JPS6240975A - 鋼板の突合せ状態検出方法 - Google Patents

鋼板の突合せ状態検出方法

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JPS6240975A
JPS6240975A JP60182717A JP18271785A JPS6240975A JP S6240975 A JPS6240975 A JP S6240975A JP 60182717 A JP60182717 A JP 60182717A JP 18271785 A JP18271785 A JP 18271785A JP S6240975 A JPS6240975 A JP S6240975A
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butt
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memory
steel plates
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JP60182717A
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Takeji Egashira
江頭 武二
Yoshikazu Kinugasa
衣笠 吉和
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Nippon Steel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鋼板の突合せ状態の検出に関し、特に、鋼板の
突合せ溶接において突合せ位置および突合せギャップを
検出するための突合せ状態検出に関する。
〔従来の技術〕
たとえば薄鋼板の連続処理ラインにおいて、先行のスト
リップの後端と後行のストリップの先端を接続して連続
通板を行うため、各種の溶接法が用いられているが、板
厚が薄いものについては板の突合せの問題や、溶接速度
の点で、満足な溶接法がない現状である。しかし板厚が
厚いものの溶接については、例えばウェルティングジャ
ーナル1959年12月号1182〜+191頁に示さ
れているように、主にTTGアーク溶接法が使用されて
いる。
板厚が0.35mm位の場合は、TIGアーク溶接法で
も溶接が可能であるが、溶接電流がIOAと極小電流溶
接となるため、アークが不安定となり、電源特性が大き
く影響して、溶接中での入熱変動を来たし、その結果ビ
ード形成が不安定となり、溶接欠陥の発生につながると
いう問題がある。レーザ溶接などのエネルギービーム溶
接では薄板の突合せ溶接が可能であるが、この場合にも
、突合せ間隙を極力小さくし、しかもビームを突合せ部
に正確に位置決めしなけれなならない。
いずれにしても、突合せ溶接においては突合せギャップ
を所定の範囲内とし突合せ部に対する溶接ヘッドの位置
決めを正確にする必要がある。したがって鋼板の突合せ
部の状態検出が必要である。
従来においては、光電変換カメラを用いて突合せ部の位
置を検出し、その位置にレーザビームを倣わせる倣い溶
接が提案されている(特開昭54−100948号公報
および特開昭53−97949号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
鋼板の突合せ部を撮影するカメラとしては、たとえばテ
レビカメラあるいはリニアCODが用いられる。いずれ
も、少なくとも突合せ線に直交する方向の一次元(直線
)で鋼板の反射光を電気信号に変換する。基点からの電
子走査位置により各時間の電気信号が鋼板上のどの位置
に対応するかが分かる。しかしながら、例えばレーザ溶
接などでは突合せギャップが極く狭いので、鋼板上にお
いて連続部(#ll板表面)と突合せ部(端部接触部)
の反射光量差が少ないので、カメラ又はCCDより得ら
れるビデオ信号において、鋼板の明部(表面)に対する
暗部(突合せ部)の信号レベル差が小さいのに加えて、
光ノイズおよび電気ノイズによりビデオ信号に多くのノ
イズが含まれるので、ビデオ信号より暗部(突合せ部)
を識別するための信号処理が複雑になると共に、正確に
識別しにくいという問題がある。
3一 本発明は比較的に簡単な電気処理により鋼板の突合せ部
の状態検出を正確に行うことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては、複数回の撮影信号の、同一電子走査
位置のものを加算し加算信号のレベルを基準レベルと比
較して鋼板の突合せ状態を検出する。これによれば、光
学的ノイズおよび電気的ノイズはランダムであるので、
複数回nの撮影信号の加算において相殺され、加算信号
中より低減する。したがって加算信号はS/Nが高い。
しかも、加算信号において、明部の信号レベルがn倍に
、また暗部の信号レベルがn倍になって、明部レベルと
暗部レベルの相対差が大きくなり、明部と暗部の識別が
容易かつ正確になる。その結果、突合せ部(暗部)を区
分するための閾値の設定が容易であると共に、閾値に対
する明、暗の区分が正確になり、突合せ部の状態検出が
正確になる。
鋼板の突合せ端部に局所的汚れやゴミ等による反射輝度
の差がある場合、この部分の光量変化は加算信号中に残
る。そこで本発明の好ましい実施例では、加算信号を得
るための複数回の撮影信号は、突合せ線に沿う方向に撮
影手段を移動して該突合せ線に沿う方向で異った位置の
ものとする。
これによれば加算信号中における局所的汚れ又はゴミに
対応する信号成分の割合が掻く低くなり、その影響が低
減される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
〔実施例〕
第1図に本発明を一態様で実施する突合せ部撮影ヘッド
の構成概要を示す。撮影ヘッド6には一次元CODカメ
ラ5とハンゲンランプ照明器4が備わっている。カメラ
5の光軸は突合せ鋼板1゜2の表面に対して垂直である
。鋼板1,2表面におけるカメラ5の視野中心に照明光
軸を合せて照明器4が垂直線に対してθの角度で、鋼板
1,2を照明する。ヘッド6は、鋼板1,2の突合せ線
3に平行なy方向に機械的に走査される。図示は省略し
たが、レーザ溶接ヘッドも突合せ線3をねらってX方向
に機械的に走査される。照明器4の光照射角度Oは30
〜40度である。この角度は、鋼板1,2の側端部にお
ける明暗コントラストを大きくし側端部検出を正確にす
る目的で定められている。
CODカメラ5における一次元CCDの配列方向は、X
方向と直交するX方向であり、−列又は数列に並べられ
た光電変換単位素子の光検出信号が、カメラ5より電子
的走査により時系列でシリアルに出力される。第2図に
、鋼板1,2の突合せ線3とカメラ5におけるCGDI
Oの配列、ならびにカメラ5より得られる信号11との
関係を示す。第2図において、7および8は、第1図に
は図示を省略したクラブパーである。これらのクラブパ
ー7.8は、カメラ5に与えるそれらの反射光量が鋼板
1,2の反射光量よりも格段に小さくなるように、端縁
が約45度の角度に加工されている。クラブパー7.8
のこの45度の角度面と、クラブパー7.8間の鋼板1
,2表面に当った光の一部がカメラ5で電気信号(ビデ
オ信号)に変変換される。
ビデオ信号は、第2図に11で示すように、クラブパー
7.8間の撮影範囲で高く、クラブパー7゜8」二の撮
影範囲で低い。突合せ線3では、光が突合せギャップを
通過し、あるいは突合せエツジ部で各所に散乱するので
、ビデオ信号レベルは鋼板1.2表面部よりも低くなる
が、突合せギャップは狭いのでレベル低下は小さい。
なお、第2図において、FLはハロゲンランプの発光の
最高強度波長に中心を合せたフィルタである。このフィ
ルタF Lにおける所要波長の減衰を小さくするため、
フィルタF Lの光減衰率は小さく設定されている。し
たがって、所要波長以外の光の透過もかなりある。
第3図に、第1図に示すC0DIOに接続された信号処
理装置の構成を示す。
CGDIOはこの実施例では、2048個の光電変換エ
レメントを列配列したものであり、このCCD10の一
ラインのビデオ信号は2048画素の光情報を含むもの
となる。
駆動回路12は、CCD10を読取付勢し、読取信号(
ビデオ信号)、−ライン読取の繰り返しにおけるライン
識別のためのXパルス(ライン同期パルス:副走査同期
パルス))および一ライン中の読取信号の画素区分を示
すXパルス(画素同期パルス:主走査同期パルス)を出
力する。ビデオ信号は増幅器13で所定範囲に増幅され
A/Dコンバータ14に与えられる。Xパルスはオアゲ
ート18を通してバッファメモリ17に書込シフトパル
スとして与えられると共にマイクロプロセッサ18にも
与えられる。Xパルスはマイクロプロセッサ19に与え
られる。駆動回路12にはマイクロプロセッサ19より
スタート/ストップを示す信号が与えられる。駆動回路
12は、スタート信号が与えられている間、所定の繰り
返し周期でビデオ信号をライン区分で出力し、ビデオ信
号と共にXパルスを出力し、ライン間でXパルスを出力
する。ストップ信号が与えられると駆動回路12は、こ
れらの信号出力を停止し、増幅器13の入力端を機器ア
ースレベルに保持する。
A/Dコンバータ14は、この実施例ではパラレル出力
タイプのものであり、入力アナログ信号(ビデオ信号)
のレベルを示すデジタルデータ(例えば8ビツト)を並
列出力(8ビツトパラレル出力)する。このデジタルデ
ータは、加算器15の加算入力端Aに印加される。加算
器15の和出力端のデータの各ビット信号は、このデー
タのビット数(8ビツト)に等しい数(8個)のアンド
ゲート16の各1個のアンドゲートを通してバッファメ
モリ17に与えられる。アンドゲート16はマイクロプ
ロセッサ19の出力信号に応じてゲートオン又はオフと
なる。ゲートオフのときにはアンドゲート16の出力端
は機器アースレベルとなる。
バッファメモリ17は、この実施例では、lラインが2
048ビツトで、入力データのビット数(8)に等しい
ライン数(8)のシフトレジスタ(パラレル8ビツトデ
ータ入力の、シフト段数が2048のシフトレジスタ)
である。CCD I Oの、2048個の画素の光検出
情報でなる1ラインビデオ信号の先端のものを第1画素
信号と、第2番のものを第2画素信号と、順次に呼称し
、最後のものを第2048画素信号と呼称すると、先行
ラインのビデオ信号をバッファメモリ17に格納した状
態で現在読取りラインのビデオ信号をメモリ17に与え
るときには、メモリ17の出力は先行ラインの第1画素
信号でメモリ17の入力は現在読取りラインの第1画素
信号となる。すなわち、CCD ] Oの各ラインのビ
デオ信号をA/D変換したデータを連続してメモリ17
に与えると、メモリ17の出力とメモリ17の入力は、
先行ラインの第i画素信号と現在読取ラインの第i画素
信号となる。実際には、メモリ17の出力をマイクロプ
ロセッサ19に与えると共に加算器15の加算入力端B
に与えて、C0DIOの読取データ(現在読取ラインの
第i画素信号)Aにメモリ17の出力データ(先行ライ
ンの第i画素信号)Bの和をアンドゲート16を通して
メモリ17に与える。ここで連続して2ラインの読取デ
ータを加算器15に与えると、メモリ17には、連続2
ラインの、同一画素NO1の読取データを加算した和デ
ータが記憶されることになる。連続3ラインの読取デー
タを加算器15に与えると、メモリ17には、連続3ラ
インの読取データを加算した和データが記憶されること
になる。同様に、連続してnラインの読取データを加算
器15に与えると、メモリ17には、連続nラインの読
取データを加算した和データが記憶されることになる。
本実施例では、このようにしてビデオ信号の加算を行な
う。
これらの加算により、和データCの所要ビット数が増大
するので、和データCの所要ビット数を小さくするため
に、増幅器13およびA/D変換器14は、第2図に1
1で示す如きのビデオ信号を、第2図に示すレベルLb
を基底(デジタルデータで0を示すレベル)として、r
−b以下のビデオ信号レベルはデジタルデータでooo
oooooで表わし、Lbを越えるレベルを、Lbを基
底レベル(0)としてデジタル変換する電位設定になっ
ている。これにより、また、前述のビデオ信号の加算に
より、ビデオ信号11 (第2図)の高周波ノイズが平
滑化され、しかも明部(鋼板の平滑表面)と暗部(突合
せ部)のレベル差が大きい信号(メモリ17の内容であ
り、デジタルデータ)が得られることになる。このデジ
タルデータをアナログ信号レベルで示すと第2図に示す
波形21となる。この波形21によれば、高周波ノイズ
が低減し、しかも明部と暗部とのレベル差が大きいので
、容易に暗部を認識し得る。
第3図に示す実施例では、マイクロプロセッサ19がメ
モリへのデータ入力すなわち加算を制御し、かつメモリ
17に書込んだデータ(加算データ)に基づいて波形2
1の暗部(突合せ部3)の位置と幅(突合せギャップ)
を検出する。
第4図および第5図に、マイクロプロセッサ19の、突
合せ部3の位置検出およびギャップ検出に関する制御動
作を示す。なお、マイクロプロセッサ19は、デジタル
変換した読取データに基づいて、鋼板1,2の側端部検
出も行なうが、これに関連する制御動作の図示は省略し
た。マイクロプロセッサ19は、ヘッド6をy方向に駆
動す一12= る機械走査駆動系ならびにレーザ溶接ヘッド(図示せず
)をy方向およびX方向に駆動する倣い走査駆動系を制
御するマイクロプロセッサ20(以下ホストと称する)
に接続されており、このホスト20より指示(データ要
求)を受ける。ホスト20は、所定の速度でヘッド6を
y方向に駆動させながら、所定周期でマイクロプロセッ
サ】9にデータを要求する。プロセッサ19は、データ
要求がある毎に、突合せ部3の位置および幅を検出して
これらを示すデータをホスト20に与える。
ホスト20は、これらのデータに基づいて突合せ部の位
置および幅分布を示す2次元パターンデータをメモリ上
に展開して、このパターンデータに基づいてレーザヘッ
ドの倣い駆動制御を行なう。
まず第4図を参照する。電源が投入されるとマイクロプ
ロセッサ(以下隊にマイコンと称する)19は、初期化
(ステップ1:以下カッコ内では「ステップ」という語
を省略する)を実行し、内部レジスタ、フラグ、タイマ
等をクリアして入出力ポートを待機状態に設定する。次
にホスト20にレディ信号を出力しく2)、ホスト20
よりデータ要求が到来するのを待つ。なおホスト20は
、レディ信号を受けたことにより、第3図に示す検出装
置が検出可状態にあることを知り、ヘッド6をy方向に
駆動しながら所要のタイミングでマイコン19にデータ
を要求する。
ホスト20よりデータ要求があるとマイコン19は、ホ
スト20へのレディを撤回しくビジィをセットし=4)
、メモリ17をクリアする(5)。このメモリクリア(
5)においては、マイコン19は、アンドゲート16へ
の信号をゲートオフとするI、レベルとして、オアゲー
ト17に2048個以上のパルスを与える。次にマイコ
ン19は、アドレスカウンタ(内部レジスタであり、メ
モリJ7への書込データの画素No、を示す)をクリア
し、回数カウンタ(内部レジスタであり、メモリ17へ
与えたデータのライン数を示す)をクリアする(6)。
次にアンドゲート16への信号をゲートオンレベルHと
し、駆動回路12にスタート信号を与える(7)。次に
駆動回路12よりの信号を監視しく8.10)、Xパル
ス(画素同期パルス)が到来するとアドレスカウンタを
1カウントアツプしく9)、Yパルスが到来すると回数
カウンタを1カウントアツプする。そしてYパルスをカ
ウントアツプする毎に、回数カウンタの内容をn(加算
回数)と比較する(12)。回数カウンタの内容がnに
なっていると、所定ライン数n分のビデオ信号の加算を
した加算データCがメモリ17に記憶されていることに
なる。アドレスレジスタの内容は2048になっている
。そこでマイコン19は、駆動回路12にストップを指
示しくスタート信号の撤回:14)、以後の演算やデー
タ格納に用いる加算レジスタA(平均値Mを演算するた
めの総和を書込むレジスタ)、加算回数レジスタ(平均
値Mを演算するための加算回数を書込むレジスタ)、レ
ジスタM(演算した平均値を書込むレジスタ)、レジス
タCL(最暗データを書込むレジスタ)、レジスタAC
LS(最暗データが得られた最初のアドレスデータを書
込むレジスタ)、レジスタACLE(最暗データが得ら
れた最後=15− のアドレスデータを書込むレジスタ)、レジスタAdc
(暗部中心位置を書込むレジスタ)、レジスタW(暗部
幅を書込むレジスタ)、アップフラグ。
ダウンフラグ等をクリアする(15)。
次に、メモリ17の読出しを1画素づつシフトして(1
9〜21)、読出し画素データ(ライン上同一位置画素
の9942分データの和)Cが0を越えているかを判定
して(16)、Oを越えていると加算レジスタAの内容
に加えて、加えた和を加算レジスタAに更新メモリしく
17)、このように更新メモリしたときは、第5図に示
すフローに進み、加算回数レジスタmの内容を1カウン
トアツプする(18)。そしてアドレスレジスタの内容
が0になっているか否かを判定する(2o)。
アドレスレジスタの内容が0になっていると、メモリ1
7の2048個のデータすべてを読み出して、それらを
レジスタAに加算し、しかも、加算回数レジスタmに加
算回数を書込んでいることになる。
なお、この加算のためのメモリ17よりのデータ読出し
においては、加算器15の入力Aが0で、メモリ17の
出力データが加算器15およびアンドゲート16を通し
てメモリ17の入力端に与えられるので、このように2
048個のデータを読み出した後も、メモリ17は、読
み出し前と同じデータを保持している。
次にマイコン19は、レジスタAの内容を加算回数レジ
スタmの内容で割って平均値Mを演算しレジスタMに書
込む(22)。平均値Mで表わされるレベルは第2図の
波形21に示した一点鎖線レベルとなる。
マイコン19は次に、メモリ17の読出しを1画素づつ
シフトして(25)、読出し画素データ(ライン上同一
位置画素の9942分データの和)CがMを越えるもの
か否かを見る。これは画素No。
1から2048まで順次に行なうので、読出しデータC
は最初M未満であるが、ある点でM以上となり、突合せ
部3でM未満となり、突合せ部3を過ぎるとまたM以上
となり、最後にM未満となる。マイコン19はこの経過
をたどって突合せ部3を検BSする。すなわち、まずM
以上になるとステップ27.28と進んでアップフラグ
をセットする。
M以上になってから(アップフラグをセットしてから)
読出しデータCがM未満になるとステップ23.24,
29.30と進んでダウンフラグをセットし、そのとき
のデータCを最低レジスタCLにメモリしく3])、ア
ドレスレジスタの内容をレジスタACLSおよびACL
Eにメモリする(32)。その後の読出しのデータCが
レジスタCLの内容よりも小さいとステップ33がらス
テップ31.32に進んで、そのデータCを最低レジス
タCLにメモリしく3])、アドレスレジスタの内容を
レジスタA CL SおよびA CL Eにメモリする
(32)。その後の読出しデータCがレジスタCLの内
容と等しいと(34)、暗部が続いているので、そのデ
ータCのアドレス(アドレスレジスタの内容)をレジス
タACLEのみに更新メモリする(35)。その後の読
出しデータCがM以上になると、読出しが暗部(突合せ
部3)を越えたことになるのでステップ23,27゜3
8を経て、ステップ36以下に進む。なおことのとき、
最低レジスタCLには最暗部の読取データC(n542
分の加算値)が書込まれており、レジスタACLSの内
容は、該最暗部の読取データCの始まりのアドレス(画
素No、)を示すものであり、またレジスタACLSの
内容は、該最暗部の読取データCの終りのアドレス(画
素N09)を示すものである。
そこでマイコン19は、レジスタA CL Sの内容と
レジスタACLEの内容の平均値Adcを演算し、レジ
スタA CL Eの内容よりレジスタA CL Sの内
容を減算した値Wを演算する(36)。このAdcは、
暗部(突合せ部3)の中心位置(画素No、)を示し、
Wは暗部(突合せ部3)の幅を示す。マイコン19は次
に、これらのデータAdcおよびWをホスト20に転送
しく37)、ステップ2に戻って、ホスト20ヘレディ
信号を出力する。
なお、上記実施例では平均値Mをそのまま閾値として暗
部位置および幅を検出しているが、Mより所定値を減算
した値、又はMに所定数(0より大で1より小)を乗算
した値を閾値として用いてもよい。
以上の突合せ部3の位置および幅の検出において、n回
(nは2以上の整数;4以上が好ましい)の読取信号の
加算を行なうので、鋼板1,2近傍のランダム光ノイズ
および検出装置周りのランダム電界ノイズによる読取信
号中のノイズが相殺されて加算信号のS/Nが高くなり
、しかも、ノイズ以外の信号はn倍に増幅されるので加
算信号における明部信号レベルと暗部信号レベルの差が
大きくなり、したがって、暗部検出の精度が高くなり検
出が正確になる。更にヘッド6を所定速度でy方向に移
動させながらn回の読取信号を加算するので、突合せ部
の微少ゴミやばりなどの読取信号は一過性で加算信号に
おいてはそれらのによるレベル変動分が小さくなり、突
合せ部3の状態検出に対する影響が少ない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、鋼板の突合せ部の
状態検出を比較的に簡単にしがも正確にし得る。特に、
突合せ間隙が小さい場合の状態検出に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様における、鋼板1゜2の突
合せ部3と、照明器4および撮影用カメラ5の相互関係
を示す斜視図である。 第2図は突合せ部3と、カメラ5およびカメラ5の読取
信号11の関係を示すブロック図である。 第3図はカメラ5と接続した状態検出装置の構成を示す
ブロック図である。 第4図および第5図は、第3図に示すマイクロプロセッ
サI9の制御動作を示すフローチャートである。 1.2:鋼板       3:突合せ部4:照明器 
     5: CCDカメラ6:状態検出ヘッド 7
,8:クラプバー9:レンズ      FL:フィル
タ10:CCD      11:CCDの読取信号波
形12 : CCD駆動回路   13:増幅器14:
A/Dコンバータ15:加算器 16:アンドゲート  17:バッファメモリ18ニオ
アゲート   19:マイクロプロセッサ児3■ 賀  16 04B 器                 バッファメモ」
=訃二■−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼板の突合せ部を照明し突合せ部を、光を電気信
    号に変換する撮影手段で撮影し、撮影によって得られる
    信号を処理して鋼板の突合せ状態を検出する、鋼板の突
    合せ状態検出において: 複数回の撮影信号の、同一電子走査位置のものを加算し
    加算信号のレベルを基準レベルと比較して鋼板の突合せ
    状態を検出することを特徴とする、鋼板の突合せ状態検
    出方法。
  2. (2)前記複数回の撮影信号は、突合せ線に沿う方向に
    撮影手段を移動させて該突合せ線に沿う方向で異った位
    置のものとする、前記特許請求の範囲第(1)項記載の
    、鋼板の突合せ状態検出方法。
  3. (3)基点からの電子走査位置データを走査同期パルス
    のカウントにより得て、加算信号の中で最暗部対応のレ
    ベルの信号に対応するカウント値を突合せ位置として得
    る前記特許請求の範囲第(1)項記載の、鋼板の突合せ
    状態検出方法。
  4. (4)基点からの電子走査位置データを走査同期パルス
    のカウントにより得て、加算信号の中で暗部対応のレベ
    ルの信号に対応するカウント値の該暗部の一端と他端の
    カウント値の差を突合せギャップとして得る前記特許請
    求の範囲第(1)項、第(2)項又は第(3)項記載の
    、鋼板の突合せ状態検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02104474A (ja) * 1988-10-13 1990-04-17 Nippon Steel Corp 管内溶接位置測定装置
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