JPH0127571Y2 - - Google Patents

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JPH0127571Y2
JPH0127571Y2 JP5546684U JP5546684U JPH0127571Y2 JP H0127571 Y2 JPH0127571 Y2 JP H0127571Y2 JP 5546684 U JP5546684 U JP 5546684U JP 5546684 U JP5546684 U JP 5546684U JP H0127571 Y2 JPH0127571 Y2 JP H0127571Y2
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JP
Japan
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terminal
rail
recess
conductor
rail bond
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JP5546684U
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JPS60168270U (ja
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Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄道用レール等の継ぎ目に取付け
て、レール同士を、電気的に接続するために使用
されるレールボンドに関し、特にその端子構造の
改良に関する。
(従来技術) 従来、この種のレールボンドの端子は、第7図
に示すように、黄銅板からなる有底矩形筒状の本
体aの上面に窓孔bを穿設し、かつその開口縁
に、水平の突片cを連設するとともに、この突片
cと対向する本体aの上面に、爪片dを連設して
構成されている。
この本体aの開口に、銅線からなる導線eの端
部を挿入して、かしめた後、第8図に示すよう
に、端子の本体aと導線eを、窓孔bより導入す
るろう材fによつて溶着して、一体化するのが通
例であつた。
しかし、上述の構造の端子では、端子を黄銅板
から製作するのに、手間を要するとともに、ろう
接が難かしい作業であるため、ろう侵透の過不足
などにより品質にバラつきが生じ易い難点があ
る。
また、ろう接の後には、洗浄、乾燥等の工程を
必要とし、コスト高になる欠点があつた。
(考案の目的及び構成) 本考案の目的は、ろう接を要しない端子を有す
るレールボンドを提供しようとするものであり、
その特徴とするところは、端子が導線両端部外周
面にそれぞれ嵌合された窓孔を有する管からな
り、その外周面の中間部を、所要の長さに亘つ
て、導線と一体的に半径方向に押圧することによ
つて、二方が開口し、かつ底部に窓孔を有する凹
部を成形したことにある。
(実施例) 以下、本考案を、第1図ないし第6図示実施例
に基づいて、詳細に説明する。
1は導線で、銅線からなる素線2を多数本より
合わせた銅撚線であり、その中央部1aは、U字
形に屈曲され、かつ止め輪3によつて縛られてい
る。
4は端子で、第3図に示すように、中間部に矩
形状の窓孔5,5を穿設した銅管6を、前記導線
1の両端部1b,1bの外周面に、各端面をそろ
えて嵌合した後、プレス及び金型を使用して、そ
の中間部を、所要の長さに亘つて、導線1と一体
的に半径方向に圧着して成形したものである。
その加工後には、第4図に示すように、矩形柱
状をなす本体4aの長手方向の中間部に、前面及
び上面の二方が開口する角形の凹部4bが形成さ
れ、かつこの凹部4bの底部には、前記窓孔5
が、前後方向開口するように位置する。
第5図で、凹部4bの縦断面を示すように、導
線1の端部1bは、円断面から変形して、ほぼL
字形に圧着成形され、本体4aも、ほぼ矩形断面
状を呈している。
このレールボンドを使用するには、第6図の想
像線で示すレール7の頭部側面に、端子4の凹部
4bの前面を当接し、上部の開口部より溶接ろう
8を流し込み、同時に、侵透棒(図示略)で溶接
ろう8を挿入して、フラツクス、残滓及び酸化物
を浮き上がらせながら、溶接を行う。
この溶接作業中において、溶接ろう材8は、凹
部4bの窓孔5,5を通して、端子4内の導線1
間に侵入して溶着するため、端子4と導線1の機
械的強度は増大するとともに、導線1とレール7
相互の電気抵抗は小さくなり、電気的特性が向上
する。
(変形例) 上述の実施例においては、端子として、銅製の
円管を使用したが、これは、銅以外の材料でもよ
く、また管の形状は、三角あるいは四角等であつ
てもよい。
さらに、ろう侵入用の窓孔は、1箇所に限定さ
れず、2箇所以上設けてもよい。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によるレ
ールボンドは、導線の端部に管を嵌合し、この管
と導線を一体的に圧着成形することによつて、ろ
う受け用の凹部を形成するとともに、この凹部内
に、ろう侵入用の窓孔を設けた構成であるため、
プレスによる1工程で製作でき、低コストとなる
利点がある。
また従来のろう接のような、ろう付け作業、洗
浄作業、乾燥作業が不必要となるため、多量生産
が容易となり、しかも、品質の均一化を計ること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す正面図、第
2図は、同じく平面図、第3図は、第1図におけ
る端子の成形前の状態を示す拡大斜視図、第4図
は、第3図の端子の成形後の状態を示す斜視図、
第5図は、第4図のX−X線における縦断面図、
第6図は、レールボンドの使用状態を示す縦断面
図、第7図は従来の端子本体を示す斜視図、第8
図は、組立後における端子の取付構造を示す縦断
面図である。 1……導線、2……素線、4……端子、4a…
…本体、4b……凹部、5……窓孔、……銅管、
7……レール、8……溶接ろう。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の素線をより合わせた導線の両端部に、レ
    ールに溶接用のろう受け部を有する端子を固着し
    てなるレールボンドにおいて、 前記端子が、導線両端部の外周面にそれぞれ嵌
    合された窓孔を有する管からなり、その外周面の
    中間部を、所要の長さに亘つて、導線と一体的に
    半径方向に押圧することによつて、二方が開口
    し、かつ底部に窓孔を有する凹部を形成したこと
    を特徴とするレールボンド。
JP5546684U 1984-04-17 1984-04-17 レ−ルボンド Granted JPS60168270U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5546684U JPS60168270U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 レ−ルボンド

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JP5546684U JPS60168270U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 レ−ルボンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60168270U JPS60168270U (ja) 1985-11-08
JPH0127571Y2 true JPH0127571Y2 (ja) 1989-08-18

Family

ID=30578167

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5546684U Granted JPS60168270U (ja) 1984-04-17 1984-04-17 レ−ルボンド

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JPS60168270U (ja) 1985-11-08

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