JPH07237708A - トレイ位置決め台及びトレイ位置決め方法 - Google Patents

トレイ位置決め台及びトレイ位置決め方法

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JPH07237708A
JPH07237708A JP3215294A JP3215294A JPH07237708A JP H07237708 A JPH07237708 A JP H07237708A JP 3215294 A JP3215294 A JP 3215294A JP 3215294 A JP3215294 A JP 3215294A JP H07237708 A JPH07237708 A JP H07237708A
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JP
Japan
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tray
positioning
tray positioning
fixed
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JP3215294A
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English (en)
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Takeshi Baba
剛 馬場
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大きさの異なる複数種類のトレイの位置決めに
即座に対応できるトレイ位置決め台及びトレイ位置決め
方法を提供する。 【構成】位置決め台本体12と、位置決め台本体12上
に固定され、14トレイの隣り合う2辺に当接してトレ
イ14を位置決め台本体12に対して位置決めするため
の基準部18と、位置決め台本体12上の基準部18に
対向する位置に配置され、トレイ14を基準部18に押
し付ける様に弾性的に付勢する付勢機構20とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数個の電子部
品等が収納されたトレイを実装機に対して位置決めした
状態で供給するために使用されるトレイ位置決め台及び
トレイ位置決め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動組立機等においては、ロボットがワ
ークを取りこぼすことがない様に、ワークが収納された
トレイを自動組立機に対して所定の位置に正確に位置決
めすることが必要である。そのため、従来より、トレイ
を自動組立機に対して位置決めするためのトレイ位置決
め台が使用されている。
【0003】図3は、この従来のトレイ位置決め台の構
造を示す図である。
【0004】図3において、トレイ位置決め台1の本体
2の四隅には、このトレイ位置決め台1を積み重ねたと
きにワークを収納している方形のトレイ7(発泡スチロ
ール製)を搭載するための空間を確保するためにピン3
が立設されている。
【0005】また、トレイ位置決め台1の本体2上に
は、トレイの互いに隣り合う2辺に当接してトレイを位
置決めするための基準部材4が接着により固定されてい
る。トレイは、この基準部材4に2辺を当接させた状態
で、固定部材5により押し付けられて固定される。固定
部材5は、ボルト6により本体2に対して固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においては、固定部材5はボルト6によって本体
2に固定されているため、トレイの大きさが変更になっ
た場合は、そのトレイの大きさに合わせて、ボルト用の
穴の位置を変えることが必要になる。フレキシブルに対
応を迫られている、現在の自動組立機等においては、ト
レイの種類の変更に対して即座に対応することが必要で
あるが、上記の様にボルト穴の位置を変える方法では、
このような素早い対応が不可能であった。
【0007】従って、本発明は上述した課題に鑑見てな
されたものであり、その目的とするところは、大きさの
異なる複数種類のトレイの位置決めに即座に対応できる
トレイ位置決め台及びトレイ位置決め方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のトレイ位置決め台は、自
動組立機等にワークを供給するために、ワークが収納さ
れたトレイを搭載し位置決めして固定するためのトレイ
位置決め台において、位置決め台本体と、該位置決め台
本体上に固定され、前記トレイの隣り合う2辺に当接し
て前記トレイを前記位置決め台本体に対して位置決めす
るための基準部と、前記位置決め台本体上の前記基準部
に対向する位置に配置され、前記トレイを前記基準部に
押し付ける様に弾性的に付勢する付勢手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるトレイ位置決め台
において、前記付勢手段は、前記位置決め台本体上に固
定された固定部材と、該固定部材に一端部を固定された
バネ部材と、該バネ部材の他端部に固定され、前記トレ
イの前記基準部に対向する側に当接する当接部材とから
なることを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わるトレイ位置決め台
において、前記バネ部材は圧縮コイルバネから構成され
ることを特徴としている。
【0011】また、本発明のトレイ位置決め方法は、自
動組立機等にワークを供給するために、ワークが収納さ
れたトレイをトレイ位置決め台上に搭載し位置決めして
固定するためのトレイ位置決め方法であって、前記トレ
イ位置決め台本体上に固定された基準部に、前記トレイ
の隣り合う2辺を当接させ、前記トレイ位置決め台上の
前記基準部に対向する位置に配置された付勢手段によ
り、前記トレイを前記基準部に押し付けて固定すること
を特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるトレイ位置決め方
法において、前記付勢手段は、前記トレイ位置決め台上
に固定された固定部材と、該固定部材に一端部を固定さ
れたバネ部材と、該バネ部材の他端部に固定され、前記
トレイの前記基準部に対向する側に当接する当接部材と
からなることを特徴としている。
【0013】
【作用】以上の様に、この発明に係わるトレイ位置決め
台及びトレイ位置決め方法は構成されているので、付勢
手段の弾性的な撓み量を変化させることにより、大きさ
の異なるトレイを固定する場合でも、トレイ位置決め台
に何の変更も加えることなく即座に対応することができ
る。
【0014】また、付勢手段に使用するバネ部材を圧縮
コイルバネとすることにより、その撓み量を大きく採れ
るので、大きさの異なるトレイに対して幅広く対応する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1及び図2は、本発明に係わるトレイ位
置決め台の一実施例の構成を示す図である。
【0017】図1及び図2において、トレイ位置決め台
10の本体部12は、低発泡の塩化ビニール等の比較的
軽く、機械的に強度のある材質から平板状に形成されて
いる。
【0018】トレイ位置決め台10の本体部12の四隅
には、このトレイ位置決め台10を積み重ねたときにワ
ークを収納している方形のトレイ14(例えば発泡スチ
ロール製)を搭載するための空間を確保するためにピン
16が立設されている。
【0019】ピン16は、トレイ位置決め台1を積み重
ねたときに、互いのトレイ位置決め台10の位置規制を
する機能を備えている。具体的には、図2に示す様にピ
ン16の下端面には穴16aが形成されていると共に、
上端部にはそれと嵌合する突出部16bが形成されてお
り、これらの嵌合によりトレイ位置決め台10同士の互
いの位置が規制される。なお、ピン16の上端部の突出
部16bは、トレイ位置決め台10同士を重ね合わせや
すいよう、テーパー状に形成されている。
【0020】また、トレイ位置決め台10の本体部12
上には、トレイ14の互いに隣り合う2辺に当接してト
レイ14を位置決めするための基準部材18が接着によ
り固定されている。トレイは、この基準部材18に2辺
を当接させた状態で位置決め固定される。
【0021】一方、本体部12上の、基準部材18と対
向する位置には、トレイ14を基準部材18に押し付け
て固定するための付勢機構20が配置されている。この
付勢機構20は、本体部12上に固定された固定プレー
ト22と、この固定プレート22に一端部を固定された
圧縮コイルバネ24と、圧縮コイルバネ24の他端部に
固定されると共にトレイ14の角部に当接する略L字状
の押し付け部材26とから概略構成されている。そし
て、押し付け部材26は、圧縮コイルバネ24の付勢力
により、トレイ14を基準部材18側に押し付ける様に
働く。これにより、トレイ14は、トレイ位置決め台1
0上で位置決めされて固定された状態となる。また、押
し付け部材26は本体部12上で、圧縮コイルバネ24
により、フレキシブルに支持されているので、トレイ1
4の対角線に沿う方向に移動自在となっている。従っ
て、トレイ位置決め台10上に大きさの異なるトレイを
固定する場合でも、圧縮コイルバネ24の撓みにより、
トレイの大きさの違いによる押し付け部材26の位置ず
れを吸収することができる。
【0022】このようにして、本実施例のトレイ位置決
め台においては、トレイの大きさを変更する場合でも、
トレイ位置決め台に何の変更も加えることなく即座に対
応することが可能となる。
【0023】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のトレイ位置
決め台及びトレイ位置決め方法によれば、付勢手段の弾
性的な撓み量を変化させることにより、大きさの異なる
トレイを固定する場合でも、トレイ位置決め台に何の変
更も加えることなく即座に対応することができる。
【0025】また、付勢手段に使用するバネ部材を圧縮
コイルバネとすることにより、その撓み量を大きく採れ
るので、大きさの異なるトレイに対して幅広く対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるトレイ位置決め台の一実施例の
構成を示す図である。
【図2】本発明に係わるトレイ位置決め台の一実施例の
構成を示す図である。
【図3】従来のトレイ位置決め台の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 トレイ位置決め台 2 本体 3 ピン 4 基準部材 5 固定部材 6 ボルト 7 トレイ 10 トレイ位置決め台 12 本体部 14 トレイ 16 ピン 18 基準部材 20 付勢機構 22 固定プレート 24 圧縮コイルバネ 26 押し付け部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動組立機等にワークを供給するため
    に、ワークが収納されたトレイを搭載し位置決めして固
    定するためのトレイ位置決め台において、 位置決め台本体と、 該位置決め台本体上に固定され、前記トレイの隣り合う
    2辺に当接して前記トレイを前記位置決め台本体に対し
    て位置決めするための基準部と、 前記位置決め台本体上の前記基準部に対向する位置に配
    置され、前記トレイを前記基準部に押し付ける様に弾性
    的に付勢する付勢手段とを具備することを特徴とするト
    レイ位置決め台。
  2. 【請求項2】 前記付勢手段は、前記位置決め台本体上
    に固定された固定部材と、該固定部材に一端部を固定さ
    れたバネ部材と、該バネ部材の他端部に固定され、前記
    トレイの前記基準部に対向する側に当接する当接部材と
    からなることを特徴とする請求項1に記載のトレイ位置
    決め台。
  3. 【請求項3】 前記バネ部材は圧縮コイルバネから構成
    されることを特徴とする請求項2に記載のトレイ位置決
    め台。
  4. 【請求項4】 自動組立機等にワークを供給するため
    に、ワークが収納されたトレイをトレイ位置決め台上に
    搭載し位置決めして固定するためのトレイ位置決め方法
    であって、 前記トレイ位置決め台本体上に固定された基準部に、前
    記トレイの隣り合う2辺を当接させ、前記トレイ位置決
    め台上の前記基準部に対向する位置に配置された付勢手
    段により、前記トレイを前記基準部に押し付けて固定す
    ることを特徴とするトレイ位置決め方法。
  5. 【請求項5】 前記付勢手段は、前記トレイ位置決め台
    上に固定された固定部材と、該固定部材に一端部を固定
    されたバネ部材と、該バネ部材の他端部に固定され、前
    記トレイの前記基準部に対向する側に当接する当接部材
    とからなることを特徴とする請求項4に記載のトレイ位
    置決め方法。
JP3215294A 1994-03-02 1994-03-02 トレイ位置決め台及びトレイ位置決め方法 Withdrawn JPH07237708A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20010508