JPH0337125Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337125Y2 JPH0337125Y2 JP1984084367U JP8436784U JPH0337125Y2 JP H0337125 Y2 JPH0337125 Y2 JP H0337125Y2 JP 1984084367 U JP1984084367 U JP 1984084367U JP 8436784 U JP8436784 U JP 8436784U JP H0337125 Y2 JPH0337125 Y2 JP H0337125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- core holder
- shield case
- magnetic head
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はシールドケース内にコアホルダーをネ
ジ部材で位置決めした磁気ヘツドに関する。
ジ部材で位置決めした磁気ヘツドに関する。
従来、磁気ヘツドの一般的製造方法は第8図の
ようにギヤツプ面が平面研磨されたコア3同志で
ギヤツプスペーサを挾み、コアホルダー1で保持
してシールドケース7に入れて止めネジ11で固
定し、シールドケース7内に樹脂9を充填して固
化し、ギヤツプ部を円筒研磨して完成品としてい
る。この時シールドケース7に挿入されたコアホ
ルダー1を止めネジ11で固定する場合、従来の
方法では止めネジの先端がコアホルダーの側面の
平面に当たつて締め付けるのみで止めネジでコア
ホルダーを位置決めするようには配慮されていな
かつた。
ようにギヤツプ面が平面研磨されたコア3同志で
ギヤツプスペーサを挾み、コアホルダー1で保持
してシールドケース7に入れて止めネジ11で固
定し、シールドケース7内に樹脂9を充填して固
化し、ギヤツプ部を円筒研磨して完成品としてい
る。この時シールドケース7に挿入されたコアホ
ルダー1を止めネジ11で固定する場合、従来の
方法では止めネジの先端がコアホルダーの側面の
平面に当たつて締め付けるのみで止めネジでコア
ホルダーを位置決めするようには配慮されていな
かつた。
従つてシールドケースに対しコア及びコアホル
ダーの位置が決まらないのでシールドケースの先
端から突出するコアとコアホルダーの突出量がバ
ラツキ、円筒研磨されるとギヤツプ部の深さが異
なつてバラツキ、特性が不安定になり、突出量が
一定になるように修正する工程があつて製造に時
間が掛かりコストも高くなる欠点がある。
ダーの位置が決まらないのでシールドケースの先
端から突出するコアとコアホルダーの突出量がバ
ラツキ、円筒研磨されるとギヤツプ部の深さが異
なつてバラツキ、特性が不安定になり、突出量が
一定になるように修正する工程があつて製造に時
間が掛かりコストも高くなる欠点がある。
更に止めネジ11はコアホルダー1の側面の平
面に当たつて締め付けるのみであるから充填され
た樹脂が固化する以前に温度などの環境変化によ
りコアホルダー1がシールドケース7内で動くこ
とがあり、動くとギヤツプ部を通る左右のコア3
の接合線が傾く等して特性の信頼性が低下する欠
点がある。
面に当たつて締め付けるのみであるから充填され
た樹脂が固化する以前に温度などの環境変化によ
りコアホルダー1がシールドケース7内で動くこ
とがあり、動くとギヤツプ部を通る左右のコア3
の接合線が傾く等して特性の信頼性が低下する欠
点がある。
本考案は上記欠点に鑑み、コアホルダーをシー
ルドケース内にネジ部材で位置決め固定してギヤ
ツプ部の深さを一定にしたりギヤツプ部の姿勢を
正確に位置決めする等して特性の均一化と作業効
率の向上を図つた磁気ヘツドを提案することであ
る。
ルドケース内にネジ部材で位置決め固定してギヤ
ツプ部の深さを一定にしたりギヤツプ部の姿勢を
正確に位置決めする等して特性の均一化と作業効
率の向上を図つた磁気ヘツドを提案することであ
る。
本考案は、コアホルダーにコアを保持し、該コ
アを突き合わせてギヤツプ部を形成したコアブロ
ツクをシールドケース内にネジ部材で固定するよ
うになした磁気ヘツドにおいて、上記コアホルダ
ーの上記ネジ部材が当接する位置に、コアホルダ
ーの位置決め用テーパー状凹部又は孔を設けたこ
とにある。
アを突き合わせてギヤツプ部を形成したコアブロ
ツクをシールドケース内にネジ部材で固定するよ
うになした磁気ヘツドにおいて、上記コアホルダ
ーの上記ネジ部材が当接する位置に、コアホルダ
ーの位置決め用テーパー状凹部又は孔を設けたこ
とにある。
本考案を図面の実施例で説明する。磁気ヘツド
は第1図、第2図で2組みのコアホルダー1にコ
イル2が巻線されたコア3が夫々保持されてコア
3と3をギヤツプスペーサ4を挾んで突き合わせ
てギヤツプ部5を形成したコアブロツク6がシー
ルドケース7に挿入され、シールドケース7に螺
合されたネジ部材8の先端が一方のコアホルダー
1の側面に設けられた位置決め用テーパー状凹部
1a内に当接され、シールドケース7内に樹脂9
が充填固化され、ギヤツプ部5が円筒研磨されて
磁気ヘツドが完成するように構成されている。
は第1図、第2図で2組みのコアホルダー1にコ
イル2が巻線されたコア3が夫々保持されてコア
3と3をギヤツプスペーサ4を挾んで突き合わせ
てギヤツプ部5を形成したコアブロツク6がシー
ルドケース7に挿入され、シールドケース7に螺
合されたネジ部材8の先端が一方のコアホルダー
1の側面に設けられた位置決め用テーパー状凹部
1a内に当接され、シールドケース7内に樹脂9
が充填固化され、ギヤツプ部5が円筒研磨されて
磁気ヘツドが完成するように構成されている。
上記コアホルダー1の凹部1aは第3図のよう
に2ケ所設けられ、第4図のように凹部1aにネ
ジ部材8の先端周囲が当接されてシールドケース
7に対しコアホルダー1の位置が常に一定するこ
とになる。コアホルダー1のシールドケース7か
ら突出される前端部に対し後端部には端子10が
突設されてコイル2の端部が接続されている。
に2ケ所設けられ、第4図のように凹部1aにネ
ジ部材8の先端周囲が当接されてシールドケース
7に対しコアホルダー1の位置が常に一定するこ
とになる。コアホルダー1のシールドケース7か
ら突出される前端部に対し後端部には端子10が
突設されてコイル2の端部が接続されている。
上記シールドケース7には第1図、第5図のよ
うにコア3とコアホルダー1の前端部が突出する
透孔7aと側面の2ケ所にネジ孔7bが穿設され
てネジ孔7bにネジ部材8が螺合されている。
うにコア3とコアホルダー1の前端部が突出する
透孔7aと側面の2ケ所にネジ孔7bが穿設され
てネジ孔7bにネジ部材8が螺合されている。
磁気ヘツドが上述のように構成され、2組みの
コアホルダー1にコア3が保持されたコアブロツ
ク6がシールドケース7に挿入されてコアホルダ
ー1の2ケ所のテーパー状凹部1aに2本のネジ
部材8の先端が嵌められ締め付けられると、シー
ルドケース7に対しコアホルダー1が2ケ所で位
置決めされるのでコア3の位置が一定に固定さ
れ、シールドケース7の透孔7aから突出したコ
アホルダー1の前端部とコア3の突出量や姿勢が
一定となつて突出量を修正する必要がないので組
立性が著しく向上され、円筒研磨後のギヤツプ部
5の深さのバラツキが解消されて特性が向上され
ると共に安定し、コアブロツク6がシールドケー
ス7内で樹脂9の固化前に環境の変化で動くこと
がなくなつて特性の信頼性が向上する。
コアホルダー1にコア3が保持されたコアブロツ
ク6がシールドケース7に挿入されてコアホルダ
ー1の2ケ所のテーパー状凹部1aに2本のネジ
部材8の先端が嵌められ締め付けられると、シー
ルドケース7に対しコアホルダー1が2ケ所で位
置決めされるのでコア3の位置が一定に固定さ
れ、シールドケース7の透孔7aから突出したコ
アホルダー1の前端部とコア3の突出量や姿勢が
一定となつて突出量を修正する必要がないので組
立性が著しく向上され、円筒研磨後のギヤツプ部
5の深さのバラツキが解消されて特性が向上され
ると共に安定し、コアブロツク6がシールドケー
ス7内で樹脂9の固化前に環境の変化で動くこと
がなくなつて特性の信頼性が向上する。
第6図はコアホルダー1に位置決め用面取りテ
ーパー面1bを有する透孔1cが設けられた変形
例である。
ーパー面1bを有する透孔1cが設けられた変形
例である。
第7図はコアホルダー1に穿設されたネジ孔1
eの孔縁に位置決め用テーパー状孔1fが形成さ
れた変形例で、第2図のコアホルダー1やコア3
が超小型でコア3のギヤツプ接合面3aの研磨加
工の折コアホルダー1がネジ孔で治具に固定しな
ければならない磁気ヘツドにおいて、そのネジ孔
にテーパー状孔1fが設けられた例である。
eの孔縁に位置決め用テーパー状孔1fが形成さ
れた変形例で、第2図のコアホルダー1やコア3
が超小型でコア3のギヤツプ接合面3aの研磨加
工の折コアホルダー1がネジ孔で治具に固定しな
ければならない磁気ヘツドにおいて、そのネジ孔
にテーパー状孔1fが設けられた例である。
上記説明では2ケ所の位置決め用テーパー状凹
部又は孔とネジ孔を横列に設けたが、縦列に設け
てもよい。更に一方を省略してもよい。
部又は孔とネジ孔を横列に設けたが、縦列に設け
てもよい。更に一方を省略してもよい。
本考案は上述のようにコアホルダーに設けた位
置決め用テーパー状凹部又は孔にシールドケース
に螺合したネジ部材を当接する簡単な構成で、テ
ーパー部にネジが当たつてコアホルダーが位置出
しされ、コアホルダーとコアの先端がシールドケ
ースから突出する突出量と姿勢が一定に固定され
て突出量を修正する必要がないので組立性が著し
く向上され、研磨後のギヤツプ部の深さが一定と
なつて特性が安定し、ギヤツプ部の深さがバラツ
クことによる特性のバラツキが解消され、樹脂固
化前にシールドケース内でコアブロツクが環境の
変化で動くことがなくなつて姿勢が正確に保持さ
れて特性の信頼性が向上する等実用上優れた効果
を奏する磁気ヘツドを提供することが出来る。
置決め用テーパー状凹部又は孔にシールドケース
に螺合したネジ部材を当接する簡単な構成で、テ
ーパー部にネジが当たつてコアホルダーが位置出
しされ、コアホルダーとコアの先端がシールドケ
ースから突出する突出量と姿勢が一定に固定され
て突出量を修正する必要がないので組立性が著し
く向上され、研磨後のギヤツプ部の深さが一定と
なつて特性が安定し、ギヤツプ部の深さがバラツ
クことによる特性のバラツキが解消され、樹脂固
化前にシールドケース内でコアブロツクが環境の
変化で動くことがなくなつて姿勢が正確に保持さ
れて特性の信頼性が向上する等実用上優れた効果
を奏する磁気ヘツドを提供することが出来る。
図面は本考案実施例が示され、第1図は磁気ヘ
ツドの断面側面図、第2図は第1図の分解断面側
面図、第3図はコアホルダーの他の側面図、第4
図は要部拡大断面側面図、第5図はシールドケー
スの側面図、第6図は要部の変形例拡大断面側面
図、第7図は更に他の変形例拡大断面側面図、第
8図は従来の磁気ヘツド断面側面図である。 1……コアホルダー、1a,1d……凹部、1
c,1f……孔、3……コア、5……ギヤツプ
部、6……コアブロツク、7……シールドケー
ス、8……ネジ部材。
ツドの断面側面図、第2図は第1図の分解断面側
面図、第3図はコアホルダーの他の側面図、第4
図は要部拡大断面側面図、第5図はシールドケー
スの側面図、第6図は要部の変形例拡大断面側面
図、第7図は更に他の変形例拡大断面側面図、第
8図は従来の磁気ヘツド断面側面図である。 1……コアホルダー、1a,1d……凹部、1
c,1f……孔、3……コア、5……ギヤツプ
部、6……コアブロツク、7……シールドケー
ス、8……ネジ部材。
Claims (1)
- コアホルダーにコアを保持し、該コアを突き合
わせてギヤツプ部を形成したコアブロツクをシー
ルドケース内にネジ部材で固定するようになした
磁気ヘツドにおいて、上記コアホルダーの上記ネ
ジ部材が当接する位置に、コアホルダーの位置決
め用テーパー状凹部又は孔を設けたことを特徴と
する磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436784U JPS613506U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436784U JPS613506U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613506U JPS613506U (ja) | 1986-01-10 |
JPH0337125Y2 true JPH0337125Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30633822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8436784U Granted JPS613506U (ja) | 1984-06-08 | 1984-06-08 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613506U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527064U (ja) * | 1978-08-12 | 1980-02-21 |
-
1984
- 1984-06-08 JP JP8436784U patent/JPS613506U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527064U (ja) * | 1978-08-12 | 1980-02-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613506U (ja) | 1986-01-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0337125Y2 (ja) | ||
JPS5955012U (ja) | 時計ケ−スとバンドの取付装置 | |
JPS6116414Y2 (ja) | ||
KR880001724B1 (ko) | 자기헤드의 제조방법 | |
JPS6245287Y2 (ja) | ||
JPS6316008Y2 (ja) | ||
JPH0743769Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2683472B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS6213216Y2 (ja) | ||
JP2542305Y2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0210565Y2 (ja) | ||
JPH0319053Y2 (ja) | ||
JPS6327289Y2 (ja) | ||
JPH026485Y2 (ja) | ||
JP2580785Y2 (ja) | 磁気ヘッド用保持枠 | |
JPS5951198B2 (ja) | 電磁型ピックアップカ−トリッジにおけるヨ−ク固定装置 | |
JPS6343612Y2 (ja) | ||
JPS5912755Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH021691Y2 (ja) | ||
JPH056566Y2 (ja) | ||
JP2524451Y2 (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0445124Y2 (ja) | ||
JPH0110735Y2 (ja) | ||
JPS6153768B2 (ja) | ||
JPH051404Y2 (ja) |