JPH0754010Y2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0754010Y2
JPH0754010Y2 JP4653192U JP4653192U JPH0754010Y2 JP H0754010 Y2 JPH0754010 Y2 JP H0754010Y2 JP 4653192 U JP4653192 U JP 4653192U JP 4653192 U JP4653192 U JP 4653192U JP H0754010 Y2 JPH0754010 Y2 JP H0754010Y2
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JP
Japan
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blade
swing
air conditioner
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air
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勇雄 山本
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等に用いられる
空気調和装置に係り、特に送風装置よりの送風をスイン
グさせる空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等に用いられ空気の吹き出
し口が手動によりのみ揺動し得る空気調和装置は、ドラ
イバーが暑くなったら吹き出し口を自分に向け、涼しく
なったら他に向けることにより温度調節を行う必要があ
った。従って、吹き出し口を操作する手間が煩雑である
という問題点がある。このため、送風をスイングさせる
空気調和装置が実用化されている。
【0003】図7は自動車のインストルメントパネル
を、図8は従来の空気調和装置のスインググリルを、図
9はレジスタブレードを揺動する揺動装置を示す図であ
る。
【0004】インストルメントパネルにはスインググリ
ル1の吹出し口部分が露出している。スインググリル1
は揺動自在に支持されている左右5枚ずつのレジスタブ
レード2と、レジスタブレード2を矢印CD方向へ揺動
させる揺動装置3と、揺動装置3を制御する図示しない
制御部へスイング動作を指示するスイングスイッチ4と
から構成されている。
【0005】揺動装置3はモータ5を有している。モー
タ5の出力軸6の先端には円盤状の偏心カム7が固定さ
れている。偏心カム7の上面には円柱状の突部7aが設
けられており、この突部7aには、偏心カム7の回転を
直線AB方向への揺動に変換するようAB方向のみ移動
自在に支持されているロッド板8が、その長孔9により
被嵌されている。更に、ロッド板8の長孔9の両側には
腕状の両翼8a、8bが前方に張り出しており、この両
翼8a、8bの先端に穿設されている穴には、中央のレ
ジスタブレード2に上面に設けられた突起2aが回動自
在に嵌入されている。そして、それぞれのレジスタブレ
ード2…は連結板10へ揺動自在に連結されており、中
央のレジスタブレード2が揺動することにより他のレジ
スタブレード2…も揺動する。
【0006】次に動作について説明する。
【0007】ドライバーがスイングスイッチ4をオン動
作すると、スイングスイッチ4からの制御信号により図
示しない制御部がモータ5へ電力を供給し、モータ5は
矢印方向に回転する。すると、モータ5の出力軸6と一
体に偏心カム7も矢印方向に回転する。偏心カム7の回
転運動はロッド板8により直線AB方向への揺動に変換
され、レジスタブレード2…は中央のレジスタブレード
2の揺動軸を中心として矢印CD方向へ揺動し、送風機
から送られる風をスイングさせる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】従来の空気調和装置
は、以上のように構成されていたため、ドライバーや助
手席同乗者に風が当たる時間が短いという問題点を有し
ていた。また、スイングスイッチをオフして固定する
と、冷風(または温風)が直接かつ長時間体に当たるた
め不快感が生じる。
【0009】この考案は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、ブレードのスイング動作途中に
所望の位置で所望の時間だけ作動を停止し得る空気調和
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係る空気調和装
置は、送風装置からの送風の向きを変えるよう揺動自在
に支持されたブレードと、ブレードを揺動させる揺動手
段と、揺動手段を駆動する駆動手段と、前記ブレードの
揺動を所望の位置に所望の時間だけ停止させるよう駆動
手段への電力供給を制御する停止手段とを備えることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】本考案に係る空気調和装置においては、操作者
が、停止手段によりブレードの揺動を所望の位置かつ所
望の時間だけ停止させることができる。従って、送風を
所望方向へ所望時間だけ連続して行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図を用いて説明
する。なお、図7乃至9と同様の構成には同一の符号を
付し説明を省略する。
【0013】図1は、本考案の一実施例に係る空気調和
装置の構成を示す斜視図である。
【0014】この実施例の空気調和装置は、複数のレジ
スタブレード(図示せず)の前面側に送風方向を上下方
向へ変える上下ブレード11を設けた構成であり、スイ
ンググリル1内のレジスタブレード2は揺動装置3によ
り揺動させる。スインググリル1前面には、レジスタブ
レードを停止させる時間を所望の時間(例えば2、4、
または6秒)に設定する停止時間選択スイッチ12が設
けられており、さらにレジスタブレード2の停止位置を
所望の位置に位置決めする図2に示すような構成の位置
検出用可変抵抗器13、14、及び制御回路15をオ
ン、オフさせるメインスイッチ16が設けられている。
【0015】更に、揺動装置3は、レジスタブレードの
一端側に配置され制御回路15等を含む回路部19を有
しており、回路部19の上部にはモータ5が配設されて
いる。モータ5の出力軸には円盤状の偏心カム7が固定
されており、偏心カム7の上面の所定位置には円柱状の
突部7aが設けられている。この突部7aには、偏心カ
ム7の回転を直線AB方向への揺動に変換させるようA
B方向のみ移動自在に支持されているE字状のロッド板
8が、その一端に開設されている長孔9が被嵌されてい
る。
【0016】更に、E字状のロッド板8の中央部分と他
端部分にはアーム17が固定されている。アーム17の
先端に穿設されている穴には、中央のレジスタブレード
に上面に設けられる突起が回動自在に嵌入される。図示
しないが、それぞれのレジスタブレードは図10に示す
従来例と同様に連結板へ揺動自在に連結されており、中
央のレジスタブレードが揺動することにより他のレジス
タブレードも揺動する。また、E字状のロッド板8の中
央部分のアーム17には、レジスタブレードの位置を検
出する可変抵抗器18が配設されている。
【0017】図3は、可変抵抗器18を示す斜視図であ
り、図4は、図3のX−X断面図である。可変抵抗器1
8は、アーム17の裏面に刻設された溝17a内に挿入
されているノブ18aが、アーム17の直線AB方向へ
の移動により移動する構成であり、これに伴いその抵抗
値が変わる。
【0018】図5は、制御回路15を示す回路図であ
る。
【0019】この制御回路15は、位置検出用可変抵抗
器13、14及び可変抵抗器18の摺動端子の電位を比
較する比較回路20を有している。タイマー回路21
は、比較回路20から送られる「H」信号により停止時
間選択スイッチ12により選択された所定の時間だけ
「L」信号を出力する。タイマー回路21の出力信号
は、抵抗22を介してトランジスタ23に入力され、こ
れによりモータ5がオン、オフ制御される。
【0020】次に、本実施例の動作を図6のタイムチャ
ートに沿って説明する。
【0021】ドライバーまたは同乗者がメインスイッチ
16をオンすると(t1 )制御回路15に電力が供給さ
れモータ5が回転を開始する。これに伴い、左右に揺動
し、送風機から送られる風がスイングする。
【0022】ドライバーまたは同乗者が、位置検出用可
変抵抗器13、14により風向を所望の方向に決め(t
2 )、停止時間選択スイッチ12によりブレードの停止
時間(2、4、または6秒)を選択すると、位置検出用
可変抵抗器13、14からの信号及び可変抵抗器18か
らのブレード位置信号は比較回路20に入力され、比較
回路20は、可変抵抗器18からのブレード位置信号と
位置検出用可変抵抗器13、14により任意に設定され
た信号とを比較し、ブレード位置信号と位置検出用可変
抵抗器13、14により任意に設定された信号とが一致
した場合に、「H」信号(VA )をタイマー回路21へ
出力する。
【0023】タイマー回路21は、比較回路20から送
られる「H」信号(VA )により停止時間選択スイッチ
12により選択された所定の時間だけ「L」信号
(VB )を出力する。タイマー回路21より「L」信号
(VB )が出力されている間はトランジスタ23はオフ
し、モータ5は停止される。従って、位置検出用可変抵
抗器13、14により決められた位置にレジスタブレー
ドを停止し、所望の方向かつ所定時間t(例えば2秒)
だけ送風される。所定時間t(例えば2秒)が経過する
と(t3 )、タイマー回路21は、「H」信号(VB
をトランジスタ23へ送り、モータ5は回転を再開始、
これによりレジスタブレード2は揺動し、送風機から送
られる風をスイングさせる。
【0024】また、t4 からt5 間においても上述
2 、t3 と同様の動作を行いスイングを停止する。
【0025】なお、上述実施例においては、停止時間選
択スイッチ12の停止時間を2、4、及び6秒とした
が、これに限らず、ボリュームスイッチを用いてもよ
く、このようにした場合、停止時間を無段階で連続可変
とすることが可能である。
【0026】更に、上述実施例においては、レジスタブ
レード2の任意位置の検出用に2個の可変抵抗器13、
14を用いているが、本考案は、位置検出用可変抵抗器
の数に限定されるものではない。
【0027】なお、本考案は、自動車用の空気調和装置
にみに限定されず、家庭用空気調和装置にも適用し得る
ことはもちろんである。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
停止手段によりブレードの揺動を所望の位置かつ所望の
時間だけ停止し得るように構成したので、ドライバーや
助手席同乗者にとって快適な送風を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る空気調和装置の構成を
示す斜視図である。
【図2】本実施例に係る位置検出用可変抵抗器を示す斜
視図である。
【図3】本実施例に係る可変抵抗器を示す斜視図であ
る。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本実施例に係る空気調和装置の制御回路を示す
回路図である。
【図6】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図7】一般的な自動車のインストルメントルパネルを
示す図である。
【図8】従来の空気調和装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図9】従来の揺動装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 スインググリル 2 レジスタブレード 5 モータ 7 偏心カム 8 ロッド板 9 長孔 12 停止時間選択スイッチ 13、14 位置検出用可変抵抗器 18 可変抵抗器 20 比較回路 21 タイマー回路 23 トランジスタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風装置からの送風の向きを変えるよう
    揺動自在に支持されたブレードと、ブレードを揺動させ
    る揺動手段と、揺動手段を駆動する駆動手段と、を備
    え、送風装置よりの送風をスイングさせる空気調和装置
    において、 前記ブレードの揺動を所望の位置に所望の時間だけ停止
    させるよう駆動手段への電力供給を制御する停止手段を
    設けたことを特徴とする空気調和装置。
JP4653192U 1992-07-03 1992-07-03 空気調和装置 Expired - Fee Related JPH0754010Y2 (ja)

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