JPS6240928Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6240928Y2
JPS6240928Y2 JP12503584U JP12503584U JPS6240928Y2 JP S6240928 Y2 JPS6240928 Y2 JP S6240928Y2 JP 12503584 U JP12503584 U JP 12503584U JP 12503584 U JP12503584 U JP 12503584U JP S6240928 Y2 JPS6240928 Y2 JP S6240928Y2
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JP
Japan
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packaging
cushioning material
packaged
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notch
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JP12503584U
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JPS6140367U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は物品を段ボール箱等の包装箱に包装し
て輸送する際に用いられる包装用緩衝材に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第7図に示す如く、被包装物1を緩衝保護して
包装する手段としては、段ボール箱2等の四隅に
配置された緩衝部材3内の段差部に被包装物1を
嵌め込み、段ボール箱2の外周側に包装用緩衝材
4を接着等により取付け、これを包装箱5内に収
納するものが従来より採用されている。被包装物
1は包装用緩衝材4および緩衝部材3の緩衝作用
により衝撃から保護される。
従来一般に使用される包装用緩衝材4として
は、第8図に示す台形体のものや、第9図に示す
立方体(長方体を含む)のものが挙げられる。こ
れ等はいずれもポリスチレン系発泡体、ポリエチ
レン又はポリエチレン系共重合体よりなるポリエ
チレン系発泡体、ポリプロピレン系発泡体、ポリ
ウレタン系発泡体等の合成樹脂性発泡体から形成
される。このうち、ポリエチレン系発泡体が柔軟
性、強靭性に優れ、本発明の目的を達成する上で
殊に好ましい。
上記形状の包装用緩衝材4に外力が作用する
と、全体が圧縮されるが衝撃力の吸収が不十分の
ため減速度(G値)を効果的に低減させることが
困難であつた。外力がある程度以上大きくなると
緩衝効果を発揮するが、被包装物1が軽量の場合
には効果が少ない欠点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記欠点を解決するもので、その目的
は軽量物の緩衝保護に優れ、G値を低減し得る簡
便な包装用緩衝材を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、片面のみ
傾斜する発泡樹脂からなる台形体の中間部に切欠
部又は抜き穴を設け、上記傾斜方向に沿う傾斜状
柱およびこれに対峙する立直状柱を形成してなる
包装用緩衝材を手段としたものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第1図に示す如く、従来技術のものと同一材
料から形成される片面のみ傾斜する台形体の中間
部には切欠部6が形成される。切欠部6は上記傾
斜に沿う斜面6aと垂直面に沿う立直面6bとか
らなり、一端側および紙面直角方向に開放して形
成される。また斜面6aと立直面6bとの交差部
には丸穴6cが形成される。上記形状の切欠部6
により台形体は上記傾斜に沿う傾斜状柱7とこれ
に対峙する立直状柱8とに分けられる。
第2図は第1図とほぼ同一形状のものである
が、切欠部6の替りに抜き穴9が中間部に形成さ
れる。従つて上記一端側の開放部がなく底面10
が形成される。なお丸穴9aは丸穴6cと同一機
能を有するものである。底面10は包装用緩衝材
4を段ボール箱2に接着する際の便利性を考慮し
たもので薄肉に形成される。従つて第1図と第2
図の包装用緩衝材4はほぼ同一の機能を有するも
のとされる。
第3図は上記形状の包装用緩衝材4を被包装物
(図示せず)を収納保持する段ボール箱2と包装
箱5間に介設した状態を示す。
上記形状の包装用緩衝材4に外力が作用する
と、立直状柱8には圧縮力による圧縮歪が生じ、
傾斜状柱7には引張歪及び曲げ歪が生ずる。また
立直状柱8および傾斜状柱7は比較的柔軟性に富
むため軽荷重に対しても比較的容易に変形する。
これ等により、軽量物の場合には外力が大幅に吸
収されG値を低減し得る効果で上げられる。更に
丸穴6c,9aにより緩衝効果が増加すると共に
応力集中が緩和される。なお、重量物に対しては
強度不足となり、G値低減の効果は低い。
第6図は横軸に包装用緩衝材に加わる静的応力
Kg/cm2を示し、縦軸に最大減速度G値を示したも
ので、曲線Aは本実施例のもの、曲線Bは従来技
術のものをそれぞれ表示している。図においてG
値が低い方が緩衝効果に優れる。
図に明らかな如く、本実施例のものは静的応力
の低い範囲、すなわち軽量の被包装物1に対して
G値が低くなり、その値も従来技術のものは、上
記の如く軽量の被包装材1に対してG値が極端に
高く、また最低のG値を示す点からの曲線の立上
りも鋭く、使用範囲が限定されることがわかる。
第4図、第5図は包装用緩衝材4の他の実施例
の一例を示す。
台形体に形成される切欠部6は第1図に示す形
状に限定するものでなく、第4図のひようたん形
の切欠部6A、第5図の長円形の切欠部6B等の
ものであつてもよく、その他の曲線、直線の組合
せであつてもよい。これ等は例えば、押出発泡成
形により得られた平板をプレスで打ち抜くかある
いは発泡性ビーズを型内発泡形成することにより
いづれも容易に、かつ安価に製作することができ
る。勿論、第4図および第5図のものに第2図に
示す底面10を付設するものであつても構わな
い。
〔考案の効果〕
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば簡便構造のものにより軽量物を緩衝保護する
と共に、G値を低減し得る効果が上げられる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例の断面図、第
3図は実施例の使用状態の説明図、第4図、第5
図は本考案の他の実施例の断面図、第6図は実施
例の効果を示す最大減速度と静的応力との関係線
図、第7図は包装用緩衝材の使用状態を示す説明
図、第8図、第9図は従来技術を示す断面図であ
る。 1……被包装物、2……段ボール箱、3,4…
…包装用緩衝材、5……包装箱、6,6A,6B
……切欠部、6a……斜面、6b……立直面、6
c,9a……丸穴、7……傾斜状柱、8……立直
状柱、9……抜き穴、10……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被包装物と包装箱間に介設され、上記被包装物
    を緩衝保護する発泡樹脂からなる包装用緩衝材に
    おいて、片面のみ傾斜する台形体から形成され、
    その中間部に切欠部又は抜き穴を設け上記傾斜方
    向に沿う傾斜状柱とこれに対峙する立直状柱を形
    成することを特徴とする包装用緩衝材。
JP12503584U 1984-08-18 1984-08-18 包装用緩衝材 Granted JPS6140367U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12503584U JPS6140367U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 包装用緩衝材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12503584U JPS6140367U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 包装用緩衝材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140367U JPS6140367U (ja) 1986-03-14
JPS6240928Y2 true JPS6240928Y2 (ja) 1987-10-20

Family

ID=30683725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12503584U Granted JPS6140367U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 包装用緩衝材

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JPS6140367U (ja) 1986-03-14

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