JPS6233147B2 - - Google Patents

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JPS6233147B2
JPS6233147B2 JP57064308A JP6430882A JPS6233147B2 JP S6233147 B2 JPS6233147 B2 JP S6233147B2 JP 57064308 A JP57064308 A JP 57064308A JP 6430882 A JP6430882 A JP 6430882A JP S6233147 B2 JPS6233147 B2 JP S6233147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushioning material
bottom plate
side wall
bottom wall
reinforcing
Prior art date
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Expired
Application number
JP57064308A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58183463A (ja
Inventor
Yasuharu Aida
Shozo Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP57064308A priority Critical patent/JPS58183463A/ja
Publication of JPS58183463A publication Critical patent/JPS58183463A/ja
Publication of JPS6233147B2 publication Critical patent/JPS6233147B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主に製品の角部を保護するための発泡
ポリスチレンなどの緩衝材と、この緩衝材の割れ
および飛散を防止する補強板を組み合せてなる緩
衝装置に関するものである。
従来より、電気製品のような被包装品を収納す
るには、第7図に示すように被包装品16を発泡
ポリスチレン製の緩衝材10aで挾持し、この状
態で包装箱17に収納し、その後包装箱17を第
4図に示すようにステツプル18で封緘してい
る。
しかしながら流通段階で被包装品16が落下や
振動等の衝撃を受けた場合には、緩衝材10aに
おいて落下された方向に集中した外力が加わり、
緩衝材10aはその外力を吸収するためにひずみ
が発生する。そして外力が大きい場合には、第8
図に示すように緩衝材10aが割れたり飛散し、
製品が損傷することもある。
したがつて、緩衝材の割れ防止には第9図に示
すように、段ボールや厚板を三角形状にした補強
具100を、製品の角部に嵌まり合う形状に形成
された緩衝材10aの内面に接着し、発泡スチロ
ールの割れおよび飛散防止を行なつていた。しか
しながらこのような割れ対策は緩衝材10aの内
側に補強具100を全面接着しなければならない
ので、その接着に大変作業時間が長くかかり、コ
ストが高くなるという問題があつた。また、接着
がかわいたとき、段ボールや厚板よりなる補強具
100が変形し、寸法精度が悪くなり包装作業が
しにくくなる欠点があつた。
本発明は前記従来の欠点を除去するものであ
る。そのための構成として、本発明は、底壁と、
この底壁の連続する2辺より立上つた側壁と、前
記側壁の上部を外方に折返して形成された嵌合部
と、底壁の他の連続する2辺より垂下した折曲片
よりなる補強具および側板と底板により被包装品
の角部を受ける形状に形成され、かつ、底板内側
に溝をもつ緩衝材を備え、前記補強具を緩衝材の
内側コーナ部に当接し、その嵌合部を緩衝材の側
壁の上部に嵌め合せ、補強具の底壁より垂下した
折曲片の一つを緩衝材の底板の溝にはめ合せ、他
方の折曲片を緩衝材の底板の開放側の端面に当接
してなる緩衝装置の構成としたものである。
以下、本発明の一実施例を添付図面第1図〜第
6図にもとづき詳細に説明する。
第2図に示すように補強具101は四角形状の
底壁1と、この底壁1の連続する2辺より立上つ
た側壁2,3と、この底壁1の他の連続する2辺
より垂下した折曲片4,5と、前記側壁2,3の
上端を外方向に折返してなる嵌合部を比較的にか
たい合成樹脂、たとえばポリプロピレン、ポリエ
チレンによつて一体に形成してなつている。な
お、嵌合部は側壁2,3の上端を外方向に水平に
折り曲げた天壁6,7と、天壁6,7の先端を下
方に折曲した折返し片8,9と、折返し片8,9
と側壁2,3間に形成される溝14,15よりな
つている。したがつて、この補強具101は底壁
1、側壁2,3で商品の角部を受ける形状をして
いる。
一方、緩衝材10は発泡スチロールよりつくら
れ、底板10aと、この底板10aの一辺を除く
他の3辺より立ち上つた側板10b,10c,1
0dよりなり、2面が開放されて物体の角部を受
ける形状に形成されている。具体的には内側の2
つのコーナ部に前述の補強具101が当接できる
形状となつており、側板10b,10c,10d
は嵌合部が嵌まり合う厚さに形成され、また、底
板10aの内面には2つの補強具101,101
の折曲片4,5がはまり合う溝11,12を形成
している。
前記2つの補強具101,101は第1図に示
すように緩衝材10の内側コーナ部に当接し、そ
の嵌合部を緩衝材10の側板10aと10b,1
0bと10cの上端に嵌めとめ、また、底壁1よ
り垂下した折曲片4,5のうち、一方を溝11,
12にはめ、他方を緩衝材10の底板10aの開
放側の側面に当接させることにより、緩衝材10
に結合される。なお、図中の13は緩衝材10の
側板10b,10c,10dの上端面を示す。
上記のように構成された緩衝装置は包装に際し
て第3図に示すように被包装品16の角部に装着
される。そして緩衝装置を付設した被包装品16
は包装箱17に収納され、第4図に示すように包
装箱17をステツプル18で封緘することにより
包装を完了する。
つぎに輸送時に外力が加わつた状態を第5図、
第6図に示す。
第5図は被包装品16の平面上に力が加わつた
場合の補強具101の効果を示すが、平面に落下
衝撃が加わつたときは、被包装品16は外力19
の方向に移動する。その外力によつて、緩衝材1
0は矢印30の方向にひずみが発生する。従来で
あれば割れ21が発生し、場合によつては飛散す
る。しかし、本実施例の緩衝装置を使用した場合
には、被包装品16の外力19は補強具101に
よつて反力22が働き、外力19を分散すること
ができる。したがつて、従来発生していた緩衝材
の割れ21を緩和することができる効果がある。
第6図は隅角部に力が加わつた場合の補強具1
01の効果を示すが、隅角部に落下衝撃が加わつ
たときは、被包装品16は外力19の方向に移動
する。その外力19によつて緩衝材10は、矢印
20の方向にひずみが発生する。従来であれば割
れ21が発生し場合によつては飛散する。
しかし、本実施例の緩衝装置を使用した場合に
は被包装品16への外力19は補強具101によ
つて反力22の方向に分散することができる。
なお、前記実施例において、補強具101はポ
リプロピレン、ポリエチレンなどのプラスチツク
の射出成型法で作られた一体構造体のものである
が鉄板などの折曲加工品としてもよい。
前記実施例の説明より明らかなように本発明に
よれば、集中した外力を分散し、従来問題となつ
ていた発泡ポリスチレンの割れや飛散を防止する
ことができ、しかも、補強具は接着する必要はな
く緩衝材に嵌合するだけで補強の目的を達成で
き、その結合作業が容易であるとともに結合状態
も安定しており、さらに寸法精度においても変形
の問題はなく、トータルコストが安い優れた効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における緩衝装置を
示す斜視図、第2図は緩衝材に補強具を取付ける
過程を示す分解斜視図、第3図は包装状態を示す
斜視図、第4図は封緘状態を示す斜視図、第5図
は被包装品に底面落下時に外力が加わつた第1図
のA−A断面図、第6図は稜線落下外力が加わつ
た第1図のB−B断面図、第7図は従来の包装状
態を示す斜視図、第8図は緩衝材の割れ状態を示
す斜視図、第9図は従来の補強対策をした緩衝材
の斜視図である。 1……底壁、2,3……側壁、4,5……折曲
片、8,9……折返し片、10……緩衝材、1
1,12……溝、14,15……補強具の溝、1
6……被包装品、101……補強具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 底壁と、この底壁の連続する2辺より立上つ
    た側壁と、前記側壁の上部を外方に折返して形成
    された嵌合部と、底壁の他の連続する2辺より垂
    下した折曲片よりなる補強具および側板と底板に
    より被包装品の角部を受ける形状に形成され、か
    つ、底板内側に溝をもつ緩衝材を備え、前記補強
    具を緩衝材の内側コーナ部に当接し、その嵌合部
    を緩衝材の側壁の上部に嵌め合せ、補強具の底壁
    より垂下した折曲片の一つを緩衝材の底板の溝に
    はめ合せ、他方の折曲片を緩衝材の底板の開放側
    の端面に当接してなる緩衝装置。
JP57064308A 1982-04-16 1982-04-16 緩衝装置 Granted JPS58183463A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57064308A JPS58183463A (ja) 1982-04-16 1982-04-16 緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP57064308A JPS58183463A (ja) 1982-04-16 1982-04-16 緩衝装置

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JPS58183463A JPS58183463A (ja) 1983-10-26
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ID=13254476

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JP57064308A Granted JPS58183463A (ja) 1982-04-16 1982-04-16 緩衝装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211667A1 (ja) * 2017-05-18 2018-11-22 堺ディスプレイプロダクト株式会社 容器
US11091308B2 (en) 2017-09-07 2021-08-17 Sakai Display Products Corporation Container
US11279544B2 (en) 2017-09-07 2022-03-22 Sakai Display Products Corporation Container

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