JPS6240797Y2 - - Google Patents

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JPS6240797Y2
JPS6240797Y2 JP9342985U JP9342985U JPS6240797Y2 JP S6240797 Y2 JPS6240797 Y2 JP S6240797Y2 JP 9342985 U JP9342985 U JP 9342985U JP 9342985 U JP9342985 U JP 9342985U JP S6240797 Y2 JPS6240797 Y2 JP S6240797Y2
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punch
punching
stripper
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wiring board
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JP9342985U
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  • Details Of Cutting Devices (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プレスによる平板状材料等の打抜き
加工装置に係り、特にガラス繊維を基材とし、合
成樹脂等を含浸せしめ積層硬化したプリント配線
板等の打抜き加工のために工夫された装置に関す
るものである。
従来プリント配線板等の平板状材料に対する打
抜き加工等に用いられる打抜き装置の主要部は、
一般的に第1図に示す如き構造を有す。
同図において、プリント配線板等を打抜くべき
ポンチ11は、その上端部においてポンチパツト
12に圧入され、ポンチ11とポンチパツト12
とを固着することによりポンチ11は保持されて
いるポンチパツト12の上辺部にはコーキングさ
れたポンチ11を補強するバツクプレート13が
取付けられており、該バツクプレート13はシヤ
ンク14を介して軸(上下動軸、図示せず)に連
結されている。また、前記ポンチパツト12より
吊ボルト15,15′とスプリング16,16′と
により、ストリツパー17がポンチパツト12よ
り懸架されている。該ストリツパー17にはポン
チ11と嵌合し、ポンチ11が滑動しうる如き透
孔18が配設されている。一方、ストリツパー1
7の下位置にポンチ11の外形と同一形状をなす
透孔19を有するダイス20が配設される。そし
て打抜き加工すべき被処理プリント配線板21
は、打抜き加工すべき部分がダイス20の透孔1
9に位置合わせされて載置される。
このような状態で打抜き加工をなすには、上下
動軸の下降動作(押下ストローク)により、まず
ストリツパー17の下面がプリント配線板21に
接触し、該プリント配線板21はスプリング1
6,16′により加圧され保持される(押下スト
ロークの途中)。上下動軸の引続く降下によりポ
ンチ11がプリント配線板21に圧入され、ダイ
ス20の透孔19の上端部へシアリングされ、プ
リント配線板21は所望の形状に破断され打抜か
れる(最押下状態)。
ポンチ11は、プリント配線板21の板厚に対
し通常80〜110〔%〕のストロークとなり、この
間ポンチ11の周辺の相応部分でプリント配線板
21の破断面と接触する。
次いで、ストリツパー17がプリント配線板2
1をダイス20に圧接した侭の状態で、ポンチ1
1はストリツパー17の透孔18を摺動しながら
上昇する(上昇ストローク)。
この時、ポンチ11のプリント配線板21の破
断面と接触した部分に付着するプリント配線板2
1の破断物がポンチ11とストリツパー17の透
孔18との摺動部に侵入して、ポンチ11とスト
リツパー17の透孔18との摺動面を摩耗せしめ
る。
特にプリント配線板21の基材としてガラス繊
維が用いられている場合には、上述の摩耗が顕著
である。
剰つさえプリント配線板を打抜き加工する場合
には、一般的な金属平板を打抜さ加工する場合と
異なり、ポンチ11とストリツパー17の透孔1
8との摺動部に減摩油を用いる事が出来ず、該摩
耗は更に進捗し、ストリツパー17の透孔18が
ポンチ11の上下動を規定して、打抜き精度をよ
り高精度たらしめる如き場合は、該摩耗によつて
ポンチ11とストリツパー17の透孔18との摺
動部に間隙を生じ、期待するポンチの打抜き精度
が得られない。
また、ポンチ11とダイス20の透孔19との
嵌合が不良となりポンチ11の折損事故を招くほ
か、ポンチ11の先端部が摩耗して良好な打抜き
結果が得られなくなる。
本考案は係る事態に鑑み、基材としてガラス繊
維を用いたプリント配線板の打抜き加工等におい
て、当該プリント板の破断末によつてポンチ及び
ストリツパーの透孔が摩耗することを防止して高
い打抜き加工精度を長期間に亘つて保持し、且つ
打抜型の使用寿命をより延伸せしめることを目的
としたものである。
このため本考案によれば、被処理体を押圧部材
により基盤に押圧保持しつつ、前記押圧部材に設
けられた貫通孔内を上下動するポンチによつて前
記被処理体に打抜き加工を施す打抜き加工装置に
おいて、前記押圧部材の前記被処理体側面に半開
口を設け、前記半開口を通して前記ポンチに対し
て気体を吹き付けつつ打抜き加工を行なう打抜き
加工装置が提供される。
即ち、本考案は打抜き装置のポンチがストリツ
パーの透孔を摺動して加工すべきプリント基板を
打抜き破断し、ポンチが打抜かれたプリント配線
板より再び上昇する時に、ポンチのプリント配線
板の破断面と接触した部分に付着するプリント配
線板の合成樹脂及びガラス繊維の破断物が、スト
リツパーの透孔との活動部に侵入する事を防止す
るため、常時嵌合している上部の嵌合を残して、
例えばストリツパーの該透孔部の厚み方向の概ね
1/2の下端部の内径をポンチの外径より大ならし
め、当該部に常時高圧圧縮空気を噴出してポンチ
の外側に付着して上昇するプリント配線板の破断
物を除去せしめる如きものである。
本考案によれば、打抜き加工をなして上昇する
ポンチに付着する被打抜体の破断物を常時高圧圧
縮空気の吹き付けによつて除去するために、高圧
圧縮空気の噴出より、より上端に位置するポンチ
と摺動するストリツパーの透孔部との間に破断物
が侵入することなく、ポンチとストリツパーの透
孔との摺動面の摩耗が進捗されず、当該部分の寿
命が短縮される事がない。従つてポンチの保持精
度が劣化することなく、高い位置精度の打抜き加
工をなし得るものであり、従つて打抜き装置のメ
ンテナンス費用も少なく、打抜き装置の稼動率を
高く執り得る。
また、打抜き装置が不用意に部分的に摩耗され
ないため、ポンチの折損事故の発生も防除するこ
とが可能である。
また、ポンチが被処理物に孔をあけた後、少な
くとも少し引き上げた状態ではストリツパーの透
孔部より下方に高圧圧縮空気が常時噴流している
ために、ストリツパーの透孔部の下方に位置する
被打抜き体、ポンチによつて打抜かれた被打抜き
体の破断された内面及びダイスの内面に付着する
破断物も除去され、ダイスの寿命の低下を防止る
とともに、打抜き加工範囲の上の方では被打抜き
体及びダイスの上面を清掃し、作業性を高め得る
ものである。
次に、本考案を実施例によつて説明する。第2
図は、本考案の実施例にかかる打抜き装置と、該
打抜き装置によつて打抜き加工される、例えばガ
ラス繊維を基材とし当該ガラス繊維にエポキシ樹
脂を含浸せしめて、その表面の片面若しくは両面
に銅箔を貼着し積層し、平板上に固化せしめた例
えば1600〔μm〕厚のプリント配線板を示す。同
図において、前記第1図に示される部位と同一部
位には同一符号を付している。
当該打抜き処理において、該被処理プリント板
21に設けられる孔は、例えば該プリント板の外
周部に設けられて、後のプリント配線板の加工の
際の位置決めのために用いられるパイロツト透孔
(内径8.0〔mmφ〕)である。
打抜き装置はストリツパー17を除いて、前記
第1図に示す構造と同様な構成を有し、直径8.0
〔mmφ〕のポンチ11と、当該ポンチ11を保持
するポンチパツト12と、ポンチ11との固着を
助けるバツクプレート13と、打抜き部とプレス
の上下動軸とを連結するシヤンク14と、ポンチ
パツト12に吊りボルト15,15′とスプリン
グ16,16′とを介して懸架されたストリツパ
ー17とを有し、また、前記ストリツパー17の
下方にダイス20が配置される。
この時、ポンチ11の中心軸とストリツパー1
7の透孔18及びダイス20の透孔19との中心
軸は合致される。
そして打抜き加工すべき被処理プリント配線板
21は、ダイス20上に載置される。
このような打抜き装置において、本考案によれ
ばストリツパー17のポンチ11が被処理プリン
ト配線板21に対して突出される主面において、
前記ポンチ11が突出される孔の周囲より大径の
半開口22が設けられ、更に一端が前記半開口2
2に連通する空気導入管23が配設される。
そして前記空気導入管23の他端には、可撓性
部材から構成されるパイプ24を介して空気圧縮
機25が接続される。
このような構成を有する打抜き装置を用いての
前記プリント配線板21の打抜き加工にあつて
は、まず上下動軸の下降によつて、ストリツパー
17がプリント配線板21をダイス20に押付け
る。この時、ストリツパー17はスプリング1
6,16′によつてプリント板21を弾性的にダ
イス20へ押圧する。
かかるプリント配線板の保持状態において、前
記上下動軸の引き続いての下降によりポンチ11
が下降して、前記プリント配線板21を貫通し、
当該プリント配線板21に所望の孔が形成され
る。この時、ポンチ11の先端はプリント配線板
の裏面から該プリント配線板21の板厚の0.8〜
1.1倍の距離まで挿入される。
かかる打抜き処理の後、前記上下動軸の上昇に
よりポンチ11更に引き続いてストリツパー17
が上昇し、プリント配線板21の取出しが可能と
される。
このような打抜き処理の際、本考案によれば、
前記ストリツパー17の半開口22へ空気圧縮機
25からパイプ24を通して圧縮空気(空気圧2
〔Kg/cm2〕)を導入し、ポンチ11の周囲に噴出さ
せる。
このため前記、前記打抜き加工の際、ポンチ1
1の周囲に付着したプリント配線板21の構成部
材(エポキシ樹脂、ガラス繊維)の破断物は、か
かるポンチ11が引上げられる際に前記圧縮空気
によつて吹き飛ばされて除去される。
従つてポンチ11がストリツパー17の透孔1
8と摺動する上部に残された嵌合部分にプリント
配線板21の破断末を持ち込むことはなく、スト
リツパー17の摩耗を進捗することはない。
このようなポンチ11の清浄化によつて、スト
リツパー17の寿命を従来に比べ2倍以上に延伸
することが可能である。
なお、上記実施例にあつては1本のポンチを用
いての打抜き加工について述べたが、複数本のポ
ンチを具備する打抜き装置型においても圧縮空気
の配管を分岐することにより全く同様な効果を得
ることが可能であり、また、ストリツパー内で配
管をなすのにストリツパーの−の厚さの板を2枚
結合して構成する如くなし、空隙部を有するスト
リツパーに開溝し、該開溝部に配管をなすことに
より、上述の孔作業を簡易になすことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の打抜き装置の主要部の構造を示
す断面図、第2図は本考案にかかる打抜き装置の
主要部の構成を示す断面図である。 11……ポンチ、12……ポンチパツト、17
……ストリツパー、20……ダイス、22……半
開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ポンチ係合孔を有するダイ部と、該ダイ部と対
    向するポンチと、該ポンチと係合し、ポンチ動作
    ストロークの最押下時にはポンチを突出させる嵌
    合孔を有し、ポンチ動作ストロークの途中から介
    在する被処理体を弾圧する如く構成された押圧部
    材とを有し、該ポンチを該ダイ部のポンチ係合孔
    に挿入して該被処理体に打抜き加工を施す打抜き
    加工装置において、 前記押圧部材の嵌合孔の一部をダイ部に対向す
    る側で大径にすることにより、ダイ部側に開口す
    るとともに、押下時には被処理体により閉ざされ
    る半開口とするとともに、該半開口に連通する圧
    縮気体導入用の導入管を設け、ポンチ動作中に圧
    縮気体を供給しつつ打抜き加工を行うことを特徴
    とする打抜き加工装置。
JP9342985U 1985-06-20 1985-06-20 打抜き加工装置 Granted JPS6116299U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9342985U JPS6116299U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 打抜き加工装置

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JP9342985U JPS6116299U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 打抜き加工装置

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JPS6116299U JPS6116299U (ja) 1986-01-30
JPS6240797Y2 true JPS6240797Y2 (ja) 1987-10-19

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ID=30651102

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JP9342985U Granted JPS6116299U (ja) 1985-06-20 1985-06-20 打抜き加工装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373787A (ja) * 1989-08-14 1991-03-28 Toshiba Corp マンコンベヤ
JP2511207B2 (ja) * 1991-05-10 1996-06-26 ヤマハファインテック株式会社 パンチ機構
JP2006334709A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Gunze Ltd 基準孔形成装置、及びその方法
JP5794653B1 (ja) * 2015-05-27 2015-10-14 命得 金城 スチームトラップ

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