JPS6243852Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6243852Y2
JPS6243852Y2 JP13373783U JP13373783U JPS6243852Y2 JP S6243852 Y2 JPS6243852 Y2 JP S6243852Y2 JP 13373783 U JP13373783 U JP 13373783U JP 13373783 U JP13373783 U JP 13373783U JP S6243852 Y2 JPS6243852 Y2 JP S6243852Y2
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JP
Japan
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hole
cable
packing
slit
protrusion
Prior art date
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Expired
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JP13373783U
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English (en)
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JPS6044832U (ja
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Publication of JPS6243852Y2 publication Critical patent/JPS6243852Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 車室内からエンジンルーム等へボデーを貫通し
て配索される2本で一組のケーブル、例えば第1
図に示すようなリモートコントロール形式の変速
操作に用いられるプツシユプルケーブル等におい
て、ボデーを貫通する個所の防水、防泥対策は非
常に難かしい。本考案はこの防水、防泥及びケー
ブルの位置決め、固定を行うゴムパツキンの構造
に関するものである。
第7図は従来構造を示す。図において、パツキ
ン30,31にはそれぞれ2本のケーブルが通つ
ているが、少なくとも1ケ所にはそれぞれスリツ
トが入つている。そのため、1ケ所のシールでは
防水対策は不十分で図示のように2ケ所の構造と
なる。パツキン30から水が侵入した場合のため
に水ぬき穴32が設けられている。なお、40は
トーボード、41はグツシユクロス、42はケー
ブルである。
このような構造では次のような欠点がある。
(1) ボデーとのシール個所が2ケ所あり作業工数
が多い。
(2) しかも1ケ所は車内から、もう1ケ所は車外
からの作業になり作業性が悪い。
本考案の目的は上記欠点を排除した防水、防泥
構造を提供することであり、その特徴とするとこ
ろは、シフトケーブルが挿入される貫通孔と同貫
通孔の端部に突出部とリツプとを設け、上記貫通
孔を間隔をとつて囲む凹溝を設けると共に、セレ
クトケーブルが挿入される挿入孔と同挿入孔にセ
レクトケーブルを通すためのスリツトとを設けた
第1のパツキン、セレクトケーブルを通す貫通孔
の端部に上記スリツト先端部を収納する突出部と
リツプ部とを設けると共に、上記シフトケーブル
の貫通孔を囲む凹溝に凸部が係合する開口部を設
けた第2のパツキンを備えたことである。
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第2図はシフトケーブル11、セレクトケーブ
ル12をそれぞれ一部を破断して示す説明図であ
る。第3図、第4図はそれぞれのケーブルを一部
破断して示す説明図、第5図、第6図は第1、第
2のパツキンをそれぞれ示す説明図である。
図において、シフトケーブル11には第1のパ
ツキン20が、セレクトケーブル12には第2の
パツキン21が組込まれていて、この2本のケー
ブルを第2図のようにアセンブリする。この時、
パツキン20にはセレクトケーブル12を組込む
ためのスリツト20hが切つてある。このような
アセンブリされたパツキン20,21はリツプ部
20e,21e、及び凹凸部20f,21gのは
め込みにより完全に防水、防泥を行うことができ
る。また、パツキン20にかなりの剛性をもたせ
ることにより強制配索時のケーブルの位置決め及
び固定も容易にできる。
第5図に示す第1のパツキン20について詳細
に説明すると、取付面をなすフランジ部20aに
は、両側に取付孔20bが設けられている。20
cはシフトケーブル11の貫通孔で、この貫通孔
20cの前部には突出部20dを設け、その突出
部20dの先端にはリツプ部20eを有する。2
0fは凹部(溝部)、20gはセレクトケーブル
12の挿入孔で、この挿入孔20gにセレクトケ
ーブルを通すためにスリツト20hが切つてあ
る。
第6図に示す第2のパツキン21について詳細
に説明すると、取付面をなすフランジ部21aに
は両側に取付孔21bが設けられている。21c
はセレクトケーブル12を通す貫通孔で、この貫
通孔21cの前部には突出部21dを有し、その
先端にはリツプ部21eを有する。21fは開口
部で、その周囲には凸部21gが設けられてい
る。
上記構成よりなるパツキン20,21の組付け
を説明すると、最初にパツキン20は貫通孔20
cを介してシフトケーブル11に組付けられてい
る。同様にパツキン21も貫通孔21cを介して
セレクトケーブルに組付けられている。
そして、ケーブル11,12の端末部におい
て、各々端末部品を処理(カシメ等)した上で、
ケーブル11,12の組付けを行うものである。
この場合の組付けは、まずパツキン21を通し
てあるセレクトケーブル12をパツキン20に設
けたスリツト20hより挿入孔20gに挿入した
後、パツキン21をパツキン20にかぶせるよう
にすれば組付け完了となる。即ち、開口部21f
に突出部20dが挿入されて凹部20fと凸部2
1gの凹凸部が嵌合されると共に、スリツト20
hの先端部を突出部20dに収納してシール性を
向上させたものである。
このようにサブアセンブリされたケーブル1
1,12を車体に取付ける場合は、第2図に示す
如く、トーボード(車体パネル)13に設けられ
た孔にパツキン20,21をリテーナ14を介し
てボルト、ナツト15にて結合されるものであ
る。
上述の場合には次の効果がある。
(1) ケーブル11,12のサブアセンブリ化する
組付作業の容易化である。即ちパツキンの一方
にスリツト20hを設けたことによりケーブル
が容易にパツキンに組付けられ、もう一方のパ
ツキンでそのスリツトを被覆できるためであ
る。
(2) パツキン20と21の組付後においてもシー
ル性がよい。即ち、凹部20fと凸部21gの
嵌合と、スリツト20hを被覆できるためであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による1実施例の構造を示す説
明図、第2図はシフトケーブルとセレクトケーブ
ルとを一部破断して示す説明図、第3図はシフト
ケーブルの一部を破断して示す説明図、第4図は
セレクトケーブルの一部を破断して示す説明図、
第5図aは第1のパツキンを示す側面図、第5図
bは第5図aのB矢視図、第5図cは第5図aの
C矢視図、第5図dは第5図aのA−A矢視断面
図、第6図aは第2のパツキンを示す側面図、第
6図bは第6図aのB矢視図、第6図cは第6図
aのC矢視図、第6図dは第6図aのA−A矢視
断面図、第7図は従来の構造を示す説明図であ
る。 11……シフトケーブル、12……セレクトケ
ーブル、20……第1のパツキン、20c……シ
フトケーブル貫通孔、20d……突出部、20e
……リツプ部、20f……凹部、20g……セレ
クトケーブル挿入孔、20h……スリツト、21
……第2のパツキン、21c……セレクトケーブ
ル貫通孔、21d……突出部、21e……リツプ
部、21f……開口部、21g……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトケーブルが挿入される貫通孔と同貫通孔
    の端部に突出部とリツプ部とを設け、上記貫通孔
    を間隔をとつて囲む凹溝を設けると共に、セレク
    トケーブルが挿入される挿入孔と同挿入孔にセレ
    クトケーブルを通すためのスリツトを設けた第1
    のパツキン、セレクトケーブルを通す貫通孔の端
    部に上記スリツト先端部を収納する突出部とリツ
    プ部とを設けると共に、上記シフトケーブルの貫
    通孔を囲む凹溝に凸部が係合する開口部を設けた
    第2のパツキンを備えたことを特徴とするシフト
    アンドセレクトケーブルのボデー貫通部防水、防
    泥構造。
JP13373783U 1983-08-31 1983-08-31 シフトアンドセレクトケ−ブルのボデ−貫通部防水,防泥構造 Granted JPS6044832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13373783U JPS6044832U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 シフトアンドセレクトケ−ブルのボデ−貫通部防水,防泥構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13373783U JPS6044832U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 シフトアンドセレクトケ−ブルのボデ−貫通部防水,防泥構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044832U JPS6044832U (ja) 1985-03-29
JPS6243852Y2 true JPS6243852Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=30301571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13373783U Granted JPS6044832U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 シフトアンドセレクトケ−ブルのボデ−貫通部防水,防泥構造

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JP (1) JPS6044832U (ja)

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JPS6044832U (ja) 1985-03-29

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