JPS6245984Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245984Y2 JPS6245984Y2 JP1981081304U JP8130481U JPS6245984Y2 JP S6245984 Y2 JPS6245984 Y2 JP S6245984Y2 JP 1981081304 U JP1981081304 U JP 1981081304U JP 8130481 U JP8130481 U JP 8130481U JP S6245984 Y2 JPS6245984 Y2 JP S6245984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- notches
- notch
- reaping
- mud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
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- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
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- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Combines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機体に取付けた状態での左右のクロ
ーラにおける内外側縁部の両方に、長手方向適当
間隔で切欠部を形成してある刈取収穫機用クロー
ラに関する。
ーラにおける内外側縁部の両方に、長手方向適当
間隔で切欠部を形成してある刈取収穫機用クロー
ラに関する。
従来、この種の刈取収穫機用クローラでは、極
めて軟弱な湿田等の圃場における堆進性能を高め
るために単純に内外側縁部の切欠部を等しく大き
くすることも考えられるが、そうした場合、走行
に伴い切欠部から多量の泥土がクローラの内周面
側に入り込み、この入り込んだ泥土が進行方向後
端側のクローラ内周面側において成長し、大きな
塊りとなつてクローラの横外方に転げ落ち、その
結果、未刈茎稈を押し倒したり、あるいは次工程
の刈取時に刈取装置が泥土の塊に噛み込み、刈取
装置の作動不能や切断性能の低下を招く虞れがあ
つた。
めて軟弱な湿田等の圃場における堆進性能を高め
るために単純に内外側縁部の切欠部を等しく大き
くすることも考えられるが、そうした場合、走行
に伴い切欠部から多量の泥土がクローラの内周面
側に入り込み、この入り込んだ泥土が進行方向後
端側のクローラ内周面側において成長し、大きな
塊りとなつてクローラの横外方に転げ落ち、その
結果、未刈茎稈を押し倒したり、あるいは次工程
の刈取時に刈取装置が泥土の塊に噛み込み、刈取
装置の作動不能や切断性能の低下を招く虞れがあ
つた。
上述の多量の泥土がクローラの内周面側に入り
込む現象は、圃場に沈下したクローラの切欠部か
ら上方へ泥土が押し出されることによつて生じる
ものであり、従来より、未刈茎稈側になるクロー
ラの外側縁部側の内周面に泥土が入り込むことを
極力回避し乍らも、十分な推進力を備えた刈取収
穫機用クローラが望まれていた。
込む現象は、圃場に沈下したクローラの切欠部か
ら上方へ泥土が押し出されることによつて生じる
ものであり、従来より、未刈茎稈側になるクロー
ラの外側縁部側の内周面に泥土が入り込むことを
極力回避し乍らも、十分な推進力を備えた刈取収
穫機用クローラが望まれていた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので簡単
な改造でもつて、クローラの推進力を向上させな
がら、そのことに起因する泥土によるトラブル発
生を極力抑制することを目的とする。
な改造でもつて、クローラの推進力を向上させな
がら、そのことに起因する泥土によるトラブル発
生を極力抑制することを目的とする。
次に本考案の実施の例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図に示すように、クローラ走行装置１及び
操縦部２を備えた走行機体１１に脱穀装置３を搭
載すると共に、機体前部に、圃場の植立茎稈を引
起してその株元を刈取り、刈取つた茎稈を機体後
部の前記脱穀装置３のフイードチエーン４に搬送
する刈取前処理部５を昇降自在に連結し、且つこ
の刈取前処理部５を左右のクローラ１０の全体幅
よりも小幅にして操縦部２とは反対側の機体横一
側方に偏位して設け、もつて、刈取前処理部５の
偏位した側、つまり第２図において前進方向での
左側を未刈地側とした回り刈り、又は往復刈りを
基本の刈取形態とするようにしたコンバインを構
成してある。
操縦部２を備えた走行機体１１に脱穀装置３を搭
載すると共に、機体前部に、圃場の植立茎稈を引
起してその株元を刈取り、刈取つた茎稈を機体後
部の前記脱穀装置３のフイードチエーン４に搬送
する刈取前処理部５を昇降自在に連結し、且つこ
の刈取前処理部５を左右のクローラ１０の全体幅
よりも小幅にして操縦部２とは反対側の機体横一
側方に偏位して設け、もつて、刈取前処理部５の
偏位した側、つまり第２図において前進方向での
左側を未刈地側とした回り刈り、又は往復刈りを
基本の刈取形態とするようにしたコンバインを構
成してある。
前記クローラ走行装置１を構成するに、左右一
対のトラツクフレーム６の前部に駆動輪体７、後
部に従動輪体８を設けると共に、両輪体７，８間
に、複数個の案内輪体９を設け、これら輪体７，
８，９に亘つてゴムクローラ１０巻回してある。
対のトラツクフレーム６の前部に駆動輪体７、後
部に従動輪体８を設けると共に、両輪体７，８間
に、複数個の案内輪体９を設け、これら輪体７，
８，９に亘つてゴムクローラ１０巻回してある。
前記ゴムクローラ１０は、第２図及び第３図に
示すように、その長手方向に補強用線材１１を埋
設した無端帯状体１２に、前記輪体７，８，９に
作用してクローラ１０の外れを防止する突起部１
３ａを備えた芯金１３をクローラ長手方向に所定
間隔をへだてて埋設し、この芯金１３間に前記駆
動輪体７の歯部を嵌入するための係合孔１３ｂを
設けると共に、接地面側に長手方向に所定間隔を
へだてて推進ラグ１４を突設してある。そして、
前記クローラ１０の両側縁部に、長手方向適当間
隔で切欠部１５ａ，１５ｂを形成し、外側縁の切
欠部１５ａのピツチl1を、内側縁の切欠部１５ｂ
のピツチl2よりも大きくすると共に、前記切欠部
１５ａ側を夫々機体の外側方に位置させた状態で
取付け、もつて軟弱地走行において切欠部１５
ａ，１５ｂを地中に作用させて推進ラグ１４との
協働でもつて推進性能を向上させながらも、左右
クローラ１０の機体両外側縁の切欠部１５ａを通
してクローラ内周面への泥土の持上げ及び持上げ
た泥土の成長を可及的に軽減すべく構成してあ
る。
示すように、その長手方向に補強用線材１１を埋
設した無端帯状体１２に、前記輪体７，８，９に
作用してクローラ１０の外れを防止する突起部１
３ａを備えた芯金１３をクローラ長手方向に所定
間隔をへだてて埋設し、この芯金１３間に前記駆
動輪体７の歯部を嵌入するための係合孔１３ｂを
設けると共に、接地面側に長手方向に所定間隔を
へだてて推進ラグ１４を突設してある。そして、
前記クローラ１０の両側縁部に、長手方向適当間
隔で切欠部１５ａ，１５ｂを形成し、外側縁の切
欠部１５ａのピツチl1を、内側縁の切欠部１５ｂ
のピツチl2よりも大きくすると共に、前記切欠部
１５ａ側を夫々機体の外側方に位置させた状態で
取付け、もつて軟弱地走行において切欠部１５
ａ，１５ｂを地中に作用させて推進ラグ１４との
協働でもつて推進性能を向上させながらも、左右
クローラ１０の機体両外側縁の切欠部１５ａを通
してクローラ内周面への泥土の持上げ及び持上げ
た泥土の成長を可及的に軽減すべく構成してあ
る。
更に、第４図に示すように、切欠き１５によつ
て凹凸状に形成した側縁の凸状部に芯金１３の一
部を延設し、クローラ１０全体の強度を高めるよ
うに構成してもよく、又第５図に示すように切欠
き個数の大なる内側縁から係合孔１３ｂまでの距
離l3を切欠き個数の小なる外側縁から係合孔１３
ｂまでの距離l4よりも大に構成して、各輪体７，
８，９の押圧力に対し、クローラ１０が内側縁側
に傾斜するのを抑制し、各輪体７，８，９の脱輪
を防止すべく構成してもよい。
て凹凸状に形成した側縁の凸状部に芯金１３の一
部を延設し、クローラ１０全体の強度を高めるよ
うに構成してもよく、又第５図に示すように切欠
き個数の大なる内側縁から係合孔１３ｂまでの距
離l3を切欠き個数の小なる外側縁から係合孔１３
ｂまでの距離l4よりも大に構成して、各輪体７，
８，９の押圧力に対し、クローラ１０が内側縁側
に傾斜するのを抑制し、各輪体７，８，９の脱輪
を防止すべく構成してもよい。
以上要するに、本考案による刈取収穫機用クロ
ーラの構成は、前記切欠部を夫々個別にほぼ同面
積に形成すると共に、前記クローラの内側縁部に
形成した前記切欠部の個数よりも、前記クローラ
の外側縁部に形成した前記切欠部の個数を少なく
構成してあることを特徴とする。
ーラの構成は、前記切欠部を夫々個別にほぼ同面
積に形成すると共に、前記クローラの内側縁部に
形成した前記切欠部の個数よりも、前記クローラ
の外側縁部に形成した前記切欠部の個数を少なく
構成してあることを特徴とする。
即ち、クローラの内外側縁部に切欠部を形成し
て凹凸状に構成することによつて、軟弱地走行
時、凹凸状側縁が地中に沈み込むことにより、軟
弱地での推進力を効果的に向上させ乍らも、未刈
茎稈側に面するクローラの外側縁部の切欠部の個
数はその内側縁部の切欠部の個数より少なく構成
してあるから、軟弱圃場走行時において、クロー
ラ外側縁部の個数の少ない切欠部から突出してく
る泥土は、その切欠部よりかなり大面積のクロー
ラ接地面の内側から外側へ向かつて圧出される泥
土の移動につられて横外側方へ移動する傾向が大
きいため、その泥土は、切欠部から上方に向かつ
てよりも、クローラの外側方へ向かつて動き易
く、従つて、クローラ内周側に泥土が入り込むこ
とを極力回避できるようになつて、大きな塊りと
なつた泥土がクローラの横外方に転げ落ちるとい
う不具合を解消するに至つた。よつて、機体外側
方での泥土によるトラブル発生を抑制しながら
も、全体としての推進力を向上させることができ
た。
て凹凸状に構成することによつて、軟弱地走行
時、凹凸状側縁が地中に沈み込むことにより、軟
弱地での推進力を効果的に向上させ乍らも、未刈
茎稈側に面するクローラの外側縁部の切欠部の個
数はその内側縁部の切欠部の個数より少なく構成
してあるから、軟弱圃場走行時において、クロー
ラ外側縁部の個数の少ない切欠部から突出してく
る泥土は、その切欠部よりかなり大面積のクロー
ラ接地面の内側から外側へ向かつて圧出される泥
土の移動につられて横外側方へ移動する傾向が大
きいため、その泥土は、切欠部から上方に向かつ
てよりも、クローラの外側方へ向かつて動き易
く、従つて、クローラ内周側に泥土が入り込むこ
とを極力回避できるようになつて、大きな塊りと
なつた泥土がクローラの横外方に転げ落ちるとい
う不具合を解消するに至つた。よつて、機体外側
方での泥土によるトラブル発生を抑制しながら
も、全体としての推進力を向上させることができ
た。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る刈取収獲機用クローラの実
施例を示し、第１図はコンバインの全体側面図、
第２図は走行装置の平面図、第３図は第２図の
−線断面図、第４図並びに第５図は変形構造を
示す要部平面図である。 １０……クローラ、１５ａ，１５ｂ……切欠
部。
施例を示し、第１図はコンバインの全体側面図、
第２図は走行装置の平面図、第３図は第２図の
−線断面図、第４図並びに第５図は変形構造を
示す要部平面図である。 １０……クローラ、１５ａ，１５ｂ……切欠
部。
Claims (1)
- 機体に取付けた状態での左右のクローラ１０に
おける内外側縁部の両方に、長手方向適当間隔で
切欠部１５ａ，１５ｂを形成してある刈取収穫機
用クローラにおいて、前記切欠部１５ａ，１５ｂ
を夫々個別にほぼ同面積に形成すると共に、前記
クローラ１０の内側縁部に形成した前記切欠部１
５ａの個数よりも、前記クローラ１０の外側縁部
に形成した前記切欠部の個数を少なく構成してあ
ることを特徴とする刈取収穫機用クローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981081304U JPS6245984Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981081304U JPS6245984Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192878U JPS57192878U (ja) | 1982-12-07 |
| JPS6245984Y2 true JPS6245984Y2 (ja) | 1987-12-09 |
Family
ID=29876830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981081304U Expired JPS6245984Y2 (ja) | 1981-06-01 | 1981-06-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6245984Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524631Y2 (ja) * | 1987-04-28 | 1993-06-22 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57139490U (ja) * | 1981-02-27 | 1982-08-31 |
-
1981
- 1981-06-01 JP JP1981081304U patent/JPS6245984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192878U (ja) | 1982-12-07 |
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