JPS6246246Y2 - - Google Patents

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JPS6246246Y2
JPS6246246Y2 JP19552782U JP19552782U JPS6246246Y2 JP S6246246 Y2 JPS6246246 Y2 JP S6246246Y2 JP 19552782 U JP19552782 U JP 19552782U JP 19552782 U JP19552782 U JP 19552782U JP S6246246 Y2 JPS6246246 Y2 JP S6246246Y2
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JP
Japan
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resistor
substrate
adjustment
fixing
case
Prior art date
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JP19552782U
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JPS59101404U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気・電子機器、特にオーデイオ用
調整卓に用いられるスライド型可変抵抗器に関す
るものである。
(従来例の構成とその問題点) 従来、スライド型可変抵抗器の抵抗体基板の固
定方法は第1図〜第3図に示すように構成されて
いた。
第1図は従来のスライド型可変抵抗器を上面よ
り見た説明図、第2図は第1図を矢印A方向から
見た側面図で、1は細長い板状の抵抗体基板であ
り、その表面には抵抗体皮膜2が形成され、その
抵抗体基板1は固定ねじ3によりケース10に固
定されている。なお、抵抗体基板1のケース10
への固定は固定ねじ3に限らず接着剤等によつて
行われることもある。4はレール、5は取付板で
あり、摺動レバー6が止鋲7により、また第2図
に示した摺動子11が止鋲12によりそれぞれそ
の取付板5に固定されている。その取付板5はレ
ール4により保持されていて、摺動レバー6に力
を加えることにより摺動子11が抵抗体皮膜2上
を接触摺動する構成にしてある。レール4はクツ
シヨン材8と共に保持板9に固定され、保持板9
はケース10と止ねじ等の手段により連結固定さ
れている。
第3図は第1図における抵抗体基板1の支持部
の部分拡大説明図である。
なお、第1図、第2図及び第3図はいずれも抵
抗体基板1と外部とを電気的に接続する手段の図
示は省略している。
ところで、スライド型可変抵抗器においては、
摺動レバー6の摺動距離、即ち摺動接点の位置と
電気的出力値との関係を或る定められた基準許容
値に合致させることが要求される。ところが実際
の製造に当つては、抵抗体皮膜2の位置ずれ、摺
動接点取付時の位置ずれ、抵抗体基板1の取付時
の位置ずれ等の原因により上記要求を満足するこ
とができず、抵抗体基板固定の前にその位置を動
かすことにより上記要求を満足する必要が生ず
る。
従来、抵抗体基板の取付位置を動かすには、第
3図に示すように、抵抗体基板1の固定ねじ3の
装着部Cにスリツト状隙間を設け、外部から力を
加えることにより矢印B方向に可動にする構成と
していた。ところが、この構成において位置調整
を行う場合、第1図に示す上面からの操作とな
り、作業スペースが狭いための作業性の低下によ
るコストへの影響、さらに調整後固定するまでに
再び位置ずれを発生することもあり、出力特性の
ばらつき並びに品質の安定性の点で問題があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記のような問題点を解決し、調整時
の作業性を向上させ、かつ、調整後の位置ずれ発
生を無くするこを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案は、表面に抵抗体皮膜2を形成した抵抗
体基板1をケースに固定する際に、保持板9に抵
抗体基板1を圧着挾持する爪状突起物を設けると
共に、その固定位置を外側から加圧調整するため
の調整用貫通孔を設けたものである。
(実施例の説明) 第4図は本考案のスライド型可変抵抗器の要部
のみを表示した一実施例の構造を示す上面図であ
り、第5図は第4図の保持板9の部分の拡大斜視
図である。
第4図及び第5図において、13は保持板9に
設けた調整用貫通孔、14は爪状突起物を示し、
その他の符号は第1図乃至第3図に示したものと
同じである。
この例では、抵抗体基板1を2個取付けた複動
タイプの場合を示している。
図示の如く、抵抗体基板1の片側端部Dを爪状
突起物14−c,14−d,14−eによつて支
持されるように装着する。爪状突起物14−c及
び14−eは抵抗体基板1がB方向と直角の水平
方向に動かぬように、爪状突起物14−dは抵抗
体基板1が垂直方向に動かぬようにケース10と
共に抵抗体基板1を挾み込む位置に配置されてい
る。ここで装着部はいずれも抵抗体皮膜2に影響
を与えることのない寸法に規定していることは勿
論である。
反対側の片側端部も同様に装着し、保持板9と
ケース10とは止ねじ等の連結手段により固定す
る。その結果、抵抗体基板1は図のB方向のみ可
動となる。爪状突起物14−a,14−b,14
−cは2個目の抵抗体基板1を装着する際に同様
の用い方をするものである。
保持板9の抵抗体基板装着部の側面に設けた調
整用貫通孔13は、ここからピンやロツド等を挿
入し、抵抗体基板1の片側端部Dに力を加えて押
すことによりその位置の調整が可能になる。元に
戻す場合は対向側の保持板に設けた調整用貫通孔
を用いて調整する。
このような構造とすれば、従来のような限られ
た作業スペースでの調整に比し格段の作業性向上
が実現でき、更に、抵抗体基板1と爪状突起物1
4とが圧着状態で装着されるように構成しておけ
ば、調整後の位置ずれ発生を除去することがで
き、調整後は抵抗体基板1とケース10を固定用
ねじや接着剤などの手段で固定すればよい。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案の構成によれば、調
整時の作業性向上を図ることができ、コスト的に
も安価にすることが可能であり、更に、調整後の
ずれ発生が無いため、製品毎の出力特性のばらつ
きを少くすることができ、品質を安定させること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライド型可変抵抗器を上面よ
り見た説明図、第2図はその側面図、第3図は第
1図における抵抗体基板の支持部の部分拡大説明
図、第4図は本考案の一実施例の要部の構造を示
す上面図、第5図は第4図の保持板部分の拡大斜
視図である。 1……抵抗体基板、2……抵抗体皮膜、3……
固定用ねじ、5……取付板、9……保持板、10
……ケース、11……摺動子、13……調整用貫
通孔、14,14−a,14−b,14−c,1
4−d,14−e……爪状突起物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に抵抗体皮膜を形成した細長い板状の抵抗
    体基板と、その抵抗体基板を固定するためのケー
    スと、上記抵抗体皮膜上を接触摺動する摺動子
    と、その摺動子を固着した取付板と、上記ケース
    と連結され、上記取付板を可動的に保持する保持
    板と、上記抵抗体基板と外部とを電気的に接続す
    る手段とを有し、上記保持板に上記抵抗体基板を
    圧着挾持して固定する爪状突起物及び上記抵抗体
    基板の固定位置を外部から加圧調整するための調
    整用貫通孔を設けたことを特徴とするスライド型
    可変抵抗器。
JP19552782U 1982-12-27 1982-12-27 スライド型可変抵抗器 Granted JPS59101404U (ja)

Priority Applications (1)

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JP19552782U JPS59101404U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 スライド型可変抵抗器

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JP19552782U JPS59101404U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 スライド型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59101404U JPS59101404U (ja) 1984-07-09
JPS6246246Y2 true JPS6246246Y2 (ja) 1987-12-12

Family

ID=30419868

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JPS59101404U (ja) 1984-07-09

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