステム部とこのステム部の排気管先端
に対向するシールドボックス天井板部内面との間にセラ
ミック製有底筒状絶縁体がその内側空洞部内に排気管を
収容し、開口端縁を盤状電極に密着し且つ底部背面をシ
ールドボックス天井板部内面に密着して介在させられて
おり、放電を起し易い形状の封切り排気管は絶縁体によ
っておおわれているので、その放電は確実に防止される
ことになる。
、とくにカソードステム部とこのステム部の排気管先端
に対向するシールドボックス天井板部内面との間にセラ
ミック製有底筒状絶縁体がその内側空洞部内に排気管を
収容し、開口端縁を盤状電極に密着し且つ底部背面をシ
ールドボックス天井板部内面に密着して介在させられて
おり、放電を起し易い形状の封切り排気管は絶縁体によ
っておおわれているので、その放電は確実に防止される
ことになる。
また高温となるカソードステム部の先端部も絶縁体を通
してシールドボックスへ放熱されるので、その過熱を防
止するための冷却風は強いてシールドボックス内に導入
する必１がなくなる。
してシールドボックスへ放熱されるので、その過熱を防
止するための冷却風は強いてシールドボックス内に導入
する必１がなくなる。
このように本考案におけるセラミック製有底筒状絶縁体
は、ステム部の排気管先端部とシールドボックス天井板
との間の放電防止の作用と、ステム部先端部すなわちフ
ィラメント支持棒に接続された盤状電極からシールドボ
ックス−＼熱を放散させる作用とをあわせてもっている
。
は、ステム部の排気管先端部とシールドボックス天井板
との間の放電防止の作用と、ステム部先端部すなわちフ
ィラメント支持棒に接続された盤状電極からシールドボ
ックス−＼熱を放散させる作用とをあわせてもっている
。
しかも絶縁体の比較的大きい比誘電率のためにステム部
の電極とシールドボックスとの間にわずかな値ではある
が静電容量が形成され、これによってステム部の電極に
あられれる高周波雑音のうち高次の高周波などの雑音成
分のフィラメント電源への漏洩を抑制するはたらきも有
する。
の電極とシールドボックスとの間にわずかな値ではある
が静電容量が形成され、これによってステム部の電極に
あられれる高周波雑音のうち高次の高周波などの雑音成
分のフィラメント電源への漏洩を抑制するはたらきも有
する。
これらによりシールドボックスの深さを縮小できるので
、マグネトロンの小形化が可能となる利点がある。
、マグネトロンの小形化が可能となる利点がある。
図面は本考案を適用したマグネトロンの縦断面図である
。 ３．４・・・・・・カソードステム部の盤状電極、環状
電極、５・・・・・・封切り排気管、１４・・・・・・
シールドボックスの天井板、１６・・・・・・熱伝導性
電気絶縁体。
。 ３．４・・・・・・カソードステム部の盤状電極、環状
電極、５・・・・・・封切り排気管、１４・・・・・・
シールドボックスの天井板、１６・・・・・・熱伝導性
電気絶縁体。
Claims (1)
- フィラメント支持棒に接続された電極およびこの電極か
ら突出して設けられた封切り排気管を有するカソードス
テム部と、このカソードステム部を包囲して設けられた
シールドボックスと、上記カソードステム部とこのステ
ム部の上記排気管に対向するシールドボックス天井板部
との間に介在させられたセラミック製有底筒状絶縁体と
を具備し、上記有底筒状絶縁体はその内側空洞部内に上
記ステム部の排気管を収容し、且つ開口端縁が上記電極
に密着させられるとともに、底部背面が上記シールドボ
ックス天井板部に密着させられてなることを特徴とする
マグネトロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240574U JPS58912Y2 (ja) | 1974-10-09 | 1974-10-09 | マグネトロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240574U JPS58912Y2 (ja) | 1974-10-09 | 1974-10-09 | マグネトロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5148960U JPS5148960U (ja) | 1976-04-13 |
| JPS58912Y2 true JPS58912Y2 (ja) | 1983-01-08 |
Family
ID=28367309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12240574U Expired JPS58912Y2 (ja) | 1974-10-09 | 1974-10-09 | マグネトロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58912Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58155261U (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-17 | 竹代工業株式会社 | 生産管理表 |
-
1974
- 1974-10-09 JP JP12240574U patent/JPS58912Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5148960U (ja) | 1976-04-13 |
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