JPS6244133A - 梅漬の製法 - Google Patents
梅漬の製法Info
- Publication number
- JPS6244133A JPS6244133A JP60182468A JP18246885A JPS6244133A JP S6244133 A JPS6244133 A JP S6244133A JP 60182468 A JP60182468 A JP 60182468A JP 18246885 A JP18246885 A JP 18246885A JP S6244133 A JPS6244133 A JP S6244133A
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- JP
- Japan
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- ume
- pressure
- plums
- salt
- desalted
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- Pending
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- Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は梅漬、特に表面の乾いたいわゆるハーフドライ
型の梅漬(=適する灸法C二関する。
型の梅漬(=適する灸法C二関する。
通常の梅漬は塩分が10〜20チあるが、近年塩分を8
チ以下C二減少させた梅漬が好まれるようになった。ま
之この減塩梅漬を液中に保存するのではなく、表面を乾
いた状態(;シて手で摘んでスナックとして食べられる
ようにしたハーフドライ型にすることが望まれるように
なった。
チ以下C二減少させた梅漬が好まれるようになった。ま
之この減塩梅漬を液中に保存するのではなく、表面を乾
いた状態(;シて手で摘んでスナックとして食べられる
ようにしたハーフドライ型にすることが望まれるように
なった。
しかしこの減塩ハーフドライ梅漬の製法は、単(=塩の
使用量を減らし、乾燥させて保存するだけであり、実質
的に従来の梅漬の製法と異なることはない。
使用量を減らし、乾燥させて保存するだけであり、実質
的に従来の梅漬の製法と異なることはない。
したがって従来の減塩ハーフドライ梅漬は、塩分が少な
く、かつ液中に浸していないことから腐敗しやすく、通
常1ケ月程度しか保存できない。
く、かつ液中に浸していないことから腐敗しやすく、通
常1ケ月程度しか保存できない。
そこで本発明は塩分を減少させ、液中に浸さな(ても長
期間保存しうる梅漬を製造することのできる方法を得る
ことを目的として案出されたものである。
期間保存しうる梅漬を製造することのできる方法を得る
ことを目的として案出されたものである。
上記従来の減塩梅漬の腐敗の状態を詳細に調べると、腐
敗は梅の内部から発生することがわかる。この点から研
究を進めたところ、腐敗の原因は、漬込み時に使用する
調味液が梅内部まで均一に浸透せず、梅内部の塩度、酸
度が不足し、また棟内≦二富まれる空気が腐敗を助ける
ことにあることがわかった。
敗は梅の内部から発生することがわかる。この点から研
究を進めたところ、腐敗の原因は、漬込み時に使用する
調味液が梅内部まで均一に浸透せず、梅内部の塩度、酸
度が不足し、また棟内≦二富まれる空気が腐敗を助ける
ことにあることがわかった。
そこで本発明者は梅の内部まで均一に調味液を浸透させ
る方法を案出し、さら(−長期保存(:適した製品保存
方法を開発し、本発明を完成した。
る方法を案出し、さら(−長期保存(:適した製品保存
方法を開発し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、塩蔵し脱塩し九梅を、しそ漬、塩、
酸を含む調味液に浸し、これを密封容器に人れ、減圧し
て常圧(=戻す操作を3〜30回繰返し梅内(1調味液
を浸透させ、この後梅を取出し、脱酸素剤とともに遮光
して密封包装する梅漬の製法である。
酸を含む調味液に浸し、これを密封容器に人れ、減圧し
て常圧(=戻す操作を3〜30回繰返し梅内(1調味液
を浸透させ、この後梅を取出し、脱酸素剤とともに遮光
して密封包装する梅漬の製法である。
以下本発明の各工程を詳述する。
はじめに梅を用意する。この梅は塩蔵したものを流水中
にて脱塩し、水切りをしたものを用いろ。なお、スナッ
クとして食べられるような硬い梅漬を得る場合(=は、
梅の災の完熟前(=木から採取して、すなわちいわゆる
石数りをして、塩蔵するようにし、通常の梅干しのよう
な軟らかな梅漬を得る場合には、木で充分熟し之梅の実
を採取して塩蔵し、脱塩後3日間程度天日乾燥したもの
を用いる。
にて脱塩し、水切りをしたものを用いろ。なお、スナッ
クとして食べられるような硬い梅漬を得る場合(=は、
梅の災の完熟前(=木から採取して、すなわちいわゆる
石数りをして、塩蔵するようにし、通常の梅干しのよう
な軟らかな梅漬を得る場合には、木で充分熟し之梅の実
を採取して塩蔵し、脱塩後3日間程度天日乾燥したもの
を用いる。
この梅を調味液に浸す。この調味液は少な(ともしそ漬
、塩、酸を含み、梅に味付けをするためのものである。
、塩、酸を含み、梅に味付けをするためのものである。
しそ漬はしそだけでなく、液分も使用し、味付けのほか
、着色作用をする。
、着色作用をする。
塩は希望する梅漬製品の塩分含量に応じて適宜濃度を調
節して使用する。酸には、食酢のほか、クエン酸、リン
ゴ酸等を用いろことができ、適宜味付けをする。さら(
1調味液には、グルタミン酸ソーダ等のうまみ成分、甘
味料、アルコール、保存料等を必要に応じて加え、味付
けを行なう。
節して使用する。酸には、食酢のほか、クエン酸、リン
ゴ酸等を用いろことができ、適宜味付けをする。さら(
1調味液には、グルタミン酸ソーダ等のうまみ成分、甘
味料、アルコール、保存料等を必要に応じて加え、味付
けを行なう。
次にこの梅および調味液を密封容器(:入れ、減圧し常
圧に戻す操作を繰返す。減圧は、梅内部の空気等を除去
するためのものであり、700twmTIt以上とする
ことが望ましく、740〜755filig程度まで行
なうことが好ましい。 この減圧は5〜20分間かげて
行ない、同程度の時間で常圧に戻す。この操作を3〜3
0回程度、好ましくは10〜30回繰返す。
圧に戻す操作を繰返す。減圧は、梅内部の空気等を除去
するためのものであり、700twmTIt以上とする
ことが望ましく、740〜755filig程度まで行
なうことが好ましい。 この減圧は5〜20分間かげて
行ない、同程度の時間で常圧に戻す。この操作を3〜3
0回程度、好ましくは10〜30回繰返す。
この結果、梅内部まで均−C二調味液が浸透し、棟内の
空気は除去され代りに調味液が浸入した状態となる。
空気は除去され代りに調味液が浸入した状態となる。
この後梅を調味液から取出し、包装し、梅漬製品を完成
する。なお、ハーフドライ型の梅を得るときには、調味
液から取出した梅1;40〜70℃程度の温風を数分程
度当て、表面の水分を除去してから包装する。この包装
は脱酸素剤とともに密封し、アルミニウムラミネート材
、金属缶等を用いて遮光する。
する。なお、ハーフドライ型の梅を得るときには、調味
液から取出した梅1;40〜70℃程度の温風を数分程
度当て、表面の水分を除去してから包装する。この包装
は脱酸素剤とともに密封し、アルミニウムラミネート材
、金属缶等を用いて遮光する。
以下本発明の一実施例について述べる。
塩蔵した若取りの梅を流水で12時間洗って脱塩し、水
切りをする。
切りをする。
この梅500に)を次表の成分の調味液400Kp (
3501)中(:浸す。
3501)中(:浸す。
しそ漬(液を言む) 10 り塩(梅自
体の塩分を含む) 76.5KP酸
14
0 Jうまみ成分(グルタミン酸ソーダ等)
IOK?甘味料 10K
Pアルコール 11 J保存
料 5 K7この梅お
よび調味液を密封容器に入れ、20分間で755mHg
減圧し、20分間で常圧(=戻す操作を10回繰返す。
体の塩分を含む) 76.5KP酸
14
0 Jうまみ成分(グルタミン酸ソーダ等)
IOK?甘味料 10K
Pアルコール 11 J保存
料 5 K7この梅お
よび調味液を密封容器に入れ、20分間で755mHg
減圧し、20分間で常圧(=戻す操作を10回繰返す。
この後梅を取出し、50℃の温風を5分間当てて表面の
水分を除去し、脱酸素剤とともに、アルミニウムラミネ
ート材製袋(=入れて密封包装をして製品を完成する。
水分を除去し、脱酸素剤とともに、アルミニウムラミネ
ート材製袋(=入れて密封包装をして製品を完成する。
この梅漬は塩分が4.5%であり、PHが3.3〜3.
4となり、1年後も腐敗を生ずることな(鉢、色とも(
−変化しなかった。
4となり、1年後も腐敗を生ずることな(鉢、色とも(
−変化しなかった。
本発明の製法では、減圧操作を繰返すととにより調味液
を梅内部まで良好に浸透させ、無酸累状態で保存するの
で、腐敗を生じに(く、塩分含量を4〜5%まで低下さ
せても1年以上の保存が可能となる。さらに遮光状態で
保存するので色素の破壊がなく、色の変化も長期間生じ
ない。
を梅内部まで良好に浸透させ、無酸累状態で保存するの
で、腐敗を生じに(く、塩分含量を4〜5%まで低下さ
せても1年以上の保存が可能となる。さらに遮光状態で
保存するので色素の破壊がなく、色の変化も長期間生じ
ない。
またこの製法では、調味液の浸透が、従来法の4〜5日
に対し、数時間で完了し、また均一に行なわれるので、
生産性が良く、製品も美味なものとなる。
に対し、数時間で完了し、また均一に行なわれるので、
生産性が良く、製品も美味なものとなる。
よって本発明は、長期保存に不適な減塩、ハーフドライ
型の梅漬について、特に適するものであり、また通常の
塩分濃度のもの、液中保存用のもの1:も応用しうるも
のである。
型の梅漬について、特に適するものであり、また通常の
塩分濃度のもの、液中保存用のもの1:も応用しうるも
のである。
Claims (1)
- 1、塩蔵し、脱塩した梅を、しそ漬、塩、酸を含む調味
液に浸し、これを密封容器に入れ、減圧して常圧に戻す
操作を3〜30回繰返し梅内に調味液を浸透させ、その
後梅を取出し、脱酸素剤とともに遮光して密封包装をす
る梅漬の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60182468A JPS6244133A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 梅漬の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60182468A JPS6244133A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 梅漬の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244133A true JPS6244133A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=16118787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60182468A Pending JPS6244133A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 梅漬の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244133A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0252581U (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-16 | ||
JPH02138944A (ja) * | 1989-10-16 | 1990-05-28 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 多孔性養魚飼料の吸油性改良法 |
EP0755629A1 (de) * | 1995-07-26 | 1997-01-29 | Hermann Waldner GmbH & Co. | Verfahren zur Herstellung von Lebensmittelzubereitungen, insbesondere Fruchtzubereitungen |
FR2807955A1 (fr) * | 2000-04-25 | 2001-10-26 | Cirad | Procede et dispositif d'impregnation par immersion sous pression variable de produits poreux d'origine animale ou vegetale |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5730459A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | Fujitsu Ltd | Communication controller |
JPS5944015A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-12 | Minolta Camera Co Ltd | カメラにおけるデ−タ写し込み装置 |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60182468A patent/JPS6244133A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5730459A (en) * | 1980-07-30 | 1982-02-18 | Fujitsu Ltd | Communication controller |
JPS5944015A (ja) * | 1982-09-03 | 1984-03-12 | Minolta Camera Co Ltd | カメラにおけるデ−タ写し込み装置 |
Cited By (5)
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JPH0252581U (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-16 | ||
JPH02138944A (ja) * | 1989-10-16 | 1990-05-28 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | 多孔性養魚飼料の吸油性改良法 |
JP2589827B2 (ja) * | 1989-10-16 | 1997-03-12 | 日清製粉株式会社 | 多孔性養魚飼料の吸油性改良法 |
EP0755629A1 (de) * | 1995-07-26 | 1997-01-29 | Hermann Waldner GmbH & Co. | Verfahren zur Herstellung von Lebensmittelzubereitungen, insbesondere Fruchtzubereitungen |
FR2807955A1 (fr) * | 2000-04-25 | 2001-10-26 | Cirad | Procede et dispositif d'impregnation par immersion sous pression variable de produits poreux d'origine animale ou vegetale |
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