JPS6243391Y2 - - Google Patents

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JPS6243391Y2
JPS6243391Y2 JP17728281U JP17728281U JPS6243391Y2 JP S6243391 Y2 JPS6243391 Y2 JP S6243391Y2 JP 17728281 U JP17728281 U JP 17728281U JP 17728281 U JP17728281 U JP 17728281U JP S6243391 Y2 JPS6243391 Y2 JP S6243391Y2
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voltage
reset
microcomputer
circuit
output
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JP17728281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マイクロコンピユータを備えた電子
(表示)機器におけるマイクロコンピユータのリ
セツト回路に関するものである。
一般的にマイクロコンピユータは電源投入時、
内部のメモリ、カウンタ等の初期状態がランダム
になつているためリセツト動作を行なわせねばな
らず、また電源電圧変動によりマイクロコンピユ
ータの駆動電圧が動作保証の最小値を割つたとき
も内部回路の同期ズレ等を生じるため同じくリセ
ツト動作が必要である。
第1図は、こうしたマイクロコンピユータのリ
セツト動作を実行する電圧検出部からなるリセツ
ト回路の従来例を示すもので、変動し得る電源1
から投入スイツチ2を通して定電圧回路3を接続
し、これによりマイクロコンピユータ4への駆動
電圧を供給するようにしており、同時に定電圧回
路3の出力には電圧検出回路5と時限回路6が接
続され、電源電圧変動時におけるマイクロコンピ
ユータ4のリセツト端子電圧を制御している。電
圧検出回路5は、定電圧出力に直列接続される分
圧抵抗7,8と抵抗9およびツエナーダイオード
10の直列回路と、各々の分圧出力および基準電
圧出力を比較入力とするコンパレータ11とから
構成され、コンパレータ11の出力は抵抗12お
よびコンデンサ13からなる時限回路6を通して
マイクロコンピユータ4のリセツト端子RSTに
接続される。定電圧回路3の出力が正常レベルを
維持する通常動作時には、分圧抵抗7,8による
分圧レベルVRが基準電圧レベルVZよりも大きい
ためコンパレータ11の出力はHighレベルを維
持し、マイクロコンピユータ4のリセツト端子電
圧もHighレベルとなるためリセツト動作はなさ
れず、マイクロコンピユータ4はプログラムにそ
つたプロセスを実行する。いま電圧ラインの瞬断
や負ノイズの重畳等何らかの原因で電源電圧が降
下し、定電圧出力が正常レベルを維持し得なくな
つた場合、マイクロコンピユータ4は不定動作に
陥り、出力機器を誤動作させることになる。この
とき、電圧検出回路5の分圧レベルVRと基準電
圧レベルVZの関係は定電圧出力Vccの変化に対し
て第2図のようになる。すなわち、分圧レベル
VRは定電圧出力Vccの変動に比例して分圧比に
応じた変化を呈し、基準電圧レベルVZは定電圧
出力Vccの変動に伴うツエナー電流の変化で若干
のレベル変動は見られるもののほぼ一定のツエナ
ー電圧で安定しており、定電圧出力Vccの大きさ
による各電圧レベルVR,VZの交点は分圧抵抗
7,8の分圧比あるいはツエナー電圧の選定によ
り決定される。一般にマイクロコンピユータ4の
動作保証電圧は5V±10%〜20%であり、電圧降
下による不定動作の継続を回避するためのリセツ
ト動作は、定電圧出力Vccが4〜4.55Vに降下し
たときに実行するのが望ましい。抵抗7,8の抵
抗値あるいはツエナーダイオード10のツエナー
電圧が固定的であるなら、各素子の定数設定で第
2図実線のVR,VZに示すようにリセツト動作の
判定電圧交点を4.2V程度に設定し得るが、実際
には素子単体にある抵抗値ツエナー電圧のバラツ
キあるいは周囲温度変化による素子定数の変動が
各比較電圧VR,VZを大きく変化させてしまい、
リセツト動作の判定電圧交点がマイクロコンピユ
ータ4の望ましいリセツト電圧範囲をはずれ、正
常稼動し得る電圧レベルにあるにもかかわらず不
要のリセツト動作が行なわれ、あるいは不定動作
に陥るレベルにまで降下してもリセツト動作が行
なわれず正常後復帰後も誤動作するという欠点が
ある。第2図に示した各比較電圧VR,VZのバラ
ツキが各々破線および一点鎖線にまで及ぶ場合、
マイクロコンピユータ4のリセツト電圧すなわち
電圧検出回路5の反転動作電圧がA〜Bの電圧範
囲にまで拡がり、理想的なリセツト領域を全ての
製品に求めることは極めて難かしいものとなる。
本考案は、マイクロコンピユータのリセツト回
路を構成する素子定数のバラツキあるいは周囲温
度変化による比較電圧の変動に対し、極めて良好
なリセツト領域の得られるリセツト回路を提供す
る。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を詳
述する。
第3図において、マイクロコンピユータ4、電
圧検出回路5および時限回路6等の構成素子は第
1図従来例と同一符号を付してあり、本考案にお
いては電圧検出回路5のツエナーダイオード10
のアノード側にDC−DCコンバータ14を接続し
ている。DC−DCコンバータ14は定電圧回路3
の出力電圧を負電圧に変換して上記ツエナーダイ
オード10に印加する。この場合、定電圧出力
Vccが5Vで安定しているとDC−DCコンバータ1
4の出力は−5Vとなり、定電圧出力Vccが変動す
ると、絶対値の等しい−Vccの負電圧として変換
出力される。
以上の構成において、電圧検出回路5における
分圧レベルVRは定電圧出力Vccの変動に比例し
て抵抗7,8の分圧比に応じた変化を呈し、基準
電圧レベルVZはDC−DCコンバータ14の負電
圧(−Vcc)+ツエナーダイオード10のツエナ
ー電圧として定電圧出力Vccに対する負の傾きで
変化する。すなわち、電圧検出回路5を構成する
素子定数が理想値で固定されていれば、分圧レベ
ルVRと基準電圧レベルVZの関係は第4図実線に
示すようになり、リセツト動作点となるVR,VZ
の交点の定電圧出力Vccが4.2V程度の降下点に設
定される。実際には素子定数のバラツキや温度変
化により上述したようなVR,VZの変動が見られ
るが、この変動幅が第4図に示す破線および一点
鎖線にまで及ぶにしても交点すなわちリセツト動
作電圧の変動は定電圧出力Vccが4〜4.5Vの範囲
にとどめることができ、マイクロコンピユータ4
が正常稼動し得る最小電圧以下に降下した際には
確実にリセツト動作を行なわしめて所期プログラ
ムにそつた稼動を再開することが可能となり、極
めて理想的なリセツト電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイクロコンピユータのリセツト回路
の従来例を示す回路構成図、第2図は同回路にお
けるリセツト電圧の変動幅を示す比較電圧説明
図、第3図は本考案に係るリセツト回路の一実施
例を示す回路構成図、第4図は同回路におけるリ
セツト電圧の変動幅を示す比較電圧説明図であ
る。 1……電源、3……定電圧回路、4……マイク
ロコンピユータ、5……電圧検出回路、6……時
限回路、7,8……分圧抵抗、10……ツエナー
ダイオード、11……コンパレータ、14……
DC−DCコンバータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に直列接続される抵抗分圧回路の分圧レベ
    ルと、抵抗および定電圧素子からなる基準電圧回
    路の基準電圧レベルとを比較入力とした比較器か
    らなる電圧検出回路の出力をマイクロコンピユー
    タのリセツト端子に接続したリセツト回路におい
    て、上記定電圧素子の負側を、電源に接続されて
    電源電圧を負電圧に変換出力するDC−DCコンバ
    ータの出力に接続したことを特徴とするマイクロ
    コンピユータのリセツト回路。
JP17728281U 1981-11-28 1981-11-28 マイクロコンピユ−タのリセツト回路 Granted JPS5881637U (ja)

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JP17728281U JPS5881637U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 マイクロコンピユ−タのリセツト回路

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JP17728281U JPS5881637U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 マイクロコンピユ−タのリセツト回路

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Publication Number Publication Date
JPS5881637U JPS5881637U (ja) 1983-06-02
JPS6243391Y2 true JPS6243391Y2 (ja) 1987-11-11

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JP17728281U Granted JPS5881637U (ja) 1981-11-28 1981-11-28 マイクロコンピユ−タのリセツト回路

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