JPH0378969B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0378969B2
JPH0378969B2 JP17816486A JP17816486A JPH0378969B2 JP H0378969 B2 JPH0378969 B2 JP H0378969B2 JP 17816486 A JP17816486 A JP 17816486A JP 17816486 A JP17816486 A JP 17816486A JP H0378969 B2 JPH0378969 B2 JP H0378969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prunes
vinegar
dried
plums
taste
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP17816486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63207348A (ja
Inventor
Sumio Yasue
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YASUE KK
Original Assignee
YASUE KK
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Filing date
Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/90Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in food processing or handling, e.g. food conservation

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はデザート、おやつ、つまみ等に適した
干しプルーンの製造方法に関する。 〔従来の技術〕 プルーンはプラム(西洋すもも)を乾燥させた
もの、更に具体的には乾燥させても発酵しないも
のを指す。プラムの原産地はコーカサス地方であ
るが、現在ではヨーロツパ、アメリカで広く栽培
され、プルーン(干しプルーン)として世界で食
されている。 プルーンが欧米で広く利用される理由として、
その甘味をおびた独特の風味に加え、成分として
タン白質及びミネラルが極めて多量に含まれてい
ることにあると考えられる。 例えば、プルーンの実はタン白質がパイナツプ
ルの5倍、鉄分はパイナツプルの4倍含まれてい
る。その他、繊維素、ビタミンA,B1,B2も豊
富であり、貧血、便秘症に良い食品と言える。 従来、欧米ではこの乾燥させたプルーンにサラ
ダオイルをコーテイングしてそのまま食べたり、
ジユースにしたり、又、料理に使つたりしている
が、日本においては未だあまり一般的ではなく、
干しぶどう、干しあんず等程一般化されていない
のが現状である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 プルーンの実には栄養が多量に含まれていると
知られながら、日本では食品として一般化されな
い理由として、現在欧米で食されている加工品の
味が日本人の味覚に合わないこと、及び自然の風
味を残して防腐加工する方法が見つかつていない
ことが考えられる。確かに欧米で食されているオ
イルコーテイングのプルーンは油の感触が強く日
本人向きではないし、又、防腐加工が不足してい
るため、長期間保存出来ない欠点があつた。 本発明はこのプルーンを日本人の風味感覚に合
せ、又、保存可能な形態にする加工方法を提供す
ることを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明は次の手段を
とる。 即ち、プラムを乾燥後、種抜きしたプルーンに
食酢、甘味料、アルコール類及び香料を加えてよ
くなじませ、煮沸後再び食酢に浸漬して液切りす
る干しプルーンの製造方法である。 本発明に用いるプラムはどこの産地のものでも
良いが、果肉が厚く、甘味が強いダージヤン種が
好ましい。プラムの乾燥は工業的には熱風乾燥室
で18〜24時間乾燥して水分が約18%になるまで放
置されるが、天日で適宜乾燥することも出来る。 乾燥したプルーン(干しプルーン)は、通常機
械的に種抜きされる。プルーンの種抜き法とし
て、底に穴のあいた凹みにプルーンを置き、ポン
チで種を抜き落とすアシユロツク種抜き法、針の
ローラーで果肉だけを引つかき出すエリオツト種
抜き法等がある。 本発明においては、上記乾燥、種抜きを行なつ
ても良いが、この様な操作を行なつたプルーンを
外国から購入することが出来るので、そのプルー
ンを原材料として使用することが出来る。 次にプルーンの1次加工として、プルーンに
酢、甘味料、アルコール類、香料を加える。酢は
防腐効果と果肉を軟らかくする効果がある。甘味
料として砂糖等よりもソルビツトが防腐効果もあ
つて好ましい。アルコール類はリキユール類、果
実酒が好ましく、具体的にはコワントロー(商標
名でリキユール酒の一種)が好ましい。香料は好
みに合わせるべきであるが、シナモンがプルーン
によく合つて好ましい。これらの添加量はプルー
ン10Kgに対して、酢20〜100ml、甘味料20〜100ml
(又はg)、アルコール類10〜50ml、香料1〜20g
が好ましい。以上の添加物をプルーンに添加して
容器内で撹拌し、好ましくは3日間位よくなじま
せる。次にこれらを一度煮沸し、その後、又液に
3日間位漬けておくことが好ましい。 次に2次加工として、1次加工を終えたプルー
ンを酢に浸漬する。酢の量はプルーン10Kgに対し
て2〜5が好ましい。この浸漬工程はプルーン
の表面のべとつきをなくし、後の機械的取扱いを
容易にすると同時に、味をまろやかにし、表面に
艶を与える。浸漬時間は一日以上が好ましい。こ
の様にして酢で表面をコートしたプルーンはザル
等ですくい酢の液を切り、後の包装工程に供され
る。 以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
る。 〔実施例〕 プラムを乾燥して種抜きしたプルーン13.5Kgを
容器に入れ、食酢50ml、ソルビツト50ml、コアン
トロー30ml及びシナモン10gを加え、かきまぜて
よくなじませた後、これを煮沸して更にかきま
ぜ、3日間かきまぜを繰返して液をなじませた。
プルーンは軟らかくなり、表面はべとべとしてい
た。次に食酢3.6を加え、よくかきまぜ2日間
浸漬した。その後ザルですくい、酢の液滴を切
り、包装工程に送り、プルーン1個ずつを包装し
て商品化した。 得られた干しプルーンはプルーン独特の風味を
残しながら表面は濃紫色に光り、甘味も適度であ
り、更に長期保存が可能であつた。 この干しプルーン中のミネラル、繊維素、タン
白質について分析を行ない、同時にトマト、パイ
ナツプルとの比較データ(mg/100g)を次表に
示す。
〔発明の効果〕
本発明の干しプルーンは次の様な効果を発揮す
る。 (1) 酢を主体に甘味料、アルコール、香料で味つ
けするため、日本人に合つた風味を出すことが
出来、又、煮沸と酢の防腐効果により長期保存
が可能である。 (2) 酢による2次加工を加えるため、表面がべと
つかず、工業的に機械的取扱いが容易となる。 (3) プルーンプラムの成分が失われず、ミネラ
ル、繊維素、タン白質が豊富であるため、貧
血、便秘症に好適な食品を得ることが出来る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プラムを乾燥後、種抜きしたプルーンに食
    酢、甘味料、アルコール類および香料を加えてよ
    くなじませ、煮沸後再び食酢に浸漬して液切りす
    ることを特徴とする干しプルーンの製造方法。
JP61178164A 1986-07-29 1986-07-29 干しプル−ンの製造方法 Granted JPS63207348A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61178164A JPS63207348A (ja) 1986-07-29 1986-07-29 干しプル−ンの製造方法

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JP61178164A JPS63207348A (ja) 1986-07-29 1986-07-29 干しプル−ンの製造方法

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JPS63207348A JPS63207348A (ja) 1988-08-26
JPH0378969B2 true JPH0378969B2 (ja) 1991-12-17

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ID=16043739

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004313109A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Kanebo Ltd 密封容器入り中間水分食品及び乾燥食品の水分調整方法
JP2004313110A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Kanebo Ltd 密封容器入り中間水分食品及びその製法
JP6403510B2 (ja) * 2014-09-11 2018-10-10 キユーピー株式会社 殺菌フルーツ加工品

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JPS63207348A (ja) 1988-08-26

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