JPS6244405Y2 - - Google Patents

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JPS6244405Y2
JPS6244405Y2 JP1986121364U JP12136486U JPS6244405Y2 JP S6244405 Y2 JPS6244405 Y2 JP S6244405Y2 JP 1986121364 U JP1986121364 U JP 1986121364U JP 12136486 U JP12136486 U JP 12136486U JP S6244405 Y2 JPS6244405 Y2 JP S6244405Y2
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JP
Japan
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mounting frame
rail
protrusion
engagement
case
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JP1986121364U
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JPS6231334U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はリレー、スイツチ類の機器ケースを
DIN規格のレールに取り付ける取付装置に関する
ものである。
[背景技術] 従来この種のワンタツチ式取付装置は、例えば
第1図に示すように、取付枠1の上面に機器ケー
ス(図示せず)をねじ着し、取付枠1に装着した
スプリングと板金部品よりなる係合機構2により
レールの耳片3を挟持させるものであつた。従つ
て合成樹脂製の取付枠1にスプリングと板金部品
とを組み付ける必要があり、部品点数が多い上に
組立が面倒であるという欠点があり、しかも取り
外す際にはドライバ4などの工具を用いて矢印の
ように係合を外す必要があつた。また特開昭51−
132472号公報に示されたものは、上記板金部品の
上下面を傾斜面として、スプリングの弾発力に抗
して板金部品を後退させることにより、取り外し
の際に工具を不要としたものであるが、やはり合
成樹脂成形品の取付枠に別体のスプリング及び板
金部品を組み付けたものであるから、依然として
部品点数が多く組立が面倒であるという欠点があ
つた。
また取付枠と係合機構とを合成樹脂成形品で一
体に形成するために、成形品の突起部分をレール
と係合させようとしても、一般に一体成形された
突起は(スプリングが介在していないので)弾性
変形量を大きくすることができない上に、無理に
変形させようとすると取付枠自体も弾性変形して
しまうという問題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、取付枠と係合機構
とを合成樹脂成形品で一体に形成し、しかもレー
ルに係合する際の弾性変形量を充分大きくとるこ
とができるこの種のリレー、スイツチ類のレール
取付装置を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案によるレール取付装置は、上面
にリレー、スイツチ類のケースを取り付けた合成
樹脂製取付枠の両端部下面にそれぞれ凸段部を設
けて、一方の凸段部の内側面に係合突条を設け、
他方の凸段部の内側面に形成した凹所内より、凹
所の内壁に片持ち支持され且つ中間部が水平面内
で略C字状に凸湾曲した係合突片の該湾曲部を突
出させて、両耳片の上面を取付枠の下面に当接さ
せたレールの一方の耳片の側縁を一方の凸段部の
内側面に当接させて該耳片を上記係合突条と取付
枠下面との間に挟持させ、他方の耳片を上記係合
突片の中間部に形成した凹段部と取付枠下面との
間に挟持させて、該係合突片の弾発力によりレー
ルを保持せしめたものであり、片持ちの係合突片
を曲げ方向に弾性変形させたこと、係合突片を凹
所内から突出させたこと、及び湾曲部分のみを凸
段部の内側面に突出させたことにより、係合突片
の凸段部内側面からの突出部分が、あたかもスプ
リングを介在させているかのように、小さなばね
定数で弾性変形する点に特徴を有するものであ
る。
[実施例] 第2図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
もので、上面に機器ケース5を着脱自在に取り付
けた合成樹脂製取付枠6の両端部下面にそれぞれ
凸段部7,8が形成され、一方の凸段部7の内側
面に係合突条9が突設されており、また他方の凸
段部8の内側面には凹所10が形成されて、この
凹所10の内壁に片持ち支持されると共に中間部
が水平面内で湾曲した係合突片11の湾曲部分が
凸段部8の内側面から突出して、レール14と係
合するようになつている。
取付枠6とレール14との取り付けは、まずレ
ール14の両耳片12,13の上面を取付枠6の
下面に当接させ、一方の耳片12の側縁を一方の
凸段部7の内側面に当接させて、この耳片12を
前述の係合突条9と取付枠6下面との間に挟持さ
せると共に、他方の耳片13を係合突片11の中
間部に形成した凹段部15と取付枠6下面との間
に挟持させて、係合突片11の弾発力によりレー
ル14を保持させたものである。
また取付枠6とケース5との取り付けは、取付
枠6の両端部上面にそれぞれ係合片16を突設し
て、各係合片16の上端に設けた爪部17をケー
ス5の両端面に設けた凹部18に係合させること
により、ケース5を取付枠6の上面に取り付けて
いる。なお取付枠6の中央部両側に設けたU字溝
19は、上述のように一旦取付枠6をレール5に
嵌着して位置決めした後、必要に応じてレール5
にねじ固定するためのものであり、また取付枠6
は材料節約のため周枠部品20と中央架橋部21
で形成されている。また22は周枠20よりやや
斜め上方に突設されたばね片であり、ケース5を
爪部品17で係着した状態でケース5を上方へ弾
圧し、ケース5と取付枠6とのがたつきを防止す
るようにしたものである。尚23はケース5を取
付枠6から外す際の指掛部である。
[考案の効果] 本考案は上述のように、合成樹脂製取付枠下面
に設けた凸段部8の内側面に凹所10を形成し、
凹所10の内壁に片持ち支持させた係合突片11
の中間部を水平面内で湾曲させてこの湾曲部を凹
所10から突出させ、レール14の耳片13を係
合突片11の中間部に形成した凹段部15と取付
枠6下面との間に挟持させるようにしたので、レ
ール14の耳片13を挟持させるために取付枠6
に設けた係合突片11は凹所内において長い寸法
に形成した状態で片持ち支持させることができ、
長い寸法で片持支持される係合突片11は単なる
突起に比べて遥かに小さなばね定数で弾性変形さ
せることができるものであつて、従つて従来のよ
うにスプリングや板金部品などを用いなくとも取
付枠6と係合機構とを合成樹脂成形品で一体形成
することができるという利点がある。
しかも、係合突片11の中間部の湾曲部を水平
面内で略C字状に凸湾曲させて突出させるように
したので、レール14に係合される係合突片11
の湾曲部は略C字状に凸湾曲する形状でレール1
4に対して円滑に摺動させることができ、レール
14に取付枠6を取り付け後に左右にスライドさ
せて固定位置の位置決めを円滑に行なうことがで
きるという利点がある。
また係合突片11の中間部に形成した凹段部1
5にレールの耳片12,13を嵌合させるように
したので、取付枠6をレール14から取り外す際
にも取付枠6を係合突片11側へ押圧しスライド
させることにより、工具を用いることなく容易に
取り外すことができるという利点があり、またレ
ールの一方の耳片12が取付枠6の一方の凸段部
内側面に当接しているので、係合突片11の湾曲
部と他方の耳片13との接触面積が小さくても取
付枠6がレール14に対して傾いて取り付けられ
るおそれがないという利点がある。
さらに取付枠6の両端部上面にそれぞれ係合片
16を突設してケースを係合保持しているので、
取付枠6とケース5との取り付けもワンタツチで
行なうことができて便利である上、両係合片16
に加わるケース5からの反力が、第2図に矢印で
示したように、取付枠6の端部を中心とする回転
力としてレール14を挟圧する方向に加わり、こ
れによつて取付枠6によるケース5及びレール1
4の係着を一層強固にすることができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図乃至第4図は
本考案の一実施例を示すもので、第2図は取付枠
の斜視図、第3図は取付枠をレールに係着した状
態を下方より見た斜視図、第4図は取付枠にレー
ルとケースを係着した状態を示す側面図である。 5はケース、6は取付枠、7,8は凸段部、9
は係合突条、10は凹所、11は係合突片、1
2,13は耳片、14はレール、15は凹段部、
16は係合片、17は爪部、18は凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面にリレー、スイツチ類のケースを取り付
    けた合成樹脂製取付枠の両端部下面にそれぞれ
    凸段部を設けて、一方の凸段部の内側面に係合
    突条を設け、他方の凸段部の内側面に形成した
    凹所内より、凹所の内壁に片持ち支持され且つ
    中間部が水平面内で略C字状に凸湾曲した係合
    突片の該湾曲部を突出させて、両耳片の上面を
    取付枠の下面に当接させたレールの一方の耳片
    の側縁を一方の凸段部の内側面に当接させて該
    耳片を上記係合突条と取付枠下面との間に挟持
    させ、他方の耳片を上記係合突片の中間部に形
    成した凹段部と取付枠下面との間に挟持させ
    て、該係合突片の弾性力によりレールを保持せ
    しめて成るリレー、スイツチ類のレール取付装
    置。 (2) 取付枠の両端部上面にそれぞれ係合片を突設
    して、各係合片の上端に設けた爪部をリレー、
    スイツチ類のケースの両端面に設けた凹部に係
    合せしめて成る実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のリレー、スイツチ類のレール取付装置。
JP1986121364U 1986-08-07 1986-08-07 Expired JPS6244405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986121364U JPS6244405Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986121364U JPS6244405Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6231334U JPS6231334U (ja) 1987-02-25
JPS6244405Y2 true JPS6244405Y2 (ja) 1987-11-24

Family

ID=31010566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986121364U Expired JPS6244405Y2 (ja) 1986-08-07 1986-08-07

Country Status (1)

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JP (1) JPS6244405Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51132472A (en) * 1975-03-12 1976-11-17 Siemens Ag Device for mounting electric instrument

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5062064U (ja) * 1973-10-04 1975-06-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51132472A (en) * 1975-03-12 1976-11-17 Siemens Ag Device for mounting electric instrument

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6231334U (ja) 1987-02-25

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