JPS6246864B2 - - Google Patents

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JPS6246864B2
JPS6246864B2 JP53162675A JP16267578A JPS6246864B2 JP S6246864 B2 JPS6246864 B2 JP S6246864B2 JP 53162675 A JP53162675 A JP 53162675A JP 16267578 A JP16267578 A JP 16267578A JP S6246864 B2 JPS6246864 B2 JP S6246864B2
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JP
Japan
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toner
photoreceptor
red
toners
image
Prior art date
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Application number
JP53162675A
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English (en)
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JPS5588075A (en
Inventor
Fuyuhiko Matsumoto
Seiichi Sakuma
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、同一感光体上に極性を異にして形
成された二つの潜像を、互に逆極性に帯電させた
二色のトナーによつて現像する二色電子写真法に
関する。
このような電子写真法において、二色のトナー
によつて現像された画像を転写紙に同時に転写す
るには、両トナーの帯電極性を一方の極性にそろ
えるための前帯電が必要となる。この前帯電によ
つて、確かに両トナーの極性はそろえられるが、
極性を反転された側のトナーの帯電量が不十分と
なり、このトナーの転写効率が悪くなる欠点があ
る。この結果、感光体上に残留するトナーが多く
なり、クリーニング効率も低下するばかりでな
く、いわゆるトナーフイルミング効果により、良
好な二色分離電位が取れなくなる。これを防ぐた
めにクリーニング部材としてブレードを使用する
と、感光体表面がこのブレードにより傷つけられ
る等の問題が新たに発生する。
この発明は、両トナーのうちの一方を通常の絶
縁性材料で構成し、他方を光導電層材料で構成
し、両トナーによる現像後、感光体表面を光照射
して両トナーのうちの光導電性トナーの帯電電荷
を消去させ、その後に電界をかけて両トナーの極
性を一方の側にそろえることを特徴とする。
この発明によれば、前帯電する段階では、すで
に一方の光導電性トナーの電荷が消失しているの
で、その極性を反転させる必要がなく、これに費
やされる電気エネルギーをすべて帯電電位の上昇
に向けられるので、帯電量も増加し、十分な転写
効率を得ることができる。これに付随して、軟い
フアーブラシによるクリーニングでも十分なクリ
ーニングを行なうことができ、またトナーフイル
ミング効果がなくなるので、初期状態と同様な良
好な二色画像を得ることができる。
したがつて、この発明の目的は、二色トナーの
いずれをも良好に転写することのできる二色電子
写真法を提供することにある。
以下、添付した図面を参照して、この発明を説
明する。第1図は、この発明の一実施例を工程別
に図示した説明図、第2図は、各工程における感
光体表面電位の推移を示す図である。各工程には
番号が付してあるので、この番号順に説明する。
まず、この実施例に使用された感光体Pは、アル
ミニウム基板1の上に、テルルを10wt%含有さ
せたセレン層からなる第1感光層2、およびジ・
ニトロ・フルオレノンで増感したブロム・パレイ
ン層からなる第2感光層3を積層したものであ
る。第1感光層2は、パンクロマテイツクな分光
感度を有し、第2感光層3は、赤色光に感度がな
く青色光に感度を有する。この感光体Pの表面
を、工程(1)において、まず赤色光を露光しながら
負に一次帯電して、感光体表面電位を負にする。
これは、負電圧を印加されたコロナ放電器4を、
感光体表面に対し相対的に移動させることにより
行なわれる。この一次帯電により、感光体表面に
は負の電荷が分布し、第1感光層2は赤色光によ
り導体化されるため、表面の負電荷と等量の正電
荷が、第1感光層2と第2感光層3との界面近傍
に捕獲される。次に、工程(2)において、一次帯電
とは逆極性であつて、これよりも少し低目の正の
電圧を印加されたコロナ放電器5によつて、感光
体表面を正に二次帯電する。この結果、感光体表
面の負の電荷は、与えられた正の電荷によつて中
和され、その一部が表面に残留し、感光体表面電
位は、第2層2に捕獲された正の電荷の影響が優
勢になつて、正に転じる。次に、工程(3)におい
て、この感光体表面に、白色部6a、赤色部6
b、黒色部6cを有する原稿6の光像を照射す
る。白色部6aに対応する感光体領域において
は、白色部6aからの反射光によつて、第1感光
層2および第2感光層3に保持された電荷がとも
に消去され、感光体表面電位はゼロ近傍にまで下
がる。赤色部6bに対応する感光体領域において
は、第1感光層2がパンクロマテイツクな分光感
度を有し、第2感光層3が、赤色光に感度を有さ
ないので、赤色部6bからの反射光によつて、第
1感光層2に保持された正電荷のみが、感光体表
面の負電荷に拘束されているものを除き、消去さ
れ、感光体表面電位は、表面の負電荷の影響が優
勢になつて負に転じる。原稿の黒色部6cに対応
する感光体領域においては、黒色部6cからの反
射光がほとんどないので、感光体表面電位は、二
次帯電終了時から僅かに下がつた正の電位が維持
される。
次に、工程(4)において、現像を行なう。赤色ト
ナー7は、光導電性材料を主体に赤色顔料が添加
されたもので、正に予め帯電されている。黒色ト
ナー8は、樹脂等の通常の絶縁性材料を主体に黒
色顔料が添加されたもので、負に予め帯電されて
いる。これら両トナーを感光体表面に供給する
と、正に帯電された赤色トナー7は、負の表面電
位を有する赤色部対応領域に吸着され、負に帯電
された黒色トナー8は、正の表面電位を有する黒
色部対応領域に吸着される。
次に、工程(5)において、現像画像の上から、ブ
ルーフイルター9を介して青色光を均一に照射す
る。これにより、赤色の光導電性トナー7に保持
されていた電荷が消失するとともに、その下方の
第2感光層3および第1感光層2の電荷も消失す
る。この結果、赤色部対応領域における表面電位
は、ほぼゼロ近傍にまで下がり、黒色部対応領域
における表面電位は、僅かに下がるだけで正に維
持される。
次に、工程(6)において、負の電圧を印加された
コロナ放電器10によつて、現像画像の上から感
光体表面を負に帯電させる。これにより、ゼロ電
位であつた赤色トナー7が、黒色トナー8と同程
度にまで負帯電される。そして、工程(7)におい
て、現像画像の上に転写紙11を重ね、その上か
ら正の電圧を印加されたコロナ放電器12によつ
て正の電荷を付与する。これにより、負に同程度
に帯電された赤色およ黒色の両トナーが、同程度
の転写効率をもつて転写紙11に転写される。次
に、図示されていないが、転写後の感光体表面
を、全面露光および交流除電を行なうことによつ
て、感光体表面および内部電位をほぼゼロ近傍に
下げる。このとき、感光体表面に残留した光導電
性赤色トナーは、完全に除電されるので、その後
のクリーニング工程におけるクリーニング効果が
著しく改良され、同時に赤色トナーによるフイル
ミング現像も改善され、感光体の耐久性を飛躍的
に向上させることができる。
第3図には、上記各工程を行なうための電子写
真装置の一例が示されている。反時計回り方向に
定速回転する感光体ドラム21は、前記したよう
に、アルミニウム基板21aの上にテルルを含有
したセレン層21b、ジ・ニトロ・フルオレノン
で増感したブロム・パイレン層21cを積層した
ものである。この感光体ドラム21の周囲には、
上部からその回転方向に沿つて、上部に赤色露光
ランプを備えた一次帯電用コロナ放電器22、二
次帯電用コロナ放電器23、赤色現像装置24、
黒色現像装置25、ブルーフイルターを備えた除
電用露光ランプ26、転写前帯電用コロナ放電器
27、転写用コロナ放電器28、除電用露光兼コ
ロナ放電器29、クリーニング装置30がそれぞ
れ配置されている。現像装置24,25は、とも
に磁気ブラシ型現像装置で、現像装置24には赤
色光導電性トナーと磁性キヤリアとからなる二成
分系現像剤31が、そして現像装置25には、黒
色絶縁性トナーと磁性キヤリアとからなる二成分
系現像剤32がそれぞれ収容されている。これら
の現像剤は、羽根車33,34によつて撹拌さ
れ、両トナーがそれぞれのキヤリアと互に摩擦帯
電された後、ともに磁石を内蔵した回転する現像
ローラー35,36によつて上方に搬送される。
このとき、赤色トナーは正に摩擦帯電されるよう
に、そして黒色トナーは負に摩擦帯電されるよう
に、それぞれの磁性キヤリアに対する両トナーの
摩擦帯電系列の順位が定められている。
感光体表面は、まず赤色の光照射を受けつつ一
次帯電器22によつて負に帯電され、続いて二次
帯電器23によつて正に帯電される。次に、図示
されない露光光学系から、白地に赤色画像および
黒色画像を有する二色原稿の光像37が照射され
る。これによつて、感光体表面には、赤色画像に
対応する負の潜像と黒色画像に対応する正の潜像
とが形成される。これらの潜像を、現像装置24
から正に帯電させた赤色光導電性トナーおよび現
像装置25から負に帯電させた黒色絶縁性トナー
を供給してそれぞれ現像する。続いて、感光体表
面を、現像画像の上からブルー光で照射し、赤色
トナー画像の電荷を除去した後、帯電器27によ
つて、赤色トナー画像を改めて負に帯電させる。
負の極性にそろえられた赤色トナー画像および黒
色トナー画像に一枚の転写紙38を重ねその上か
ら転写用帯電器28によつて正の帯電を行ない、
両画像を転写紙38に転写する。転写紙38は、
その後、感光体表面から分離され、定着装置39
を通つて所定の場所に排出される。転写後の感光
体表面は、露光兼除電器29によつて除電され、
残留トナーが、クリーニング装置30によつて除
去される。
この発明において、二色トナーのうちの一方を
光導電性トナーとすること、および現像後の感光
体表面を光照射して、光導電性トナーの電荷を除
去した後、両トナーの極性をそろえるための転写
前帯電を行なうことを条件に、その他の工程は、
従来知られている種々の技術を適用することがで
きる。例えば、同一感光体上に極性の異なる二つ
の潜像を形成する技術は、これまでに本顔出顔人
も多数出顔しており、これらを本発明に適用でき
ることは勿論である。また、各二色の組み合わせ
のうち、いずれを光導電性トナーにするかは自由
である。また、光導電性トナーの分光特性につい
ては、それがパンクロマテイツクであれば汎用性
が高いが、ある波長域の分光特性をもつていて
も、それに応じた色の照射光を用意すれば、本発
明を実施することができる。その他、上記した本
発明の条件を満たす範囲内で、種々の変更を本発
明に加えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例における各工程
を示す説明図、第2図は、この実施例の主要工程
における感光体表面電位の推移を示す図、第3図
は、この実施例を適用した電子写真装置の一例を
示す概略構成図である。 P……感光体、6……二色原稿、7……赤色光
導電性トナー、8……黒色絶縁性トナー、9……
ブルーフイルター、11……転写紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 同一感光体上に極性を異にして二つの潜像を
    形成する工程と、上記二つの潜像を二色の互に逆
    極性に帯電された絶縁性トナーと光導電性トナー
    とによつて現像する工程と、上記両トナーによつ
    て現像された画像の上から光照射して上記光導電
    性トナーの電荷を消失させる工程と、上記現像画
    像の上から上記絶縁性トナーの帯電極性と同極性
    の電界をかけて両トナーの極性をそろえる工程
    と、上記現像画像に転写紙を重ね、その上から上
    記絶縁性トナーの帯電極性とは逆極性の電界をか
    けて現像画像を転写紙に転写する工程とを含む二
    色電子写真法。
JP16267578A 1978-12-26 1978-12-26 Two-color electrophotographic method Granted JPS5588075A (en)

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