JPS5931587Y2 - ブラウン管包装体 - Google Patents

ブラウン管包装体

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JPS5931587Y2
JPS5931587Y2 JP1978091223U JP9122378U JPS5931587Y2 JP S5931587 Y2 JPS5931587 Y2 JP S5931587Y2 JP 1978091223 U JP1978091223 U JP 1978091223U JP 9122378 U JP9122378 U JP 9122378U JP S5931587 Y2 JPS5931587 Y2 JP S5931587Y2
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JP
Japan
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cathode ray
ray tube
package
packaging
panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978091223U
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English (en)
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JPS557791U (ja
Inventor
睦夫 遠藤
Original Assignee
積水化成品工業株式会社
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS557791U publication Critical patent/JPS557791U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブラウン管包装体に関し、ブラウン管の輸送
および保管を破損なく良好な状態で行なえるようにした
ものである。
従来におけるブラウン管完成品の輸送および保管にはバ
ッキングケースが使用されているが、ブラウン管の形状
は本体部となるパネルおよびこれに続くファンネルさら
にはネック部を有した包装し難い形態を有しているため
、バッキングケース内に段ボール紙等を組んで、できる
だけ揺動しないように梱包していた。
またブラウン管の映像側となるフェースプレートの部分
にスポンジ筒の緩衝材を当てがい、その保護をはかつて
いた。
しかしながら上記梱包は非常に面倒なほか、ブラウン管
に沿い難く安定性を欠くため、輸送その他の取扱い上振
動等によってブラウン管は揺動して破損し易い欠点があ
った。
そのため、ブラウン管に対しては、どうしても過剰とも
思える包装を行ない勝ちになるが、却って、ネック部側
に包装材が当接して振動発生時等に強く包装体と接触し
たりして損傷発生等悪影響を受ける嫌いがあった。
ところが、ブラウン管自体の重量安定性を検討してみる
と、フェースプレートを含むパネル側に重量の殆んどが
占められているため、このパネル側を主にして挟持して
やれば充分安定的なものとなり、ネック部側はむしろ挾
持したりしない方が損傷防止等の点でも好ましいことを
研究の上知見したゆえ、この考案では上記知見に基づき
前述したような従来技術の欠点および不便を解消できる
ブラウン管用の包装体として過剰包装することのないも
のを提供することに成功したものであり、その構成とし
ては、合成樹脂のほぼ平板状をなす発泡体によって形成
とされた2個1対の包装体を有し、これら2個1対の包
装体により、ネック部の軸をほぼ水平状態に配置したブ
ランウ管を上下から挾持するブランウ管包装体において
、2個の包装体は同外形で、互に対向する面にはブラウ
ン管のパネル上下部およびパネルに続くファンネル部の
上下部に搬入する凹部を、互の対応位置に形成し、さら
にブラウン管を搬入した包装体間の空隙がブラウン高さ
の50〜85%を有するとともにブラウン管のネック部
を上記空隙個所に浮かして2個の包装体間にブラウン管
を挟持できるようになし、上記凹部にはブラウン管のフ
ェース面に対向する部分のうち左右を残して中央寄りに
空間部を形成したことを特徴とするものである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
1はほぼ平板状をなす倒えば発泡ポリスチレン等の合成
樹脂の発泡体にて形成されたブラウン管包装体であって
、該包装体1は2個1対の同外形に形成してあり、両者
間にはネック部103の軸をほぼ水平状態に配置したブ
ラウン管10が挟持されるように組合せられる。
2,2は互の包装体1,1の対向する面の対応位置に形
成したブラウン管挟持用の凹部であって、ブラウン管1
0の長辺す側を水平に配置して且つ12個の包装体1,
1間にブラウン管10の高さhの50〜85%の空隙C
を残してブラウン管10のうちフェースプレート100
を含む本体部となるパネル101の上下部およびパネル
101に続くファンネル102の一部上下部を嵌入でき
るように形成されている。
そしてブラウン管10のネック部103を上記空隙C個
所に浮かして2個の前記包装体1,1間にブラウン管1
0を挟持できるようにしであるものである。
200は上記凹部2においてブラウン管10のフェース
面100に対向する部分のうち、保持が弱くならないよ
うに左右を残して中央寄りに形成した空間部であり、保
持が弱くならない程度で図のごとくできる丈フェース面
100との接触を避けるべく幅広く形成するのが望まし
い。
なお、上記図示する場合はブラウン管の長辺を水平に配
置して挾持されることになるが、短辺を水平にして挾持
することも可能である。
また第1図では上記四部2を4個、第3図では凹部2を
8個、第6図では12個を形成した場合を示しているが
、■個の場合のほか、上記と異なる数を形成する等凹部
2の個数については実施上自由に決定できる。
なお、図中の3は包装体1に形成した貫通孔でブラウン
管収納時に押圧される空気逃げ用のものである。
20はバッキングケース等の外箱である。さらに包装体
1を形成する合成樹脂の発泡体としては、上記した発泡
ポリスチレン以外のものを使用することもでき、例えば
エチレン単独重合体、エチレン−酢酸ビニルのごときエ
チレン共重合体、プロピレン単独重合体等のポリオレフ
ィン系樹脂に対し、スチレン、メチルスチレンの単独重
合体、スチレン−アクリロニトリル等のポリスチレン系
樹脂とを混合した樹脂、さらにはポリオレフィン系樹脂
とポリスチレン系樹脂とが化学的に結合した、例えばポ
リオレフィン系樹脂にスチレン単量体を含浸せしめ、該
単量体を上記ポリオレフィン系樹脂中でグラフト重合し
た、樹脂等の発泡体が好適である。
上記したこの考案によるブラウン管包装体の使用につい
ては、合成樹脂のほぼ平板状をなす発泡体によって形成
された同外形の包装体1を2個1対にして使用するもの
で、各包装体1,1は対向面にて互の対応位置に凹部2
,2が形成されであるので、凹部2,2内にブラウン管
の一部を嵌入して挾持すればよいものであり、この考案
の場合特に凹部2,2は、2個の包装体1,1間にブラ
ウン管高さhの50〜85%の空隙Cを残してブラウン
管10のパネル101上下部およびパネル101に続く
ファンネル102の上下部を嵌入できるものゆえ、ブラ
ウン管10のネック部103を上記空隙C個所に浮かし
た状態にして2個の包装体1,1間にブラウン管10を
挟持して包装することになる(第2図〜第4図参照)。
従ってこのような挟持状態ではブラウン管10として重
量の大半を占めるパネル101側を主として挟持するの
で、その挾持状態も前記したごとく包装体1,1間の空
隙Cがブラウン管10の高さhの50〜85%、言い換
えるとブラウン管10に対する挟持が双方の包装体1,
1の凹部2,2を合わせても前記高さhの50〜15%
の少ない率の挟持丈でも輸送その他の取扱い上、揺動な
く充分に安定性は維持でき、しかもブラウン管10とし
て損傷性の高いネック部103を空隙C個所に浮かせて
位置させるものゆえ、却ってネック部103は他物との
接触をなくし損傷発生のおそれを解消できることになる
従って、過剰な包装をなくシ、はぼ平板状をなす合成樹
脂の発泡体からなる成形容易な2個1対の簡単な構造の
包装体にて、ブラウン管を揺動のおそれなく安定性良好
で且つ包装素材節約の果せる包装にてコスト上も安価適
切な包装を実現できることになる。
さらにほぼ平板状のものゆえ使用前における包装体の積
重ねての保管、運搬について嵩低き取扱いが可能となる
特に包装体1として複数位置に凹部2を形威したものを
図のごとく用いると複数のブラウン管10が一度に包装
体1,1間に挟持された状態で包装されることになり、
しかも包装体1,1の外形は同形ゆえバッキングケース
等の外箱20への収納もし易くて少ないスペースを有効
に利用した好適な梱包を果し得る。
また、外形が同じ包装体1,1の互の対向面にて対応位
置に形威しである上記凹部2,2には、ブラウン管10
のフェース面100に対向する部分に左右を残して中央
寄りに空間部200を形威しであるので、包装体1,1
はブラウン管挟持に必要なフェース面100左右での保
持を維持しつつフェース面100との接触をできる丈少
なくしてフェース面100をほこりなどによって傷付け
たりするのを極力防止できるほか、空間部200はブラ
ウン管嵌入時の凹部側での空気抜きにも役立っている。
なお、この考案の包装体はブラウン管の完成品のみでな
く、ブラウン管製造用の漏斗状をなす素材パルプの場合
にも完成品と殆んど変りなく包装使用できる。
以上のようなこの考案によるブラウン管包装体によれば
、輸送およびその他の取扱いの上でもブラウン管の揺動
を防止するのに好適な挟持状態での包装を過剰包装する
ことなく安価に実現でき、しかも合成樹脂の発泡体特有
の緩衝性とも相まって被包装物のブラウン管の破損防止
に寄与できる等優れた実用的効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は包装体の一方を示す平面図、第2図は梱包使用時の一
部断面図、第3図は変更例による包装体の一方を示す平
面図、第4図は前面I■−IV線に沿って断面したもの
を一対にした使用状態図、第5図は第3図v−v線にお
ける断面図、第6図はさらに変更例による包装体の一方
を示す平面図である。 1.1・・・・・・包装体、2,2・・・・・・凹部、
3・・・・・・貫通孔、10・・・・・・ブラウン管、
100・・・・・・フェースプレート、101・・・・
・・パネル、102・・・・・・ファンネル、103・
・・・・・ネック部、h・・・・・・ブラウン管の高さ
、C・・・・・・包装体間の空隙、200・・・・・・
空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 10合酸相脂のほぼ平板状をなす発泡体によって形成さ
    れた2個1対の包装体を有し、これら2個1対の包装体
    により、ネック部の軸をほぼ水平状態に配置したブラウ
    ン管を上下から挟持するブラウン管包装体において、2
    個の包装体は同外形で、互に対向する面にはブラウン管
    のパネル上下部およびパネルに続くファンネル部の上下
    部に搬入する凹部を、互の対応位置に形成し、さらにブ
    ラウン管を搬入した包装体間の空隙がブラウン管高さの
    50〜85%を有するとともにブラウン管のネック部を
    上記空隙個所に浮かして2個の包装体間にブラウン管を
    挟持できるようになし、上記凹部にはブラウン管のフェ
    ース面に対向する部分のうち左右を残して中央寄りに空
    間部を形成したことを特徴とするブラウン管包装体。 2、凹部が包装体の複数位置に形成されてなる上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のブラウン管包装体。 3、各包装体が発泡ポリスチレンからなる上記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のブラウン管包装体。 4、各包装体が発泡ポリスチレンと発泡ポリエチレンと
    を化学的に結合させたものからなる上記実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のブラウン管包装体。
JP1978091223U 1978-06-30 1978-06-30 ブラウン管包装体 Expired JPS5931587Y2 (ja)

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JPS557791U JPS557791U (ja) 1980-01-18
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ID=29020296

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825581B2 (ja) * 1988-07-11 1996-03-13 日本碍子株式会社 碍子の梱包容器
WO2021029112A1 (ja) * 2019-08-09 2021-02-18 株式会社村田製作所 部品収納用トレイ

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JPS5537508U (ja) * 1978-08-31 1980-03-11

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JPS557489Y2 (ja) * 1972-04-07 1980-02-19
JPS5642222Y2 (ja) * 1976-05-26 1981-10-02

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JPS5537508U (ja) * 1978-08-31 1980-03-11

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