JPS6030215Y2 - 包装緩衝用パツド - Google Patents

包装緩衝用パツド

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Publication number
JPS6030215Y2
JPS6030215Y2 JP1977150222U JP15022277U JPS6030215Y2 JP S6030215 Y2 JPS6030215 Y2 JP S6030215Y2 JP 1977150222 U JP1977150222 U JP 1977150222U JP 15022277 U JP15022277 U JP 15022277U JP S6030215 Y2 JPS6030215 Y2 JP S6030215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corner
cut
foamed plastic
pad
cushioning
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977150222U
Other languages
English (en)
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JPS5477769U (ja
Inventor
千里 武川
猶幸 本竹
正男 三宅
浩世 平川
Original Assignee
旭ダウ株式会社
日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭ダウ株式会社, 日本電気株式会社 filed Critical 旭ダウ株式会社
Priority to JP1977150222U priority Critical patent/JPS6030215Y2/ja
Publication of JPS5477769U publication Critical patent/JPS5477769U/ja
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Publication of JPS6030215Y2 publication Critical patent/JPS6030215Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は通信機、たんす等の四角の物体の角当等にな
る包装緩衝用稜又はコーナーパッドに関する。
従来、四角の物体の角当用の緩衝用パッドとして断面り
形のものが多く用いられている。
ところが、例えば第1図のように方形の発泡板1,2を
L形に接着して形成した場合、稜部分3には発浮板1が
連続して存在する。
従って、緩断包装する物質に応じ稜又はコーナ一部の緩
衝性能を調整しようとしてもその調整幅が限定される欠
点があった。
すなわち、緩衝用パッドは、ただ被緩衝包装体の表面に
当接させておけばよいと云うものではない。
例えば日刊工業新聞社、昭和48N、2月28日発行の
1プラスチツクフオ一ムハンドブツクJ313〜315
頁″2,3.9緩衝特性ヨに記載のごとく、緩衝材の動
的緩衝特性を考慮して最小最大減速度になる緩衝材の厚
みおよび静的応力(被包装物の重さを被包装物を支持す
る受面積で除した値)を計算して用いる必要がある。
しかし、第1図のごとくL形をなしその稜部分3が発泡
板1が連続して存在し充填された構造では稜部の発泡体
材質、発泡体の存在割合等の条件を選定する自由がない
ので、稜又はコーナ一部を最適の最小最大減速度に調節
することはむずかしい。
例えば、公開特許公報47−6245号のF ig2に
示される構造の緩衝用稜コーナーパッドに於ても、被包
装物品が当接する稜コーナ一部に全て発泡体が充填され
ている構造である為に稜コーナ一部に於る緩衝性能を調
節できない欠点があった。
また発泡体を2個に切り離して後に接着するので、稜コ
ーナーパッドとして重要な被包装物品の稜コーナーが当
接する個所の緩衝強度が緩衝によって接着部剥離が起り
弱いという欠点があった。
そこで、稜コーナ一部の強度を改良する方法に同公報E
ig9に図示される様に発泡体を切り離さすにヒンジ部
分(図面符号48に相当)を残し、かつ ヒンジ部分の
強度を補強する目的で、補強シート(図面符号の46に
相当)を開口裏面に貼着した構造も提案されているが、
この構造では稜コーナ一部に緩衝材が全くない為、稜コ
ーナ一方向に於る緩衝性能が劣る欠点があったし、無為
、緩衝性能を変更することもできない欠点があった。
また、公開特許公報50−2182峰の第3図に図示さ
れる様に稜コーナ一部の空隙部に紙製の中空保持枠を挿
入した構造も提案されているがこの構造では支持片の幅
だけヒンジ部が厚くなはっているが保持枠と緩衝体が接
着されていない為実用上のヒンジ強度は弱い欠点があり
、発泡体でない保持枠の緩衝性能を多く期待できないし
、後述する本考案のパッドごとき複数個の発泡体によっ
て、稜コーナ一部の緩衝性能を調節する機能効果もない
欠点がある。
この考案は上記の従来のL形パッドの欠点を解消したも
のであり、その目的は、発泡プラスチック体を用いて緩
衝包装体に応じて緩衝性能を調節し、最適の最小最大減
速度となし得る包装緩衝用パッドを提案するにある。
以下この考案を図示する実施例により説明する。
例えば、第2図において、弾力性がある発泡プラスチッ
ク直方体4の1表面に垂直で裏面に達しない一条の深い
切込み5を入れ、この切込み8を連結部分をヒンジ部6
となし開くように90°に折り曲げる。
折り曲げてなった2つの切込み面5’、5’で挾まれた
面角部に断面正方形の2個の発泡プラスチック体7,7
を配し、この包装緩衝用パッドは構成されている。
この発泡プラスチック体7は断面1辺が切込み面5′幅
Wに等しく、その長さ1は切込み面長さLより短かく、
発泡プラスチック体7,7間に空隙8を残し、長さ方向
の2面を切込み面5’、 5’に接着し配しである。
このパッドは以上の構成であり、L形の稜部を構成する
2つの切込み面で挾まれた面角部には面角長さより短い
長さの発泡プラスチック体が複数個配しである。
従って発泡プラスチック体の素材(緩衝係数)、配置す
る面角部位置、面角部に占める割合(空隙7の割合)等
を選定することによって、緩衝性能を調節し目的に応じ
た最適の最小最大減速度にすることができる。
面角部に配するプラスチック発泡体の断面は切込み面幅
Wにほぼ等しい直方形でなくてはならない。
Wより大き過ぎても小さ過ぎても、稜を構成する面が一
平面とはならず、角当パッドとして不適当である。
また、プラスチック発泡体の長さ方向の2面ば面角部の
2つの切込み面に接着しておかなくてはならない。
接着することによって稜を構成するプラスチック発泡体
と2辺を構成する発泡プラスチック直方体とが一体とな
り緩衝機能を発現するし、また、パッドのヒンジ部の強
度が向上する効果がある。
この考案で用いる弾力性がある発泡プラスチックとして
包装内容物の特性、たとえば重量の大きいもの、割れや
すいもの、傷のつきやすいものな°どにより、保護の仕
方が相異し、使用する発泡プラスチックが選択されるが
、この考案による緩衝パッドの材料としては、切込み部
を折曲してパッドを、形成するに適した弾力性を備え、
使用するに適した緩衝能力を有する必要があり、発泡プ
ラスチック、(発泡倍率5〜切部)、発泡ポリプロピレ
ン(発泡倍率5〜和倍)発泡ポリ塩化ビニル(発泡倍率
5〜4(2))発泡合成ゴム等が好適である。
発泡倍率5倍未満では緩衝能力が劣り、4咋を越えると
ヒンジ部強度が劣る。
勿論、発泡プラスチック直方体と面角部に配する発泡プ
ラスチック体の素材を別の発泡プラスチック材料となし
、異種の発泡プラスチック体を組合せて緩衝性能の最適
化を図ることもできる。
この考案は以上の通りであり、次の効果をもたらす。
■発泡プラスチック体の選定、組合せによって、使用目
的に対して最小最大減速度の緩衝用パッドとなし、稜ま
たはコーナ一部における最適緩衝性能を容易に付与する
ことができる。
■発泡プラスチック体材料の無駄がなく、組立加工も容
易でパッドコストが低廉である。
■ヒンジ部は強度が高く、切込み面は切り開かれた気泡
からなる微細な凹凸があるので接着強度が高く、パッド
を膜強度となし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のL形角当用パッドの斜視図、第2図は実
施例の切込みを入れた発泡プラスチック直方体の斜視図
、第3図は発泡プラスチック体を面角部に配してなった
包装緩衝用パッドの斜視図である。 1゜ 2・・・・・・発泡体、 3・・・・・・稜部分、4・・・・・・発泡プラスチッ
ク直方体、 5・・・・・・切込み、 5′・・・・・・切 込み面、 6・・・・・・ヒンジ部、 7・・・・・・発泡プラスチク ク体、 訃・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾力性がある発泡倍率5〜4唯の発泡プラスチック直方
    体の面に垂直で裏面に達しない一条の深い切込みをいれ
    、この切込みを開くように90度に折り曲げ、2つの切
    込み面で挾まれた面角部にほぼ断面正方形の複数の発泡
    プラスチック体を配してなり、この発泡プラスチック体
    は断面の1辺が前記面角部の切込み面幅にほぼ等しく、
    その長さが前記面角部の切込み面長さより短かく、その
    長さ方向に沿う2面は前記面角部の切込み面に接着しで
    あることを特徴とする泡装緩衝用バット。
JP1977150222U 1977-11-09 1977-11-09 包装緩衝用パツド Expired JPS6030215Y2 (ja)

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JP1977150222U JPS6030215Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 包装緩衝用パツド

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JP1977150222U JPS6030215Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 包装緩衝用パツド

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JPS5477769U JPS5477769U (ja) 1979-06-02
JPS6030215Y2 true JPS6030215Y2 (ja) 1985-09-11

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JP1977150222U Expired JPS6030215Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 包装緩衝用パツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4818869B2 (ja) * 2006-10-16 2011-11-16 積水化成品工業株式会社 梱包材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021892A (ja) * 1973-06-30 1975-03-08

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JPS5021892A (ja) * 1973-06-30 1975-03-08

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JPS5477769U (ja) 1979-06-02

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