JPS6241570Y2 - - Google Patents

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JPS6241570Y2
JPS6241570Y2 JP11456281U JP11456281U JPS6241570Y2 JP S6241570 Y2 JPS6241570 Y2 JP S6241570Y2 JP 11456281 U JP11456281 U JP 11456281U JP 11456281 U JP11456281 U JP 11456281U JP S6241570 Y2 JPS6241570 Y2 JP S6241570Y2
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JP
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metal piece
terminal
cylindrical metal
lead wire
cylindrical
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JP11456281U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小形モータ等に用いる電気刷子にか
んするものである。
従来の電気刷子は第1図に示すように、端子1
とリード線2とをハンダ3により接続していた。
しかしながらハンダ3による接続には、以下の
ような問題がある。
(1) 端子1の頂面を外部との接続部として用いる
ため、ハンダ付けに高い肉盛り精度を要求され
る。
(2) ハンダ3中のフラツクスが、端子1の孔部か
らリード線2へと流れこみ、リード線2を腐蝕
させる。
(3) ハンダ3には鉛が含まれるため、環境を汚染
する。
端子に筒部を設けてリード線を圧着接続すれ
ば、ハンダ付けを廃止できる。しかしながら、圧
着接続を行うためには、筒部にある程度の長さが
要求される。筒の内径は、リード線に応じて小さ
くしなければならない。小さな穴径の長い筒部
を、板状の端子に設けることは困難である。例え
ば実開昭54年第95806号の考案では、第2図に示
すように、圧粉成型により筒状の端子1を設け、
端子1の筒部を圧縮してリード線2を固着してい
る。圧粉成型体であるため、この端子1の機械的
強度は低く、端子1とリード線2との固着強度も
不十分である。それにもかかわらず、圧粉成型を
用いているのは、金属板端子に圧着用の筒部を一
体に設けることが困難だからである。
この考案は、上記の問題点を解決することを目
的とする。
この考案においては、圧着用のつば部つきの筒
状金属片と端子本体とを別個に設け、端子の成型
上の困難を解消しつつ、リード線と端子との圧着
接続を可能にしている。
以下に図面をもとにこの考案の各実施例を説明
する。
第3図ないし第6図は、筒状金属片を端子本体
に設けた透孔に収容し、その透孔への導入部分
を、端子本体に当接するように変形させて、筒状
金属片を端子本体に装着させた実施例を示すもの
である。
第3図はつば部つきの筒状金属片11を示すも
ので、12はつば部、13は筒部である。
第4図は端子本体14の一例を示すもので、金
属板をコの字状に折り曲げたものからなり、その
中央部には前記筒状金属片11を収容するための
くぼみ部15と透孔16とが設けてある。
第5図は実施例の電気刷子の平面図を、第6図
は第5図のA−A′面断面図を示す。
図において、17は刷子本体で、黒鉛あるいは
黒鉛と銅の混合物等からなり、その底部は、モー
タの整流子等と接触させるため、曲面状に仕上げ
られている。刷子本体17の頭部にはデイスク状
の突起が設けてあり、その中央部にはリード線1
8の基端部が固着してある。
14は端子本体で、刷子ホルダーに収容するた
め両端を折り曲げた板状の金属からなり、その中
央部には、くぼみ部15と透孔16とが同心に設
けてある。11はつば部つきの筒状金属片で、透
孔16に収容され、つば部12により端子本体の
くぼみ部15に係止されている。
つぎに、リード線18と筒状金属片11、およ
び筒状金属片11と端子本体14との接続につい
て説明する。リード線18の先端部を筒状金属片
11の筒部13に挿入し、筒部13を偏平に押圧
変形させて圧着する。これによつて、リード線1
8と金属片11との接続が保たれる。圧着によつ
て金属片11は図の左右に押し伸ばされ、19
a,19b,19cのような変形部が生じる。こ
こで圧着箇所は端子本体14の直下とし、透孔1
6の内部でも筒状金属片11が変形しようとする
ようにする。透孔16の内部およびその直下で
は、金属片11の変形が制限されるため、金属片
11と端子本体14とが、この部分で当接し、両
者の間に押圧力が発生する。この押圧力は、金属
片11が下方にずれれば解消するはずのものであ
る。しかし金属片11は、端子本体14のくぼみ
部15につば部12により係止されているため、
下方へは移動できない。このため当接部の押圧力
はそのまま保持される。この結果、金属片11
は、つば部12と変形部19aとによりくぼみ部
15を挾みこむことになり、金属片11を端子本
体14に装着することができる。また金属片11
と端子本体14とは、当接部において押圧力を伴
いながら接触するので、両者の電気的接続も同時
に確保される。
20はコイルスプリングで、その基端部は刷子
本体17のデイスク状の突起に保持され、先端部
は端子本体14の下面に当接する。コイルスプリ
ング20からの押圧力によつて、刷子本体17と
モータの整流子等との接触、および端子本体14
と外部との接触が確保される。
なおこの実施例における、上下、左右、底部、
頭部とは、第6図を基準とするものである。
第7図〜第11図に他の実施例を示す。この実
施例では、第9図、第10図に示すように、端子
本体14に切り溝22を設けて、透孔16と端子
本体の側縁部21とを連通させる。切り溝22の
幅は、例えばリード線18が通り得る程度のもの
とする。他点では、端子本体を第3図〜第6図の
実施例のものと同様に構成する。
次に第11図に、この実施例での組み立て過程
を示す。予め刷子本体17にリード線18の基端
部を固着し、コイルスプリング20を挿通する。
次いで、端子本体14がない状態で、リード線1
8の先端部を筒状金属片11の筒部13に挿入
し、筒部13を偏平に押圧変形させ、リード線1
8を筒状金属片11に圧着接続する。その後、コ
イルスプリング20を圧縮した状態で、端子本体
14の切り溝22を介してリード線18を透孔1
6へ通し、筒部13を透孔16に収容すると共
に、つば部12をくぼみ部15に係止する。また
コイルスプリング20を圧縮から解放すると、コ
イルスプリング20の先端部は、端子本体14の
くぼみ部15の裏面に生じる円形の突起に当接し
て係止される。このようにすると、端子本体14
がない状態で圧着作業を行えるため、圧着の作業
性が向上する。なおこれ以外の点は、第3図〜第
6図の実施例と同様に構成する。
完成した電気刷子を第7図、第8図に示す。端
子本体14に収容した筒状金属片11は、筒部1
3がリード線18より太いこと、筒部13が圧着
作業のため偏平に変形していること等のため、容
易には端子本体14から脱落しない。このように
して、筒状金属片11を端子本体14に係止す
る。また筒状金属片11とリード線18との圧着
位置は、端子本体14の直下には限らない。圧着
位置が端子本体14の直下でなくとも、筒状金属
片11が端子本体14から脱落しようとして浮く
と、圧着部が妨げとなり、筒状金属片11の脱落
を防止できることに変わりはない。
次ぎにこの実施例では、端子本体14を図示し
ない刷子ホルダーを押さえ板等に筒状金属片11
を正しく当接させるために用い、端子本体14と
筒状金属片11との電気的接続は利用しない。即
ち、図示しない刷子ホルダーに端子本体14を収
容し、ホルダーの押さえ板等に筒状金属片11の
つば部12を接触させる。この時、刷子本体17
に適当な押圧力を与えるため、コイルスプリング
20は圧縮されている。そしてリード線18も同
様にたわんでいる。リード線18がたわむと、つ
ば部12を図示しないホルダーの押さえ板に当接
させる力が働く。この力のため、つば部12はホ
ルダーの押さえ板等に当接し、両者間の電気的接
続が得られる。またコイルスプリング20からの
力により、端子本体14は押さえ板に向かつて押
される。この力はくぼみ部15を介してつば部1
2に働き、つば部12とホルダーの押さえ板との
接触を高める。
これらのことを整理すると、第7図〜第11図
の実施例では、端子本体14がない状態でリード
線18と金属片11とを圧着し、切り溝22を介
して金属片11を端子本体14に収容する。一旦
収容した金属片11は、筒部13がリード線18
より太く、かつ圧着により変形していること等の
ため、端子本体14に係止される。次ぎにリード
線18のたわみを利用し、刷子ホルダーの押さえ
板につば部12を当接させ、両者間の電気的接続
を図る。
以上説明したように、この考案では圧着接続を
用いているため、ハンダ付けによる問題がない。
また端子本体と金属片と別個に設けているので、
端子の製作が容易である。
さらに第3図〜第6図に示した実施例では、端
子本体と金属片とを確実に接続することができ
る。また第7図〜第11図に示した実施例では、
リード線の金属片への圧着と、金属片の端子本体
への装着を別個に行いうるので、電気刷子の製造
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来の電気刷子を示す
ものである。第3図ないし第6図は、この考案の
第1の実施例を示すもので、第3図はつば部つき
の筒状金属片を、第4図は端子本体の透視図を、
第5図は電気刷子の平面図、第6図はそのA−A
面断面図をそれぞれ示す。第7図〜第11図は他
の実施例を示すもので、第7図はその平面図、第
8図はコイルスプリングの一部を切り欠いた正面
図である。また第9図は端子本体の正面図、第1
0図は端子本体の平面図、第11図は実施例の電
気刷子の組み立て過程を示す一部切欠き部付き正
面図である。 17……刷子本体、18……リード線、14…
…端子本体、11……つば部つきの筒状金属片、
20……コイルスプリング、22……切り溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刷子本体と端子とをリード線により接続する
    とともに、コイルスプリングを設けてその両端
    部を刷子本体と端子とにそれぞれ当接させた電
    気刷子において、 (1) 端子を、一端につば部を設け他を筒部とし
    た筒状金属片と、筒状金属片の筒部を収容す
    る透孔と筒状金属片のつば部を収容するくぼ
    み部とを設けた端子本体とにより構成し、端
    子本体の透孔に筒部を収容するとともに、端
    子本体のくぼみ部につば部を収容し、 (2) リード線の先端部を筒状金属片の内部に挿
    入し、筒状金属片の筒部を偏平に押圧変形さ
    せて、リード線の先端部を筒状金属片に固着
    したことを特徴とする電気刷子。 2 筒状金属片の、刷子本体側からの上記透孔へ
    の導入部分を、端子本体に当接するように変形
    させて、筒状金属片を端子本体に装着させたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の電気刷子。 3 端子本体の側縁部と透孔とを切り溝により連
    通させたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の電気刷子。
JP11456281U 1981-08-01 1981-08-01 電気刷子 Granted JPS5822863U (ja)

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JPS5822863U JPS5822863U (ja) 1983-02-12
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JPS6036379U (ja) * 1983-08-19 1985-03-13 セイレイ工業株式会社 農用トラクタのリヤフェンダ構造

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