JPS6240514Y2 - - Google Patents

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JPS6240514Y2
JPS6240514Y2 JP13186882U JP13186882U JPS6240514Y2 JP S6240514 Y2 JPS6240514 Y2 JP S6240514Y2 JP 13186882 U JP13186882 U JP 13186882U JP 13186882 U JP13186882 U JP 13186882U JP S6240514 Y2 JPS6240514 Y2 JP S6240514Y2
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JP
Japan
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lever
electrode
movable
shaft
spring
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JP13186882U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は主電路を断路した後補助電極内にて負
荷開放する補助電極の自動復帰機構に関するもの
である。
目 的 本考案の目的は構造が簡単で新規な負荷開閉器
における補助電極の自動復帰機構を提供すること
にある。
実施例 以下、この考案を柱上用開閉器に具体化した一
実施例を第1図〜第24図に従つて説明する。
電柱1の上部にはアーム2を介して各相毎に断
面〓状の台座3が固着されている。第2図及び第
5図に示すように同台座3の中央一端部寄りには
上下を貫通する軸受メタル4がボルト5着される
とともに同軸受メタル4には回転台6がその下端
部に突設した支持軸7にて回動可能に挿通支持さ
れている。そして、回転台6の上面には可動支持
碍子8がボルト9着されている。
又、台座3の他端部上面には逆チヤンネル状の
支持台10が固着されるとともに、同支持台10
上面には固定支持碍子11がボルト12着されて
いる。
前記回転台6の外端(第5図において右端)に
はレバー13が一体に形成され、同レバー13に
は各相共通の連結リンク14が回動可能に軸着さ
れて(第1図参照)、各相一斉に投入開放可能に
なつている。
又、回転台6の内端(第5図において左端)に
設けた突部6aにはその上下両面を挾着するよう
に一対のバネ支持板15の一端が回動可能に軸1
6着されている。そして、バネ支持板15の他端
は前記支持台10と台座3間にて止着されたピン
17に対し、他端部側から切込み形成した係合溝
18にて摺動可能に係合されている(第4図及び
第5図参照)。
前記ピン17の中央部には前記バネ支持板15
の他端部間に位置する複数個の座金19が嵌合さ
れている。
バネ支持板15に巻装された電磁反発力吸収用
のバネ20はその一端がバネ支持板15の一端に
形成した係止段部15aに係止されるとともに他
端がピン17に係止されている。従つて、回転台
6、バネ支持板15、バネ20とによりピン17
と支持軸7との軸心間を結ぶ直線をデツドポイン
トとするトグル機構が構成されている。なお、こ
の実施例では支持軸7が45度を越えて投入又は開
放方向へ回動することにより軸16が前記デツド
ポイントを越えるようになつている。
前記レバー13の下面にはリブ13aが突設さ
れ、回転台6を前記デツドポイントから45度投入
方向へ回動した際に台座3上面側部に設けたスト
ツパ21に対して係止され、投入状態を保持する
ようになつている。
なお、86は台座3の両端に掛装された一対の
碍子用の引止金具、87は台座3の側部中央に設
けられたアーム端子である。
この可動支持碍子8に設けられる可動電極部A
について説明する。
第2図及び第6図に示すように前記可動支持碍
子8の上端面には先端部が上方へ略階段状に屈曲
され、固定支持碍子11側に延出する支持板22
が固着されるとともにその中央には支持板22を
挿通する支持ボルト24が立設されている。
前記支持ボルト24には締付ナツト25が螺合
される上端を除いてスペーサ26が挿貫され、そ
のスペーサ26の上部には前記締付ナツト25下
面に係止される上部アーキングホーン27a及び
同アーキングホーン27aと上下対称状に形成さ
れた下部アーキングホーン27bとが基端部にて
挿貫されている。
さらに、スペーサ26において両アーキングホ
ーン27a,27b間には固定支持碍子11と反
対側に延出される接続端子28が挿貫されてい
る。同じくスペーサ26において下部アーキング
ホーン27bと支持板22間には両者27b,2
2にて両端が係止されるコイルスプリング29が
圧縮状態で巻装され、前記接続端子28を両アー
キングホーン27a,27b間に挾着状態にて保
持するようになつている。接続端子28の先端に
は圧着端子23が取着されている。
なお、スペーサ26において上部アーキングホ
ーン27a、締付ナツト25間及び下部アーキン
グホーン27bとコイルスプリング29間には座
金30が挿貫されている。
固定支持碍子11側へ先端が延出される前記両
アーキングホーン27a,27bはその中央部基
端側にて互いに離間方向へ略階段状に屈曲形成さ
れている。そして、上下両中央部間に配置される
スペーサ31を貫通する取付ボルト32により前
記支持板22の先端部に締付固定されている。な
お、同スペーサ31により両アーキングホーン2
7a,27bの中央部間の距離を一定にしてい
る。又、両アーキングホーン27a,27bの前
記階段状の屈曲部近傍には両基端部間に配設され
るスペーサ33を貫通するボルト34が挿通さ
れ、下部アーキングホーン27bから突出した先
端部にナツト34aが締付けられている。そし
て、同スペーサ33により上下両アーキングホー
ン27a,27bの基端部間の距離を一定に保持
している。
上下両アーキングホーン27a,27b先端部
は互いに内方へ断面凹状に屈曲形成されるととも
に端面中央から長手方向にスリツト35が切込み
形成されている。さらに、両先端部には下部アー
キングホーン27b下面に基端が係止される係合
ピン36が前記スリツト35の一部を介して遊挿
されている。そして、同係合ピン36の上部アー
キングホーン27aから突出した先端部には割り
ピン37が止着されるとともに、同割りピン37
下面に係止される座金38が挿通され、同座金3
8と上部アーキングホーン27aとの間において
両者27a,38にそれぞれ一端が係止され圧縮
状態にて巻装されるコイルスプリング39が配設
されている。
従つて、同上下両アーキングホーン27a,2
7b先端部はコイルスプリング39により互いに
接近する方向に付勢されている。
又、上下両アーキングホーン27a,27bの
中央部先端側においてそれぞれ対応する内面には
一対の補助電極40の基端が両アーキングホーン
27a,27bに挿通される共通のピン41によ
りかしめ着されている。同補助電極40は互いに
上下対称になるように先端部が内方へ略階段状に
屈曲形成されるとともに前記係合ピン36に対し
て上下動可能に遊挿され、先端ほど両者が互いに
接近するようになつている。そして、同先端部の
投入方向側側部には第3図に示すように上下両ア
ーキングホーン27a,27bの側部よりも突出
するように可動補助接点42が設けられている。
なお、43は両補助電極40の先端部間におい
て、係合ピン36に遊挿された複数個の規制板で
あつて、開放時には前記補助電極40先端が係止
して両補助電極40先端部が一定以上接近出来な
いようになつている。
前記上下両アーキングホーン27a,27b、
係合ピン36、補助電極40により可動電極部A
が構成されている。
次に固定支持碍子11上に設けられる固定電極
部Bについて説明する。
第2図に示すように固定支持碍子11の上端面
にはL字状の支持部材44が固着され、その側部
には固定電極46に直交状にボルト47着されて
いる。可動支持碍子8側に延出される前記固定電
極46の先端部には投入方向へL字状に屈曲され
る固定主接点45が形成され、前記上下両アーキ
ングホーン27a,27bの先端部の可動接点2
7cに挾入可能に対応している。
同固定主接点45の可動支持碍子11側の側部
には第3図及び第6図に示すように固定補助接点
48である消弧メタルが固定電極46先端部より
も投入方向へ突出するようにボルト49着され、
前記両補助電極40先端の可動補助接点42に対
し挾入可能である。固定電極46の基端部には電
源側口出線用の圧着端子50が取着されている。
前記支持部材44上部に固着された固定側の補
助電極51は第3図に示すように台座3に対して
直交状にかつ水平状に配置され、消弧装置を内装
する筒状碍子52とその先端に固着された開閉リ
ンク機構を内装した操作ケース53とよりなつて
いる。
次にこの補助電極51の消弧装置を第7〜11
図に従つて説明する。
第8図に示すように筒状碍子52の先端に固着
された操作ケース53の基端部には筒状碍子52
内を遊挿した絶縁筒54が螺合されている。筒状
碍子52基端から突出した前記絶縁筒54の基端
部外周には筒状碍子52の基端部をゴム等の緩衝
部材55を介して被冠するように取付金具56が
螺合されている。
なお、筒状碍子52基端部に対し緩衝部材55
を介して当接される取付金具56のフランジ57
と筒状碍子52間にはセメンチングを行うものと
する。
前記取付金具56のフランジ57下部には第7
図に示すように前記支持部材44に取着するため
のボルト44a挿通用の透孔57aが形成されて
いる。
第8図に示すように前記絶縁筒54の内周基端
部には取付金具56内に螺入される筒状の導電金
具59の内端部が嵌入されている。同導電金具5
9には耐弧メタル60が一体状に設けられてい
る。又、絶縁筒54の内周中央部から先端部には
前記耐弧メタル60に当接する消弧筒58が嵌合
されている。なお、取付金具56の先端部に対し
てキヤツプ61が被冠するように取着されてい
る。
次にリンク機構を説明する。
前記消弧筒58及び導電金具59内において軸
心方向に沿つて往復動可能に収納される電極棒6
2はその外端に消弧棒63、及び前記耐弧メタル
60に接離可能にした耐弧メタル64が固着され
ている。そして、同電極棒62の内端には第10
図に示すように一対の作動リンク65の一端が同
外端を挾むように回動可能に軸着されている。さ
らに両作動リンク65の他端は操作ケース53の
一側部に設けたガイド板66において筒状碍子5
2の軸心方向と直交する方向に沿つて透設される
長孔67に摺動可能に挿通される可動軸68の両
端に対して回動可能に軸着されている。
前記ガイド板66の長孔67に対応する操作ケ
ース53の他側部側には第7図に示すように天板
69及び底壁70にそれぞれ上端部及び中央部が
回動可能に支承される駆動軸71が配設されてい
る。そして、同駆動軸71には前記可動軸68の
両端に一端をそれぞれ係着した一対の付勢バネ7
2の他端を係着し、可動軸68を駆動軸71方向
へ付勢するようにしている。
同駆動軸71に固着された一対の駆動レバー7
3は先端部が前記両作動リンク65のそれぞれ上
方及び下方に配置されるとともに扇形状に形成さ
れ、その先端部に透設した円弧状の係合孔74に
は前記両作動リンク65の略中央部に挿通止着し
た軸75の両端がそれぞれ摺動可能に挿通されて
いる。そして、同係合孔74から上下にそれぞれ
突出した軸75の両端には前記駆動軸71に対し
自由回動可能に軸支された一対の揺動リンク76
の一端がそれぞれ回動可能に軸着されている。
又、第10図に示すように両駆動レバー73間
において中央部基端寄りに設けた連結ピン77に
は駆動レバー73を常に投入方向に付勢するコイ
ルバネ78が係着されている。なお、このコイル
バネ78は前記付勢バネ72の付勢力よりも大き
なものを使用するものとする。
そして、同コイルバネ78を蓄勢しながら駆動
レバー73が開放方向へ回動した際に係合孔74
の一端74aが軸57に係合し、作動リンク65
を介して、電極棒62を開放方向へ動作し得るよ
うにしている。
又、前記付勢バネ72の付勢力により駆動軸7
1を介して、駆動レバー73を投入方向に回動し
た際に前記係合孔74の他端74bが軸75に係
合し、作動リンク65を介して電極棒62を投入
動作し得るようにしている。
前記駆動軸71において操作ケース53下面か
ら突出した下端部には第7図及び第11図に示す
ように横U字状に湾曲形成した取付部材79の基
端部に挿通取着されている。なお、この取付部材
79は上下両壁に形成した駆動軸71挿通用の挿
通孔80に向かつて基端からスリツト80aが切
込み形成され、そのスリツト80aに対応する基
端両側部に挿通孔80を縮径するボルト81が挿
通され、このボルト81を締付けることにより前
記駆動軸71に対し固定される。
この取付部材79の上下両壁先端部は第3図に
示すように投入状態における可動電極部Aの係合
ピン36に向かつて延出されるとともにその右側
部(第3図及び第11図において)間は開放さ
れ、又、左側部(第3図及び第11図において)
間にはストツパ兼用の側壁79aが設けられてい
る。
前記取付部材79の上下両壁間中央部には導電
材からなる係合レバー82が揺動可能に軸83着
されている。同係合レバー82の基端部は側壁7
9aに遊挿されるバネ支持杆84が貫通係止さ
れ、外部に突出したバネ支持杆84先端部と側壁
79a間においてバネ支持杆84に巻装されたバ
ネ85により側壁79aに対し常には係合保持さ
れている。
そして、係合レバー82先端部は第8図に示す
ように〓字状に屈曲されるとともに常には投入保
持状態における可動電極部Aの係合ピン36に対
し開放側側部に係合可能に近接配置されるように
なつている。
従つて、第12図に示すように開放動作される
可動電極部Aの係合ピン36が係合レバー82に
係合した際に取付部材79が係合レバー82と一
体状に開放動作される。
さらに前記動作により駆動軸71を介して開放
駆動される前記リンク機構において第9図に示す
ように作動リンク65の軸75が駆動軸71と可
動軸68を結ぶデツドポイントを若干越え、付勢
バネ72により可動軸68が長孔67において駆
動軸71側の端部に係止される直前に係合レバー
82は開放動作される係合ピン36から係合が外
れて離脱するようになつている(第13〜第15
図参照)。
そして、前記のように係合ピン36から離脱し
た係合レバー82が駆動軸71、駆動レバー73
を介してコイルバネ78により投入方向に回動
し、第16図のように原位置復帰すると第17図
及び第18図に示すように投入動作される可動電
極部Aの可動補助接点42が固定補助接点48に
挾入した後に係合ピン36が係合し、又、可動接
点27cが固定主接点45に挾入可能である。さ
らに、前記のように係合レバー82が投入動作さ
れる係合ピン36に係合されると係合レバー82
は軸83を中心にして投入方向へ回動して係合ピ
ン36から係合が外れて離脱し、その後、バネ8
5により開放方向に回動復帰し得るようになつて
いる。
次に前記柱上用開閉器を投入開放する操作機構
について説明する。
第1図に示すように前記可動支持碍子8の支持
軸7を投入開放回動する操作ロツド88は複数の
パイプを互いに連結することにより構成され、可
動支持碍子8の支持軸7に対して連係される最上
部のパイプ89は上端がユニブアーサルジヨイン
ト90にて連結されるとともに、下端部も同じく
ユニブアーサルジヨイント90にて下方のパイプ
に連結される。そして、中間部のパイプは電柱1
の外周に締着された締付バンド92の支持板92
に緩く挿通されて横振れが防止されている。
同操作ロツド88の下端に対応して、電柱1の
外周には締付バンド93を介して逆L字状の支承
板94が取着され、その上部に設けた支持部95
の中央には操作ロツド88の下端が回動可能に挿
通支持されている。そして、操作ロツド88の下
端において同支持部95の若干の上方位置には第
21図に示すように操作レバー96が直交状に固
着されている。
同操作レバー96は第23図に示すように正方
形状の板の一隅を切落とした五角形状に形成さ
れ、その切落とした一隅の対角線上の隅にて前記
操作ロツド88が貫通されている。そして、操作
レバー96を90度投入開放回動することにより操
作ロツド88を介して前記開閉器を開閉可能にし
ている。
操作レバー96には操作ロツド88の軸心を中
心とする円弧上に複数個(この実施例では3個)
の係合孔97が互いに等角度(この実施例では45
度)をなして透設されている。
前記操作レバー96を介して開閉器を投入開放
するための操作ハンドル98は柄99の先端に操
作ロツド88に係合可能にしたU字状の係合部1
00が設けられるとともに先端外周の一側に操作
レバー96の係合孔97に係合可能にしたピン1
01が直交状に突設されている。又、同じく柄9
9の先端部において前記ピン101と180度反対
側には錠102挿通用の係止孔103を備えた係
止板104が直交状に突設されている。
支承板94の支持部95前部には操作ハンドル
98の柄99を挿通可能にした挿通孔105と、
同柄99を挿通した際に係止板104の係止孔1
03と対応可能な錠102挿通用の係止孔106
とが一組となつて一直線上に並ぶようにかつ左右
対称に透設されている。
そして、前記挿通孔105に操作ハンドル98
の柄99を挿通した際にはピン101と係止板1
04とが支持部95に対して係止可能になつてい
る。さらに、いずれか一方の挿通孔105にて選
択的に操作ハンドル98の柄99の支持部95に
対し挿通係止した際には投入保持状態又は開放保
持状態の操作レバー96がそれぞれ反投入方向又
は反開放方向に回動しないように操作ハンドル9
8の柄99にて係止し得るようになつている。
なお、この実施例において第21〜23図に示
す操作レバー96は投入保持状態となつている。
前記支持部96後部上面には操作レバー96の
投入回動及び開放回動を規制するストツパ107
が左右一対突設されている。又、同じく支持部9
5の左右側部上面には操作レバー96の側部に対
応する覆板108がそれぞれ突設され、操作レバ
96が投入保持状態又は開放保持状態において対
応する側部に施された「OFF」、又は「ON」の
文字を外部から見えないようにし、前面に位置す
る側部に施された「ON」(第21図参照)又は
「OFF」の文字のみを外部から視認できるように
している。
この操作ハンドル98の使用方法を説明する。
例えば第21〜第28図に示すように操作レバー
96を投入保持した状態において操作ハンドル9
8を使用しない場合には、この操作ハンドル98
の柄99を支持部95の一方の挿通孔105(こ
の実施例では左側の挿通孔)に上方から挿通し、
支持部95の係止孔106に対し係止板104の
係止孔103を対応させながら係止板104及び
ピン101にて支持部95に係止する。そして、
両係止孔103,106に錠102を挿通してロ
ツクする。
従つて、この状態においては投入保持された操
作レバー96の反投入方向に操作ハンドル98が
位置して反投入方向の回動が阻止されるため、開
閉器が開放動作されることはない。
この操作ハンドル98にて操作ロツド88を操
作するには前記錠102を両係止孔103,10
6から取外すとともに挿通孔105から操作ハン
ドル98を取外す。次に第21図鎖線で示すよう
に操作ハンドル98の係合部100にて操作ロツ
ド88の下端部を係入するとともにピン101を
操作レバー96の上方からいずれか一つの係合孔
97に係入する。なお、この実施例では第24図
に示すように最も電柱1寄りの係合孔97に係入
しているが周囲の状況に応じてその係合孔97に
係入しても良い。
そして、第24図矢印方向(開放方向)に90度
回動することにより操作ロツド88は操作レバー
96を介して開放回動される。この時操作レバー
96前面に表示されていた「ON」の表示は開放
回動されることにより第24図において支持部9
5の左側部に設けた覆板108にて隠され、他
方、支持部95の右側部に設けた覆板108に隠
されていた「OFF」の表示が前面に位置するた
め開放状態を視認することができる。
再び、投入操作するには第24図反矢印方向に
90度回動すれば良い。
又、前記開放状態にて保持するときには操作レ
バー96、操作ロツド88から操作ハンドル98
を取外し、前述とは反対の右側の挿通孔105に
挿通係止することにより行なわれる。
さて、以上のように構成された柱状用開閉器に
ついて作用を説明する。
まず、第2図及び第3図の投入状態において主
電路は固定電極46→固定主接点45→可動接点
27c→上下両アーキングホーン27a,27b
→接続端子28である。
今、開放しようとするときは操作ハンドル98
により操作レバー96を介して操作ロツド88を
開放回動操作し、操作ロツド88に連係される回
転台6の支持軸7を介してバネ20の付勢力に抗
しながら可動支持碍子8をP矢印方向へ回動す
る。すると、可動電極部Aの係合ピン36が補助
電極51の係合レバー82に係合するとともに上
下両アーキングホーン27a,27bの可動接点
27c及び補助電極40の可動補助接点42がそ
れぞれ固定電極46の固定主接点45及び固定補
助接点48から順次離脱する。
このとき、主電路は断路され、固定電極46→
支持部材44→取付金具56→導電金具59及び
耐弧メタル60→耐弧メタル64及び電極棒62
→作動リンク65→駆動レバー73→駆動軸71
→係合レバー82→係合ピン36のように補助電
極51を介して通電される。
前記可動電極部AがP矢印方向へ回動して係合
レバー82が係合ピン36によりS矢印方向に回
動されると、駆動軸71を介してコイルバネ78
の付勢力に抗しながら駆動レバー73が開放方向
へ回動され、その係合孔74の一端74aが軸7
5に係合される。
すると、軸75を介して作動リンク65に回転
力が伝達されるが、作動リンク65はその両端が
それぞれ電極棒62と、ガイド板66の長孔67
に直線状の運動のみを許容される可動軸68に取
着されるためその動きは一定範囲に限定され、可
動軸68が付勢バネ72の付勢力に抗しながら駆
動軸71から離間する方向へ移動するとともに電
極棒62を操作ケース53内に直線状に引き出
す。なお、このとき、軸75に取着される揺動リ
ンク76は駆動レバー73と同一方向に回動す
る。
従つて、電極棒62は導電金具59から消弧さ
れながら離脱し負荷開路される(第13図参
照)。
このように完全に負荷開路されるまで係合ピン
36は係合レバー82に摺動され通電状態が保持
されてチヤタリングを防止し開路は消弧装置内で
行われることになる。
一方、前記可動電極部Aを開放駆動する可動支
持碍子8の支持軸7が45度を若干越えて開放回動
されると、バネ支持板15の軸16はバネ支持板
15の他端のピン17と支持軸7とを結ぶデツド
ポイントを越えるため後の可動電極部Aの開放駆
動はバネ20の付勢力が加わる。
他方、係合レバー82の開放駆動によりさらに
前記のように負荷開路動作しながらリンク機構の
軸75が第9図に示すように駆動軸71と可動軸
68とを結ぶデツドポイントを若干越えると、付
勢バネ72の付勢力が加わりながら可動軸68が
長孔67内において駆動軸71に対し接近方向に
移動し、なおも電極棒62は引き出される(第1
4図参照)。
そして、前記可動軸68が長孔67において駆
動軸71側の端部に係止される直前に、P矢印方
向に開放回動する可動電極部Aの係合ピン36か
ら係合レバー82が離脱するため、係合レバー8
2及び駆動レバー73はコイルバネ78の付勢力
により前記とは逆の投入方向に回動する。
このとき、駆動レバー73の係合孔74の一端
74aに係合していた作動リンク65の軸75は
付勢バネ72によりなおも開放方向に移動しよう
とするため係合孔74の一端74aから離脱し、
他端74bに係合される(第15図参照)が、付
勢バネ72よりもコイルバネ78の付勢力が大き
いため他端74bに係合後は駆動レバー73によ
り投入方向に駆動される。
従つて、駆動レバー73により作動リンク65
はその可動軸68を駆動軸71と離間する方向に
移動させ、電極棒26を投入方向に動作させる。
続いて、作動リンク65の軸75が前記可動軸6
8と駆動軸71を結ぶデツドポイントを超えると
付勢バネ72の付勢力により長孔67に沿つて可
動軸68を駆動軸71側へ接近移動するため作動
リンク65を介して電極棒62は付勢バネ72の
付勢力も加わつて投入動作を完了する(第16図
参照)。
このとき、係合レバー82も投入状態位置に復
帰し、一方前記可動電極部Aは開放状態になつて
いる。
次に第16図の開放状態から投入しようとする
ときは操作ハンドル98により操作レバー96を
介して操作ロツド88を投入回動操作し、操作ロ
ツド88に連係される回転台6の支持軸7を介し
てバネ20の付勢力に抗しながら可動支持碍子8
及び可動電極部Aを反P矢印方向へ回動させる。
そして、前記支持軸7が45度を若干越えてさらに
投入回動されると、バネ支持板15の軸16はバ
ネ支持板15の他端のピン17と支持軸7とを結
ぶデツドポイントを越えるため、後の可動電極部
Aの投入駆動はバネ20の付勢力により行われ
る。
そして、投入動作される可動電極部Aの可動補
助接点42と固定補助接点48間に先行アークを
とばして両者42,48が互いに挾入する(第1
7図参照)。その後、係合ピン36が第18図に
示すように係合レバー82に当接すると、係合レ
バー82は押圧されて第11図及び第19図に示
すようにバネ85の付勢力に抗しながら軸83を
中心にして投入方向に回動し、投入動作する係合
ピン36から離脱するが、離脱後はバネ85の付
勢力により取付部材79の側壁79aに係止され
るまで反投入方向に回動復帰する。
又、前記のように係合レバー82に係合離脱す
る可動電極部Aは固定補助接点48に可動補助接
点42が挾入保持された状態で可動接点27cが
固定主接点45に挾入接触され主電路は閉路され
る(第20図参照)。
このように本考案は補助電極51には開放動作
時に主電路を構成する可動電極部Aに連係する駆
動レバー73を配設し、同駆動レバー73の開放
駆動により係合して電極棒62を補助電極51の
消弧装置内にて負荷開放させるリンク機構を設
け、駆動レバー73には可動電極部Aの連係が外
れた際に電極棒62を前記リンク機構を介して投
入動作させるバネ78を係着したことにより電極
棒62を別途何ら操作することなく確実に自動復
帰させることができ、又、再度の負荷開放が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第24図は本考案の一実施例を示し、
第1図は開閉器の操作ロツドの正面図、第2図は
開閉器の全体を示す正面図、第3図は同じく平面
図、第4図は開閉器の支持碍子の平面図、第5図
は第4図の−線にて切断した台座の断面図、
第6図は可動電極部の拡大正面図、第7図は補助
電極の拡大側面図、第8図は同じく補助電極の平
断面図、第9図はリンク機構を示す要部説明図、
第10図は同じくリンク機構の正面図、第11図
は係合レバー基端部の要部拡大図、第12〜第1
5図はそれぞれ可動電極部の開放動作を示す説明
図、第16〜第20図はそれぞれ可動電極部の投
入動作を示す説明図、第21〜第24図は操作ロ
ツドの下端部を示し、第21図〜第23図はそれ
ぞれ操作ロツドを操作しないときの正面図、側面
図及び平断面図、第24図は操作時の平断面図で
ある。 補助電極……51、電極棒……62、駆動軸…
…71、駆動レバー……73、コイルバネ……7
8。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主電路の断路後補助電極51の消弧装置内にて
    負荷開放する負荷開閉器において、補助電極51
    には開放動作時に主電路を構成する可動電極部A
    に係合されて駆動軸71を中心に回動されかつ補
    助電極51の負荷開放動作終了時に係合が外れる
    係合レバー82を設け、同駆動軸71に固着され
    同駆動軸71の回動により開放方向へ回動される
    駆動レバー73を設け、同駆動レバー73の開放
    方向への回動動作に連係されて電極棒62を前記
    消弧装置内にて負荷開放するリンク機構65,7
    6を設け、前記駆動レバー73には同駆動レバー
    73の回動動作に連係して蓄勢されるバネ78を
    設けるとともに、同バネ78は開放方向へ回動さ
    れる前記可動電極部Aと係合レバー82との係合
    が外れた際に前記電極棒62をリンク機構65,
    76を介して投入動作させるものであることを特
    徴とする負荷開閉器における補助電極の自動復帰
    機構。
JP13186882U 1982-08-31 1982-08-31 負荷開閉器における補助電極の自動復帰機構 Granted JPS5936546U (ja)

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JPS5936546U JPS5936546U (ja) 1984-03-07
JPS6240514Y2 true JPS6240514Y2 (ja) 1987-10-16

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