JP2531900Y2 - プリント基板収納ラック - Google Patents

プリント基板収納ラック

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JP2531900Y2
JP2531900Y2 JP3651191U JP3651191U JP2531900Y2 JP 2531900 Y2 JP2531900 Y2 JP 2531900Y2 JP 3651191 U JP3651191 U JP 3651191U JP 3651191 U JP3651191 U JP 3651191U JP 2531900 Y2 JP2531900 Y2 JP 2531900Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
plates
plate
storage rack
Prior art date
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Application number
JP3651191U
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JPH04123588U (ja
Inventor
武雄 佐久間
Original Assignee
株式会社日立テレコムテクノロジー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電子部品が取り付け
られたプリント基板を収納するプリント基板収納ラック
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子機器などに使用されるプリント
基板は図4に示すような電子パッケ−ジ組立ショップで
組立られるようになっている。上記電子パッケ−ジ組立
ショップは電子部品倉庫10を有していて、この電子部
品倉庫10より組立に必要な電子部品が自動挿入ライン
11へ送られ、この自動挿入ライン11に設けられた部
品挿入機12やIC部品挿入機13によりプリント基板
へ電子部品が挿入される。
【0003】また、電子部品の挿入されたプリント基板
は、先付部品組込指示機14を経てはんだ付装置15へ
送られ、ここでプリント基板に電子部品がはんだ付され
る。
【0004】電子部品のはんだ付されたプリント基板
は、洗浄装置16により洗浄された後エ−ジング装置1
7を経て最終工程である各種試験機群18へ送られ、こ
こで各種試験が実施されて完成する。
【0005】上記のような電子パッケ−ジ組立ショップ
では、各工程の間に図4に示すようなプリント基板収納
ラック25を設置して、電子部品20aを挿入したプリ
ント基板20を一時保管している。
【0006】また、従来のプリント基板収納ラック25
は、互に対向する面に多数の基板挿入溝21aを有する
2枚のサイドプレ−ト21の上下に上、下プレ−ト2
2、23が固着具24により取付けられた構造となって
いて、上、下プレ−ト22、23には、プリント基板2
0の幅Lに合わせて各サイドプレ−ト21の移動方向に
長孔22a、23aが形成されている。
【0007】すなわち、収納するプリント基板20の幅
Lが変わった場合、まず、ねじ24を緩めてサイドプレ
−ト21を移動自在とし、この状態で基準となるプリン
ト基板20を実際に基板挿入溝21aに収納して片手で
プリント基板20を支えながら、もう一方の手でサイド
プレ−ト21を移動調整し、プリント基板20の幅にバ
ラツキがあってもプリント基板20が円滑に収納できる
よう余長△Lを考慮してサイドプレ−ト21の間隔を設
定したら、ねじ24を締付けて上、下プレ−ト22、2
3とサイドプレ−ト21の間を固定している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来のプ
リント基板収納ラック25では、収納するプリント基板
20の幅Lが変ってこれに合せてサイドプレ−ト21の
間隔を調整する場合、作業者の経験でプリント基板20
のバラツキに対応した余長△Lを設定しているため、調
整に熟練を要すると共に、経験不足の作業者が調整する
と、プリント基板20が円滑に収納できなかったり、収
納したプリント基板20が落下して下方のプリント基板
20を損傷するなどの不具合があった。
【0009】また1人で調整作業を行う場合は、片手で
プリント基板20を保持しながらもう一方の手でサイド
プレ−ト21を移動調整しなければならないため作業が
容易でないと共に、正確に調整するためには多くの経験
を必要とするなどの不具合もあった。
【0010】この考案は上記不具合を改善する目的でな
されたもので、収納するプリント基板に合せたサイドプ
レ−トの間隔調整が短時間で容易に行えるようにしたプ
リント基板収納ラックを提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、上、下プレ−トの間に間隔調整自在に2
枚のサイドプレ−トを設け、これらサイドプレ−トの互
に対向する面に、プリント基板を収容する複数の基板挿
入溝を形成したプリント基板収納ラックに置いて、上記
上、下プレ−トの両側に段部を形成して、これら段部の
間に基準となるプリント基板の両端を当接することによ
り、サイドプレ−トの間隔を設定する複数のスライドプ
レ−トを摺動自在に設けると共に、上記各スライドプレ
−トとサイドプレ−トの間を、上、下プレ−トに形成さ
れた長孔に挿通したねじにより互に接続するようにした
ものである。
【0012】
【作用】上記の構成により、収納すべきプリント基板の
幅が変わった場合、まず、ねじを緩めてサイドプレ−ト
を移動できるようにし、この状態で各スライドプレ−ト
の間に基準となるプリント基板を収容して、プリント基
板の両端にスライドプレ−ト端面が当接するように調整
した後、ねじを締付けるだけでサイドプレ−トの間隔調
整ができるようになる。
【0013】
【実施例】この考案の一実施例を図1及び図2に示す図
面を参照して詳述する。
【0014】図1はプリント基板収納ラックの分解斜視
図を示すもので、この図で1はサイドプレ−ト、2は上
プレ−ト、3は下プレ−ト、4はスライドプレ−ト、5
はねじを示す。
【0015】上記サイドプレ−ト1は、2枚の板体より
なり、互に対向する面に水平方向に多数の基板挿入溝1
aが形成されており、反対側の面には縦方向に2本の角
柱状補強リブ1bが幅方向に間隔を存して突設されてい
て、これら補強リブ1bの上、下端にねじ孔1cが形成
されている。
【0016】また上プレ−ト2及び下プレ−ト3は、ほ
ぼ正方形状の板体により形成され、両側部がほぼクラン
ク状に折曲げられていて、これらの曲部2a、3aがス
ライドプレ−ト4のガイド部となっていると共に、上記
サイドプレ−ト1の上、下面に当接した場合にサイドプ
レ−ト1のねじ孔1cと合致する位置に、段部2b.3
bと平行するよう長孔2c,3cが穿設されている。
【0017】一方、スライドプレ−ト4は帯状の板材よ
り形成され、上プレ−ト2と下プレ−ト3にそれぞれ2
個ずつ用意されており、各スライドプレ−ト4の両端部
は上、下プレ−ト2、3の段部2b、3bに内側より摺
接する段部4aが形成されるようほぼクランク状に折曲
げられている。
【0018】また上プレ−ト2の上面及び下プレ−ト3
の下面に当接した場合に長孔2c、3cと合致する位置
にねじ挿入孔4bがそれぞれ穿設されている。
【0019】次に上記のように構成されたプリント基板
収納ラックの作用を説明すると、組立に当っては図1に
示すように各部品を配置して上方よりスライドプレ−ト
4のねじ挿入孔4及び上プレ−ト2の長孔2cへ挿入し
たねじ5をサイドプレ−ト1上面のねじ孔1cへ螺装す
る。
【0020】また下方よりスライドプレ−ト4のねじ挿
入孔4b及び下プレ−ト3の長孔3cへ挿入したねじ5
をサイドプレ−ト下面のねじ孔1cへ螺装してそれぞれ
ねじ5を締付けることにより、サイドプレ−トと上、下
プレ−ト2、3を固定すればよい。
【0021】次に収納するプリント基板6に合せてサイ
ドプレ−ト1を間隔調整する場合は、まずねじ5を緩め
た状態で上プレ−ト2の上面に図2に示すように基準と
なるプリント基板6を載置する。
【0022】そしてこの状態でプリント基板6の両端に
スライドプレ−ト4の互に対向する端面が当接するま
で、スライドプレ−ト4を移動する。スライドプレ−ト
4はねじ5を介してサイドプレ−ト1に取付けられてい
るため、スライドプレ−ト4とともにサイドプレ−ト1
も移動すると共に、サイドプレ−ト1に形成された基板
挿入溝1a間の幅は予め余長△Lを考慮して形成してあ
るので、各スライドプレ−ト4の端面にプリント基板6
の両端を当接させると、、基板挿入溝1a間の幅は、自
動的にプリント基板6の幅Lに余長△Lを加えたL+△
Lに設定される。
【0023】上記のようにして上プレ−ト2側を調整し
たらねじ5を締付けて上プレ−ト2とサイドプレート1
を固定し、次に下プレ−ト1の下面に上記間隔調整に使
用した基準となるプリント基板6を当接して、同様にプ
リント基板6の両端にスライドプレ−ト4の端面が当接
するまでスライドプレ−ト4を移動する。
【0024】そして、間隔調整後ねじ5を締付けること
により、サイドプレ−ト1の上端側と下端側を同じ間隔
に調整することができるようになる。
【0025】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、基準と
なるプリント基板の両端にスライドプレ−トの端面を当
接するだけで各サイドプレ−トの基板挿入溝の間隔が余
長を考慮した幅に調整されるため、何等熟練を必要とせ
ずに収容するプリント基板の幅に合わせてサイドプレ−
トの間隔調整ができるようになる。また、基準となるプ
リント基板を上、下プレ−トに載置した状態で間隔調整
できるため、調整作業が1人で、しかも短時間で行える
など作業性が大変よいと共に、経験の少ない者でも正確
に調整できるため、使用中プリント基板が落下して下方
のプリント基板を傷付けるなどの不具合も防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になるプリント基板収納ラ
ックの分解斜視図である。
【図2】幅調整時の作用説明図である。
【図3】プリント基板へ電子部品を取付ける電子パッケ
−ジ組立ショップの説明図である。
【図4】従来のプリント基板収納ラックの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 サイドプレ−ト 1a 基板挿入溝 2 上プレ−ト 2b 段部 2c 長孔 3 下プレ−ト 3b 段部 3c 長孔 4 スライドプレ−ト 5 ねじ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上、下プレ−トの間に間隔調整自在に2
    枚のサイドプレ−トを設け、これらサイドプレ−トの互
    に対向する面に、プリント基板を収容する複数の基板挿
    入溝を形成したプリント基盤収納ラックにおいて、上、
    下プレ−トの両側に段部を形成して、これら段部の間
    に、基準となるプリント基板の両端を当接することによ
    り、上記サイドプレ−トの間隔を設定する複数のスライ
    ドプレ−トを摺動自在に設けると共に、各スライドプレ
    −トとサイドプレ−トの間を上、下プレ−トに形成され
    た長孔に挿通したねじにより互に接続してなるプリント
    基板収納ラック。
JP3651191U 1991-04-23 1991-04-23 プリント基板収納ラック Expired - Lifetime JP2531900Y2 (ja)

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JPH04123588U JPH04123588U (ja) 1992-11-09
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JPH0780149A (ja) * 1993-09-20 1995-03-28 Ace Denken:Kk 遊技機島
JP4577546B2 (ja) * 2000-06-12 2010-11-10 株式会社ニックス 板材収納枠
KR100826847B1 (ko) * 2007-07-27 2008-05-02 주식회사 이 월드 박판 유리소재 화학강화용 적재 카세트

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