JPS6242160B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242160B2 JPS6242160B2 JP56142538A JP14253881A JPS6242160B2 JP S6242160 B2 JPS6242160 B2 JP S6242160B2 JP 56142538 A JP56142538 A JP 56142538A JP 14253881 A JP14253881 A JP 14253881A JP S6242160 B2 JPS6242160 B2 JP S6242160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- slit
- angle
- pressing force
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ピストンが回転子の案内スリツトへ
摺動可能に挿入され、このピストンを周方向にほ
ぼ動かないように回転子に対して支える回転子ス
リツト壁が、回転子軸線に対して平行に延びるス
リツト中心面に対して対称にかつ平行になつてお
り、このスリツト中心面が回転子外周の所で回転
子軸線を含む軸線面と傾斜角をなして、回転子外
周にあるスリツト開口が回転方向にスリツト底部
より進んでおり、ピストンが固定子の内周に接す
る中高の摺動密着面と組込み状態でスリツト底部
に面して1つの面内にある押圧力作用面とをもつ
ており、液圧により生じてスリツト中心面に対し
てほぼ直角に向く傾倒力およびそれに伴う摩擦力
が、回転子軸線に対し半径方向にピストンを設け
た場合より有利に小さい、液圧作動媒体用羽根ピ
ストンポンプに関する。
摺動可能に挿入され、このピストンを周方向にほ
ぼ動かないように回転子に対して支える回転子ス
リツト壁が、回転子軸線に対して平行に延びるス
リツト中心面に対して対称にかつ平行になつてお
り、このスリツト中心面が回転子外周の所で回転
子軸線を含む軸線面と傾斜角をなして、回転子外
周にあるスリツト開口が回転方向にスリツト底部
より進んでおり、ピストンが固定子の内周に接す
る中高の摺動密着面と組込み状態でスリツト底部
に面して1つの面内にある押圧力作用面とをもつ
ており、液圧により生じてスリツト中心面に対し
てほぼ直角に向く傾倒力およびそれに伴う摩擦力
が、回転子軸線に対し半径方向にピストンを設け
た場合より有利に小さい、液圧作動媒体用羽根ピ
ストンポンプに関する。
この種の公知のポンプのピストン(ドイツ連邦
共和国特許出願公開第2922951号明細書)では、
摺動密着面がスリツト中心面に対して対称に丸め
られており、それによりピストンと固定子との間
に大きい摩擦力が生ずる。しかしこれは次の理由
から望ましくない。すなわちピストンを傾斜させ
ることにより、固定子の内周へ向けられて摺動密
着面を固定子の内周へ充分接触させる押圧力が、
傾倒力の成分として生ずるからである。最後にこ
の公知のピストンでは、押圧力作用面がスリツト
中心面に対して直角な面内にあるので、押圧力に
より傾倒力を制御することは不可能である。
共和国特許出願公開第2922951号明細書)では、
摺動密着面がスリツト中心面に対して対称に丸め
られており、それによりピストンと固定子との間
に大きい摩擦力が生ずる。しかしこれは次の理由
から望ましくない。すなわちピストンを傾斜させ
ることにより、固定子の内周へ向けられて摺動密
着面を固定子の内周へ充分接触させる押圧力が、
傾倒力の成分として生ずるからである。最後にこ
の公知のピストンでは、押圧力作用面がスリツト
中心面に対して直角な面内にあるので、押圧力に
より傾倒力を制御することは不可能である。
回転子軸線に対して半径方向に配置された他の
種類の公知のポンプのピストン(ドイツ連邦共和
国特許出願公開第2405575号明細書)では、スリ
ツト中心面に対して傾斜した面内に押圧力作用面
があつて、スリツト中心面に対して直角で回転方
向にも向く残留力が押圧力から生じ、この残留力
がピストンを案内スリツト内で傾けようとする傾
倒力を高めることになる。この方策によつて、ピ
ストンがばたついたり笛声騒音の発生原因となる
その他の運動をしないように、ピストンを安定化
する。
種類の公知のポンプのピストン(ドイツ連邦共和
国特許出願公開第2405575号明細書)では、スリ
ツト中心面に対して傾斜した面内に押圧力作用面
があつて、スリツト中心面に対して直角で回転方
向にも向く残留力が押圧力から生じ、この残留力
がピストンを案内スリツト内で傾けようとする傾
倒力を高めることになる。この方策によつて、ピ
ストンがばたついたり笛声騒音の発生原因となる
その他の運動をしないように、ピストンを安定化
する。
本発明の基礎になつている課題は、最初にあげ
た種類のピストンの摺動密着面と固定子内周との
間に生ずる摩擦力や大きい傾倒力によりピストン
と案内スリツト壁との間に生ずる摺動摩擦力を少
なくすることである。
た種類のピストンの摺動密着面と固定子内周との
間に生ずる摩擦力や大きい傾倒力によりピストン
と案内スリツト壁との間に生ずる摺動摩擦力を少
なくすることである。
この課題を有利に解決するため本発明によれ
ば、組込み状態でスリツト中心面と一致するピス
トン主面に対して摺動密着面の頂部が回転方向と
は逆の方向にずれており、摺動密着面が、回転方
向においてピストン主面と90゜より小さい角をな
して回転子軸線に対し平行に延びる面内にある楔
面へ移行し、押圧力作用面が、回転方向において
ピストン主面と90゜より小さい角をなして、押圧
力作用面に生ずる押圧力が、ピストン主面に対し
てほぼ直角で回転方向に対してほぼ逆に向く荷重
軽減押圧力成分をもつようにしている。
ば、組込み状態でスリツト中心面と一致するピス
トン主面に対して摺動密着面の頂部が回転方向と
は逆の方向にずれており、摺動密着面が、回転方
向においてピストン主面と90゜より小さい角をな
して回転子軸線に対し平行に延びる面内にある楔
面へ移行し、押圧力作用面が、回転方向において
ピストン主面と90゜より小さい角をなして、押圧
力作用面に生ずる押圧力が、ピストン主面に対し
てほぼ直角で回転方向に対してほぼ逆に向く荷重
軽減押圧力成分をもつようにしている。
こうして本発明によれば、ピストンの摺動密着
面の頂部が回転方向とは逆の方向にずれているの
で、この頂部より前に大きい楔面が生ずる。この
大きい楔面と固定子内周との間に形成される楔空
間には、回転子と固定子との間にある圧力媒体の
潤滑楔作用が生ずるので、摺動密着面と固定子内
周との摩擦を従来より少なくすることができる。
さらにピストンが、スリツト底部に面した端部に
ピストン主面に対し90゜より小さい角をなす押圧
力作用面をもつているので、この押圧力作用面に
作用する圧力媒体が荷重軽減押圧力成分を生じ
て、ピストンに作用する傾倒力による傾斜モーメ
ントを少なくし、それにより、ピストンと案内ス
リツト壁との間に生ずる摺動摩擦力を適当な値に
軽減することができる。
面の頂部が回転方向とは逆の方向にずれているの
で、この頂部より前に大きい楔面が生ずる。この
大きい楔面と固定子内周との間に形成される楔空
間には、回転子と固定子との間にある圧力媒体の
潤滑楔作用が生ずるので、摺動密着面と固定子内
周との摩擦を従来より少なくすることができる。
さらにピストンが、スリツト底部に面した端部に
ピストン主面に対し90゜より小さい角をなす押圧
力作用面をもつているので、この押圧力作用面に
作用する圧力媒体が荷重軽減押圧力成分を生じ
て、ピストンに作用する傾倒力による傾斜モーメ
ントを少なくし、それにより、ピストンと案内ス
リツト壁との間に生ずる摺動摩擦力を適当な値に
軽減することができる。
特許請求の範囲の実施態様項は、本発明による
ピストンの有利な構成を対象としている。
ピストンの有利な構成を対象としている。
本発明の詳細および利点は、図面に示す有利な
実施例の以下の説明から明らかになるであろう。
実施例の以下の説明から明らかになるであろう。
図面には、羽根ピストンポンプ5のうち本発明
の理解にとつて必要な重要な特徴のみ、すなわち
ほぼ円筒状の切欠き42をもつ環状ハウジング部
分41、環状固定子20、ピストン4を摺動可能
に収容する案内スリツト6をもつ同様に環状の回
転子7、ハウジング部分41の互いに直角で第1
図の図の面に対しても直角な2つの軸線面14−
14および40−40(回転子軸線11において
互いに交差)、これら軸線面に対して平行に延び
て固定子20の外周にピストン密封片44をもつ
ピストン条片43、ハウジング部分41に支えら
れて固定子20へほぼ接線方向に作用する圧縮ば
ね45、および揺動支持片46が図示されてお
り、この揺動支持片46により固定子20がハウ
ジング部分41に対して、回転子軸線11に対し
て平行で位置の不変な揺動軸線のまわりに揺動可
能に支持されている。
の理解にとつて必要な重要な特徴のみ、すなわち
ほぼ円筒状の切欠き42をもつ環状ハウジング部
分41、環状固定子20、ピストン4を摺動可能
に収容する案内スリツト6をもつ同様に環状の回
転子7、ハウジング部分41の互いに直角で第1
図の図の面に対しても直角な2つの軸線面14−
14および40−40(回転子軸線11において
互いに交差)、これら軸線面に対して平行に延び
て固定子20の外周にピストン密封片44をもつ
ピストン条片43、ハウジング部分41に支えら
れて固定子20へほぼ接線方向に作用する圧縮ば
ね45、および揺動支持片46が図示されてお
り、この揺動支持片46により固定子20がハウ
ジング部分41に対して、回転子軸線11に対し
て平行で位置の不変な揺動軸線のまわりに揺動可
能に支持されている。
固定子20とハウジング部分41との間に残る
切欠き42の環状空間は、揺動支持片46および
ピストン条片43の所にある密封個所により2つ
の半環状動作圧力室47および48に分割され、
羽根ピストンポンプ5の吐出量を調節する図示し
ない弁を介してこれらの動作圧力室47および4
8へ動作圧力が供給されて、圧縮ばね45と共同
して固定子20を揺動支持片46のまわりに揺動
させることができる。これにより空間的に固定し
た回転子軸線11に対して固定子軸線39の偏心
距離38(第2図)が変化し、したがつて公知の
ように吐出量が変化する。
切欠き42の環状空間は、揺動支持片46および
ピストン条片43の所にある密封個所により2つ
の半環状動作圧力室47および48に分割され、
羽根ピストンポンプ5の吐出量を調節する図示し
ない弁を介してこれらの動作圧力室47および4
8へ動作圧力が供給されて、圧縮ばね45と共同
して固定子20を揺動支持片46のまわりに揺動
させることができる。これにより空間的に固定し
た回転子軸線11に対して固定子軸線39の偏心
距離38(第2図)が変化し、したがつて公知の
ように吐出量が変化する。
回転子7と固定子20との間に形成される環状
空間49へ吸入接続口50と吐出接続口51が開
口している。これら接続口はハウジング部分41
の側壁52および53(第3図)にある図示しな
い軸線方向切欠きにより形成され、接続口51は
調節弁へ至る圧力媒体通路へつながつている。
空間49へ吸入接続口50と吐出接続口51が開
口している。これら接続口はハウジング部分41
の側壁52および53(第3図)にある図示しな
い軸線方向切欠きにより形成され、接続口51は
調節弁へ至る圧力媒体通路へつながつている。
第2図を参照して、回転子軸線11の周方向に
おいて回転子7に対しピストン4をほぼ動かない
ように支える案内スリツト6のスリツト壁8およ
び9は、回転子軸線11に対して平行でありかつ
回転子7の外周13の所12で回転子軸線11を
含む軸線面14−14と傾斜角15をなしている
スリツト中心面10−10に対して対称かつ平行
に延びている。この傾斜角15は、環状空間49
へ開口するスリツト開口16が案内スリツト6の
底部17に対して回転方向18に進んでいるよう
な向きで、10゜ないし15゜であると有利である。
おいて回転子7に対しピストン4をほぼ動かない
ように支える案内スリツト6のスリツト壁8およ
び9は、回転子軸線11に対して平行でありかつ
回転子7の外周13の所12で回転子軸線11を
含む軸線面14−14と傾斜角15をなしている
スリツト中心面10−10に対して対称かつ平行
に延びている。この傾斜角15は、環状空間49
へ開口するスリツト開口16が案内スリツト6の
底部17に対して回転方向18に進んでいるよう
な向きで、10゜ないし15゜であると有利である。
第2図に示したピストン4の組込み状態でスリ
ツト中心面10−10と一致するピストン主面は
25−25で示されている。ピストン4は環状空
間49にある頭部に中高摺動密着21をもち、こ
の摺動密着面21が固定子20の内周19と接触
する。摺動密着面21の頂部24は、ピストン主
面25−25に対し回転方向18とは反対の方向
にずれている34。このずれ34の寸法はピスト
ン主面25−25に対して直角に測つたピストン
厚さ35の約3分の1である。摺動密着面21回
転方向において、ピストン主面25−25に対し
90゜より小さい角29をなす面26−26にある
楔面27へ移行している。この面26−26は回
転軸線11に対して平行になつており、角29は
80゜ないし85゜であるのが有利で、それにより楔
面27と固定子内周19との間に約15゜ないし25
゜の潤滑楔角が生ずる。
ツト中心面10−10と一致するピストン主面は
25−25で示されている。ピストン4は環状空
間49にある頭部に中高摺動密着21をもち、こ
の摺動密着面21が固定子20の内周19と接触
する。摺動密着面21の頂部24は、ピストン主
面25−25に対し回転方向18とは反対の方向
にずれている34。このずれ34の寸法はピスト
ン主面25−25に対して直角に測つたピストン
厚さ35の約3分の1である。摺動密着面21回
転方向において、ピストン主面25−25に対し
90゜より小さい角29をなす面26−26にある
楔面27へ移行している。この面26−26は回
転軸線11に対して平行になつており、角29は
80゜ないし85゜であるのが有利で、それにより楔
面27と固定子内周19との間に約15゜ないし25
゜の潤滑楔角が生ずる。
ピストン4はスリツト底部17に面した端部
に、面22−22内にある押圧力作用面23をも
つている。この面22−22回転軸線11に対し
て平行で、ピストン主面25−25に対し90゜よ
り小さい角31をなしている。この角31が60゜
ないし75゜であると有利である。摺動密着面21
が内周19と摺動接触している場合、押圧力作用
面23はスリツト底部17から常に離れており、
それにより案内スリツト6内に圧力室54が形成
され、圧力接続口51への図示しない圧力媒体接
続部をもつている。こうしてポンプ運転中面22
−22に対して直角に向く押圧力32が、第2図
の力線図のように押圧力作用面23に生ずる。こ
の押圧力32は、ピストン主面25−25内にあ
るかこれに対して平行に向いて摺動密着面21を
内周19へ接触させるのを助長する押圧力成分5
5と、ピストン主面25−25に対して直角に向
く荷重軽減押圧力成分33とをもつている。後者
の成分33は、回転方向18においてピストン4
より前の環状空間に生ずる圧力のためピストン主
面25−25に対して直角にかつ回転方向18と
は逆にピストン4へ作用する傾倒力が生ずること
により発生する傾斜モーメントを減少する。なお
傾倒力は、スリツト壁8と外周13とによつて形
成される傾倒縁のまわりにピストン4を傾斜させ
ようとし、また案内スリツト6内をピストン4が
摺動する際生ずる大きい摩擦力の原因となる。
に、面22−22内にある押圧力作用面23をも
つている。この面22−22回転軸線11に対し
て平行で、ピストン主面25−25に対し90゜よ
り小さい角31をなしている。この角31が60゜
ないし75゜であると有利である。摺動密着面21
が内周19と摺動接触している場合、押圧力作用
面23はスリツト底部17から常に離れており、
それにより案内スリツト6内に圧力室54が形成
され、圧力接続口51への図示しない圧力媒体接
続部をもつている。こうしてポンプ運転中面22
−22に対して直角に向く押圧力32が、第2図
の力線図のように押圧力作用面23に生ずる。こ
の押圧力32は、ピストン主面25−25内にあ
るかこれに対して平行に向いて摺動密着面21を
内周19へ接触させるのを助長する押圧力成分5
5と、ピストン主面25−25に対して直角に向
く荷重軽減押圧力成分33とをもつている。後者
の成分33は、回転方向18においてピストン4
より前の環状空間に生ずる圧力のためピストン主
面25−25に対して直角にかつ回転方向18と
は逆にピストン4へ作用する傾倒力が生ずること
により発生する傾斜モーメントを減少する。なお
傾倒力は、スリツト壁8と外周13とによつて形
成される傾倒縁のまわりにピストン4を傾斜させ
ようとし、また案内スリツト6内をピストン4が
摺動する際生ずる大きい摩擦力の原因となる。
傾斜モーメントの減少を保証するために、回転
方向18において後にあるスリツト壁8のうちス
リツト開口16へ至る壁部分と面22−22とが
鋭角31をなすようにしている。
方向18において後にあるスリツト壁8のうちス
リツト開口16へ至る壁部分と面22−22とが
鋭角31をなすようにしている。
ピストン4とハウジング側壁52および53の
互いに向き合う端面56および57(第3図)と
の摩擦を小さくするために、ピストン4の対応す
る側面36および37は中高に形成されている。
互いに向き合う端面56および57(第3図)と
の摩擦を小さくするために、ピストン4の対応す
る側面36および37は中高に形成されている。
第1図は本発明によるピストンを使用した羽根
ピストンポンプの軸線に垂直な断面図、第2図は
第1図の範囲における拡大図、第3図は第2図
のピストンおよび回転子を矢印の方向に見た平
面図である。 4……ピストン、5……羽根ピストンポンプ、
6……案内スリツト、7……回転子、8,9……
スリツト壁、10−10……スリツト中心面、1
1……回転子軸線、13……回転子外周、14−
14……軸線図、15……傾斜角、16……スリ
ツト開口、17……スリツト底部、18……回転
方向、19……内周、20……固定子、21……
摺動密着面、22−22……面、23……押圧力
作用面、24……頂部、25−25……ピストン
主面、26−26……面、27……楔面、29,
31……90゜より小さい角、32……押圧力、3
3……荷重軽減押圧力成分。
ピストンポンプの軸線に垂直な断面図、第2図は
第1図の範囲における拡大図、第3図は第2図
のピストンおよび回転子を矢印の方向に見た平
面図である。 4……ピストン、5……羽根ピストンポンプ、
6……案内スリツト、7……回転子、8,9……
スリツト壁、10−10……スリツト中心面、1
1……回転子軸線、13……回転子外周、14−
14……軸線図、15……傾斜角、16……スリ
ツト開口、17……スリツト底部、18……回転
方向、19……内周、20……固定子、21……
摺動密着面、22−22……面、23……押圧力
作用面、24……頂部、25−25……ピストン
主面、26−26……面、27……楔面、29,
31……90゜より小さい角、32……押圧力、3
3……荷重軽減押圧力成分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ピストンが回転子の案内スリツトへ摺動可能
に挿入され、このピストンを周方向にほぼ動かな
いように回転子に対して支える回転子スリツト壁
が回転子軸線に対して平行に延びるスリツト中心
面に対して対称にかつ平行になつており、このス
リツト中心面が回転子外周の所で回転子軸線を含
む軸線面と傾斜角をなして、回転子外周にあるス
リツト開口が回転方向にスリツト底部より進んで
おり、ピストンが固定子の内周に接する中高の摺
動密着面と組込み状態でスリツト底部に面して1
つの面内にある押圧力作用面とをもつているポン
プにおいて、組込み状態でスリツト中心面10−
10と一致するピストン主面25−25に対して
摺動密着面21の頂部24が回転方向18とは逆
の方向にずれており、摺動密着面21が、回転方
向18においてピストン主面25−25と90゜よ
り小さい角29をなして回転子軸線11に対し平
行に延びる面26−26内にある楔面27へ移行
し、押圧力作用面23が、回転方向18において
ピストン主面25−25と90゜より小さい角31
をなして、押圧力作用面23に生ずる押圧力32
が、ピストン主面25−25に対してほぼ直角で
回転方向18に対してほぼ逆に向く荷重軽減押圧
力成分33をもつようにしていることを特徴とす
る、液圧作動媒体用羽根ピストンポンプ。 2 頂部24のずれがピストン主面25−25に
対して直角に測つたピストン厚さ35の約3分の
1であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項に記載のポンプ。 3 楔面27とピストン主面25−25とのなす
角29が約80゜ないし85゜であることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項に記載のポンプ。 4 押圧力作用面23とピストン主面25−25
とのなす角31が約60゜ないし75゜であることを
特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のポン
プ。 5 ピストン主面25−25に対して直角な側面
36,37が中高であることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項に記載のポンプ。 6 傾斜角15が約10゜ないし15゜であることを
特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載のポン
プ。 7 固定子軸線39に対する回転子軸線11の偏
心距離38が可変であることを特徴とする、特許
請求の範囲第1項に記載のポンプ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803034411 DE3034411A1 (de) | 1980-09-12 | 1980-09-12 | Kolben einer fluegelkolbenpumpe fuer hydraulische betriebsmittel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5779292A JPS5779292A (en) | 1982-05-18 |
JPS6242160B2 true JPS6242160B2 (ja) | 1987-09-07 |
Family
ID=6111763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56142538A Granted JPS5779292A (en) | 1980-09-12 | 1981-09-11 | Piston for blade piston pump for hydraulic working refrigerant |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4397621A (ja) |
JP (1) | JPS5779292A (ja) |
DE (1) | DE3034411A1 (ja) |
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