JPS6245287Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6245287Y2 JPS6245287Y2 JP12087680U JP12087680U JPS6245287Y2 JP S6245287 Y2 JPS6245287 Y2 JP S6245287Y2 JP 12087680 U JP12087680 U JP 12087680U JP 12087680 U JP12087680 U JP 12087680U JP S6245287 Y2 JPS6245287 Y2 JP S6245287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- shield case
- holders
- magnetic head
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールドケースへのコアの組込み位置
精度を高めた磁気ヘツドを提供するにある。
精度を高めた磁気ヘツドを提供するにある。
従来の磁気ヘツドは、第１図、第２図に示すよ
うに、２つのコアホルダー１，１のそれぞれにコ
イル３を巻装したコア２を組込み、この両コアホ
ルダー１，１の突合せ面を互に突合せ、シールド
ケース４に挿入して前記コア２をシールドケース
４の窓４ａから露出させ、最後に、樹脂５等で固
定している。なお、６はシールド板、７は端子８
を埋設した端子板で、端子８の一端部にコイル３
のリード線が接続される。
うに、２つのコアホルダー１，１のそれぞれにコ
イル３を巻装したコア２を組込み、この両コアホ
ルダー１，１の突合せ面を互に突合せ、シールド
ケース４に挿入して前記コア２をシールドケース
４の窓４ａから露出させ、最後に、樹脂５等で固
定している。なお、６はシールド板、７は端子８
を埋設した端子板で、端子８の一端部にコイル３
のリード線が接続される。
しかし、前記従来例の磁気ヘツドでは、２つの
コアホルダー１，１の突合せ時に、コア２，２同
志の突合せを精度良く決定するために、両コアホ
ルダー１，１の側面１ａ，１ａが位置ズレを起こ
す。その結果、コアホルダー１，１をシールドケ
ース４に組込む際に、コアホルダー１，１がシー
ルドケース４に対して傾いて挿入され、コア２の
ギヤツプ２ａラインが傾き（スリツト角度がバラ
ツク）、再生ヘツドにおいて、特に高域の再生出
力が減小するという問題がある。
コアホルダー１，１の突合せ時に、コア２，２同
志の突合せを精度良く決定するために、両コアホ
ルダー１，１の側面１ａ，１ａが位置ズレを起こ
す。その結果、コアホルダー１，１をシールドケ
ース４に組込む際に、コアホルダー１，１がシー
ルドケース４に対して傾いて挿入され、コア２の
ギヤツプ２ａラインが傾き（スリツト角度がバラ
ツク）、再生ヘツドにおいて、特に高域の再生出
力が減小するという問題がある。
また、コア２が傾くために、コア２がシールド
ケース４の窓４ａに当接し易く、当接した場合に
は、ホールドケース１がシールドケース４の後方
部からテープ摺接面側（前面部）の方向にかけて
傾き〔ホールドケース１がおじぎをする〕、その
ため、シールドケース４の前面部の研摩時に、コ
ア２のギヤツプ２ａのデイプスが一定しなくな
り、特性にバラツキを生ずる。そこで、コア２と
シールドケース４の窓４ａとの当接を防止するた
めに、窓４ａの形状を大きくした場合には、窓４
ａから露出する樹脂５の面積が大となり、テープ
走行の安定性が悪くなる等の欠点があつた。
ケース４の窓４ａに当接し易く、当接した場合に
は、ホールドケース１がシールドケース４の後方
部からテープ摺接面側（前面部）の方向にかけて
傾き〔ホールドケース１がおじぎをする〕、その
ため、シールドケース４の前面部の研摩時に、コ
ア２のギヤツプ２ａのデイプスが一定しなくな
り、特性にバラツキを生ずる。そこで、コア２と
シールドケース４の窓４ａとの当接を防止するた
めに、窓４ａの形状を大きくした場合には、窓４
ａから露出する樹脂５の面積が大となり、テープ
走行の安定性が悪くなる等の欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解消したもので、以下、
その１実施例を第３図、第４図により説明する
と、前記従来例の磁気ヘツドと同様に、２つのコ
アホルダー１，１にコイル３を巻装したコア２を
それぞれ組込み、両コアホルダー１，１の突合せ
面を互に突合せ、シールドケース４内に挿入し、
樹脂５等で固定したものであるが、本考案の場合
には、２つのコアホルダー１の何れか一方の側面
１ａの一部に、両コアホルダー１，１の突合せ位
置ズレよりも予め大きな寸法の突部１ｂを形成し
てある。すなわち、該突部１ｂはホールドケース
１をシールドケース４に挿入する際にシールドケ
ース４の内壁４ｂに当接し、ホールドケース１の
組込み基準面となる。従つて、予め、前記突部１
ｂの基準面１ｃからコア２までの寸法Ａを所定の
値に設定しておけば、２つのコアホルダー１，１
の突合せにおいて互に位置ズレが生じても、コア
ホルダー１，１をシールドケース４に挿入する時
に、突部１ｂの基準面１ｃをシールドケース４の
内壁４ｂに当接させることにより、シールドケー
ス４とコア２との位置関係を精度良く決定するこ
とができる。尚、実施例ではコアホルダ１とシー
ルドケース４との位置決めの基準面１ｃをコアホ
ルダ１の側面に設けた突部１ｂで説明したが、突
部１ｂを設ける代わりに、このコアホルダー１の
磁気テープ幅方向の寸法全体を他方のコアホルダ
ー１の寸法より大きくしても同様の効果を得るこ
とができる。
その１実施例を第３図、第４図により説明する
と、前記従来例の磁気ヘツドと同様に、２つのコ
アホルダー１，１にコイル３を巻装したコア２を
それぞれ組込み、両コアホルダー１，１の突合せ
面を互に突合せ、シールドケース４内に挿入し、
樹脂５等で固定したものであるが、本考案の場合
には、２つのコアホルダー１の何れか一方の側面
１ａの一部に、両コアホルダー１，１の突合せ位
置ズレよりも予め大きな寸法の突部１ｂを形成し
てある。すなわち、該突部１ｂはホールドケース
１をシールドケース４に挿入する際にシールドケ
ース４の内壁４ｂに当接し、ホールドケース１の
組込み基準面となる。従つて、予め、前記突部１
ｂの基準面１ｃからコア２までの寸法Ａを所定の
値に設定しておけば、２つのコアホルダー１，１
の突合せにおいて互に位置ズレが生じても、コア
ホルダー１，１をシールドケース４に挿入する時
に、突部１ｂの基準面１ｃをシールドケース４の
内壁４ｂに当接させることにより、シールドケー
ス４とコア２との位置関係を精度良く決定するこ
とができる。尚、実施例ではコアホルダ１とシー
ルドケース４との位置決めの基準面１ｃをコアホ
ルダ１の側面に設けた突部１ｂで説明したが、突
部１ｂを設ける代わりに、このコアホルダー１の
磁気テープ幅方向の寸法全体を他方のコアホルダ
ー１の寸法より大きくしても同様の効果を得るこ
とができる。
叙上のように、本考案は両コアホルダー１の磁
気テープ幅方向の寸法を異らしめ、寸法の大きい
側のコアホルダー１の一側面を基準面とし、この
基準面１ｃをシールドケース４の内壁に当接さ
せ、コアホルダー１をシールドケース４に位置決
めする構成にしたことにより、２つのコアホルダ
ー１，１の突合せ時に位置ズレが生じても、前記
寸法の大きいコアホルダー１の基準面１ｃをシー
ルドケース４の内壁４ｂに当接させシールドケー
ス４に位置決めすることで、シールドケース４の
窓４ａへのコア２の位置決めが精度良く位置決め
され、且つ、コア２のギヤツプ２ａラインもシー
ルドケース４の一側壁に対して垂直（スリツト角
度90度）に設定することが出来る。また、シール
ドケース４に対するホールドケース１のおじぎを
防止し得、コア２のギヤツプ２ａデイプスを一定
に出来る等の実用上顕著な効果を奏する。
気テープ幅方向の寸法を異らしめ、寸法の大きい
側のコアホルダー１の一側面を基準面とし、この
基準面１ｃをシールドケース４の内壁に当接さ
せ、コアホルダー１をシールドケース４に位置決
めする構成にしたことにより、２つのコアホルダ
ー１，１の突合せ時に位置ズレが生じても、前記
寸法の大きいコアホルダー１の基準面１ｃをシー
ルドケース４の内壁４ｂに当接させシールドケー
ス４に位置決めすることで、シールドケース４の
窓４ａへのコア２の位置決めが精度良く位置決め
され、且つ、コア２のギヤツプ２ａラインもシー
ルドケース４の一側壁に対して垂直（スリツト角
度90度）に設定することが出来る。また、シール
ドケース４に対するホールドケース１のおじぎを
防止し得、コア２のギヤツプ２ａデイプスを一定
に出来る等の実用上顕著な効果を奏する。
第１図、第２図は従来の磁気ヘツドに係り、第
１図はコアを組込んだ一方のコアホルダーの突合
せ面側から見た側面図、第２図は一部破断平面
図、第３図、第４図は本考案の磁気ヘツドに係
り、第３図はコアを組込んだ一方のコアホルダー
の突合せ面側から見た側面図、第４図は一部破断
平面図である。 １……コアホルダー、１ｂ……突部、１ｃ……
基準面、２……コア、２ａ……ギヤツプ、４……
シールドケース。
１図はコアを組込んだ一方のコアホルダーの突合
せ面側から見た側面図、第２図は一部破断平面
図、第３図、第４図は本考案の磁気ヘツドに係
り、第３図はコアを組込んだ一方のコアホルダー
の突合せ面側から見た側面図、第４図は一部破断
平面図である。 １……コアホルダー、１ｂ……突部、１ｃ……
基準面、２……コア、２ａ……ギヤツプ、４……
シールドケース。
Claims (1)
- ２つのコアホルダーにそれぞれコアを組込み、
該両コアホルダーの突合せ面を互に突合せ、前記
両コアホルダーをシールドケースに挿入するよう
にした磁気ヘツドにおいて、前記両コアホルダー
の磁気テープ幅方向の寸法を互に異らしめ、寸法
の大きい側の前記コアホルダーの側面を基準面と
し、該基準面を前記シールドケースの内壁に当接
させ、前記コアホルダーを前記シールドケースに
位置決めしたことを特徴とする磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12087680U JPS6245287Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12087680U JPS6245287Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5745026U JPS5745026U (ja) | 1982-03-12 |
| JPS6245287Y2 true JPS6245287Y2 (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=29481550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12087680U Expired JPS6245287Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6245287Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-26 JP JP12087680U patent/JPS6245287Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5745026U (ja) | 1982-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6245287Y2 (ja) | ||
| JPS60159579U (ja) | 磁気テ−プカセツト | |
| US4137555A (en) | Magnetic head | |
| JPS6134569Y2 (ja) | ||
| JPH0337125Y2 (ja) | ||
| JP2582652Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS647454Y2 (ja) | ||
| JPH0210565Y2 (ja) | ||
| JPH026485Y2 (ja) | ||
| JPS5912755Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP2542305Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0240565Y2 (ja) | ||
| JPS632980Y2 (ja) | ||
| JPH0739044Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS647453Y2 (ja) | ||
| JPH056566Y2 (ja) | ||
| JPH0319053Y2 (ja) | ||
| JP2541902Y2 (ja) | 磁気ヘッド用シールドケース | |
| JPH0755684Y2 (ja) | 複合磁気ヘッド | |
| JPH0320895Y2 (ja) | ||
| JPH0743769Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS6316008Y2 (ja) | ||
| JPH034969Y2 (ja) | ||
| JPH0119220Y2 (ja) | ||
| JP2585695Y2 (ja) | 磁気ヘッド |