JPS6242581Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242581Y2 JPS6242581Y2 JP1982006889U JP688982U JPS6242581Y2 JP S6242581 Y2 JPS6242581 Y2 JP S6242581Y2 JP 1982006889 U JP1982006889 U JP 1982006889U JP 688982 U JP688982 U JP 688982U JP S6242581 Y2 JPS6242581 Y2 JP S6242581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- gear
- pto
- wheel drive
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 45
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、農用トラクタの前輪駆動装置に係
り、詳しくは主変速装置及び副変速装置を有する
トランスミツシヨンの構造に関する。
り、詳しくは主変速装置及び副変速装置を有する
トランスミツシヨンの構造に関する。
一般に、ミツシヨンケース内に配置されている
前輪駆動軸は、ピニオン軸の前輪駆動ギヤから支
持軸に支持されている中間ギヤを介して動力伝達
されており、このため、ミツシヨンケース内に支
持軸が組込まれることになり、２輪駆動用と４輪
駆動用とのミツシヨンの共通化が妨げられ、また
組立てや２輪駆動用から４輪駆動用のミツシヨン
に組替る場合等に手数がかかるばかりでなく、生
産管理も面倒になつていた。
前輪駆動軸は、ピニオン軸の前輪駆動ギヤから支
持軸に支持されている中間ギヤを介して動力伝達
されており、このため、ミツシヨンケース内に支
持軸が組込まれることになり、２輪駆動用と４輪
駆動用とのミツシヨンの共通化が妨げられ、また
組立てや２輪駆動用から４輪駆動用のミツシヨン
に組替る場合等に手数がかかるばかりでなく、生
産管理も面倒になつていた。
そこで、本考案は、主ミツシヨンケースの後壁
と副ミツシヨンケースの前壁との間に所定空間を
形成し、主ミツシヨンケースの後壁からPTO前
軸を突出し、また副ミツシヨンケースの前壁から
PTO後軸を突出し、これら両軸の突出部を連結
部材で連結し、かつ該連結部材を前記後壁及び前
壁にて挾持して位置決めすると共に、該連結部材
に中間ギヤを回転自在に支持し、また前記ピニオ
ン軸を副ミツシヨンケースの前壁から突出し、該
ピニオン軸の突出部に前輪駆動ギヤを装着し、該
駆動ギヤの回転を前記中間ギヤを介して前記前輪
駆動軸に伝達し得るように構成し、もつて前述点
を解消した農用トラクタの前輪駆動装置を提供す
ることを目的とするものである。
と副ミツシヨンケースの前壁との間に所定空間を
形成し、主ミツシヨンケースの後壁からPTO前
軸を突出し、また副ミツシヨンケースの前壁から
PTO後軸を突出し、これら両軸の突出部を連結
部材で連結し、かつ該連結部材を前記後壁及び前
壁にて挾持して位置決めすると共に、該連結部材
に中間ギヤを回転自在に支持し、また前記ピニオ
ン軸を副ミツシヨンケースの前壁から突出し、該
ピニオン軸の突出部に前輪駆動ギヤを装着し、該
駆動ギヤの回転を前記中間ギヤを介して前記前輪
駆動軸に伝達し得るように構成し、もつて前述点
を解消した農用トラクタの前輪駆動装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下、図面に沿つて、本考案による実施例を説
明する。
明する。
トラクタ１は、第１図に示すように、前輪２及
び後輪３により支持されている機体５を有してお
り、機体５は前方にエンジン６を配置し、更に後
方に向けてクラツチハウジング７、主ミツシヨン
ケース９及び副ミツシヨンケース１０が順次固着
されて、一体構造形式により構成されている。ま
た、機体５の後方は運転席１１となつており、運
転席には主変速レバー１２、副変速レバー１３及
び前輪駆動切換えレバー１５が配置されていると
共に、副ミツシヨンケース１０上方に、超低速切
換えレバー１６を有する超低速装置１７が付設さ
れている。主ミツシヨンケース９には、第２図に
示すように、エンジン６からクラツチを介して延
びているドライブ軸１９の先端が軸支されてお
り、更に該軸１９に同軸状に主変速軸２０が軸支
され、また該軸２０と平行にカウンタ軸２１及び
PTO前軸２２が軸支されている。ドライブ軸１
９にはドライブギヤ２３が固着され、またカウン
タ軸２１には４個のカウンタギヤ２５，２６，２
７，２８が固着又は成形され、更に主変速軸２０
には３個の主変速従動ギヤ３０，３１，３２が摺
動のみ自在に支持されている。これら従動ギヤは
前記主変速レバー１２に連結されているフオーク
３５により操作され、それぞれカウンタギヤ２
６，２７，２８のいずれか、又はバツクギヤ（図
示せず）に選択噛合し得る。また、主変速軸２０
の後端は主ミツシヨンケース９の後壁９ａに軸支
されて後方に一部突出されており、該突出部には
スプラインが形成されている。一方、副ミツシヨ
ンケース１０には主変速軸２０と同軸状に副変速
軸３７が軸支されており、該変速軸３７の前端は
ケース１０の前壁１０ａから前方に一部突出して
いる。該突出部にはスプラインが形成され、かつ
主変速軸２０のスプラインと対向しており、これ
ら両スプラインに跨がつて、超低速切換えレバー
１６により操作される超低速切換えギヤ３９が摺
動のみ自在に支持されている。また、副ミツシヨ
ンケース１０には副変速軸３７に平行にピニオン
軸４０が軸支されており、該軸４０の前端は前壁
１０ａから前方に突出し、該突出部には前輪駆動
ギヤ４１が固着されている。副変速軸３７には３
個の副変速駆動ギヤ４２，４３，４４が固着さ
れ、またピニオン軸４０には副変速レバー１３に
より操作される副変速縦動ギヤ４５，４６が摺動
のみ自在に、かつギヤ４２に常時噛合している従
動ギヤ４７が回転のみ自在に支持されている。更
に、ピニオン軸４０の後端にはピニオン４８が形
成されており、ピニオン４８は後輪３に連結して
いる差動装置４９に噛合している。また、副ミツ
シヨンケース１０の上方には超低速装置１７のカ
バー５０が固定されており、該カバー５０には大
ギヤ５１及び小ギヤ５２を有する超低速軸５３が
軸支されている。更に、大ギヤ５１には主変速軸
２０のスプライン上に位置した状態における切換
えギヤ３９が噛合し得、また小ギヤ５２は副変速
軸３７上のギヤ４４と常時噛合している。
び後輪３により支持されている機体５を有してお
り、機体５は前方にエンジン６を配置し、更に後
方に向けてクラツチハウジング７、主ミツシヨン
ケース９及び副ミツシヨンケース１０が順次固着
されて、一体構造形式により構成されている。ま
た、機体５の後方は運転席１１となつており、運
転席には主変速レバー１２、副変速レバー１３及
び前輪駆動切換えレバー１５が配置されていると
共に、副ミツシヨンケース１０上方に、超低速切
換えレバー１６を有する超低速装置１７が付設さ
れている。主ミツシヨンケース９には、第２図に
示すように、エンジン６からクラツチを介して延
びているドライブ軸１９の先端が軸支されてお
り、更に該軸１９に同軸状に主変速軸２０が軸支
され、また該軸２０と平行にカウンタ軸２１及び
PTO前軸２２が軸支されている。ドライブ軸１
９にはドライブギヤ２３が固着され、またカウン
タ軸２１には４個のカウンタギヤ２５，２６，２
７，２８が固着又は成形され、更に主変速軸２０
には３個の主変速従動ギヤ３０，３１，３２が摺
動のみ自在に支持されている。これら従動ギヤは
前記主変速レバー１２に連結されているフオーク
３５により操作され、それぞれカウンタギヤ２
６，２７，２８のいずれか、又はバツクギヤ（図
示せず）に選択噛合し得る。また、主変速軸２０
の後端は主ミツシヨンケース９の後壁９ａに軸支
されて後方に一部突出されており、該突出部には
スプラインが形成されている。一方、副ミツシヨ
ンケース１０には主変速軸２０と同軸状に副変速
軸３７が軸支されており、該変速軸３７の前端は
ケース１０の前壁１０ａから前方に一部突出して
いる。該突出部にはスプラインが形成され、かつ
主変速軸２０のスプラインと対向しており、これ
ら両スプラインに跨がつて、超低速切換えレバー
１６により操作される超低速切換えギヤ３９が摺
動のみ自在に支持されている。また、副ミツシヨ
ンケース１０には副変速軸３７に平行にピニオン
軸４０が軸支されており、該軸４０の前端は前壁
１０ａから前方に突出し、該突出部には前輪駆動
ギヤ４１が固着されている。副変速軸３７には３
個の副変速駆動ギヤ４２，４３，４４が固着さ
れ、またピニオン軸４０には副変速レバー１３に
より操作される副変速縦動ギヤ４５，４６が摺動
のみ自在に、かつギヤ４２に常時噛合している従
動ギヤ４７が回転のみ自在に支持されている。更
に、ピニオン軸４０の後端にはピニオン４８が形
成されており、ピニオン４８は後輪３に連結して
いる差動装置４９に噛合している。また、副ミツ
シヨンケース１０の上方には超低速装置１７のカ
バー５０が固定されており、該カバー５０には大
ギヤ５１及び小ギヤ５２を有する超低速軸５３が
軸支されている。更に、大ギヤ５１には主変速軸
２０のスプライン上に位置した状態における切換
えギヤ３９が噛合し得、また小ギヤ５２は副変速
軸３７上のギヤ４４と常時噛合している。
更に、主ミツシヨンケース９の下方には前輪駆
動軸５５が軸支されており、該駆動軸５５の前端
のケース９の前壁から前方に突出し、連動軸５６
（第１図参照）を介して前輪２に連結しており、
更に、駆動軸５５の後端部には前輪駆動切換えレ
バー１５により操作される切換えギヤ５７が摺動
のみ自在に支持されている。また、主ミツシヨン
ケース９に支持されているPTO前軸２２にはギ
ヤ５８，５９が回動自在に、かつギヤ６０が摺動
のみ自在に支持されており、更にその後端は該ケ
ースの後壁９ａを突出して後方に延び、該突出部
にはスプライン２２ａが形成されている。一方、
副ミツシヨンケース１０の下方にはPTO後軸６
１が軸支されており、該後軸６１の前端は該ケー
スの前壁１０ａから前方に突出すると共に該突出
部にはスプライン６１ａが形成されており、更に
これら両スプライン２２ａ，６１ａは同径よりな
り、かつ同芯状に対向して位置している。
動軸５５が軸支されており、該駆動軸５５の前端
のケース９の前壁から前方に突出し、連動軸５６
（第１図参照）を介して前輪２に連結しており、
更に、駆動軸５５の後端部には前輪駆動切換えレ
バー１５により操作される切換えギヤ５７が摺動
のみ自在に支持されている。また、主ミツシヨン
ケース９に支持されているPTO前軸２２にはギ
ヤ５８，５９が回動自在に、かつギヤ６０が摺動
のみ自在に支持されており、更にその後端は該ケ
ースの後壁９ａを突出して後方に延び、該突出部
にはスプライン２２ａが形成されている。一方、
副ミツシヨンケース１０の下方にはPTO後軸６
１が軸支されており、該後軸６１の前端は該ケー
スの前壁１０ａから前方に突出すると共に該突出
部にはスプライン６１ａが形成されており、更に
これら両スプライン２２ａ，６１ａは同径よりな
り、かつ同芯状に対向して位置している。
そして、これら両スプライン２２ａ，６１ａに
跨がつてPTO連結部材６２が配設されており、
かつ該連結部材６２は主ミツシヨンケース９の後
壁９ａ及び副ミツシヨンケース１０の前壁１０ａ
とで挾持され位置決めされている。連結部材６２
は、第３図に示すように、その中心にスプライン
孔６２ａを有しており、またその外周にニードル
ベアリング６３を介して前輪駆動用中間ギヤ６５
が回転自在に支持されている。なお、図中、６６
はスラストワツシヤ、６７は抜止め用のＣピンで
ある。
跨がつてPTO連結部材６２が配設されており、
かつ該連結部材６２は主ミツシヨンケース９の後
壁９ａ及び副ミツシヨンケース１０の前壁１０ａ
とで挾持され位置決めされている。連結部材６２
は、第３図に示すように、その中心にスプライン
孔６２ａを有しており、またその外周にニードル
ベアリング６３を介して前輪駆動用中間ギヤ６５
が回転自在に支持されている。なお、図中、６６
はスラストワツシヤ、６７は抜止め用のＣピンで
ある。
本実施例は以上のような構成を有するので、エ
ンジン６からのドライブ軸１９の回転はギヤ２
３，２５を介してカウンタ軸２１に伝達され、更
に主変速レバー１２に基づく従動ギヤ３０〜３２
のギヤ２６〜２８への選択噛合により、主変速さ
れて主変速軸２０に伝達される。更に、主変速軸
２０の回転は超低速切換えレバー１６に基づくギ
ヤ３９の摺動により、直接副変速軸３７又はギヤ
５１，５２，４４を介して超低速されて副変速軸
３７に伝達され、更に副変速レバー１３に基づく
従動ギヤ４５，４６のギヤ４３，４４又は４７へ
の選択噛合により、ピニオン軸４０に伝達され、
そしてピニオン４８及び差動装置４９を介して後
輪３に伝達される。
ンジン６からのドライブ軸１９の回転はギヤ２
３，２５を介してカウンタ軸２１に伝達され、更
に主変速レバー１２に基づく従動ギヤ３０〜３２
のギヤ２６〜２８への選択噛合により、主変速さ
れて主変速軸２０に伝達される。更に、主変速軸
２０の回転は超低速切換えレバー１６に基づくギ
ヤ３９の摺動により、直接副変速軸３７又はギヤ
５１，５２，４４を介して超低速されて副変速軸
３７に伝達され、更に副変速レバー１３に基づく
従動ギヤ４５，４６のギヤ４３，４４又は４７へ
の選択噛合により、ピニオン軸４０に伝達され、
そしてピニオン４８及び差動装置４９を介して後
輪３に伝達される。
一方、ピニオン軸４０の回転は副ミツシヨンケ
ース１０の前壁１０ａから前方に突出して配置さ
れている前輪駆動ギヤ４１を介してPTO前軸２
２及び後軸６１の連結部材６２上に回転自在に支
持されている中間ギヤ６５に伝達され、更に前輪
駆動切換えレバー１５に基づき選択噛合されるギ
ヤ５７を介して前輪駆動軸５５に伝達され、そし
て連動軸５６を介して前輪２が駆動される。ま
た、PTOギヤ６０のギヤ５８，５９又は２７へ
の選択噛合により適宜な回転がカウンタ軸２１か
らPTO前輪２２に伝達され、更に連結部材６２
を介してPTO後軸６１に伝達される。
ース１０の前壁１０ａから前方に突出して配置さ
れている前輪駆動ギヤ４１を介してPTO前軸２
２及び後軸６１の連結部材６２上に回転自在に支
持されている中間ギヤ６５に伝達され、更に前輪
駆動切換えレバー１５に基づき選択噛合されるギ
ヤ５７を介して前輪駆動軸５５に伝達され、そし
て連動軸５６を介して前輪２が駆動される。ま
た、PTOギヤ６０のギヤ５８，５９又は２７へ
の選択噛合により適宜な回転がカウンタ軸２１か
らPTO前輪２２に伝達され、更に連結部材６２
を介してPTO後軸６１に伝達される。
そして、第４図に示すように、主ミツシヨンケ
ース９内に各ギヤを組込んで主変速装置Ｍを組立
て、また副ミツシヨンケース１０内に各ギヤを組
込んで副変速装置Ｓを組立てた後、副変速軸４０
の突出部に前輪駆動ギヤ４１を装着すると共に、
中間ギヤ６５を回転自在に支持した連結部材６２
を、そのスプライン孔６２ａをスプライン６１ａ
に嵌合することによりPTO後軸６１に装着す
る。そして、この状態で、PTO前軸２２のスプ
ライン２２ａが連結部材６２のスプライン孔６２
ａに嵌合するように、両ミツシヨンケース９，１
０を接合して、トラクタ１のトランスミツシヨン
が組立てられる。
ース９内に各ギヤを組込んで主変速装置Ｍを組立
て、また副ミツシヨンケース１０内に各ギヤを組
込んで副変速装置Ｓを組立てた後、副変速軸４０
の突出部に前輪駆動ギヤ４１を装着すると共に、
中間ギヤ６５を回転自在に支持した連結部材６２
を、そのスプライン孔６２ａをスプライン６１ａ
に嵌合することによりPTO後軸６１に装着す
る。そして、この状態で、PTO前軸２２のスプ
ライン２２ａが連結部材６２のスプライン孔６２
ａに嵌合するように、両ミツシヨンケース９，１
０を接合して、トラクタ１のトランスミツシヨン
が組立てられる。
以上説明したように、本考案によれば、主ミツ
シヨンケース９の後壁９ａと副ミツシヨンケース
１０の前壁１０ａとの間に所定空間Ｃを形成し、
主ミツシヨンケース９の後壁９ａからPTO前軸
２２を突出し、また副ミツシヨンケース１０の前
壁１０ａからPTO後軸６１を突出し、これら両
軸の突出部２２ａ，６１ａを連結部材６２で連結
すると共に、該連結部材６２に中間ギヤ６５を回
転自在に支持したので、中間ギヤ６５用の支持軸
をわざわざ設置する必要がなく、前輪駆動用のギ
ヤのための特別なスペースが不要となり、更に主
変速装置Ｍ及び副変速装置Ｓを組立てた後、最後
に前輪駆動ギヤ４１及び中間ギヤ６５を支持した
連結部材６２を装着すれば良く、組立てが容易に
なると共に、２輪駆動に用いる場合、前輪駆動ギ
ヤ４１及び中間ギヤ６５を取外せば良く、２輪駆
動用と４輪駆動用のミツシヨンの共通化が図ら
れ、ユーザの注文にすばやく対応ができ、かつ生
産管理が容易になる。また、PTO前軸２２及び
PTO後軸６１の連結部材６５を後壁９ａ及び前
壁１０ａにて挾持して位置決めするので、組立て
が容易かつ確実になるばかりでなく、連結部材６
２従つて中間ギヤ６５が確実に位置決めされ、駆
動ギヤ４１との噛合を正確に保持して、ギヤの片
へり等の不具合を防止できる。
シヨンケース９の後壁９ａと副ミツシヨンケース
１０の前壁１０ａとの間に所定空間Ｃを形成し、
主ミツシヨンケース９の後壁９ａからPTO前軸
２２を突出し、また副ミツシヨンケース１０の前
壁１０ａからPTO後軸６１を突出し、これら両
軸の突出部２２ａ，６１ａを連結部材６２で連結
すると共に、該連結部材６２に中間ギヤ６５を回
転自在に支持したので、中間ギヤ６５用の支持軸
をわざわざ設置する必要がなく、前輪駆動用のギ
ヤのための特別なスペースが不要となり、更に主
変速装置Ｍ及び副変速装置Ｓを組立てた後、最後
に前輪駆動ギヤ４１及び中間ギヤ６５を支持した
連結部材６２を装着すれば良く、組立てが容易に
なると共に、２輪駆動に用いる場合、前輪駆動ギ
ヤ４１及び中間ギヤ６５を取外せば良く、２輪駆
動用と４輪駆動用のミツシヨンの共通化が図ら
れ、ユーザの注文にすばやく対応ができ、かつ生
産管理が容易になる。また、PTO前軸２２及び
PTO後軸６１の連結部材６５を後壁９ａ及び前
壁１０ａにて挾持して位置決めするので、組立て
が容易かつ確実になるばかりでなく、連結部材６
２従つて中間ギヤ６５が確実に位置決めされ、駆
動ギヤ４１との噛合を正確に保持して、ギヤの片
へり等の不具合を防止できる。
第１図は本考案が適用されている農用トラクタ
を示す正面図、第２図はそのトランスミツシヨン
を示す断面図、第３図はその連結部材部分を示す
断面図、第４図はトランスミツシヨンを組立てる
状態を示す断面図である。 １……農用トラクタ、２……前輪、９……主ミ
ツシヨンケース、９ａ……後壁、１０……副ミツ
シヨンケース、１０ａ……前壁、２２……PTO
前軸、２２ａ……突出部、４０……ピニオン軸、
４１……前輪駆動ギヤ、５５……前輪駆動軸、６
１……PTO後軸、６１ａ……突出部、６２……
連結部材、６５……中間ギヤ、Ｃ……空間。
を示す正面図、第２図はそのトランスミツシヨン
を示す断面図、第３図はその連結部材部分を示す
断面図、第４図はトランスミツシヨンを組立てる
状態を示す断面図である。 １……農用トラクタ、２……前輪、９……主ミ
ツシヨンケース、９ａ……後壁、１０……副ミツ
シヨンケース、１０ａ……前壁、２２……PTO
前軸、２２ａ……突出部、４０……ピニオン軸、
４１……前輪駆動ギヤ、５５……前輪駆動軸、６
１……PTO後軸、６１ａ……突出部、６２……
連結部材、６５……中間ギヤ、Ｃ……空間。
Claims (1)
- 前輪駆動軸及びPTO前軸を軸支している主ミ
ツシヨンケースと、ピニオン軸及びPTO後軸を
軸支している副ミツシヨンケースとを直接固定し
てなる農用トラクタにおいて、主ミツシヨンケー
スの後壁と副ミツシヨンケースの前壁との間に所
定空間を形成し、主ミツシヨンケースの後壁から
PTO前軸を該空間に突出すると共に副ミツシヨ
ンケースの前壁からPTO後軸を該空間に突出
し、これら両軸の突出部を連結部材で連結し、か
つ該連結部材を前記後壁及び前壁にて挾持して位
置決めすると共に、該連結部材上に中間ギヤを回
転自在に支持し、また前記ピニオン軸を副ミツシ
ヨンケースの前壁から前記空間に突出し、該ピニ
オン軸の突出部に前輪駆動ギヤを装着し、該駆動
ギヤの回転を前記中間ギヤを介して前記前輪駆動
軸に伝達し得るように構成した農用トラクタの前
輪駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688982U JPS58110530U (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 農用トラクタの前輪駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP688982U JPS58110530U (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 農用トラクタの前輪駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58110530U JPS58110530U (ja) | 1983-07-28 |
| JPS6242581Y2 true JPS6242581Y2 (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=30019665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP688982U Granted JPS58110530U (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 農用トラクタの前輪駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58110530U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6482836B2 (ja) * | 2014-11-27 | 2019-03-13 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 作業車両 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52113929U (ja) * | 1976-08-30 | 1977-08-30 |
-
1982
- 1982-01-21 JP JP688982U patent/JPS58110530U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58110530U (ja) | 1983-07-28 |
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