JP3445381B2 - トラクタの伝動構造 - Google Patents

トラクタの伝動構造

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JP3445381B2 JP24465894A JP24465894A JP3445381B2 JP 3445381 B2 JP3445381 B2 JP 3445381B2 JP 24465894 A JP24465894 A JP 24465894A JP 24465894 A JP24465894 A JP 24465894A JP 3445381 B2 JP3445381 B2 JP 3445381B2
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広志 北川原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトラクタの伝動構造、
特に変速伝動機構を内装するミッションケースの前方に
配置されミッションケースと共にトラクタの機体を構成
している前部ハウジングの後半部内に補助の変速装置を
設ける伝動構造に、関するものである。
【0002】
【発明の背景】上記のようなトラクタ伝動構造の典型的
なものが、米国特許No.5,058,455及びN
o.5,058,459に開示されている。これらの米
国特許に開示された伝動構造は何れも、前部ハウジング
を後端開放のものに、ミッションケースを前端開放のも
のに、それぞれ形成し、ミッションケースに固定支持さ
せて前部ハウジング内の後端付近に設置する軸受フレー
ムを、前部ハウジング内の補助変速装置及びミッション
ケース内の主変速装置の軸支持のために利用している。
すなわち何れの伝動構造も前部ハウジング内中途の仕切
り壁を貫通する原動軸を備えており、また補助変速装置
は上記原動軸によって変速回転させる回転出力部材(回
転出力軸又は歯車)の他に原動軸に平行させたカウンタ
軸を備え、主変速装置は上記回転出力部材により回転駆
動される駆動軸とそれに平行配置の変速軸との間で変速
伝動を行うものとされているが、米国特許No.5,0
58,455のものでは上記仕切り壁に前端側を支持さ
れた上記原動軸及びカウンタ軸の後端部と上記駆動軸及
び変速軸の前端部とを、上記した軸受フレームに支持さ
せている。また米国特許No.5,058,459のも
のでは軸受フレームを、前後に間隔をあけた軸受板部を
一体的に連設してなる枠構造のものとし、前方側の軸受
板部に上記原動軸及びカウンタ軸の前端側を、そして後
方側の軸受板部に上記カウンタ軸の後端部と上記駆動軸
及び変速軸の前端部を、それぞれ支持させている。
【0003】これらの米国特許のものは何れも、ミッシ
ョンケースに固定支持させる軸受フレームを支持部材と
して補助変速装置をプリアセンブリとしてミッションケ
ースの前面に突出状で組付けておき、該補助変速装置を
前記ハウジング内に挿入し所要の最終的な軸支持を得て
組立てを完了することを意図したものであるが、軸の位
置決めを行いつつ最終的な組立てを行うことは必ずしも
容易ではない。すなわち米国特許No.5,058,4
55のものでは補助変速装置をその前後幅分だけ前部ハ
ウジング内に挿入し該ハウジングの後端開口と大きく距
たった位置で該ハウジング内中途の仕切り壁に原動軸及
びカウンタ軸の前端側を位置決めして支持させねばなら
ないため組立てが困難化し、この困難さの程度は、軸受
フレームが補助変速装置及び主変速装置の両者の軸支持
に利用され前後に軸受部を有していて厚手のものとさ
れ、これからして軸受フレームを含めた補助変速装置の
前後幅が大である点から、決して低くはない。また米国
特許No.5,058,459のものはミッションケー
スの前面に補助変速装置を、原動軸は未挿入のままでプ
リアセンブリとして組付けることとしており、その後に
長尺の原動軸を、前部ハウジング中途の仕切り壁及び軸
受フレームの前方側軸受板部を挿通させて組込むことと
しているため、軸の挿入長さが大きく、これまたその位
置決め支持が困難となって最終的な組立てが困難化す
る。
【0004】またこれらの米国特許のもので用いられて
いる軸受フレームは大寸法であると共に形状が複雑であ
り、製作上及びトランスミッションのコンパクトさの上
で決して好ましくはない。米国特許No.5,058,
459のもののように前後の軸受板部を有する軸受フレ
ームは、歯車等の変速装置部材を該フレーム中に横方向
から挿入して軸に支持させることを必要として組立てを
厄介とし、また前部ハウジング中途の仕切り壁が補助変
速装置の積極的な支持部材として利用されないこととす
る。
【0005】したがってこの発明の主たる目的とすると
ころは組立て、特に軸の位置決め支持を行わせる最終的
な組立てを容易とする、トラクタの新規な伝動構造を提
供することにある。
【0006】付随する目的は前部ハウジング内の後端付
近に固定設置する軸受フレームの形状を単純とすると共
に小寸法のものとし、コストの低減とトランスミッショ
ンのコンパクト化に寄与することとしてある新規な伝動
構造を、提供するにある。
【0007】他の付随する目的は部材の配置を、トラン
スミッションのコンパクトさを高めるように工夫してあ
る、新規な伝動構造を提供するにある。
【0008】別の付随する目的は、部品点数を極力減ら
してコストを低減することとしてある新規な伝動構造を
提供するにある。
【0009】
【発明の要約】この発明に従ったトラクタの伝動構造
は、中途に仕切り壁(1a)を有し後端を開放してある
前部ハウジング(1)、前端を開放してあり前部ハウジ
ングの後端に連結してあるミッションケース(2)、前
部ハウジング内の後端付近に固定設置してある軸受フレ
ーム(4)、上記仕切り壁を貫通させ該仕切り壁に支持
させてある原動軸(7)、この原動軸と上記軸受フレー
ムに支持させてある回転出力部材(10)との間で変速
伝動を行うように上記仕切り壁の後方側で前部ハウジン
グ内に配置してある補助変速装置であって上記仕切り壁
と軸受フレームとに支持されたカウンタ軸(11)を有
する補助変速装置(9)、上記軸受フレームに前端部を
それぞれ支持された駆動軸(12)と変速軸(13)間
で変速伝動を行うようにミッションケース内に配置して
ある主変速装置であってその上記駆動軸を上記回転出力
部材に対し連動連結してある主変速装置(14)を、備
え、前記前部ハウジング(1)は、後端面に、前記ミッ
ションケース(2)の前端面に衝合され且つ螺合される
後端外周フランジと、後端内面に突設したボス(1b)
とを有し、前記軸受フレーム(4)は、前部ハウジング
(1)の前記ボス(1b)に螺合される外周端の取付け
フランジ部(4a)と、前記駆動軸(12)を前記原動
軸(7)と同心上で、且つ、前記ミッションケース内か
ら該軸受フレーム(4)の前方側まで突出させる穴と、
該穴の外端に位置し、ボールベアリング(34)を介し
て前記駆動軸(12)を支持する環状軸受部(32)
と、前記変速軸(13)を前記カウンタ軸(11)と同
心上で、且つ、前記ミッションケース内から該軸受フレ
ーム(4)の前方側まで突出させる穴と、該穴の外端に
位置し、ボールベアリング(35)を介して前記変速軸
(13)を支持する環状軸受部(33)とを有してお
り、前記軸受フレーム(4)の前記取付けフランジ部
(4a)を前記前部ハウジング(1)の前記ボス(1
B)に螺合することにより、前記補助変速装置(9)を
前記仕切り壁(1a)と該軸受フレーム(4)とによっ
て保持させた状態で、該軸受フレーム(4)を囲繞する
ように前記ミッションケース(2)の前端面を前記前部
ハウジング(1)の後端外周フランジに螺合させること
により、前記駆動軸(12)及び前記変速軸(13)を
ミッションケース内から前記軸受フレーム(4)の前方
側へ突出させて、該駆動軸(12)及び変速軸(13)
がそれぞれ前記回転出力部材(10)及び前記カウンタ
軸11を支持するように構成されている。
【0010】この発明によれば前部ハウジング内中途の
仕切り壁(1a)と前部ハウジングに固定支持させて該
ハウジング内の後端付近に設置する軸受フレームを利用
して補助変速装置(9)を、ほぼ完全なプリアセンブリ
として仕切り壁の後方側で前部ハウジング(1)内に組
込むことができる。すなわち主変速装置(14)の駆動
軸(12)を介し軸受フレーム(4)に支持させること
とした上記回転出力部材(10)さえ、何らかの手段で
仮保持させることとしておけば、仕切り壁(1a)に前
端側を支持させた原動軸(7)及びカウンタ軸(11)
上に前部ハウジングの後端開口から変速装置の諸部材を
組込み、軸受フレーム(4)を前部ハウジングに固定支
持させることで、補助変速装置のほぼ完全な組立て状態
での組込みを得ることができる。歯車又は比較的短長の
軸に構成できる回転出力部材(10)の仮保持のために
は、軸受フレーム(4)自体を利用し該軸受フレーム
に、回転出力部材を位置決めして仮保持する環状穴部
(4c)を設けておくのがよい。そして前部ハウジング
内への補助変速装置の上記組込みを得た上で、ミッショ
ンケース(2)内へ組込んだ主変速装置(14)の駆動
軸(12)及び変速軸(13)の前端部を、軸受フレー
ム(4)を挿通させ駆動軸前端部上に回転出力部材(1
0)を嵌着させ変速軸前端部にカウンタ軸の後端部を支
承させると同時に駆動軸及び変速軸の前端部を軸受フレ
ームに支持させるよう、前部ハウジング(1)とミッシ
ョンケース(2)を衝合させて行った上でその間を締結
すれば組立てが完了するのであるが、このように軸を位
置決めしつつ支持するための前部ハウジング(1)とミ
ッションケース(2)間の相対的な移動距離は、駆動軸
(12)及び変速軸(13)の前端部を、軸受フレーム
(4)を通し若干だけ前方に突出させるのに必要な距離
にとどめられ補助変速装置(9)の前後幅と比較してず
っと小さくてよいから、最終的な組立てが容易とされる
ことになるのである。回転出力部材(10)及びカウン
タ軸(11)後端部をそれぞれ、駆動軸及び変速軸を介
して軸受フレーム(4)に支持させることとしているか
ら、軸受フレームには駆動軸及び変速軸前端部を支持す
る軸受部のみが設けられることになり、このため軸受フ
レームの前後幅が小さくて済むことから、上記した移動
距離も対応して小さくされ最終的な組立てが一層容易と
されると共に、トランスミッションも前後幅がそれだけ
縮小されたコンパクトなものとなる。
【0011】前記した軸受フレーム(4)は、前部ハウ
ジング(1)の後端面に取付けられる外周端のフランジ
部(4a)と前部ハウジング内方向へ張出して前記駆動
軸(12)及び変速軸(13)の前端部を支持する膨出
部(4b)とを備えたプレート状のものに形成するの
が、好ましい。すなわちミッションケース(2)内の主
変速装置(14)の駆動軸及び変速軸の前端部を上記膨
出部(4b)により、比較的前後の余裕がある前部ハウ
ジング内で支持させることで、ミッションケース内には
そのほぼ前端位置から主変速装置を配置できることにな
り、トランスミッションの前後幅、ひいてはトラクタの
機体長を、それだけ短縮できることになる。
【0012】この軸線方向でのコンパクトさといった効
果を一層高めるためには、前記駆動軸(12)と変速軸
(13)間に配設された、前記主変速装置(14)の変
速ギヤ列のうちの1つのギヤ列の歯車(62,66)
を、前記膨出部(4b)内に臨ませて設けて、軸受フレ
ームの前後幅をあまねく利用する構造とするのが好まし
い。
【0013】前部ハウジング内に設けられる補助変速装
置は、前述した2米国特許にも示されている通り前後進
切替え式のものに構成されることが多く、その場合には
一般に、同変速装置の回転出力部材を車両後進方向に回
転させるるためのアイドラ歯車及びクラッチが設けられ
るが、この発明はまた、そのようなアイドラ歯車(4
5)とクラッチ(50)のシフタ部材(51)とを、前
記仕切り壁(1a)と軸受フレーム(4)とに支持させ
た単一の支軸(42)上に設けることも、提案するもの
である。本構造は部品点数の削減、したがってコストの
低減に寄与することとなる。
【0014】前後進切替え式の補助変速装置の構造をよ
り単純化しコストを一層低減するためには、前記駆動軸
(12)を前記原動軸(7)と同心配置し、該駆動軸の
前端部に嵌着した前記回転出力部材を、原動軸上に遊嵌
設置した駆動歯車(39)に対し前記カウンタ軸(1
1)、該カウンタ軸上に固定設置の2個の歯車(40,
41)及び前記アイドラ歯車(45)を介して接続され
た従動歯車(10)に構成する一方、前記クラッチを、
原動軸(7)の後端部上に設置され前記シフタ部材(5
1)により操作されて上記駆動歯車(39)と従動歯車
(10)とを択一的に原動軸(7)に対し結合する複式
クラッチ(50)に構成するのが、好ましい。すなわち
本構造によると単一シフタ部材の操作で前後進の切替え
が得られるのはもとより、前後進切替え用のクラッチと
従動歯車に構成された回転出力部材とが補助変速装置の
前後幅を極力圧縮することとする。
【0015】この発明の他の特徴と長所は、添付図面を
参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0016】
【実施例】図1にはこの発明の好ましい実施例を装備す
るトラクタの伝動系の全体を、模式的に示してある。図
示のトラクタの機体は、前後に直列配置して連結してあ
る前部ハウジング1、ミッションケース2及び後部ハウ
ジング3で構成されている。前部ハウジング1は前後を
開放し中間に仕切り壁1aを有するものに形成されてお
り、同ハウジング1の後端部内には該ハウジング1の後
端に固定した軸受フレーム4を配置してある。ミッショ
ンケース2は前後を開放し、中間に仕切り壁2aを有す
るものに形成されている。後部ハウジング3は前壁3a
と後端部内で内底面上に立設した立壁3bとを有し、後
端の開口を後蓋3cによって閉鎖してあるものに形成さ
れている。
【0017】同様に図1に示すようにエンジン5は機体
の最前部に配置され、このエンジン5によって主クラッ
チ機構6を介して駆動される走行系原動軸7とPTO系
原動軸8とを、前部ハウジング1内に配置してある。走
行系原動軸7は仕切り壁1aを貫通して延びており、中
空の該原動軸7内をPTO系原動軸8が前後に貫通して
延びている。主クラッチ機構6は、各別の操作機構(図
示せず)によって操作される走行系主クラッチ6aとP
TO系主クラッチ6bとを備える。
【0018】前部ハウジング1内には仕切り壁1aと軸
受フレーム4間で、補助変速装置9を配設してある。こ
の補助変速装置9は原動軸7と同心配置して軸受フレー
ム4の前面側に設けた回転出力部材としての従動歯車1
0、及び原動軸7の下方に配置したカウンタ軸11を含
み、原動軸7と歯車10間で変速伝動を行うものに構成
されている。
【0019】ミッションケース2内には軸受フレーム4
及び仕切り壁2aにそれぞれ支持させた中空駆動軸12
と変速軸13を上下に配置してあり、これらの駆動軸1
2及び変速軸13はそれぞれ原動軸7及びカウンタ軸1
1と同心配置され、軸受フレーム4の前方へと突出させ
てある。そして歯車10は駆動軸12の前端部に嵌着さ
れ、またカウンタ軸11の後端部は変速軸13の前端部
に支承されている。ミッションケース2の前半部内に
は、駆動軸12と変速軸13間で変速伝動を行う主変速
装置14を配置してある。
【0020】ミッションケース2の後半部内には駆動軸
12の延長線上に配した中空の中間軸15と変速軸13
の延長線上に配したプロペラ軸16とを設けて、変速軸
13とプロペラ軸16間で変速伝動を行う副変速装置1
7を配置してある。プロペラ軸16は後部ハウジング3
内へ突入させた後端に小傘歯車18を装備し、この傘歯
車18を左右後輪用の差動装置(以上、図示せず)の大
入力傘歯車19と噛合せて、左右の後輪の駆動により車
両の走行を得ることとされている。
【0021】PTO系駆動軸8は中空の駆動軸12及び
中間軸15を貫通する伝動軸20へと接続され、さらに
後部ハウジング3内に配置の2本の伝動軸21,22へ
と接続されている。支壁3bと後蓋3cに支持させて機
体後方へ延出させたPTO軸23が設けられていて、伝
動軸22は該PTO軸23に対し歯車24,25減速機
構により接続されている。
【0022】図2は前部ハウジング1の後半部とミッシ
ョンケース2の前端部の縦断側面を示し、また図3は図
2の状態からミッションケース2を取去った状態での前
部ハウジング1の背面を、そして図4は図3のIV−IV線
にほぼ沿った横断面を、それぞれ示している。これらの
図に示すように前部ハウジング1とミッションケース2
間は、前部ハウジング1の後端外周のフランジをミッシ
ョンケース2の前端面に衝合させ、該フランジのボルト
挿通穴を通しミッションケース2のねじ穴2bに螺合さ
れるボルト27によって、締結されている。締結に先立
ち位置決めを行うためには、位置決めピン28が用いら
れている。
【0023】同様に図2−4に示すように軸受フレーム
4は、外周端の取付けフランジ部4aを除くほぼ全面を
前方向きに張出させた膨出部4bとしてあるプレート状
のものに形成されており、取付けフランジ部4aのボル
ト挿通穴に挿通させるボルト29を、前部ハウジング1
の後端内面に突設したボス1bのねじ穴30に螺合し
て、ハウジング1の後端面に取付けられている。ボルト
29による取付けに先立ち軸受フレーム4を位置決めす
るためには、位置決めピン31を用いている。膨出部4
bには、ミッションケース2内から軸受フレーム4の前
方側まで駆動軸12及び変速軸13を突出させるための
2つの穴と該穴の外端に位置する環状軸受部32,33
を形成してあり、駆動軸12と変速軸13の各前端部は
該軸受部32,33に保持させたボールベアリング3
4,35を介して軸受フレーム4に支持されている。
【0024】図2に示すように仕切り壁1aを貫通する
原動軸7は該仕切り壁1aに、ボールベアリング36を
介して支持され、またカウンタ軸11の前端部はボール
ベアリング37を介して仕切り壁1aに支持されてい
る。そして前述のように軸受フレーム4の前面側で駆動
軸12に嵌着するものとされた従動歯車10は、内周面
のスプライン10aを駆動軸12前端部外周面のスプラ
イン12aに噛合せてスプライン嵌めにより駆動軸12
に嵌着して、該駆動軸12を介し軸受フレーム4に支持
させた関係とされている。また軸受フレーム4の前方に
突出する変速軸13前端部は径を縮小した軸支承部13
aに形成されており、カウンタ軸11の後端部に形成し
た穴11a内に該軸支承部13aを突入させニードルベ
アリング38を介してカウンタ軸11を支承させること
によって該カウンタ軸11の後端部を、変速軸13を介
して軸受フレーム4に支持させている。歯車10のボス
部には環状の肩部10bを設けてあり、図2,3に示す
ように該肩部10bにほぼ接する環状穴部4cが、軸受
部32の前端側で軸受フレーム4に設けられている。こ
の環状穴部4cは歯車10を駆動軸12上への嵌着前に
仮保持するためのもので、組立て中の状態を示す図6か
ら明らかなように該穴部4cは歯車10を所定位置に位
置決めして保持する。
【0025】図示の補助変速装置9の構造を説明する
と、図2に示すように仕切り壁1aの背後で原動軸7上
には駆動歯車39を遊嵌設置してある。またカウンタ軸
11上には前後方向でみて駆動歯車39に整列する歯車
40及び従動歯車10に整列する歯車41を、それぞれ
スプライン嵌めにより固定設置してあり、このうち後方
側の歯車41は従動歯車10と噛合されている。図3,
4に示すように原動軸7とカウンタ軸11との間の中間
レベルで仕切り壁1aと軸受フレーム4に支持させた支
軸42を設けてあり、この支軸42上には図4に示すよ
うに、該支軸42上の環状段部42aとナット43とで
挟持してあるベアリング44を介しアイドラ歯車45
を、遊転自在に設けてある。なお支軸42の前端部には
ナット43の回り止め及び支軸42の回り止めを行う割
りピン46を、後端部には支軸42の回り止めを行うピ
ン47を、それぞれ装着してある。そして図2に模式的
に示すように上記アイドラ歯車45を、駆動歯車39と
カウンタ軸11前端部上の歯車40との両者に噛合せ
て、駆動歯車39により歯車45,40、カウンタ軸1
1及び歯車41を介して従動歯車10を回転させうるこ
ととされている。
【0026】図2に示すように原動軸7の後端部上に
は、シフトスリーブ49の変位により駆動歯車39と従
動歯車10とを択一的に原動軸7に対し結合可能とする
複式の摩擦板式同期クラッチ50を、設けてある。図
4,5に示すように前記支軸42上にはシフタフォーク
51を摺動可能に設けてあり、このシフタフォーク51
をシフトスリーブ49に対し係合させて、支軸42上で
シフタフォーク51を摺動させてシフトスリーブ49の
変位を得ることとされている。シフタフォーク51を摺
動操作するためには前部ハウジング1の一側壁の内外に
またがらせた回転可能な操作軸52を設け、この操作軸
52の内端に取付けた作動アーム53をシフタフォーク
51に対し係合させてある。操作軸52は図外の前後進
切替えレバーへと接続されている。支軸42には、シフ
トスリーブ49を図2に図示の中立位置とそれより後方
の前進位置及び前方の後進位置とで位置拘束するための
デテント用環状溝54N,54F,54Rが設けられ、
これらの各溝に突入可能なデテント用のボール55を、
スプリング56により移動付勢してシフタフォーク51
に装備させてある。
【0027】図2に図示の摩擦板式同期クラッチ50
は、例えば米国特許No.4,830,159(特開平
1−224546号公報に対応)から公知のものと実質
的に等しく、原動軸7上に固定設置したスプラインハブ
57に上記シフトスリーブ49をスプライン嵌めし、各
歯車10,39に付設のスプラインリング10c,39
aと上記スプラインハブ57間にそれぞれ同期リング5
8を、ハブ57に支持させて介在させ、歯車10,39
と各同期リング58とに複数枚宛の摩擦エレメントを摺
動のみ自在に支持させ、さらにハブ57に支持させた複
数デテントピン59とシフトスリーブ49に支承させた
複数インサート60を、設けてあるものに構成されてい
る。インサート60がスリーブ49及び同期リング58
の動きをコントロールし、摩擦エレメント間の完全な係
合による同期回転が得られた上でスリーブ49がスプラ
インリング10c又は39aに対しスプライン噛合いす
る位置まで変位せしめられる作用も、公知のもの同様で
ある。
【0028】図1に示すように前記主変速装置14は駆
動軸12上に4個の歯車62,63,64,65を遊嵌
設置すると共に、これらの歯車にそれぞれ噛合せた4個
の歯車66,67,68,69を変速軸13上に固定設
置して、4列の変速ギヤ列を設けてあるものとされてい
る。駆動軸12上には歯車62,63間及び歯車64,
65間で2組の複式のコーン式同期クラッチ70,71
を設けてあり、これらのクラッチ70,71により歯車
62−65を択一的に駆動軸12に対し結合して、4段
の変速を得るようにされている。そして特に図2に示す
ように、4列の変速ギヤ列のうちの最前方に位置するギ
ヤ列の歯車62,66は、軸受フレーム4の前記膨出部
4b内に臨むように、配置されている。
【0029】図2及び図4,5に示すように仕切り壁1
aの背面には前記ボールベアリング36,37の抜出し
を阻止するための押え板73を、1対のボルト74を用
いて取付けてある。図2,3から明らかなようにプレー
ト状の軸受フレーム4はその外周側で仕切り壁1a背後
の前部ハウジング1内をミッションケース2内と自在に
連通させる寸法のもので、仕切り壁1a背後からミッシ
ョンケース2内にかけて潤滑油を収容することとされて
いる。
【0030】前記副変速装置17の構造を図1を参照し
て説明すると、変速軸13は前記中間軸15に対し、減
速歯車76,77列により接続されている。中間軸15
上には2個の変速歯車78,79を固定設置してある。
ミッションケース2の後端近くで一側壁に設けた開口
(図示せず)からミッションケース2内に挿入して該ケ
ース2に装着する支枠体80を設けてあり、この支枠体
80に、上記変速歯車78,79のうちの小径側の歯車
79の回転を大幅に減速する減速歯車機構81を装備さ
せ、その最終歯車82をクリープ走行用の変速歯車に構
成している。プロペラ軸16上には歯車82,79に対
し選択的に噛合せ得るシフト歯車83及び歯車78に対
し選択的に噛合せ得るシフト歯車84を、摺動のみ自在
に設置してある。変速軸13とプロペラ軸16間には、
シフト歯車84により選択的に係合させ得るクラッチ8
5を設けてある。以上により副変速装置17は、歯車8
2,83間の噛合せによりクリープ速を、歯車79,8
3間の噛合せにより1速を、歯車78,84間の噛合せ
により2速を、そしてクラッチ85による軸13,16
間の直結により3速を、それぞれプロペラ軸16に対し
与えるものとされている。中間軸15上には、補助変速
装置9及び主変速装置14が中立状態とされ副変速装置
17が何れかの変速段に入れられている状態で、エンジ
ン側から伝えられ得る若干のトルク或は傾斜地上で車輪
側から伝達し得るトルクにより車両が不測発進すること
を防止するための、弱い制動力のブレーキ機構87を設
けてある。プロペラ軸16上には、駐車ブレーキ(図示
せず)の制動回転部材88を固定設置してある。
【0031】図6は組立て方法を説明するためのもの
で、補助変速装置9は予め、仕切り壁1aを主たる支持
部材とし軸受フレーム4を補助的な支持部材として、図
示のように完全な組立て状態で前部ハウジング1内に組
込まれる。この状態で従動歯車10はその環状肩部10
bで軸受フレーム4の環状穴部4cに、所定の位置で位
置決めされて保持されている。また主変速装置14は、
図1に示すミッションケース2内中途の仕切り壁2aに
駆動軸12及び変速軸13の後端を支持させた状態で予
め、ミッションケース2の前半部内に完全な組立て状態
で組込まれる。そして図6に示す前部ハウジング1とミ
ッションケース2の分離状態から該ハウジング1とケー
ス2を相対的に近接させ、位置決めピン28により位置
決めさせつつハウジング1及びケース2間を衝合状態と
するときは、従動歯車10内周面のスプライン10aが
駆動軸12前端部外周面のスプライン12aと噛合され
て駆動軸12前端部上への歯車10の嵌着状態が得られ
ると共に、カウンタ軸11後端部の穴11a内に変速軸
13前端の軸支承部13aが、その上のニードルベアリ
ング38ごと嵌合しカウンタ軸11後端部の支持が得ら
れ、また駆動軸12及び変速軸13上に予め嵌めておく
ボールベアリング34,35は軸受フレーム4の環状軸
受部32,33に保持される。図例ではPTO系の原動
軸8と伝動軸20間を、中空原動軸7の後端部内でスプ
ライン・カップリング90により連結することとしてい
るが、同カップリング90を図示のように原動軸8の後
端部上(又は逆に伝動軸20の前端部上)に予め嵌めて
おくことにより、軸8,20間の連結も同時に得られ
る。後はボルト27による締結を行うことで、組立てが
完了する。
【0032】以上に説明して来た実施例では補助変速装
置9の回転出力部材を歯車10に構成したが、回転出力
部材は該歯車10に対応する歯車を固定してある短長の
軸とすることもできる。また歯車10を駆動軸12の前
端部に嵌着するのにスプライン10a,12aを利用し
たスプライン嵌め構造を採用したが、キーを利用する構
造としてもよい。さらに補助変速装置9は、例えば前記
アイドラ歯車45を無くし前記歯車39,40対応の歯
車を直接に噛合せてなる高低切替え式の変速装置等、こ
の発明の範囲内で種々に変更可能である。したがってこ
の発明は図示の実施例によって限定されるものでなく、
同実施例に種々の変更、修正を施して実施可能である点
が、理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好ましい一実施例を装備したトラク
タの伝動機構の全体を示す模式的な縦断側面図である。
【図2】上記トラクタの前部ハウジングの後半部とミッ
ションケースの前端部とを示す縦断側面図である。
【図3】図2に示した状態からミッションケースを取去
った状態でみた前部ハウジングの背面図である。
【図4】図3のIV−IV線にほぼ沿った横断面図である。
【図5】図4のV−V線にほぼ沿った縦断面図である。
【図6】組立て方法を説明するための、図2類似の縦断
側面図である。
【符号の説明】
1 前部ハウジング 1a 仕切り壁 1b ボス 2 ミッションケース 2b ねじ穴 4 軸受フレーム 4a 取付けフランジ部 4b 膨出部 4c 環状穴部 5 エンジン 7 原動軸 9 補助変速装置 10 従動歯車 10a スプライン 11 カウンタ軸 11a 穴 12 駆動軸 12a スプライン 12b 肩部 13 変速軸 13a 軸支承部 14 主変速装置 27 ボルト 29 ボルト 32,33 環状軸受部 39 歯車 40,41 歯車 42 支軸 45 アイドラ歯車 49 シフトスリーブ 50 摩擦板式同期クラッチ 51 シフタフォーク 62,63,64,65 歯車 66,67,68,69 歯車 70,71 コーン式同期クラッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−60833(JP,A) 特開 平5−346144(JP,A) 特開 昭59−65648(JP,A) 特開 昭59−57033(JP,A) 特開 昭57−110864(JP,A) 実開 平4−58417(JP,U) 実開 平4−5125(JP,U) 実開 昭58−63429(JP,U) 実開 昭58−20923(JP,U) 実開 平1−73549(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 17/04 - 17/06 B62D 49/00 F16H 57/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中途に仕切り壁(1a)を有し後端を開
    放してある前部ハウジング(1)、前端を開放してあり
    前部ハウジングの後端に連結してあるミッションケース
    (2)、前部ハウジング内の後端付近に固定設置してあ
    る軸受フレーム(4)、上記仕切り壁を貫通させ該仕切
    り壁に支持させてある原動軸(7)、この原動軸と上記
    軸受フレームに支持させてある回転出力部材(10)と
    の間で変速伝動を行うように上記仕切り壁の後方側で前
    部ハウジング内に配置してある補助変速装置であって上
    記仕切り壁と軸受フレームとに支持されたカウンタ軸
    (11)を有する補助変速装置(9)、上記軸受フレー
    ムに前端部をそれぞれ支持された駆動軸(12)と変速
    軸(13)間で変速伝動を行うようにミッションケース
    内に配置してある主変速装置であってその上記駆動軸を
    上記回転出力部材に対し連動連結してある主変速装置
    (14)を、備えたトラクタの伝動構造において、前記前部ハウジング(1)は、後端面に、前記ミッショ
    ンケース(2)の前端面に衝合され且つ螺合される後端
    外周フランジと、後端内面に突設したボス(1b)とを
    有し、 前記軸受フレーム(4)は、前部ハウジング(1)の前
    記ボス(1b)に螺合される外周端の取付けフランジ部
    (4a)と、前記駆動軸(12)を前記原動軸(7)と
    同心上で、且つ、前記ミッションケース内から該軸受フ
    レーム(4)の前方側まで突出させる穴と、該穴の外端
    に位置し、ボールベアリング(34)を介して前記駆動
    軸(12)を支持する環状軸受部(32)と、前記変速
    軸(13)を前記カウンタ軸(11)と同心上で、且
    つ、前記ミッションケース内から該軸受フレーム(4)
    の前方側まで突出させる穴と、該穴の外端に位置し、ボ
    ールベアリング(35)を介して前記変速軸(13)を
    支持する環状軸受部(33)とを有しており、 前記軸受フレーム(4)の前記取付けフランジ部(4
    a)を前記前部ハウジング(1)の前記ボス(1B)に
    螺合することにより、前記補助変速装置(9)を 前記仕
    切り壁(1a)と該軸受フレーム(4)とによって保持
    させた状態で、該軸受フレーム(4)を囲繞するように
    前記ミッションケース(2)の前端面を前記前部ハウジ
    ング(1)の後端外周フランジに螺合させることによ
    り、前記駆動軸(12)及び前記変速軸(13)をミッ
    ションケース内から前記軸受フレーム(4)の前方側へ
    突出させて、該駆動軸(12)及び変速軸(13)がそ
    れぞれ前記回転出力部材(10)及び前記カウンタ軸
    (11)を支持するように構成されている ことを特徴と
    する伝動構造。
  2. 【請求項2】 前記ミッションケース(2)は、前記駆
    動軸(12)及び前記変速軸(13)を、それぞれ、前
    記原動軸(7)及び前記カウンタ軸(11)と同心上に
    支持する仕切り壁(2a)を有していることを特徴とす
    請求項1の伝動構造。
  3. 【請求項3】 前記原動軸(7)及び前記駆動軸(1
    2)は中空軸とされており、 該伝動構造は、前記原動軸(7)に挿通されたPTO系
    原動軸(8)と、前記駆動軸(12)に挿通されたPT
    O伝動軸(20)とを備え、前記PTO系原動軸(8)
    及び前記PTO伝動軸(20)は、何れか一方の軸に予
    め嵌められたカップリング(90)を介して、前記軸受
    フレーム(4)が螺合された状態の前記前部ハウジング
    (1)に、前記ミッションケース(2)を螺合させるこ
    とにより、連結されることを特徴とする 請求項1の伝動
    構造。
  4. 【請求項4】 前記軸受フレーム(4)は、前記駆動軸
    (12)を前方側まで突出させる穴及び前記変速軸(1
    3)を前方側まで突出させる穴を有する部位が前記前部
    ハウジング内方向へ膨出した膨出部(4b)を形成して
    おり、 前記駆動軸(12)と変速軸(13)間に配設された、
    前記主変速装置(14)の変速ギヤ列のうちの1つのギ
    ヤ列の歯車(62,66)を、前記膨出部(4b)内に
    臨ませて設けてある請求項1の伝動構造。
  5. 【請求項5】 前記補助変速装置(9)を、前記回転出
    力部材(10)を車両後進方向に回転させるためのアイ
    ドラ歯車(45)及びクラッチ(50)を含むものに構
    成し、該アイドラ歯車とクラッチのシフタ部材(51)
    とを、前記仕切り壁(1a)と軸受フレーム(4)とに
    支持させた単一の支軸(42)上に設けてある請求項1
    の伝動構造。
  6. 【請求項6】 前記駆動軸(12)を前記原動軸(7)
    と同心配置し、該駆動軸の前端部に嵌着した前記回転出
    力部材を、原動軸上に遊嵌設置した駆動歯車(39)に
    対し前記カウンタ軸(11)、該カウンタ軸上に固定設
    置の2個の歯車(40,41)及び前記アイドラ歯車
    (45)を介して接続された従動歯車(10)に構成す
    る一方、前記クラッチを、原動軸(7)の後端部上に設
    置され前記シフタ部材(51)により操作されて上記駆
    動歯車(39)と従動歯車(10)とを択一的に原動軸
    (7)に対し結合する複式クラッチ(50)に構成して
    ある請求項5の伝動構造。
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