JPS6246722Y2 - - Google Patents

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JPS6246722Y2
JPS6246722Y2 JP20508583U JP20508583U JPS6246722Y2 JP S6246722 Y2 JPS6246722 Y2 JP S6246722Y2 JP 20508583 U JP20508583 U JP 20508583U JP 20508583 U JP20508583 U JP 20508583U JP S6246722 Y2 JPS6246722 Y2 JP S6246722Y2
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JP
Japan
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slab
leg
floor slab
leg portions
floor
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JP20508583U
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JPS60107215U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、梁等の構造体間に亘つて架設される
プレキヤストコンクリート製床スラブに関する。
この種のプレキヤストコンクリート製床スラブ
としては、従来から次の〔〕又は〔〕で記載
の構成を要旨とするものが存在する。
〔〕 第8図で示すように、水平又はほぼ水平
の床面形成部50とこれの横巾両側辺から下方
にほぼ鉛直姿勢で延出される脚部51,51と
をもつて、スラブ架設方向視においてコの字状
のスラブ本体を構成するとともに、前記脚部5
1,51のスラブ架設方向両端部に夫々、前記
構造体に対する載置面を切欠形成したもの。
〔〕 第9図で示すように、水平又はほぼ水平
の床面形成部52とこれの下面で、その横巾よ
りも小なる間隔を隔てた2箇所から下方にほぼ
鉛直姿勢で延出される脚部53,53とをもつ
て、スラブ架設方向視においてほぼ下駄状のス
ラブ本体を構成するとともに、前記脚部53,
53のスラブ架設方向両端部に夫々、前記構造
体に対する載置面を切欠形成したもの。
これらの何れの床スラブも、スラブ架設方向で
の形状及び肉厚が一様に構成されているため、構
造体に対する載置部分での必要剪断力を確保する
に当つては、このスラブ本体の肉厚を内外方向で
均等にかつスラブ架設方向の全長に亘つて増加す
る手段が採られている。そのため、要求剪断力の
変更に伴つて床スラブ成形用型枠全体を新たに製
作する必要があり、かつ、床スラブ作製に要する
材料使用量も多くなることも相俟つて、全体とし
て製造コストが高謄し易い。しかも、床スラブが
重量化するため、生産、保管から運搬、施工に至
る各面での取扱いが不便になり、能率低下を招く
欠点があつた。
本考案は、上述の従来欠点を改善する点に目的
を有する。
かかる目的を達成するために講じられた本考案
によるプレキヤストコンクリート製床スラブの特
徴構成は、水平又はほぼ水平の床面形成部とこれ
の横巾両側辺から下方に向かつて互いに離間する
傾斜姿勢で延出される脚部とをもつて、スラブ架
設方向視ほぼ台形状のスラブ本体を構成するとと
もに、前記脚部のスラブ架設方向両端部に夫々、
前記構造体に対する載置面を切欠形成し、かつ、
前記脚部の、前記載置面形成箇所を含む適宜長さ
の脚部分と、その脚部分の上方相当位置の床面形
成部とを、前記脚部分に連なる中間脚部分よりも
スラブ本体横巾方向外方に膨出形成した点にあ
る。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
(イ) 床面形成部と一対の脚部とをもつて、断面二
次モーメントの大きな台形状のスラブ本体に構
成したことにより、従来のコの字形又は下駄形
の床スラブと同じ強度をもたせ乍ら薄肉化を図
ることができる。
(ロ) 施工条件によつて変動するスラブ本体の必要
剪断力を確保するに当つて、その強度を必要と
する載置面形成箇所を含む適宜長さの脚部分と
その上方相当位置の床面形成部のみを外方に膨
出形成するから、床スラブの製作に要する材料
使用量を軽減することができるばかりでなく、
スラブ本体の膨出形成箇所に相当する型枠構成
部材のみを他種のものと取替えるだけで、複数
種類のスラブ本体を製作することができるか
ら、型枠の転用効率を可及的に高めることがで
きる。
従つて、床スラブの製造コストの低廉化と軽量
化を達成し得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第4図で示すように、梁等の構造体
1,1間に亘つて架設されるプレキヤストコンク
リート製床スラブを構成するに、水平又はほぼ水
平の床面形成部2とこれの横巾両側辺から下方に
向かつて互いに離間する傾斜姿勢で延出される脚
部3,3とをもつて、スラブ架設方向視ほぼ台形
状のスラブ本体を構成している。
前記脚部3,3のスラブ架設方向両端部に
夫々、前記構造体1,1に対する載置面3a及
び、前記構造体1,1との接当によりスラブ本体
の架設方向での移動範囲を規制する面3bを切欠
形成するとともに、前記脚部3,3の、前記載置
面3a…形成箇所を含む適宜長さの脚部分3A…
を、それの外側面が鉛直又はほぼ鉛直姿勢となる
ように該脚部分3A…に連なる中間脚部分3B,
3Bよりもスラブ本体横巾方向外方に膨出形成し
てあり、かつ、その膨出形成された脚部分3A…
の上方相当位置の床面形成部2も、同様に中間脚
部分3B,3Bよりもスラブ横巾方向外方に膨出
形成されている。
また、前記脚部3の外側面に、隣接床スラブと
の間でコンクリート打設用捨型枠4を架設支持す
るための段部5を形成し、この段部5よりも少し
上方位置で、かつ、スラブ架設方向に適宜間隔を
隔てた箇所には夫々、隣接床スラブ又は構造体に
対する連結用鉄筋6…を突設している。
そして、第4図、第5図で示す如く、構造体
1,1間に亘つて床スラブを架設し、これら隣接
床スラブの段部5,5に亘つて捨型枠4を載置し
たのち、前記鉄筋6,6…を繁ぎ、コンクリート
Cを打設して床を構築する。
また、床スラブの横巾及び高さなどを各種の構
築条件に応じて変更する場合には、第6図の仮想
線で示すように、脚部3の接地部分3Cの高さ位
置h及び外方への突出量lを変更することによ
り、床スラブ内側面の型枠を転用することができ
る。
第7図は別の実施例を示し、これは、前記脚部
3の下端縁に、隣接床スラブの脚部2に横巾方向
から互いに嵌合する連続状の凹凸部7a,7b…
を形成したものである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係るプレキヤスト
コンクリート製床スラブの実施例を示し、第1図
は平面図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は第1図の−線断面図、第4図は要部の
斜視図、第5図は施工状態を示す要部の拡大断面
図である。第6図、第7図は夫々別の実施例を示
す断面図と平面図であり、第8図、第9図は夫々
従来の床スラブを示す断面図である。 1……構造体、2……床面形成部、3……脚
部、3A,3B……脚部分、3a……載置面、4
……コンクリート打設用捨型枠、5……段部、6
……連結用鉄筋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 梁等の構造体1,1間に亘つて架設されるプ
    レキヤストコンクリート製床スラブであつて、
    水平又はほぼ水平の床面形成部2とこれの横巾
    両側辺から下方に向かつて互いに離間する傾斜
    姿勢で延出される脚部3,3とをもつて、スラ
    ブ架設方向視ほぼ台形状のスラブ本体を構成す
    るとともに、前記脚部3,3のスラブ架設方向
    両端部に夫々、前記構造体1,1に対する載置
    面3aを切欠形成し、かつ、前記脚部3,3
    の、前記載置面3a…形成箇所を含む適宜長さ
    の脚部分3A…と、その脚部分3A…の上方相
    当位置の床面形成部2とを、前記脚部分3A…
    に連なる中間脚部分3B,3Bよりもスラブ本
    体横巾方向外方に膨出形成してあるプレキヤス
    トコンクリート製床スラブ。 2 前記脚部3が隣接床スラブとの間でコンクリ
    ート打設用捨型枠4を架設支持するための段部
    5を備えたものである実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のプレキヤストコンクリート製床
    スラブ。 3 前記脚部3が隣接床スラブ又は構造体に対す
    る連結用鉄筋6を備えたものである実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項に記載のプレキ
    ヤストコンクリート製床スラブ。
JP20508583U 1983-12-26 1983-12-26 プレキヤストコンクリ−ト製床スラブ Granted JPS60107215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20508583U JPS60107215U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 プレキヤストコンクリ−ト製床スラブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20508583U JPS60107215U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 プレキヤストコンクリ−ト製床スラブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107215U JPS60107215U (ja) 1985-07-22
JPS6246722Y2 true JPS6246722Y2 (ja) 1987-12-19

Family

ID=30767462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20508583U Granted JPS60107215U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 プレキヤストコンクリ−ト製床スラブ

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JP (1) JPS60107215U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60107215U (ja) 1985-07-22

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