JPS6241240A - ポリオレフイン系無滴フイルム - Google Patents

ポリオレフイン系無滴フイルム

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JPS6241240A
JPS6241240A JP17978985A JP17978985A JPS6241240A JP S6241240 A JPS6241240 A JP S6241240A JP 17978985 A JP17978985 A JP 17978985A JP 17978985 A JP17978985 A JP 17978985A JP S6241240 A JPS6241240 A JP S6241240A
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polyolefin
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周治 北村
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清彦 中江
Kozo Kotani
晃造 児谷
Hideo Kokawa
英雄 子川
Takanori Kume
久米 孝典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリオレフィン系の無滴フィルムに関する。さ
らに詳しくはポリオレフィン系樹脂に結晶化開始温度2
3℃以上の無滴剤と、結晶化開始温度23℃以下の無滴
剤および可塑剤を添加することによって得られる透明性
および無滴持続性に優れ、ek業用、窓貼り用に適した
無11N 47にフィルムに関する。
従来の技術 従来、J11A用途において、フィルムに無滴剤を塗布
する方法として液状の無滴剤または無滴剤・k含有する
溶液を塗布する方法あるいは、無滴剤を練り込む方法が
採用されている。塗布する方法では、ポリオレフィン系
揖詣など疎水性合成樹脂表面に、無滴剤を塗布し親水性
を付与するものであるが、短期間の無滴性には優れるも
のの、無滴剤が水滴によって経時的に洗い流され無滴性
の長期持続性が不十分なものしか得られていない。また
、たとえばグリセリン脂肪酸エステル(特公昭88−4
174号公報)、ソルビタン脂肪酸エステル(特公昭8
8−8572号公報)等の非イオン界面活性剤を配合し
、親水性を増大せしめて無滴性を付与する方法は公知で
あるが、無滴剤を練り込む方法においては、練り込まれ
た無滴剤が樹脂表面へ移行(以下ブリードアウトと呼ぶ
)することによって無滴性を発現するものであるが、無
滴剤が常温で結晶化を起こす結晶化開始温度23℃以上
のものであると、ブリード物の白化現象によって透明性
が低下した白っぽいフィルムとなり、とくに夏場の高温
高湿下での保管ではこの白化が極度に著しくなる。また
、この白化を抑制するためにブリード量の程度を下げる
と無滴剤が水滴によって洗い流された後は短期的に無滴
性を失い長期持続は期待できない。また、結晶化開始温
度23℃以下の液状無滴剤を練り込む方法においては、
フィルム表面には液状としてブリードするために白化は
起きることのないフィルムとなるが液状のため水滴によ
って洗い流される速度は常温で結晶化を起こす無滴剤よ
り速くなり、無滴性の長期持続性は期待できない。
ヤ また、使用環境の雰囲気温度〆雰囲気湿度によって大幅
にブリード挙動が具なり製品設計が困難であるのが現状
である。
発明が解決しようとする問題点 本発明者はこれらの現状に鑑み鋭意研究した結果、無滴
剤等を適度にブリードアウトさせることにより、長期持
続性に優れた無滴性と、白化防止効果を持ちしかも驚く
べきことに使用環境によるブリード挙動の差を大幅に制
御しうろことを見いだし本発明に至ったものである。
問題点を解決するための手段 すなわち本発明者はポリオレフィン系樹脂に、樹脂の重
量に対して結晶化開始温度23℃以上の非イオン系界面
活性剤(以下無滴剤Aと呼ぶ)をA重量%と、結晶化開
始温度23℃以下のグリセリンまたはソルビタンの不飽
和脂肪酸エステル(以下無滴剤Bと呼ぶ)を8重量%と
、可塑剤をC重量%とした場合に、 0.1≦A/B≦6.0 かつ 0.1≦A/C≦6.
0−を満足する量の無滴剤Aと無滴剤Bと可塑剤を同時
に含有せしめることにより長期持続性に優れた無滴性と
、白化防止効果を持ちしかも使用環境によるブリード挙
動の差を大幅に制御しうろことを可能にしたものである
・とくにポリオレフィン系樹脂を、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体とする場合において、その酢酸ビニル含有量
を0重量%とする場合に無滴剤Aを樹脂に対してATJ
tit%、かつ無滴剤Bを樹脂に対して8重量%含有し
、かつ可塑剤を樹脂に対してcxm%含有せしめる時に
、 0.1≦D≦25 かつ 0.1+D/25≦A/B≦
l、Q+D15かつ 0.1+D/25≦A/C≦l、
Q+D15の範囲を満足する含有iA、B、Cを同時に
含有することがより好ましい効果を発現するものである
作用および効果 ゛ 本発明において無滴性に効果を発現するのは無滴剤
Aと無滴剤Bであるが白化抑制効果を発現するのに必要
な混合比は、無滴剤Aを樹脂に対してAtlA%、また
無滴剤Bを樹脂に対してB重量%含有する場合において
は、A/B≦6.0を満足することが必要でありこれよ
り無滴剤Bの添加量を減少させると白化抑制効果は発現
しない。またA/B(0,1で表わされる範囲の混合に
おいては、フィルム表面にベタツキを生じ、フィルムの
剥離性が著しく悪化しフィルム加工も出来ない状態とな
る。
80℃以上の高温雰囲気下で発現しにくい。
本発明において可塑剤の添加は無滴性の長期持続性を発
現させるのに必要である。可塑剤の樹脂に対する含有量
をC重量%とする場合において、A/C〉6.0で表わ
される範囲の添加では無滴性の長期持続性が不十分であ
り、またA/C< O,tと表わされるように可塑剤の
混合伝を増加すると、ポリオレフィン系口詣の成形加工
に支障をきたす結果となる。また、無滴剤Aと可塑剤の
みの混合添加によって白化抑制効果は全く発現されるこ
とはない。
本発明における無滴剤Aと無滴剤Bと可塑剤の混合比は
栃詣の特性により左右されるものであるが、とくにエチ
レン−酢酸ビニル共M 合体において酢酸ビニル含有量
が5.0MN%の樹脂を使用する場合では、無滴剤Aと
無滴剤Bと可塑剤の樹脂にたいする含有量をA、B、C
重量%とするときに O,a≦A/B≦2.0  かつ 0.3≦A/C≦2
.0の範囲に混合するのがとくにこのましく、また酢酸
ビニル含有量が16.0電蝕%の樹脂を使用する場合で
は、 0.7≦A/B≦4.0  かつ 0.7≦A/C≦4
.0の範囲に混合するのがとくにこのましい。
本発明で用いる無滴剤Aとしては、例えば、12〜22
個の炭素原子を有する脂肪酸のソルビタンエステル、同
グリセリンエステルまたはそれらに0.5〜5.0モル
のエチレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドを付
加させた物の1種または2種以上の混合物などを用いる
ことができる。
前木発明で用いる無滴剤Bとしては、例えば、ソルビタ
ンモノオレイン酸エステル、ソルビタンジオレイン酸エ
ステル、グリセリンモノオシ中 イ酸エステル、ジグリセリンセスキオレイン酸エステル
、ジグリセリンジオレイン酸エステルまたはそれらにエ
チレンオキサイドまたはプロピレンオキサイドを付加さ
せて結晶化開始温度を23℃以下にしたもののINまた
は2N以上の混合物などを用いることができる。
また本発明で用いる可塑剤としては、例えば、ジブチル
フタレート、ジ−2−エチルへキシルフタレート、ジシ
クロへキシルフタレート、ジノルマルオクチルフタレー
ト、ブチルラウリルフタレート、トリクレジルフォスフ
ェートまたはこれらの11または2種以上の混合物など
を用いることができる。
とくにジ−2−エチルへキシルフタレートまたはトリク
レジルフォスフェートまたはこれらの混合物を用いるの
が無滴性能の持続性がすぐれる点で好ましい。
合体、エチレンを主成分とする異棚単量体との共重合体
であり、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン共重合体、エ
チレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン
−ヘキセン共重合体、エチレン−オクテン共重合体、エ
チレン−酢酸ヒニル共[合体、エチレン−アクリル酸共
重合体、エチレン−メチル(メタ)アクリレート共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン
−酢酸ビニル−メチル(メタ)アクリレート共重合体、
アイオノマー樹脂等が挙げられ、これらのうち、密度0
、985以下のポリエチレンまたはエチレン−α−オレ
フィン共重合体、エチレン−酢酸ビニール共重合体、エ
チレン−メチル(メタ)アクリレート共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体または
エチレンー二チルアクリレート共重合体が透明性、柔軟
性、耐候性等の点で好ましい。さらに、酢酸ビニル含有
量が0.1〜25重量%、かつメルトインデックスが0
.2〜B、(1’/10分の範囲のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、酢酸ビニル含有量が0.1〜23重量%、
メチルメタクリレート含有量が2.0〜20重量%、メ
ルトインデックスが0.2〜8、Og/10分の範囲の
エチレン−酢酸ビニル−メチルメタクリレート共重合体
がこれらのうちでも透明性、柔軟性、耐候性さらには加
工性の点でより好ましい。
なお、無滴剤を添加したフィルムを農業用被覆材に用い
る場合、しばしばハウス内やトンネル内において霧の発
生が見られ、それが栽倍作物に対して病害発生の原因と
なったり、早朝の日射量を減少させるなど、霧の発生が
好ましくないとの指摘が一部の農家などからでているが
、無滴剤Aと無滴剤Bの混合効果により霧の発生はほと
んど防止することが可能である。とくにほとんど完全に
霧の発生を防止するためには、無滴剤への中でも、エチ
レンオキサイド付加物またはプロピレンオキサイド付加
物との組合せが効果的である。
さらに本発明には、農業用、包装用など用途に応じて酸
化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、抗ブロツキング剤など
を適宜使用することが可能であり、その他、必要に応じ
て帯電防止剤、顔料、無機充填剤、発泡剤、防サビ剤な
どが使用されるのはいうまでもないつ本発明の実施にお
いてはポリオレフィン系樹脂、無滴剤、可塑剤および必
要に応じて酸化防止剤、無機充填剤、抗ブロツキング剤
などをロール型またはバンバリー型の混合機あるいは押
出機などで混合もしくは混練するといった通常の方法で
混入し、次いで例えばインフレーシ書ン加工、カレンダ
ー加工、Tダイ加工等の通常の成形加工方法でフィルム
状に成形される。
実施例 次に実施例を挙げて本発明を説明するが、これら実施例
は単に例示的なものであって、これらに限定されるもの
ではない。
実施例および比較例に示したフィルムの透明性の測定は
へイズメーターを用いてフィルム加工後温度20℃、湿
度50%RHおよび80℃、50%RHならびに」0%
RHに放置した時の々 経時変化をヘイズ(μり度)値で示した。ヘイズ値が高
いほどブリード白化による透明性不良であることを示す
また、無;N性の試験は次にしめす方法でおこなった。
100 CCのビーカーに水(20℃および40℃に調
節)を入れ、検体フィルムにて覆い、しかるのち、恒温
水槽(20℃および40Lに調部)にビーカーをつけて
、それぞれ8℃および20℃の恒温室に放置し、所定の
経時後の状態を観察し、検体フィルム内水温り0℃/外
温3℃試験を低温無滴性、検体フィルム内水温り0℃/
外温20℃試験を高温無滴性として分子評価した。その
評価結果は以下の基準で表わした。
○:小水滴が全くないう △ニ一部小水滴群が見られるう ×:全面にわたって小水滴群が付着する。
実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有415
重量%、密度0.98、Ml、=1.5)に無滴剤とし
てソルビタンセスキパルミテート1.5重量%およびジ
グリセリンセスキオレエート1.5を量%および可塑剤
として、トリクレジルホスフェート1.5重量%との配
合物をバンバリー型の混合機で混線を行ない、インフレ
ーション法により約75μmの厚みのフィルムに成形し
た。
それを透明性および無滴性の測定に付した。
結果は表1に示すように、優れた無滴性並びに雰囲気温
度および湿度に影響されない透明性を得た。
実施例2 エチレン−酢酸ビニル−メチルメタクリレMI−(19
0)に無滴剤としてジグリヤリンジステアレート1,5
重量%、およびジグリヤリンセスキオレエート1.2重
量%および可塑様にしてフィルム成形及び測定を実施し
た。
結果は表1に示すように優れた無滴性並びに雰囲気温度
および湿度に影響されない透明性を得た。
比較例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有115
m−%、密度0.92.MI=1.5)に無滴剤として
ソルビタンセスキパル電テート1.6重量%の配合物を
実施例1と同様にしてフィルム成形および測定を実施し
た。結果は表1に示すように、透明度、無滴性共に不良
であった。
比較例2 エチレン−酢酸ビニル共1合体(酢酸ビニル含有15重
量%、密度0.92 、Ml:= 1.5)に無滴剤と
してソルビタンセスキパルミ+ −)1.5虞f%およ
びジグリセリンセスキオレエー)1.0重量%との配合
物を実施例1と同様にしてフィルム成形および測定を実
施した。
結果は表1に示すように、高温の無滴性が不良であった
比較例8 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有& 5
 M & 96 、密度0.92.MI=1.5)に無
滴剤としてソルビタンセスキパルミテート1.5重量%
および可塑剤としてジ−2−エチルへキシルフタレート
1.5’Jti1%トノ配合物を実施例1と同様にして
フィルム成形および測定を実施した。結果は表1に示す
ように、白化抑制効果が全くみられなかった。
比較例4 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量15
重量%、密度0.98 、MI =1.5)に可塑剤の
ジ−2−エチルへキシルフタレート8.0重量%を実施
例1と同様にしてフィルム成形および測定を実施した。
結果は表1に示すように、成形加工困難でフィルムとし
ての評価をするに至らなかった。
比較例5 エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量5重
量%、密度0.92.MI=1.5)に無滴剤としてジ
グクセリンセスキオレエート1.5重量%を実施例1と
同様にしてフィルム成形および測定を実施した。結果は
表1にしめすように、無滴性の持続効果が全くみられな
かった。
表   1 発明の効果 本発明によってえられる一すオレフィルムは、温室、ハ
ウス等の被覆用フィルムとして用いた場合、無滴剤のブ
リード白化に起因する透明性がそこなわれることなく、
光線透過率が良好でかつ無滴性にすぐれしかも使用環境
による性能の変化が極めて抑制された特性を有し、農業
用被覆フィルム等にきわめて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ポリオレフィン系フィルムにおいて、結晶化開始
    温度が23℃以上の非イオン系界面活性剤を樹脂に対し
    てA重量%含有し、かつ結晶化開始温度が23℃以下の
    グリセリンまたはソルビタンの不飽和脂肪酸エステルを
    樹脂に対してB重量%含有し、かつ可塑剤を樹脂に対し
    てC重量%含有せしめる場合において、0.1≦A/B
    ≦6.0かつ0.1≦A/C≦6.0の範囲を満足する
    含有量A、B、Cを同時に含有することを特徴とするポ
    リオレフィン系無滴フィルム (2)結晶化開始温度が23℃以上の非イオン界面活性
    剤が、12〜22個の炭素原子を有する脂肪酸のソルビ
    タンエステルまたはグリセリンエステルまたはそれらに
    0.5〜5.0モルのエチレンオキサイドまたはプロピ
    レンオキサイドを付加させたものの1種または2種以上
    の混合物とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のポリオレフィン系無滴フィルム (3)結晶化開始温度が23℃以下のグリセリンまたは
    ソルビタンの不飽和脂肪酸エステルとしてソルビタンモ
    ノオレイン酸エステル、ソルビタンジオレイン酸エステ
    ル、グリセリンモノオレイン酸エステル、ジグリセリン
    セスキオレイン酸エステル、ジグリセリンジオレイン酸
    エステルまたはそれらにエチレンオキサイドまたはプロ
    ピレンオキサイドを付加させて結晶化開始温度を23℃
    以下にしたものの1種または2種以上の混合物を用いる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリオレ
    フィン系無滴フィルム (4)可塑剤がジ−2−エチルヘキシルフタレートまた
    はトリクレジルフォスフェートまたはこれらの混合物を
    用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポ
    リオレフィン系無滴フィルム (5)ポリオレフィン系フィルムにおいて、結晶化開始
    温度23℃以上の非イオン界面活性剤を0.5〜3.0
    重量%の範囲で含有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のポリオレフィン系無滴フィルム (6)ポリオレフィン系フィルムが密度0.935以下
    のポリエチレンまたはエチレン−α−オレフィン共重合
    体からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のポリオレフィン系無滴フィルム (7)ポリオレフィン系フィルムがエチレン−酢酸ビニ
    ル共重合体からなり、かつ酢酸ビニル含有量が0.1〜
    25重量%、かつメルトインデックスが0.2〜6.0
    g/10分の範囲を満足することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のポリオレフィン系無滴フィルム (8)ポリオレフィン系フィルムがエチレン−酢酸ビニ
    ル−メチル(メタ)アクリレート共重合体からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリオレフィ
    ン系無滴フィルム (9)ポリオレフィン系フィルムがエチレン−メチル(
    メタ)アクリレート共重合体またはエチレン−エチルア
    クリレート共重合体からなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のポリオレフィン系無滴フィルム (10)ポリオレフィン系フィルムがエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体からなり、その酢酸ビニル含有量をD重量
    %とする場合において、結晶化開始温度が23℃以上の
    非イオン界面活性剤を樹脂に対してA重量%含有し、か
    つ結晶化開始温度が23℃以下のグリセリンまたはソル
    ビタンの不飽和脂肪酸エステルを樹脂に対してB重量%
    含有し、かつ可塑剤を樹脂に対してC重量%含有せしめ
    る場合において、 0.1≦D≦25かつ0.1+D/25≦A/B≦1.
    0+D/5かつ0.1+D/25≦A/C≦1.0+D
    /5の範囲を満足する含有量A、B、Cを同時に含有す
    ることを特徴とするエチレン−酢酸ビニル共重合系無滴
    フィルム
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