JPS6245850B2 - - Google Patents

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JPS6245850B2
JPS6245850B2 JP55094074A JP9407480A JPS6245850B2 JP S6245850 B2 JPS6245850 B2 JP S6245850B2 JP 55094074 A JP55094074 A JP 55094074A JP 9407480 A JP9407480 A JP 9407480A JP S6245850 B2 JPS6245850 B2 JP S6245850B2
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JP
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etherification
methanol
primary
alcohol
isobutene
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JP55094074A
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JPS5616424A (en
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Fuorukamaa Kurausu
Rintonaa Arufureeto
Maagaa Furantsu
Uaagunaa Ururihi
Burunnaa Eruin
Zantorotsuku Geruharuto
Shutoroomaiyaa Makusu
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BASF SE
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Publication date
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Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
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Publication of JPS6245850B2 publication Critical patent/JPS6245850B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C41/00Preparation of ethers; Preparation of compounds having groups, groups or groups
    • C07C41/01Preparation of ethers
    • C07C41/05Preparation of ethers by addition of compounds to unsaturated compounds
    • C07C41/06Preparation of ethers by addition of compounds to unsaturated compounds by addition of organic compounds only
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/148Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound
    • C07C7/14875Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound with organic compounds
    • C07C7/14891Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound with organic compounds alcohols

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イソブテンを含有するC4−炭化水
素混合物からメチル−第3級ブチルエーテルを製
造し、同時にイソブテンを取得する方法に関す
る。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第
2629769号明細書から、イソブテンを含有するC4
−炭化水素混合物をメタノールと反応させること
によりメチル−第3級ブチルエーテルを製造する
ことは公知である。オクタン価改善のための燃料
添加物として一層使用されるようになつたメチル
−第3級ブチルエーテルを製造する際には、反応
混合物から未反応炭化水素を蒸溜分離する場合
に、分離された炭化水素が炭化水素/メタノール
−共沸混合物に基いてメタノールを約2%含有す
ることは甘受される、それというのも、これは経
費のかかる方法、例えば水洗いを投入することに
よつて回収され得るにすぎないからである。
更に、例えばドイツ連邦共和国特許第1216865
号明細書、同国特許出願公告第1934422号又は同
第2011826号明細書から、イソブテンを得る方法
が公知であり、該方法は第1工程でイソブテンを
含有するC4−炭化水素混合物をメタノールと反
応させかつ形成されたメチル−第3級ブチルエー
テルを第2工程でメタノールと、イソブテンとに
分解することから成る。しかしながら、このイソ
ブテンの取得方法は、既に述べたようにエーテル
形成工程においてメタノールと未反応炭化水素か
ら成る共沸混合物が形成される他に、分解工程に
おけるイソブテン及びメタノールから成る反応混
合物の蒸溜分離においても共沸混合物が形成さ
れ、従つて分解工程においてもメタノールの分離
が極めて困難でありかつ例えば費用のかかる水洗
いを投入しなければならないという欠点を有す
る。第1エーテル化工程で得られた第3級エーテ
ルを分解してイソブテンを得る公知方法は、前記
欠点のために工業的には採用されなかつた。
工業的には、イソブテンはC4−炭化水素混合
物からは従来硫酸−抽出法を適用することによつ
てのみ得られるにすぎない。しかしながら、この
硫酸−抽出法では高濃度の硫酸が使用されねばな
らず、従つて設備のために高価な材料を使用する
ことが必要である。更に、抽出過程でイソブテン
の副反応、例えば二量体化、重合、水和化等が起
るために、硫酸−抽出法は収率及び生成物の品質
に関して常には満足されない。
本発明の課題は、イソブテンを含有するC4
炭化水素からメチル−第3級ブチルエーテルを製
造し、同時にイソブテンを取得する方法を提供す
ることである。
ところで、イソブテンを含有するC4−炭化水
素からメチル−第3級ブチルエーテルを製造し、
同時にイソブテンを取得するための簡単な方法が
判明した。この方法は、 1 C4−炭化水素混合物を、1工程又は多工程
のエーテル化工程において酸性縮合剤の存在で
メタノール及び第1級C3−又はC4−アルコー
ルと反応させ、 2 1つ以上の得られた反応混合物を引続き、未
反応炭化水素を含有するフラクシヨンと、メチ
ル−第3級ブチルエーテルと、C3−又はC4
アルキル−第3級ブチルエーテルを含有するフ
ラクシヨンとに分離し、かつ 3 次いでC3−又はC4−アルキル−第3級ブチ
ルエーテルを酸性触媒の存在で高めた温度でイ
ソブテンと、第1級C3−又はC4−アルコール
とに分解することを特徴とする。
本新規方法によれば、エーテル化工程後に得ら
れる反応混合物から実際にC3−又はC4−アルコ
ール不含のC4−炭化水素ラフイネートを簡単な
蒸溜により水洗いを投入することなく分離するこ
とができる。それというのも、未反応第1級C3
−又はC4−アルコールが意想外にもC4−炭化水
素と共沸混合物を形成しないからである。一般
に、C4−炭化水素ラフイネート中のC3−又はC4
−アルコールの濃度は最高1000重量ppm、殊に
最高200重量ppm、特に最高20重量ppmである。
更に意想外にも、本発明方法においては水洗いを
投入しない蒸溜によつて得られるC4−炭化水素
ラフイネートが、メタノールだけを用いたエーテ
ル化において前述のように炭化水素/メタノール
−共沸混合物が形成されることに基いて得られる
よりも低いメタノール濃度を示す。一般に、本発
明方法によれば1重量%未満、特に0.5重量%未
満のメタノール含量を有するC4−炭化水素ラフ
イネートが取出される。C3−又はC4−アルキル
−第3級ブチルエーテルの分解の際に得られる反
応混合物をイソブテンと、C3−又はC4−アルコ
ールとに蒸溜分離する際にも、驚異的にもアルコ
ールとイソブテンとの共沸混合物が形成されな
い。従つて、イソブテンを高純度で得ることがで
きる。一般に、イソブテンはC3−又はC4−アル
コール含有率最高100重量ppm、殊に最高50重量
ppm、特に最高20重量ppmを有する、蒸溜の塔
頂生成物として取出される。従つて、C3−又は
C4−アルコールは簡単に水洗いを投入すること
なく実際に損失を伴なわないで回収されかつエー
テル化工程に戻すことができる。
本発明のもう1つの利点は、イソブテン及びメ
チル−第3級ブチルエーテルに関する市場の変化
せる需要に容易に適合させることができるとい
う、C4−出発炭化水素混合物を含有するイソブ
テンを利用するための装置の大きな多様性にあ
る。
本発明方法によれば、イソブテンが使用される
第1級C3−又はC4−アルコールに対して高い収
率で得られる。この高収率が第1級C3−又はC4
−アルコールと同様に高級アルコールで可能であ
つたことは意想外であつた。それというのも、米
国特許第3170000号明細書の、特に第1表から、
C5−炭化水素混合物とアルコールとを反応させ
る際にC3−又はC4−アルコールを使用すると、
エタノール又はメタノールを使用した場合よりも
著しく悪い収率で第3級エーテルが得られること
が公知になつているからである。
本発明方法のために適当なイソブテンを含有す
るC4−炭化水素混合物は、例えば石油生成物の
熱的又は接触熱分解の際、液化石油ガス
(LPG)、軽ベンジン(ナフサ)、ガソリン又は同
種のものを熱分解によつてエチレンを製造する際
又はn−ブタン及び/又はn−ブテンの接触水素
添加の際に得られる。これらのC4−炭化水素混
合物は、一般にイソブテンの他にオレフイン系及
びパラフイン系C4−炭化水素を含有しかつ更に
またブタジエンを例えば70重量%までの量でかつ
高級アセチレン、例えばブチン−1及びブテニン
を含有していてもよい。ブタジエンを含有する
C4−炭化水素混合物は、直接又は例えば選択性
溶剤を使用するブタジエン抽出によつてブタジエ
ンを予め分離した後に使用することができる。更
に、C4−炭化水素混合物はC3−炭化水素、例え
ばプロパン、プロペン、プロピンを例えば10重量
%まで含有していてもよい。C4−炭化水素混合
物は、一般に5〜95重量%、殊に10〜90重量%、
特に20〜70重量%のイソブテン含有率を有する。
イソブテンの他にn−ブタン、イソブタン、ブテ
ン−1、トランス−ブテン−2及びシス−ブテン
−2及び場合によりブタジエン−1、3を含有す
るようなC4−炭化水素混合物を使用するのが有
利である。
本発明で使用すべき第1級C3−又はC4−アル
コール(即ち3又は4個の炭素原子を有するアル
コール)としては、一般にn−プロパノール、n
−ブタノール又はイソブタノール、有利にはn−
プロパノール又はイソブタノール、及び特にイソ
ブタノールが使用される。C3−又はC4−アルコ
ール及び本発明で使用すべきメタノールは、例え
ば通常の純度、例えば少なくとも95%、殊に少な
くとも98%の純度を有する工業用製品として使用
される。
第1工程を成すエーテル化のための酸性縮合剤
としては、例えば鉱酸例えば硫酸、燐酸、有機ス
ルホン酸例えばベンゾールスルホン酸、p−トル
オールスルホン酸、酸性アルミニウム塩又はフリ
ーデル−クラフト−型(Friedel−Crafts−
Typ)の酸性触媒例えば塩化銅()、塩化鉄
()並びに有利には水素形のイオン交換体が挙
げられる。適当なイオン交換体は、例えばスルホ
ン化炭素、スルホン化フエノール−ホルムアルデ
ヒド樹脂、クマロン−インデン(Cumaron−
Inden)−縮合生成物から誘導された、スルホン
化された樹脂並びに特にスルホン化されたポリス
チロール樹脂例えば核スルホン化された網状化さ
れたスチロール−ジビニルベンゾール共重合体で
ある。液状又は溶かした酸性縮合剤を使用する際
には、液状又は溶かした酸性縮合剤の量は、一般
に反応器容積1当り約0.001〜0.9、殊に0.01
〜0.7である。固体の酸性縮合剤を使用する際
には、固体の縮合剤の量は、一般に反応器容積1
当りカサ容積0.01〜1である。固体の酸性縮
合剤は、そのままで又は担持材料に結合させて使
用することができる。適当な担持材料は、例えば
酸化アルミニウム、珪酸、活性炭、有機重合体で
ある。エーテル化のためには、例えば撹拌容器又
は固定床反応器を使用することができる。固定床
反応器を使用するのが有利である。
エーテル化のためには、C4−炭化水素混合物
と第1級C3−又はC4−アルコール及びメタノー
ルとを酸性縮合剤の存在で一般に温度20〜120
℃、殊に20〜100℃、特に30〜80℃で反応させ
る。エーテル化工程における温度経過を、エーテ
ル化工程からの反応混合物の流出温度が20〜100
℃、殊に20〜65℃、特に30〜50℃になるように調
節するのが有利である。この流出温度は、エーテ
ル化工程の中間及び/又は開始範囲より低いのが
有利である。
本発明のエーテル化は、常圧で実施することが
できる。しかしながら、僅かな過圧、例えば圧力
1.01〜30バール、2〜20バールを適用するのが有
利である。この場合、イソブテンを含有するC4
−炭化水素混合物は反応のためのその都度の圧力
及び温度に基いて液状又はガス状で使用すること
ができる。イソブテンを含有する液状のC4−炭
化水素混合物を使用するのが有利である。エーテ
ル化は不連続的に実施することができる。反応時
間は、不連続的操作法では一般に1分〜5時間で
ある。しかしながら、エーテル化は有利に連続的
に行なわれ、この場合反応器容積(l)と装入量
(/h)からの割合は一般に0.01〜5時間、有
利には0.3〜1時間である。
エーテル化のためには、メタノール及びC3
又はC4−アルコールを一般に1:50〜50:1、
殊に1:20〜20:1、特に1:10〜10:1の重量
比で使用する。
メタノール及び第1級C3−又はC4−アルコー
ルと、C4−炭化水素混合物中に含有されるイソ
ブテンとのモル比は、エーテル化の際には一般に
100:1〜0.7:1、有利には20:1〜0.9:1、
4:1〜1:1である。
エーテル化は1反応工程又は複数の相前後に接
続された反応工程で実施することができる。複数
のエーテル化工程を適用する際には、一般に2又
は3工程、有利には2工程が適用される。
未反応C4−炭化水素から成る、蒸溜によつて
得られるC4−炭化水素混合物ラフイネートは、
場合により過剰でエーテル化に加えられるメタノ
ールを含有し、これはC4−炭化水素混合物ラフ
イネートの蒸溜分離の際に炭化水素/メタノール
−共沸混合物が形成されることに基いて同様に留
出される。それに対して、ラフイネートは驚異的
にも実際に場合により過剰でエーテル化に加えら
れる第1級C3−又はC4−アルコールを含有して
いない。
エーテル化を1工程で実施する場合には、C4
−炭化水素混合物をメタノールと第1級C3−又
はC4−アルコールの混合物と反応させるのが有
利である。有利な1実施態様に基いてエーテル化
を相前後に接続された2工程でエーテル化を実施
する場合には、これらの工程で種々のアルコール
を使用することができる、この場合第1エーテル
化工程ではメタノールをかつ第2エーテル化工程
では第1級C3−又はC4−アルコールを使用する
のが有利である。しかしながら、両工程で夫々メ
タノールと第3級C3−又はC4−アルコールの混
合物を使用してもよい。しかしまた、第1工程で
はアルコールの混合物をかつ第2工程では第1級
C3−又はC4−アルコールを或は第1工程ではC3
−又はC4−アルコール又は有利にはメタノール
をかつ第2工程ではアルコールの混合物を使用す
ることも可能である。
2工程式操作法においては、第1エーテル化工
程でアルコールの混合物を例えばモル比1:20〜
20:1、殊に1:10〜10:1、特に1:5〜5:
1で使用し、一方第2エーテル化工程で十分に、
即ち第2工程に加えられるアルコール全量の内の
C3−又はC4−アルコール量の成分が少なくとも
50モル%、殊に少なくとも80モル%、特に少なく
とも90モル%又は専ら第1級C3−又はC4−アル
コールのみを加えるのが有利である。
2工程操作法でかつ第1工程でメタノールを使
用する場合第1工程の反応混合物の蒸溜後に得ら
れ、未反応混合物を含有する塔頂生成物から、該
塔頂生成物中に含有されるメタノールは、塔頂生
成物を第2エーテル化工程に移行させる前に例え
ば水洗いにより、場合により引続き乾燥すること
により除去することができる。しかしながら、塔
頂生成物はメタノール分離を行なわずに第2エー
テル化工程で更に反応させるのが有利である。
2工程操作法では、イソブテンを含有する出発
−C4−炭化水素混合物を全部第1工程に供給
し、次いで得られた反応混合物から分離した後第
2エーテル化工程に供給することができる。しか
しながら、場合によつては出発−C4−炭化水素
混合物を一部だけ、例えば5〜95%を第1エーテ
ル化工程に供給しかつ出発−C4−炭化水素混合
物の残り分を有利には第1エーテル化工程の未反
応C4−炭化水素と混合した後第2エーテル化工
程に戻すのが有利である。第2エーテル化工程の
反応混合物は一般に蒸溜工程に供給され、その際
塔頂生成物としてイソブテン含有率一般に最高5
重量%、殊に最高3重量%、特に最高1重量%を
有する、未反応炭化水素を含有するC4−炭化水
素ラフイネートが取出される。しかしながら、イ
ソブテン0.5重量%未満を有するC4−炭化水素ラ
フイネートを取出すことも可能である。
例えば第1エーテル化工程から蒸溜によつて得
られたメタノール含有C4−炭化水素ラフイネー
トと反応させる際に、第2エーテル化工程に十分
に、即ち第2工程に供給される全アルコール量の
C3−C4−アルコール量の成分少なくとも50モル
%、殊に少なくとも80モル%、特に少なくとも90
モル%を加える際又は専らC3−又はC4−アルコ
ールのみを加える際には、第2エーテル化工程の
反応混合物の蒸溜によつて得られるC4−炭化水
素ラフイネート中のメタノール濃度を、メタノー
ルとC4−炭化水素との共沸組成に相応する濃度
より十分に低く低下させることができ、しかも水
洗いを投入する必要はない。メタノール含有率1
重量%未満、殊に0.5重量%未満及びC3−又はC4
−アルコール、メチル−第3級ブチルエーテル及
びC3−又はC4−アルキル−第3級ブチルエーテ
ルの含有率夫々最高1000重量ppm、殊に最高500
重量ppm、特に最高100重量ppmを有するC4−炭
化水素ラフイネートを取出すのが有利である。
C4−炭化水素ラフイネートが実際にメタノール
不含であるべき場合には、例えば水洗い又は一般
に少なくとも10バール、殊に20バールからC4
炭化水素の臨界圧までの圧力で加圧蒸溜すること
によるラフイネートの後処理を後続することもで
きる。しかしながら、一般にこのような後処理は
不必要である。
本発明方法の有利な1実施態様は、エーテル化
反応を1工程又は複数の、殊に2エーテル化工程
で実施しかつ多工程操作法において既に第1エー
テル化工程でメタノール反応させることから成
り、この際エーテル化工程の反応混合物ないしは
多工程操作法においては第1エーテル化工程の反
応混合物をサイドドラフトを備えた蒸溜工程に供
給し、サイドドラフトからメタノール富化フラク
シヨンを取出し、有利には該フラクシヨンをエー
テル化工程にないしは多工程操作法においては第
1エーテル化工程に戻す。しかしながら、サイド
ドラフトを用いないで実施することも可能であ
る。
2工程操作法の場合には、第1蒸溜の塔頂生成
物として、メチル−第3級ブチルエーテルを一般
に1〜5000重量ppm、殊に10〜2000重量ppm、
特に50〜1000重量ppmを含有する、未反応炭化
水素を含有するフラクシヨンを取出しかつ第2工
程に供給するのが有利である。更に、この塔頂生
成物は通常の蒸溜では一般にメタノール1.5%以
上を含有する。しかし、一般にはラフイネートを
第1工程に直接的に、即ち水洗いを投入せずに第
2工程に供給することができる。
C4−炭化水素混合物ラフイネートの蒸溜分離
後に残留する、なおメチル−第3級ブチルエーテ
ル、場合によりメタノール、第1級C3−又はC4
−アルコール及びC3−又はC4−アルキル−第3
級ブチルエーテルを含有する塔底生成物は、別に
蒸溜するのが有利であり、この場合メチル−第3
級ブチルエーテル及び場合により存在するメタノ
ールが分離されかつ最後にC3−又はC4−アルキ
ル−第3級ブチルエーテル及び場合によりC3
又はC4−アルコールを含有する塔底生成物が得
られる。一般に、得られる塔底生成物は夫々メタ
ノール及びメチル−第3級ブチルエーテル500重
量ppm未満、殊に100重量ppm未満、特に10重量
ppm未満を含有する。
得られるC3−又はC4−アルキル−第3級ブチ
ルエーテルを引続き本方法の第2工程で酸性触媒
の存在で高めた温度でイソブテンと、第1級C3
−又はC4−アルコールとに分解する。分解のた
めには出発生成物としては、実際にC3−又はC4
−アルコールを含んでいない第3級エーテルを使
用することができる、該第3級エーテルは例えば
エーテル化の際に最高でも化学量論的に必要なア
ルコール量に相応する量のC3−又はC4−アルコ
ールを使用しかつ例えば留去によつて、エーテル
化の反応混合物の蒸溜後に最終的に得られる塔底
生成物から、過剰に加えられた第1級C3−又は
C4−アルコールを分離することによつて得られ
たものである。しかしながら、過剰のC3−又は
C4−アルコールの一部のみを分離することも可
能である。塔底生成物として得られるC3−又は
C4−アルキル−第3級ブチルエーテルは、有利
には未反応C4−炭化水素を1000重量ppm未満、
殊に100重量ppm未満、特に10重量ppm未満含有
する。
分解のためには、第3級エーテルを蒸発しかつ
気相内で酸性触媒と接触させればよい。酸性触媒
としては、例えば水素形のイオン交換体、例えば
スルホン化炭素、スルホン化フエノール−ホルム
アルデヒド樹脂、クマロン−インデン−縮合生成
物から誘導されるスルホン化樹脂、並びに特にス
ルホン化ポリスチロール樹脂並びに該スルホン化
物、網状化スチロール−ジビニルベンゾール−共
重合体が該当する。
更に、固形の担持材料上にモノ−又は有利には
ポリ燐酸を含有する固形の燐触媒が特に適当であ
る。燐酸触媒のための適当な担持材料は、例えば
酸化アルミニウム、珪酸、活性炭、シリカゲル又
は軽石である。担持材料としてはシリカゲルを使
用するのが有利である。
その他の適当な触媒は、酸性の金属硫酸塩例え
ば硫酸水素ナトリウム、硫酸水素カルシウム、硫
酸アルミニウム、硫酸ニツケル、硫酸銅、硫酸コ
バルト、硫酸カドミウム、硫酸ストロンチウムで
ある。これらの酸性の金属硫酸塩は、そのままで
使用することができる。担持材料に結合させて使
用するのが有利である。適当な担持材料は、例え
ばシリカゲル、活性炭、酸化アルミニウム又は軽
石である。
更に、分解のための触媒としてはシリカゲル又
は酸化アルミニウムのみが挙げられる。
本発明のもう1つの実施態様では、分解のため
に酸性触媒として金属燐酸塩、特に金属水素燐酸
塩を使用する。これらの燐酸塩は、燐酸を酸性の
金属燐酸塩の化学量論的組成を越える過剰で、例
えば65%、殊に20%、特に10%までの過剰で含有
していてもよい。この種の金属燐酸塩としては、
例えば燐酸マグネシウム、燐酸カルシウム、燐酸
ストロンチウム、燐酸バリウム、燐酸マンガン、
燐酸ニツケル、燐酸銅、燐酸コバルト、燐酸カド
ミウム、燐酸鉄()、燐酸クロム及び特に燐酸
アルミニウムを使用することができる。金属燐酸
塩−触媒は、そのままで又は担持材料上で使用す
ることができる。適当な担持材料は、例えば酸化
アルミニウム、珪酸、活性炭、酸化亜鉛である。
酸性触媒の量は、一般に反応器への第3級エー
テルの装入量1Kg/h当り約0.01〜1Kg、殊に約
0.03〜0.3Kgである。第3級エーテルの分解のた
めには、固定床反応器が有利に使用される。
第3級エーテルの分解温度は、酸性触媒の種類
及び接触時間に関係して変動するが、一般には温
度50〜350℃、殊に80〜300℃、特に100〜250℃で
ある。分解触媒として金属燐酸塩又は燐触媒を使
用する際には、一般に温度80〜350℃、殊に90〜
260℃、特に100〜250℃を適用する。
蒸発される第3級エーテルの接触時間は、有利
には0.1〜20秒、殊に1〜10秒である。
第3級エーテルの分解は、常圧で行なうことが
できる。しかしながら、過圧、例えば圧力2〜15
バール、殊に3〜12バール、特に4〜12バールを
使用することもでき、また場合によつては有利で
ある。しかしながら、分解は減圧下に実施するこ
ともできる。第3級エーテルの分解は、不連続的
に実施することができる。しかし、これは連続的
に実施するのが有利である。
分解の際に得られ、反応生成物としてイソブテ
ン及び第1級C3−又はC4−アルコールを含有す
る反応混合物は、イソブテンと、C3−又はC4
アルコールとに分離される。この分離は蒸溜によ
つて有利に行なわれ、この場合簡単に、水洗い投
入しないで99.3%、殊に99.8%以上の純度を有す
る高純度のイソブテンを得ることができる。有利
には、水洗いを投入しないで得られる高純度のイ
ソブテンは、C3−又はC4−アルコールの含有率
最高500重量ppm、殊に最高200重量ppm、特に
最高20重量ppmを有し、この際には特別の蒸溜
による分離費用を要せずにC3−又はC4−アルコ
ールの含有率最高5重量ppmを得ることができ
る。
分離工程から得られたC3−又はC4−アルコー
ルは、一般にエーテル化工程に再び戻される。エ
ーテル化に戻されるC3−又はC4−アルコール
は、富化によつてエーテル化のために特別に欠点
を伴わずに、ジ−C3−又はC4−アルキルエーテ
ル30重量%まで、殊に15重量%まで、特に10重量
%まで並びに場合によりC3−又はC4−アルキル
−第3級ブチルエーテル及び/又はイソブテン
夫々10重量%まで、殊に夫々5重量%まで、特に
夫々2重量%まで含有していてもよい。
連続的操作法においてかつ第3級エーテルを分
解しかつ引続き反応混合物を後処理した後に得ら
れる第1級C3−又はC4−アルコールをエーテル
化帯域に戻す際には、本新規方法では、C4−ア
ルコールとしてイソブタノールを使用する場合に
はイソブタノール流から場合により富化された不
純物例えばジイソブチルエーテルを除去するため
にイソブタノール分流を分枝させるのが有利であ
る。イソブタノール流から、イソブタノール流の
0.1〜10重量%、殊に0.5〜5重量%でありかつジ
イソブチルエーテルを一般に3〜40重量%、殊に
5〜35重量%、特に10〜30重量%含有する分流を
分枝させるのが有利である。本方法の有利な1実
施態様は、イソブタノール分流を自体公知方法で
脱水、触媒の存在で脱水してイソブテンにするこ
とから成り、それによつてイソブテンの収率が公
知方法とは異つて付加的に高められる。
脱水化は気相内で触媒に接続させて有利に実施
される。適当な触媒は、例えばシリカゲル、酸化
トリウム、酸化チタン()及び特に酸化アルミ
ニウムである。一般には、脱水化のためには温度
250〜450℃、殊に300〜400℃を適用する。
次に、図示の実施例につき本発明方法を説明す
る。
イソブテンを含有するC4−炭化水素混合物
(導管1を経て)及びメタノール及び場合により
第1級C3−又はC4−アルコール、例えばイソブ
タノール(導管2を経て)が混合されかつ得られ
る混合物は導管3を経て、酸性縮合剤、例えばイ
オン交換体が充填された、エーテル化のための第
1エーテル化反応器4に供給される。反応器は固
定床反応器、例えば流動管又は管型反応器として
又は両反応器型の組合せ体として構成されている
のが有利である。しかしながら、その他の型の反
応器、例えば撹拌槽又は撹拌槽カスケードを使用
することもできる。得られる反応混合物は反応器
から導管5を介して取出されかつ第1蒸溜塔6に
供給される。蒸溜塔の頂部から、イソブテン量が
少ないC4−炭化水素混合物ラフイネートが導管
7を経て取出される。場合により、塔6から導管
13を介してメタノールを含有するフラクシヨン
がサイドドラフトを介して取出されかつエーテル
化反応器4に戻される。第1エーテル化工程の、
導管7を介して取出され、未反応C4−炭化水素
を含有するラフイネートは、イソブタノール(導
管8からの)と混合されかつ第2エーテル化反応
器9に供給される。この反応器は第1エーテル化
反応器と同様に構成されていてもよい。第2エー
テル化反応器9の反応生成物は、別の蒸溜塔11
に供給される。この蒸溜塔の頂部から十分にイソ
ブテン−、アルコール−及びエーテル−不含の
C4−炭化水素ラフイネートが導管12を介して
取出される。蒸溜塔6及び9の底部からは、形成
されたエーテルを含有する塔底生成物が導管13
及び14を介して取出されかつ蒸溜塔15に導び
かれる。この場合、2つの流れ13及び14を蒸
溜塔15の異つた位置から供給するのが有利であ
る。塔15の頂部から、メチル−第3級ブチルエ
ーテルが導管16を介してかつC3−又はC4−ア
ルキル−第3級ブチルエーテル及び場合により過
剰で加えられたC3−又はC4−アルコールを含有
するフラクシヨンが底部から導管17を介して取
出されかつ蒸気状で分解反応器18に導びかれ
る。分解反応器18からの生成物は、導管19を
介して蒸溜塔20に導びかれる。塔20の頂部か
らは、導管21を介して純粋なイソブテンが取出
される。底部から、分解において得られたイソブ
タノールが導管22を介して取出されかつ導管8
及び23を介してエーテル化に戻される。
実施例 エチレンプラントから得られたC4−フラクシ
ヨンの、ブタジエンを抽出した残りであるC4
炭化水素混合物を使用してエーテル化を実施し
た。ブタジエン抽出後のC4−炭化水素混合物の
組成は、次のとおりであつた: イソブテン 1.9容量% n−ブタン 8.1容量% イソブテン 46.0容量% ブテン−1 26.7容量% トランス−ブテン− 210.1容量% シス−ブテン−2 7.0容量% ブタジエン−1,3 0.2容量% C4−炭化水素混合物を化学量論的量(含有さ
れるイソブテンに対して)の、モル比1:1のメ
タノールとイソブタノールの混合物と一緒に、管
型反応器として構成された第1エーテル化反応器
に供給した。エーテル化反応器では、エーテル化
反応器からの反応混合物の流出温度が40℃であ
り、一方反応器内の反応温度が出発物質の供給口
の近くで70〜80℃であるような温度プロフイール
が描かれるように調整した。圧力は15バールであ
つた。従つて反応は液相で進行した。管型反応器
には、完全に水素形のイオン交換体(スルホン化
ポリスチロールジビニルベンゾール樹脂、
Lewatit SPC 118)が充填されていた。反応混合
物を、実用棚段数15(10番目の実用棚段に供給
口)を有する蒸溜塔で分離した。塔の頂部から、
メタノールを含有するC4−炭化水素混合物が未
反応炭化水素と一緒に取出された、これは夫々メ
チル−第3級ブチルエーテル、イソブタノール及
びイソブチル−第3級ブチルエーテル100重量
ppm未満を含有していた。塔底からは、メチル
−第3級ブチルエーテル、イソブタノール及びイ
ソブタノール−第3級ブチルエーテルから成る混
合物が取出された。第5実用柵段からメタノール
フラクシヨンが取出されかつ第1エーテル化工程
に戻した。
蒸溜塔の頂部から取出されたC4−炭化水素混
合物を、化学量論的量のイソブタノールと混合し
かつ第2エーテル化反応器に供給した。温度プロ
フイール及び圧力は、第1エーテル化反応器と同
様に選択した。第2エーテル化反応器からの反応
生成物を、10番目の棚段の個所に供給口を備えた
実用棚段数15を有する第2蒸溜塔で蒸溜した。
第2蒸溜塔の頂部からは、C4−炭化水素ラフイ
ネートが取出され、これはイソブタノール、イソ
ブチル−第3級ブチルエーテル及びメチル−第3
級ブチルエーテル夫々10ppm未満を含有してい
た。第2蒸溜塔の塔底生成物を、第1蒸溜塔の塔
底生成物と合わした。合わした塔底生成物は、
C4−炭化水素100ppm未満を含有しておりかつ蒸
溜によつてメチル−第3級ブチルエーテル生成物
と、イソブタノール及びイソブチル−第3級ブチ
ルエーテルから成るフラクシヨンとに分離され
た。引続き、このフラクシヨンを蒸発させかつ管
型間隙反応器内に導びいた。分解温度は、反応器
全体に亘つて180〜200℃に保持した。この場合出
口温度は200℃であつた。酸性触媒としては、燐
酸を含浸させ、引続き焼成したシリカゲルを使用
した。帯留時間は、3秒であつた。圧力は5バー
ルに調整した。
間隙反応器からの反応生成物を、10番目の実用
棚段に供給口を備えた実用棚段数15を有する別
の蒸溜塔で分離した。塔頂部から、99.8%以上の
純度を有するイソブテンが取出された。副生成物
は、n−ブテンであつた。イソブタノール又はイ
ソブタノール−第3級ブチルエーテルは、夫々
10ppm以下まで分離することができた。メタノ
ール及びメチル−第3級ブチルエーテルは、既に
間隙反応器に装入される前に蒸溜で分離されてい
た、従つて水洗いは不必要であつた。イソブテン
は更に精製することなく別の反応のために使用す
ることができた。蒸溜塔の底部から、イソブタノ
ールが回収されかつエーテル化工程に戻した。イ
ソブテン及びメチル−第3級ブチルエーテルの収
率は、使用したC4−炭化水素混合物中のイソブ
テンの量に対して97.5%以上であつた。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明方法を実施する装置の系統図で
ある。なお、図示された主要部と符号との対応関
係は以下の通りである。 4……第1エーテル化反応器、6……第1蒸溜
塔、9……第2エーテル化反応器、11……第2
蒸溜塔、15……蒸溜塔、18……分解反応器、
20……蒸溜塔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 イソブテンを含有するC4−炭化水素混合物
    からメチル−第3級ブチルエーテルを製造し、同
    時にイソブテンを取得する方法において、 1 C4−炭化水素混合物を、1工程又は多工程
    のエーテル化工程において酸性縮合剤の存在で
    メタノール及び第1級C3−又はC4−アルコー
    ルと反応させ、 2 1つ以上の得られた反応混合物を引続き、未
    反応炭化水素を含有するフラクシヨンと、メチ
    ル−第3級ブチルエーテルと、C3−又はC4
    アルキル−第3級ブチルエーテルを含有するフ
    ラクシヨンとに分離し、かつ 3 次いでC3−又はC4−アルキル−第3級ブチ
    ルエーテルを酸性触媒の存在で高めた温度でイ
    ソブテンと、第1級C3−又はC4−アルコール
    とに分解することを特徴とする、メチル−第3
    級ブチルエーテルを製造し、同時にイソブテン
    を取得する方法。 2 エーテル形成のための酸性縮合剤として水素
    形のイオン交換体を使用する、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 C4−炭化水素混合物を多工程とくに2工程
    の相前後に接続されたエーテル化工程で反応させ
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。 4 第1エーテル化工程でメタノール又はメタノ
    ールと第1級C3−又はC4−アルコールの混合物
    をかつ第2エーテル化工程で第1級C3−又はC4
    −アルコールを使用する、特許請求の範囲第3項
    記載の方法。 5 C4−炭化水素混合物をメタノールと第1級
    C3−又はC4−アルコールの混合物と反応させ
    る、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
    法。 6 C4−炭化水素混合物を2工程の相前後に接
    続されたエーテル化工程において夫々メタノール
    と第1級C3−又はC4−アルコールの混合物と反
    応させ、その際第1エーテル化工程に供給される
    メタノール量/第1エーテル化工程に供給される
    第1級C3−又はC4−アルコールの量の比率が、
    第2エーテル化工程に供給されるメタノール量/
    第2エーテル化工程に供給される第1級C3−又
    はC4−アルコールの量の比率よりも大きいこと
    から成る、特許請求の範囲第3項記載の方法。 7 エーテル化反応を1又は2エーテル化工程で
    実施しかつ2工程操作法において既に第1エーテ
    ル化工程でメタノールと反応させ、この場合エー
    テル化工程の反応混合物ないしは2工程操作法で
    は第1エーテル化工程の反応混合物をサイドドラ
    フトを備えた蒸溜帯域に供給し、該蒸溜帯域にお
    いて頂部から未反応C4−炭化水素を含有するフ
    ラクシヨンを、底部から形成された第3級エーテ
    ルを含有するフラクシヨンをかつサイドドラフト
    から未反応メタノールを含有するフラクシヨンを
    取出し、かつ未反応メタノールを含有するフラク
    シヨンをエーテル化工程ないしは第1エーテル化
    工程に戻すことから成る、特許請求の範囲第1乃
    至6項の1つに記載の方法。 8 第2エーテル化工程の反応混合物を蒸溜処理
    し、該工程で頂部生成物として、C3−又はC4
    アルコール、メチル−第3級ブチルエーテル及び
    C3−又はC4−アリル−第3級ブチルエーテルを
    夫々最高1000重量ppm及びメタノールを最高1
    重量%含有する、未反応C4−炭化水素を含有す
    るフラクシヨンを取出すことから成る、特許請求
    の範囲第1乃至7項の1つに記載の方法。 9 場合により過剰で加えられる第1級C3−又
    はC4−アルコールを含有するC3−又はC4−アル
    キル−第3級ブチルエーテルの分解の際に得られ
    る、イソブテン及び第1級C3−又はC4−アルコ
    ールを含有する反応混合物を蒸溜帯域に供給し、
    該帯域において頂部生成物として水洗を介さずに
    最高500重量ppmの第1級C3−又はC4−アルコー
    ルの含有率を有するイソブテンに取出し、かつ得
    られた、第1級C3−又はC4−アルコールを含有
    する底部生成物をエーテル化工程に戻すことから
    成る、特許請求の範囲第1乃至8項の1つに記載
    の方法。
JP9407480A 1979-07-14 1980-07-11 Method of manufacturing methylltertiaryy butylether as well as obtaining isobutene simultaneously Granted JPS5616424A (en)

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