JPH044654Y2 - - Google Patents

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JPH044654Y2
JPH044654Y2 JP1984198190U JP19819084U JPH044654Y2 JP H044654 Y2 JPH044654 Y2 JP H044654Y2 JP 1984198190 U JP1984198190 U JP 1984198190U JP 19819084 U JP19819084 U JP 19819084U JP H044654 Y2 JPH044654 Y2 JP H044654Y2
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capacitor
voltage
diode
power outage
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気炊飯器の電源回路に係り、特に一
時的な停電発生時の復帰性能を改良した電気炊飯
器の電源回路に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の装置のマイコンを応用した電気
炊飯器では第3図のように、商用電源1をトラン
ス2、整流素子3、コンデンサ8および定電圧安
定化回路9を介してリレーコイル5の負荷や制御
回路10、初期設定回路12に加えているが、一
時的な停電が発生した場合、制御用のリレーコイ
ル5と制御回路10への消費電流によつて、第4
図に示すように急速に整流電圧VAが低下すると
共に制御回路10への電圧VCが低下するため、
初期設定回路12も同図に示す能動信号が(T3
−T1)間の短い時間で発生し、再通電しても、
初期状態にもどつてしまう。すなわちリレーコイ
ル5の負荷によつて、ほぼ、コンデンサ8の放電
の早さが決定される。例えば、マイコン等の制御
素子を用いた電気炊飯器では炊飯中に第4図の
(T3−T1)以上の一時的な停電が発生すると、停
電処理に入り、再セツトしないかぎり炊けない状
態にもどつてしまうものである。
考案が解決しようとする問題点 炊飯中に一時的な停電が発生すると再セツトし
ない限り炊飯を中止してしまう点である。
問題点を解決するための手段 電源回路の電流配分を、リレーなどの比較的負
荷の大きいものと消費電流が少ない制御回路とに
分け、その境に逆流阻止用のダイオードを設けた
ものである。
作 用 炊飯中に一時的停電があると、リレーなどの比
較的大きい負荷を電源回路から切りはなし、制御
回路への電圧を停電発生後も、長い時間一定に供
給する。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図イ,
ロ及び第5図にもとづいて構成、作用を説明す
る。商用電源1をトランス2によつて降圧化した
ダイオードからなる整流素子3で整流し、平滑す
るための第1のコンデンサ4と放電抵抗11に供
給し、電圧VAをa−c間に得る。電圧VAの非安
定化電圧にはリレーコイル5の比較的大きい負荷
と、マイコン等の制御素子13の出力信号によつ
て制御するスイツチ素子6とを接続している。又
図中のaからダイオード7を介して第2のコンデ
ンサ17を接続して電圧VBをb−c間に得て、
さらに回路9を接続して、d−c間に安定化電圧
VDを得て、それを制御回路10に供給している。
定電圧安定化回路9は第5図に示すようなトラン
ジスタ14、抵抗15およびツエナーダイオード
16からなる回路である。マイコン等の制御素子
13の初期設定を行うために例えばd−c間に初
期設定回路12を設け、その初期設定信号VE
制御素子13に与えている。又第2のコンデンサ
17は、第1のコンデンサ4よりその容量を大き
く設定して、その放電特性に差をつけるように設
定している。
今、動作状態の各電圧は、第2図イに示すよう
に時間tがT1まではVA,VB,VDおよびVEは一
定の電圧を示している。電圧VDはマイコン等の
制御素子13に定電圧安定化回路9によつて一定
の電圧を供給する必要があるものである。次に例
えばt=T1で一時停電が発生すると、スイツチ
素子6がオンしていれば第1のコンデンサ4はリ
レーコイル5又は放電抵抗11を経由して急速に
放電し、t=T2で放電しきつてしまい、ほぼOV
になる。この時、第2のコンデンサ17は第1の
コンデンサ4より第2図ロに示すようにゆつくり
した放電特性となるように、容量の定数、制御素
子13および制御回路10の消費電流を設定して
いるので、T=T2において VA+Vsat<VB になると(Vsat=ダイオード7の順方向の電
圧)、ダイオード7は逆バイアス状態に入る。し
たがつて第2のコンデンサ17は停電発生後主に
制御回路10および制御素子13だけの負荷とな
り、t≧T2以降(t>T2)ではVB電圧はゆつく
り低下して行き、T3においてはじめて電圧VD
保持できない電圧となる。この時(t=T3)で
初期設定回路12から初期設定信号VEが発生し、
第2図ロのようにH→Lとなり、L信号で能動初
期動作する制御素子13は、はじめて初期化され
る。したがつてt≧T4以降再通電しても初期の
状態にもどつてしまう。しかしこのように、従来
の第3図に示す電源回路では第4図に示すように
ほぼ瞬間的にコンデンサが放電し初期化されるの
に対して、本考案は比較的容量の小さい第1のコ
ンデンサ4が停電発生時に瞬間に放電するが、さ
れと同時にダイオード7が第2のコンデンサ17
のリレーコイル5への放電を自動的に阻止し、主
に停電発生後の電圧供給は比較的容量の大きな第
2のコンデンサ17から制御回路10などに行
い、電圧VDは長時間の電圧保持が可能となる。
したがつて、第2のコンデンサ17の容量にもよ
るが、1〜10秒程度の一時的な停電があつても支
障がなく動作が続行できる。又制御素子13に低
消費タイプのC−MOSタイプのICを使用すれば
さらに10秒以上も可能である。
なお、スイツチ素子6がOFFの状態で一時停
電が発生した場合は、VAの電圧を急激におとす
ために第1のコンデンサ4の放電を放電抵抗11
によつて行ない、ダイオード7を逆バイアス状態
にする効果があり、前記と同じ停電対策効果が得
られる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、比較的簡単な回
路で効果的な一時的停電のための対策ができ、電
気炊飯器が炊飯中の一時停電によつて炊飯を中止
することがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電気炊飯器の
電源回路図、第2図イ,ロは同電圧特性図、第3
図は従来の電気炊飯器の電源回路図、第4図イ,
ロは同電圧特性図、第5図は本考案及び従来の定
電圧安定化回路図である。 4……第1のコンデンサ、6……スイツチ素
子、7……ダイオード、17……第2のコンデン
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 整流後の直流電源に接続した第1のコンデンサ
    4の両端にスイツチ素子6で制御する負荷と放電
    用抵抗11とを接続し、更にダイオード7を介し
    て第2のコンデンサ17を接続し、停電発生直後
    に前記ダイオード7を逆バイアス状態にして第2
    のコンデンサ17の放電時間を第1のコンデンサ
    4より長くするようにしたことを特徴とする電気
    炊飯器の電源回路。
JP1984198190U 1984-12-27 1984-12-27 Expired JPH044654Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984198190U JPH044654Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP1984198190U JPH044654Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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Publication Number Publication Date
JPS61112732U JPS61112732U (ja) 1986-07-16
JPH044654Y2 true JPH044654Y2 (ja) 1992-02-12

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ID=30756967

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JP1984198190U Expired JPH044654Y2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27

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JP (1) JPH044654Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6245604Y2 (ja) * 1981-05-13 1987-12-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61112732U (ja) 1986-07-16

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