JPS6244261Y2 - - Google Patents

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JPS6244261Y2
JPS6244261Y2 JP746182U JP746182U JPS6244261Y2 JP S6244261 Y2 JPS6244261 Y2 JP S6244261Y2 JP 746182 U JP746182 U JP 746182U JP 746182 U JP746182 U JP 746182U JP S6244261 Y2 JPS6244261 Y2 JP S6244261Y2
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JP
Japan
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motor
power transistor
switch
louver
shaft
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Expired
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JP746182U
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JPS58110514U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空調機の風向調節装置に係
り、乗員にとつて最適な風向調節を、簡便になし
得るよう企図したものである。
従来技術では、自動車用空調機の空気吹出口か
らの風向を調節するには、手でルーバーを直接操
作して、快適な位置に風がくるようにしていた。
ところが、快適な位置に合せるには、手でルーバ
ーを動した後、少し離れた位置で実際の風向を感
じ、不適切であれば再度調節を行なうという動作
を数回くり返さなければならなかつた。このた
め、調節作業が煩雑であるばかりでなく、運転者
が運転中に上記操作を行なうと危険であつた。更
に、急速冷房時には人体に直接当る方が冷戻効果
があるが、一度冷えた後、そのまま冷風を人体に
当て続けると人体が局部的に冷され不快となる。
本考案は、上記従来技術に鑑み、ルーバーに直
接手を触れることなく風向を調節できるととも
に、ルーバーを自動的にスイングさせることので
きる風向調節装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成する本考案の構成は、シヤフト
に複数枚の斜板を軸方向に対し傾斜させて取り付
け且つ斜板相互を平行にしてなるルーバーが備え
られた自動車用空調機において、前記シヤフトに
連結されてこれを回転させるモータと、座席の近
傍に設置されてこの設置位置を基点とした検出範
囲内における物体の存否を検出するビームスイツ
チと、設定時間を越えてビームスイツチにより物
体の存在が継続して検出されるとこの検出期間連
続して駆動信号を送出する遅延回路と、前記駆動
信号が入力されることにより導通状態となつて前
記モータを作動させるパワートランジスタと、投
入されることにより前記パワートランジスタの動
作と無関係に前記モータを作動させるスイツチと
を備えたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図であり、
本実施例は言うまでもなく、運転席の前面に備え
られる計器板に組み込まれる。同図に示すよう
に、シヤフト1a及び斜板1bからなるルーバー
1は空気吹出口2に備えられており、また、前記
シヤフト1aとは独立となつているシヤフト3a
及び斜板3bからなるルーバー3は空気吹出口4
に備えられている。そして、前記ルーバー1は、
シヤフト1aに固着された円板状の手動ツマミ5
若しくは、モータユニツト6に内蔵されてシヤフ
ト1aに連結されたモータ(図示省略)が回転せ
しめられることにより回転する。即ち、斜板1b
がスイングする。一方、ルーバー3は、モータユ
ニツト7に内蔵されたモータ(図示省略)が回転
せしめられることにより回転する。つまり、ルー
バー1は、助手席に送られる風の向きを変え、ル
ーバー3は、運転席に送られる風の向きを変える
機能を有している。このとき、前記モータユニツ
ト6,7に内蔵されたモータは、スイツチ8やビ
ームスイツチ9のみならず後述する制御部が共働
することにより回転させられる。
第2図は本実施例の制御部を示す。同図に示す
ように、モータユニツト6に内蔵されたモータ
M6は、降圧用の抵抗R6を介しバツテリのプラス
端子Bに接続されており、モータユニツト7に内
蔵されたモータM7は、降圧用の抵抗R7を介しバ
ツテリのプラス端子Bに接続されている。このた
めスイツチ8が投入されると、モータM6,M7
作動しルーバー1,3が回転することとなり、斜
板1b,3bがスイングし風向が連続的に変る。
一方、ビームスイツチ9は、その検出範囲r(第
3図参照、長さl=120mm、幅w=15mm)内にお
ける物体(例えば乗員の手)10の存否を検出す
るものである。このとき、コントロールユニツト
11は、ビームスイツチ9が物体10の存在を検
出すると検出信号aを遅延回路12に送出するよ
うになつている。この遅延回路12は、前記検出
信号aが設定時間(例えば0.5秒)以上継続して
送出されると、その継続期間、パワートランジス
タTrのベースをハイレベルにする駆動信号bを
送出する。そうすると、パワートランジスタTr
は、駆動信号bを受けている間、導通状態とな
る。したがつて、物体10が検出範囲r内に存在
している時間パワートランジスタTrは導通状態
となる。しかも、パワートランジスタTrが導通
状態となると、たとえスイツチ8が開放されてい
ても、モータM7が作動しルーバー3の斜板3b
がスイングする。したがつて、スイツチ8が開放
されているときに、空気吹出口4から送られてい
る風の向きを変えるには、運転者はビームスイツ
チ9の前方に手をかざし(検出範囲r内に手を存
在させ)、斜板3bが適当な位置にスイングした
ところで手を引つ込めればよい。なお、スイツチ
8が開放されているときに空気吹出口1から送ら
れる風の向きを変えるには、助手席に座つた乗員
が手動ツマミを回転させて斜板1bを適当な位置
にまでスイングさせればよい。
以上、実施例とともに具体的に説明したよう
に、本考案によれば、運転者がルーバーに触れる
ことなく風向を調節することができるのみなら
ず、スイツチを投入するだけで風向を連続的に変
えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
はその制御部を示す回路図、第3図はビームスイ
ツチの検出範囲を説明するための説明図である。 図面中、1,3はルーバー、1a,3aはシヤ
フト、1b,3bは斜板、8はスイツチ、9はビ
ームスイツチ、12は遅延回路、Trはパワート
ランジスタ、M6,M7はモータ、rは検出範囲、
bは駆動信号である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤフトに複数枚の斜板を軸方向に対し傾斜さ
    せて取り付け且つ斜板相互を平行にしてなるルー
    バが備えられた自動車用空調機において、前記シ
    ヤフトに連結されてこれを回転させるモータと、
    座席の近傍に設置されてこの設置位置を基点とし
    た検出範囲内における物体の存否を検出するビー
    ムスイツチと、設定時間を越えてビームスイツチ
    により物体の存在が継続して検出されるとこの検
    出期間連続して駆動信号を送出する遅延回路と、
    前記駆動信号が入力されることにより導通状態と
    なつて前記モータを作動させるパワートランジス
    タと、投入されることにより前記パワートランジ
    スタの動作と無関係に前記モータを作動させるス
    イツチとを備えたことを特徴とする自動車用空調
    機の風向調節装置。
JP746182U 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調機の風向調節装置 Granted JPS58110514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP746182U JPS58110514U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調機の風向調節装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP746182U JPS58110514U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調機の風向調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110514U JPS58110514U (ja) 1983-07-28
JPS6244261Y2 true JPS6244261Y2 (ja) 1987-11-20

Family

ID=30020208

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JP746182U Granted JPS58110514U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 自動車用空調機の風向調節装置

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JP (1) JPS58110514U (ja)

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JPS58110514U (ja) 1983-07-28

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