JPS6327290Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327290Y2 JPS6327290Y2 JP1980145917U JP14591780U JPS6327290Y2 JP S6327290 Y2 JPS6327290 Y2 JP S6327290Y2 JP 1980145917 U JP1980145917 U JP 1980145917U JP 14591780 U JP14591780 U JP 14591780U JP S6327290 Y2 JPS6327290 Y2 JP S6327290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- case body
- core
- back core
- fitting part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 208000031872 Body Remains Diseases 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はV.T.R或はテープレコーダ等に使用
される磁気記録再生装置の磁気ヘツドに関するも
のである。
される磁気記録再生装置の磁気ヘツドに関するも
のである。
従来、磁気記録再生装置の消去ヘツド１は第１
図イ，ロ，ハに示すように、ヘツド部２をケース
本体３の片方の側面から穿設した嵌合部３ａに挿
入して接着固定した後、バツクモールドを施し、
かつ第１図ロ，ハに鎖線で示す位置までテープ摺
接面３ｂ，３Ｂを所定の円弧状に研磨加工したも
のがある。
図イ，ロ，ハに示すように、ヘツド部２をケース
本体３の片方の側面から穿設した嵌合部３ａに挿
入して接着固定した後、バツクモールドを施し、
かつ第１図ロ，ハに鎖線で示す位置までテープ摺
接面３ｂ，３Ｂを所定の円弧状に研磨加工したも
のがある。
上記消去ヘツド１のヘツド部２はコイル４を巻
回したボビン５をフロントコア６に装着するとと
もに、このフロントコア６下端にコイル固定部１
０を介してバツクコア７を接着固定して構成さ
れ、前記固定部１０には端子９が固着されてい
る。
回したボビン５をフロントコア６に装着するとと
もに、このフロントコア６下端にコイル固定部１
０を介してバツクコア７を接着固定して構成さ
れ、前記固定部１０には端子９が固着されてい
る。
ヘツド部２を構成するバツクコア７には第２図
イ，ロのヘツド部底面図に示すようにフロントコ
ア６及びコイル固定部１０が両面テープ８等によ
り接着され、ケース本体３の嵌合部３ａには前記
ヘツド部２がケース本体３の片方の側面より嵌め
込まれるものである。そして、バツクコア７、フ
ロントコア６及びコイル固定部１０の両面テープ
８にて接着された面と直角な面が嵌合部３ａの底
面３ｄに接するようになつている。しかし、フロ
ントコア６及びコイル固定部１０とバツクコア７
とを接着固定する場合第２図イ，ロの底面図に示
すようにバツクコア７または両面テープ８がフロ
ントコア６の側面から寸法はみ出る場合があ
る。
イ，ロのヘツド部底面図に示すようにフロントコ
ア６及びコイル固定部１０が両面テープ８等によ
り接着され、ケース本体３の嵌合部３ａには前記
ヘツド部２がケース本体３の片方の側面より嵌め
込まれるものである。そして、バツクコア７、フ
ロントコア６及びコイル固定部１０の両面テープ
８にて接着された面と直角な面が嵌合部３ａの底
面３ｄに接するようになつている。しかし、フロ
ントコア６及びコイル固定部１０とバツクコア７
とを接着固定する場合第２図イ，ロの底面図に示
すようにバツクコア７または両面テープ８がフロ
ントコア６の側面から寸法はみ出る場合があ
る。
この場合、フロントコア６とバツクコア７を固
着したヘツド部をケース本体３に組み込む場合は
フロントコア６がケース本体３における嵌合部３
ａの底面３ｄから浮くので第１図ロ，ハに３ｂ，
３Ｂで示す線まで研磨した後の磁気ヘツドのイン
ピーダンスのバラツキ、ギヤツプ位置のズレ、及
びヘツド部をケース本体３に組込中の不安定等に
よる磁気ヘツドの性能低下が生じることが多かつ
た。このためヘツド部を組み込んだ後の修正工程
が必要になり量産化ができ難い構造である等の問
題もあつた。
着したヘツド部をケース本体３に組み込む場合は
フロントコア６がケース本体３における嵌合部３
ａの底面３ｄから浮くので第１図ロ，ハに３ｂ，
３Ｂで示す線まで研磨した後の磁気ヘツドのイン
ピーダンスのバラツキ、ギヤツプ位置のズレ、及
びヘツド部をケース本体３に組込中の不安定等に
よる磁気ヘツドの性能低下が生じることが多かつ
た。このためヘツド部を組み込んだ後の修正工程
が必要になり量産化ができ難い構造である等の問
題もあつた。
この考案は上述した事情に基づいてなされたも
のであり、フロントコアとバツクコアとの接着固
定に、ある程度のバラツキがあつてバツクコアあ
るいは両面テープがフロントコアの側面からはみ
出る場合があつてもケース本体の嵌合部底面に形
成した凹部又は打ち抜き部で位置ズレを吸収で
き、修正の手間を省いて量産化を可能にした構造
の磁気ヘツドを提供するものである。
のであり、フロントコアとバツクコアとの接着固
定に、ある程度のバラツキがあつてバツクコアあ
るいは両面テープがフロントコアの側面からはみ
出る場合があつてもケース本体の嵌合部底面に形
成した凹部又は打ち抜き部で位置ズレを吸収で
き、修正の手間を省いて量産化を可能にした構造
の磁気ヘツドを提供するものである。
以下、この考案による一実施例を第３図ないし
第４図に基づいて具体的に説明する。図において
従来例と対応する箇所及び部品は同一符号を付し
て説明する。第３図はこの考案によるケース本体
３であり、ヘツド部２が挿着される嵌合部３ａ
［第４図ロ］の底面３ｄにはバツクコア７が相対
する位置にバツクコア７の突出部分又は両面テー
プ８のはみ出し部分を吸収する凹部３ｃ［第４図
ロ］又は打ち抜き部（図示せず）が形成されてい
る。この凹部３ｃは例えばバツクコアの側面の面
積よりも広く、各辺で１〜２mm幅広であれば充分
であり、深さは0.2〜１mmあれば嵌合部３ａにヘ
ツド部２を挿着したときにフロントコア６が正確
に位置決め可能となる。従つて、この考案による
ケース本体３にヘツド部を挿着すれば第４図イ，
ロのようになる。第４図イにおいて鎖線はヘツド
部を示し、第４図ロは第４図イのＡ−Ａ線断面図
で、この図ではヘツド部は実線で示す。
第４図に基づいて具体的に説明する。図において
従来例と対応する箇所及び部品は同一符号を付し
て説明する。第３図はこの考案によるケース本体
３であり、ヘツド部２が挿着される嵌合部３ａ
［第４図ロ］の底面３ｄにはバツクコア７が相対
する位置にバツクコア７の突出部分又は両面テー
プ８のはみ出し部分を吸収する凹部３ｃ［第４図
ロ］又は打ち抜き部（図示せず）が形成されてい
る。この凹部３ｃは例えばバツクコアの側面の面
積よりも広く、各辺で１〜２mm幅広であれば充分
であり、深さは0.2〜１mmあれば嵌合部３ａにヘ
ツド部２を挿着したときにフロントコア６が正確
に位置決め可能となる。従つて、この考案による
ケース本体３にヘツド部を挿着すれば第４図イ，
ロのようになる。第４図イにおいて鎖線はヘツド
部を示し、第４図ロは第４図イのＡ−Ａ線断面図
で、この図ではヘツド部は実線で示す。
以上詳細に説明したように、この考案によれば
ヘツド部を構成するフロントコアとバツクコアを
固定部を介して接着固定する際にバツクコアある
いは両面テープがフロントコアの側面からはみ出
しても、これを吸収して正確に位置決めすること
ができるものであり、ケース本体にヘツド部を組
み込んで接着固定した後、テープ摺接面を研磨加
工してもインピーダンスのバラツキ、ギヤツプの
位置ズレが起らず、安定した磁気ヘツドを提供す
ることができる。
ヘツド部を構成するフロントコアとバツクコアを
固定部を介して接着固定する際にバツクコアある
いは両面テープがフロントコアの側面からはみ出
しても、これを吸収して正確に位置決めすること
ができるものであり、ケース本体にヘツド部を組
み込んで接着固定した後、テープ摺接面を研磨加
工してもインピーダンスのバラツキ、ギヤツプの
位置ズレが起らず、安定した磁気ヘツドを提供す
ることができる。
第１図イ，ロはそれぞれ従来の実施例を示すヘ
ツド部及びケース本体の斜視図、第１図ハはケー
ス本体の嵌合部にヘツド部を組み込んだ状態の斜
視図、第２図イ，ロは接着固定されたヘツド部の
底面図、第３図はこの考案によるケース本体の斜
視図、第４図イはこの考案による磁気ヘツドの組
み込み状態を示す側面図、第４図ロは同図のＡ−
Ａ線断面図である。 １……消去ヘツド、２……ヘツド部、３……ケ
ース本体、３ａ……嵌合部、３ｃ……凹部、３ｄ
……底面、６……フロントコア、７……バツクコ
ア。
ツド部及びケース本体の斜視図、第１図ハはケー
ス本体の嵌合部にヘツド部を組み込んだ状態の斜
視図、第２図イ，ロは接着固定されたヘツド部の
底面図、第３図はこの考案によるケース本体の斜
視図、第４図イはこの考案による磁気ヘツドの組
み込み状態を示す側面図、第４図ロは同図のＡ−
Ａ線断面図である。 １……消去ヘツド、２……ヘツド部、３……ケ
ース本体、３ａ……嵌合部、３ｃ……凹部、３ｄ
……底面、６……フロントコア、７……バツクコ
ア。
Claims (1)
- V.T.R.或いはテープレコーダ等の磁気ヘツド
でケース本体側面に片方を開放した嵌合部にヘツ
ド部が組み込まれたものにおいて、前記嵌合部の
底面のバツクコアの側面が相対する位置に、該バ
ツクコア側面の面積より広く、0.2〜１mm深さの
凹部又は打ち抜き部を形成したことを特徴とする
磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980145917U JPS6327290Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980145917U JPS6327290Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5771229U JPS5771229U (ja) | 1982-04-30 |
| JPS6327290Y2 true JPS6327290Y2 (ja) | 1988-07-25 |
Family
ID=29505510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980145917U Expired JPS6327290Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6327290Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP1980145917U patent/JPS6327290Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5771229U (ja) | 1982-04-30 |
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