JPS6159098B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6159098B2
JPS6159098B2 JP58113455A JP11345583A JPS6159098B2 JP S6159098 B2 JPS6159098 B2 JP S6159098B2 JP 58113455 A JP58113455 A JP 58113455A JP 11345583 A JP11345583 A JP 11345583A JP S6159098 B2 JPS6159098 B2 JP S6159098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seaweed
pieces
kelp
seasoning
food
Prior art date
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Expired
Application number
JP58113455A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS606181A (ja
Inventor
Michasu Hamaya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAMAYA KK
Original Assignee
HAMAYA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HAMAYA KK filed Critical HAMAYA KK
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Publication of JPS606181A publication Critical patent/JPS606181A/ja
Publication of JPS6159098B2 publication Critical patent/JPS6159098B2/ja
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  • Edible Seaweed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は昆布等の海藻を主材とした海藻加工食
品の製造方法に関するもので、その目的とすると
ころは、風味並びに栄養に富み、併せて即席食品
としての確立を得るところにある。
従来、即席性のある海藻加工食品として昆布の
佃煮がある。この昆布の佃煮は、通常昆布切断機
により角形とか短ざく形、或いはひも状に切断す
る切断工程と、昆布に付着した砂を砂落し機によ
り落す砂落し工程と、砂を落した昆布を水洗い
し、之れを醤油・砂糖・水あめ・食塩・グルタミ
ン酸ソーダ・カラメルを混合させた溶液に入れて
柔らかくなるまで煮熟する煮熟工程とを経て食品
化されるが、この昆布の佃煮は煮熟工程で長時間
煮込むので、昆布の栄養価は低下するとともに、
柔らかく煮てある為、これを健康食品として直接
食することはできなく、又べとつきがあつて、こ
れを味噌汁とか、中華ソバなどへそのまま添えて
食することもできないものであり、最近婦女子等
より便秘等に効果のある海藻加工食品からなり、
且、手軽に食することのできる健康補助食品の出
現が期待されていた。
本発明は昆布などの海藻を食し易い大きさ、即
ち、略茶葉の大きさに切断して細片海藻を形成
し、この細片海藻を、カルシウムや調味料からな
る溶液へ浸して味付けしてから、冷却乾燥する手
軽に食することができて、風味と栄養価の高い健
康補助食品を提供せんとするもので、以下その製
造方法を実施例に就いて説明する。
先ずカルシウムの含有量の多い長尺のわかめを
縦4cm・横5cmの角形に切断して細片海藻を形成
し、この細片海藻を、塩・醤油・香辛料・化学調
味料、更に魚の骨粉(カルシウム)と、ビタミン
剤からなる栄養価の高い調味料溶液へ約10分から
20分間浸漬し、更にこの溶液より前記細片海藻を
取り出し、これを冷却室に入れて−50℃から−60
℃の冷却温度にて、一日乃至二日に亘つて冷却乾
燥する。冷却後、前記冷却室より取出して、所定
包装容器へ詰めるもので、冷却乾燥後の細片海藻
は、丸かつて食し易い棒茶状となつた。
次に炭水化物が多量に含有する昆布を主材とし
たときは、前記と同様、長尺で大きな昆布を略茶
葉の大きさ、即ち縦約4cm・横5cm角に細く切断
して細片海藻を形成し、更に切断したこの細片海
藻を、醤油・香辛料・化学調味料と魚の骨粉とビ
タミン剤とを混合した栄養素を含む調味料溶液へ
約10分から20分間浸してから、この溶液より前記
細片海藻を取り出して、これを冷却室に入れ、−
50℃から−60℃の冷却温度で冷風を送り込みなが
ら冷却乾燥を一日〜二日かけて行う冷却乾燥後、
冷却室より取出して所定包装容器へ詰めるもの
で、前記わかめと同様、冷却後乾燥後の細片海藻
は丸かつて、食し易い棒茶状となつた。
本発明に係る海藻加工食品の製造方法は、前記
の様に海藻を略茶葉の大きさに切断して細片海藻
を形成し、この細片海藻を、カルシウム・ビタミ
ン・調味料からなる溶液へ浸漬して味付けした
後、前記細片海藻を冷却乾燥するものであるか
ら、この製法によつて得られる海藻加工食品は、
茶葉を加工した棒茶状で乾燥したものとなる為、
これを食するときは、味噌汁とか中華ソバなどへ
直接添えて食することもできるし、更に椀等へ直
接入れて湯をかけて食する吸物としても良く、そ
の即席性は高く、然もこの海藻加工食品は、食易
く味付けされ、又、味付けの調味料の外、カルシ
ウムとビタミンを溶液中に混合して、これを含浸
するので、主材をなす海藻をカルシウムの含有量
の多いわかめを使用した場合、浸漬する溶液中の
カルシウムと相俟つてカルシウム分は極めて豊富
となる為、成長期の児童とか、妊婦の補助食品と
して好適なものとなるし、又、前記主材をなす海
藻を炭水化物の多く含有する昆布を用いた場合
は、溶液中のカルシウム・ビタミンと、昆布中の
アルギン酸・ヨウ素・カリ・カルシウムと、炭水
化物に多く含まれる繊維質との摂取により、肌荒
れとか便秘の予防に効果を示し、特に婦女子等の
美容上に極めて好ましいので、手軽に食すること
のできる健康補助品としての最適なものである。
加うるに本発明に係る海藻加工食品の製造方法
は、海藻を略茶葉の大きさに切断する切断工程
と、切断した細片海藻を所定溶液へ浸漬する栄養
素添加兼味付け工程と、味付けした細片海藻を冷
却乾燥する乾燥工程とよりなる極めて少ない工程
で、栄養価の高い食し易い食品を製造できるか
ら、製品は安価に提供できる特有の効果を有し、
又、この様にして得られる本発明の海藻加工食品
は酒の肴として、又、児童などのおやつとしても
適するとともに、吸物の材料として添加し、柔ら
かく元に戻して食する副食としても使用し得るも
のであり、然も味付けした細片海藻を冷却乾燥す
ることに1つて、長期保存を可能とし、併わせて
保蔵性も極めて高いから、現代嗜好に適した食品
の確立を得ることのできる大きな特有の効果も発
揮するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 海藻を略茶葉の大きさに切断して細片海藻を
    形成し、この細片海藻を、塩、醤油、香辛料、化
    学調味料、魚の骨粉(カルシユウム)、ビタミン
    剤からなる調味料溶液へ10〜20分間浸漬して味付
    けした後、該調味料溶液より細片海藻を取り出し
    これを−50℃〜−60℃の冷却室へ1日乃至2日に
    亘つて連続冷却乾燥し、細片海藻をカールする棒
    茶状としたことを特徴とする海藻加工食品の製造
    方法。
JP58113455A 1983-06-23 1983-06-23 海藻加工食品の製造方法 Granted JPS606181A (ja)

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JP58113455A JPS606181A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 海藻加工食品の製造方法

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JP58113455A JPS606181A (ja) 1983-06-23 1983-06-23 海藻加工食品の製造方法

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JPS606181A JPS606181A (ja) 1985-01-12
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ID=14612667

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62257578A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 Casio Comput Co Ltd クロスヘアカ−ソル表示方式

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GB9224792D0 (en) * 1992-11-26 1993-01-13 Davies Philip H Snack product and process for making same
KR20030077825A (ko) * 2002-03-27 2003-10-04 임규순 칼슘과 아미노산이 첨가된 김의 제조방법

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JPS606181A (ja) 1985-01-12

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