JPS6246163Y2 - - Google Patents

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JPS6246163Y2
JPS6246163Y2 JP8021983U JP8021983U JPS6246163Y2 JP S6246163 Y2 JPS6246163 Y2 JP S6246163Y2 JP 8021983 U JP8021983 U JP 8021983U JP 8021983 U JP8021983 U JP 8021983U JP S6246163 Y2 JPS6246163 Y2 JP S6246163Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
optical submarine
boot
coil spring
coupling
metal coil
Prior art date
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Application number
JP8021983U
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JPS59186811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、光海底ケーブルと光海底中継器きよ
う体とを接続するための光海底ケーブル用カツプ
リングに係り、特に、光海底ケーブルに無理な曲
げを与えることなく、光海底中継器きよう体に接
続することのできる海底ケーブル用カツプリング
のブーツ構造に関する。
第1図は、従来のジンバル形ケーブルカツプリ
ング構造をもつ光海底中継器きよう体をケーブル
布設船のドラム形布設機により布設する場合の概
略図である。図において、1はドラム形布設機の
ドラム面、2は光海底中継器きよう体、3はジン
バル自在継手、4はテールケーブル、5はアンカ
ーハウジング、6はブーツインサート、7はブー
ツのゴム部、8は光海底ケーブルである。
光海底中継器きよう体2は直径が20cm以上で長
さが1m程度と太く長いため、これをドラム形布
設機のドラム面1上に無理なく巻きつけるため
に、従来はジンバル自在継手3を用いている。こ
のジンバル自在継手3は設計された最大屈曲角ま
では容易に任意の角度まで曲がるので、光海底中
継器きよう体2及びカツプリングはドラム形布設
機のドラム面1に巻きつけることができる。しか
し、ジンバル自在継手3は一点で曲がるためにテ
ールケーブル4が大きく動かされ、テールケーブ
ル4内の光フアイバに大きな側圧が加わり、伝送
特性を劣化させる恐れがある。また、ジンバル自
在継手3は構造が複雑で高価である。
本考案は、前記従来技術の欠点を解決するため
になされたもので、ジンバル自在継手を用いるこ
となく光海底中継器きよう体をドラム形布設機の
ドラム面に滑らかに巻きつけることができ、か
つ、テールケーブルに大きな側圧が加わることの
ないようにした光海底ケーブル用カツプリングの
ブーツ構造を提供することを目的とする。
このため本考案は、台形の断面を有する金属材
料条帯により形成した金属コイルスプリングを螺
旋状に巻きブーツのゴム部に埋込むことにより、
ブーツに曲げ外力が加わつた時に、光海底中継器
きよう体近傍では金属コイルスプリングの隣接す
る各ターンがヤング率の小さいゴム部を介してほ
ぼ相互に接触することにより接触抵抗が増しか
つ、前記金属コイルスプリングの剛力により大き
く曲がらないようにしたことを特徴とする光海底
ケーブル用カツプリングのブーツ構造である。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第2図は本考案の実施例であり、5はアンカー
ハウジング、6はブーツインサート、7はブーツ
のヤング率が大きいゴム部、8は光海底ケーブ
ル、9はブーツをカツプリング本体に取り付ける
ためのブーツインサートネジ部、10は台形の断
面形状を有する金属材料条帯をその断面の台形の
長辺が中心側に位置するように巻回されるととも
にブーツインサート6に片端が固定され光海底ケ
ーブル8の同心円上に配置された金属コイルスプ
リング、11は金属コイルスプリング10の各隣
接ターン相互接触面が接触しやすいように充填さ
れたヤング率の小さいゴム部、12はアンカーハ
ウジング5を光海底中継器きよう体2に固定する
ための嵌合リングである。
図示のごとく、金属コイルスプリング10は、
カツプリング側Dからケーブル側Eの方向へ行く
にしたがいコイルの径Aが大きくなり、線径Bが
細くなり、ピツチCが長くなるごとき構造になつ
ている。また、ブーツインサート側では、ブーツ
に外力が加わらないときにでも既に二、三ターン
の条帯は図示のように相接している。このため、
カツプリングのブーツに曲げ外力が加わると、カ
ツプリング側Dでは、コイル径Aが小さく、線径
Bが太く、ピツチCが短かい構造となつているの
で曲げ剛力が大きく、かつ前記金属コイルスプリ
ング10がヤング率の小さいゴム11を圧縮して
ほぼ接触し、接触後は接触抵抗が増大して曲がり
にくくなる。又、ケーブル側Eではコイル径A、
線径BピツチCがカツプリング側Dとは反対に大
きく、細く、長くなつているので曲げ剛力も小さ
く曲がり易い。従つて海底ケーブル8は損傷しや
すいカツプリング側では急激な曲げがなくドラム
面1に巻きつけられる。
第3図は本考案のカツプリングのブーツ構造を
中継器きよう体2に取付けドラム面1に巻きつけ
た状態図である。本図のごとく、従来のジンバル
自在継手をなくして、中継器きよう体2、アンカ
ーハウジング5及びブーツはそれぞれネジ等で固
着されているため、曲げ外力は第2図で説明した
通り、ゴム部からなつているブーツで全て対応す
る。
また、曲げ張力はアンカーハウジング5で吸収
されるので、従来のようにテールケーブル4を大
きく動かすことがなくなる。
尚、ドラム形布設機のドラム径等に応じて、金
属コイルスプリングの材質、条帯の断面形状、コ
イル径、条帯の寸法(厚み,幅)、ピツチを任意
に設計することが可能である。
以上述べたように、本考案によればジンバル自
在継手を無くし、ブーツ内部に台形の断面形状を
した条帯により形成した金属コイルスプリングを
具備することにより、光海底ケーブルに一点での
急激な曲げをなくし、かつテールケーブルを大き
く動かすことなくドラム形布設機のドラム面に巻
きつけることができ、構造が簡単で経済的な光海
底ケーブル用カツプリングのブーツ構造を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のジンバル形ケーブルカツプリン
グ構造をもつ光海底中継器きよう体がドラム面に
巻きついた時の状態を示す縦断面図、第2図は本
考案による光海底ケーブル用カツプリングのブー
ツ構造を示す縦断面図、第3図は第2図の構造を
もつ光海底中継器きよう体がドラム面に巻きつい
た時の状態を示す縦断面図である。 1……ドラム形布設機のドラム面、2……光海
底中継器きよう体、3……ジンバル自在継手、4
……テールケーブル、5……アンカーハウジン
グ、6……ブーツインサート、7……ブーツのヤ
ング率が大きいゴム部、8……光海底ケーブル、
9……ブーツインサートネジ部、10……金属コ
イルスプリング、11……ブーツのヤング率が小
さいゴム部、12……嵌合リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光海底中継器きよう体に取り付けられる光海底
    ケーブル用カツプリングのブーツ構造において、
    台形の断面形状を有する金属材料条帯を前記断面
    の台形の長辺が中心側に位置するように巻回され
    るとともに一端側はブーツインサートに固定され
    かつ該ブーツインサートを含むカツプリングから
    離れるに従い曲げ剛力を小さくなるように形成し
    た金属コイルスプリングと、該金属コイルスプリ
    ングの隣接ターン間に充填されたヤング率の小さ
    いゴム部と、前記金属コイルスプリングの中心部
    を前記光海底ケーブルが貫通した状態で該光海底
    ケーブルと前記金属コイルスプリング及び前記ヤ
    ング率の小さいゴム部を内包するように配置され
    たヤング率の大きいゴム部とを備えたことを特徴
    とする光海底ケーブル用カツプリングのブーツ構
    造。
JP8021983U 1983-05-30 1983-05-30 光海底ケ−ブル用カツプリングのブ−ツ構造 Granted JPS59186811U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021983U JPS59186811U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 光海底ケ−ブル用カツプリングのブ−ツ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8021983U JPS59186811U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 光海底ケ−ブル用カツプリングのブ−ツ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59186811U JPS59186811U (ja) 1984-12-11
JPS6246163Y2 true JPS6246163Y2 (ja) 1987-12-11

Family

ID=30210212

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JP8021983U Granted JPS59186811U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 光海底ケ−ブル用カツプリングのブ−ツ構造

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JP (1) JPS59186811U (ja)

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JPS59186811U (ja) 1984-12-11

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