JPS6239149B2 - - Google Patents

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JPS6239149B2
JPS6239149B2 JP54146116A JP14611679A JPS6239149B2 JP S6239149 B2 JPS6239149 B2 JP S6239149B2 JP 54146116 A JP54146116 A JP 54146116A JP 14611679 A JP14611679 A JP 14611679A JP S6239149 B2 JPS6239149 B2 JP S6239149B2
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JP
Japan
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acid
salt
dimethyl
solution
ruthenium
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JP54146116A
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English (en)
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JPS5566536A (en
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Aaru Jatsukuman Denisu
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Bayer Corp
Original Assignee
Mobay Corp
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Publication date
Application filed by Mobay Corp filed Critical Mobay Corp
Publication of JPS5566536A publication Critical patent/JPS5566536A/ja
Publication of JPS6239149B2 publication Critical patent/JPS6239149B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/373Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by introduction of functional groups containing oxygen only in doubly bound form

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、3・3−ジメチル−2−ヒドロキシ
酪酸の触媒酸化による3・3−ジメチル−2−オ
キソ酪酸おびその塩の製造方法に関するものであ
る。 3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸は、チオカ
ルボヒドラジドとの反応およびそれに続くS−メ
チル化により、4−アミノ−6−tert−ブチル−
3−メチルチオ−1・2・4−トリアジン−5
(4H)−オン(メトリブチン)、すなわち特に大
豆、トマトおよび馬鈴薯の栽培の際使用される選
択的除草剤を大量生産するための中間生成物とし
て必要とされる(ケミカル・ベリヒテ97、第2173
〜8頁(1964)、米国特許第3671523号明細書およ
び米国特許第3905801号明細書参照)。3・3−ジ
メチル−2−オキソ酪酸は、過マンガン酸カリウ
ムによる3・3−ジメチル−2−ヒドロキシ酪酸
の酸化によつて製造することができる(ドイツ公
開公報第2648300号参照)。 この方法はあらゆる点で大規模実施に適してお
り、大量のメトリブチンを製造するため従来使用
されているが、過マンガン酸カリウムが高価であ
るため極めて高くつく。さらに大量の二酸化マン
ガン(褐石)が副産物として生じ、これは貯蔵せ
ねばならずまた或る場合には環境問題を惹起する
ことがある。 したがつて、本発明の目的は3・3−ジメチル
−2−オキソ酪酸および/またはその塩の改良さ
れた経済的な製造方法を提供することにある。 この目的および他の利点は、本発明によれば、
3・3−ジメチル−2−ヒドロキシ酪酸
【式】(「ヒドロキシ酸」) をアルカリ性水溶液中で少なくとも化学量論量の
次亜塩素酸の塩(ハイポクロライト)によりルテ
ニウム触媒の存在下で酸化し、そして必要に応じ
3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸
【式】(「ケト酸」) を最初に得られたその塩の溶液から遊離させるこ
とにより達成される。 この目的には上記の酸のナトリウム塩を使用す
るのが好適であるが、水性反応媒体中に可溶性で
ある限り他のアルカリ金属塩およびアルカリ土類
金属塩を使用することもできる。 好適には反応媒体は約9〜13、好ましくは約10
〜12のPH値を有する。反応の経過中に水酸イオン
の一部が消費されると思われるので、アルカリを
過剰に使用するか或いは酸化の際に追加して所望
のPH値を保持する。3・3−ジメチル−2−ヒド
ロキシ酪酸(「ヒドロキシ酸」)の塩の溶液のPH値
が6以下に低下し或いは遊離苛性アルカリに対す
る次亜塩素酸塩溶液の含量が約1.3%以下まで減
少すると、所望の酸化が必要程度に起こらず、次
亜塩素酸塩をさらに追加すると場合により存在す
るケト酸の開裂をもたらす。さらに、ルテニウム
触媒が水溶性の形に変化し、これを溶液から分離
するのが困難となる。 2−ヒドロキシ酸から2−ケト酸への完全酸化
を保証するには、好ましくは次亜塩素酸塩を約5
〜15%の過剰で使用する。次亜塩素酸塩は、触媒
を含有する「ヒドロキシ酸」のアルカリ性水溶液
に塩素ガスを導入することによりその場で生成さ
せることができる。 反応は室温で行なうこともできるが、速度を早
めるため好適には高められた温度、好ましくは約
40〜60℃の範囲で行なわれる。60℃より高い温度
は、この範囲で脱カルボニル化によりピバリン酸
が副生物として生成されるので不利であり、した
がつて避けるべきである。 ルテニウム触媒は次亜塩素酸塩によりルテン酸
塩と過ルテン酸塩と四酸化ルテニウムとの混合物
まで酸化され、この場合ルテン酸塩が主体とな
る。反応の終了時に酸化ルテニウムは最初に使用
された量にほぼ等しい量で固体として存在し、し
たがつてこれを別してそのまま処理することな
く後の酸化出発物質に使用することができる。ル
テニウムは塩または酸化物の形態で反応溶液中に
導入することができ、この場合二酸化ルテニウ
ム、特に二酸化ルテニウム水和物が好適である。
この酸化物は、たとえば三塩化ルテニウムのよう
な塩から出発してその場で生成させることができ
る。 酸化ルテニウムは、触媒量、たとえば0.01〜約
1.0g/「ヒドロキシ酸」モル、好ましくは約0.1
〜0.5g/「ヒドロキシ酸」モルにて使用され
る。 触媒を含有する水性の「ヒドロキシ酸」塩−溶
液を所望のPH値および所望の温度にする。次い
で、苛性ソーダ水溶液を添加しかつ塩素を導入す
るか、或いは予め製造された次亜塩素酸ナトリウ
ムすなわちNaOClを水溶液の形態で滴加するかま
たは小分けして加える。酸化剤全量の添加を終了
したら、反応混合物を反応の終了まで到達させ、
次いで別して触媒を溶液から分離し、この溶液
は所望の生成物、すなわち3・3−ジメチル−2
−オキソ酪酸の塩を高収率かつ高純度で含有す
る。 この溶液から「ケト酸」を常法により、たとえ
ば塩酸のような鉱酸での酸性化により遊離させる
ことができ、同様に高収率かつ高純度で単離する
ことができる。 酸化は急速に起こり、次亜塩素酸塩の添加は僅
か5分間以内で既に極めて高い収率をもたらす。
しかしながら、ルテニウム触媒を適当な不溶性の
形態に変えてこれを別し、あらためて後の反応
出発物質に使用できるようにするには、30分乃至
1時間という比較的長い反応時間を守ることが好
ましい。簡単な過によつて得られた溶液は、チ
オカルボヒドラジドとの反応に直接使用して4−
アミノ−6−tert−ブチル−3−チオ−1・2・
4−トリアジン−5(4H)−オンを生成させるこ
とができる。 「ケミカルコミユーニケーシヨン」1420
(1970)には、−CHOH−CO−基を有する化合物
は触媒としてルテニウムを使用する酸化の過程に
おいて炭素−炭素開裂を受けて−CO−CO−に変
化しないと記載されており、たとえば −CHOH−CO−→−CHO+OHC− −CHOH−CO−→−CO−CO− で示される。しかしながら、驚くことに本発明に
より準備された出発化合物をアルカリ性水性反応
媒体中に入れると、ヒドロキシもしくはカルボニ
ル担持の炭素原子C−1とC−2との間で開裂を
起こすことなく2−ヒドロキシ基が2−カルボニ
ル基に変化しながら酸化が起こる。 以下、実施例により本発明をより詳細に説明す
る。 実施例 1 (a) 機械撹拌機、温度計、凝縮器および滴下斗
を備えた容量2の丸形フラスコに、ナトリウ
ム塩としての3・3−ジメチル−2−ヒドロキ
シ酪酸(「ヒドロキシ酸」)の11.8%水溶液559
g(0.5モル)二酸化ルテニウム水和物
(RuO2・H2O)0.2gとを入れた。PH値を12に
かつ温度を40℃に調整した。次いで、急速に撹
拌しながら水中12.1%のNaOCl330.5g(0.5モ
ル+7.5%過剰)を30分間以内に滴加し、この
期間中温度を氷浴により40℃に保つた。添加終
了後、氷浴を除去し、溶液を1時間撹拌し、次
いで過して触媒を除去した。ナトリウム塩と
しての3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸
(「ケト酸」)の7.5%水溶液879gが得られた。
収率:約100%。 (b) 酸化終了後、ルテニウム触媒は黒色の水不溶
性二酸化ルテニウム水和物の形態で存在した。
これをセライト過助剤を使用して別した。
触媒と過助剤とからなる湿潤過ケーキをさ
らにヒドロキシ酸塩溶液の一部に直接入れ、上
記したように次亜塩素酸塩を添加してさらに酸
化を行なつた。 (c) 希塩酸中15.8%のチオカルボヒドラジド溶液
956gを、(a)に記載したように製造した7.27%
の「ケト酸」−液(70℃に加温)2682gを70
℃で急速撹拌下に10分間以内混合した。PH値
1.3にて温度を70℃に4時間保つた後、溶液を
冷却して過した。得られた固体を水洗し、風
乾した。4−アミノ−6−tert−ブチル−3−
チオ−1・2・4−トリアジン−5(4H)−オ
ン272.2g(純度99.3%)が得られた。 実施例 2 撹拌機、温度計および供給斗と備えた容量1
の4首丸形フラスコに、「ヒドロキシ酸」0.5モ
ルを含有する水溶液524gと二酸化ルテニウム水
和物100mgとを入れた。氷浴により温度を15℃に
保ち、撹拌下に11.9%NaOCl溶液294gを1.5時間
以内に滴加した。その後、1時間以内に溶液を撹
拌下で室温にした。ガラス繊維紙(商品表示
GFA)を通して過し、少量の希苛性ソーダで
RuO2を洗浄した後、7.25%の「ケト酸」を含有
する溶液829gを得た。低反応温度および少触媒
量にも拘らず、収率は94.4%に達した。 実施例 3(比較例) 実施例1に記載したように行なつたが、この場
合80℃の温度で操作した。9.0%のNaOCl427.4g
(3.5%過剰)を、約30分以内にRuO2・H2O0.4g
を含有する11.7%の「ヒドロキシ酸」555gに添
加した。過の後、「ケト酸」5.82%(収率87.9
%)と未反応「ヒドロキシ酸」0.44%(6.5%)
とピバリン酸0.32%(収率6.6%)とをそれぞれ
塩の形で含有する溶液982gを得た。したがつ
て、より高い温度においては少量のピバリン酸が
副生物として生ずる結果となる。 実施例 4 実施例1のように行なつたが、この場合NaOCl
は一定速度で5分以内に添加し、反応混合物の温
度を40℃に保つた。「ケト酸」6.36%(収率96.1
%)を含有する溶液982gが得られ、これは未反
応「ヒドロキシ酸」をもはや含有していなかつ
た。0.3gのRuO2−H2Oを使用した。低温度のた
めピバリン酸の生成は避けられたが、実施例1と
比較してより早い添加は僅かの収率損をもたらし
た。 実施例 5 実施例4を反復したが、NaOCl溶液を2時間以
内に添加し、「ケト酸」6.55%(収率99%)を含
有する溶液983gが得られた。 実施例 6 PH測定器(サージエント−ベルヒLS型)に接
続されたガラス電極と白金電極および10mV記録
装置を使用して実施例1を反復した。NaOClは計
量ポンプを用いて一定速度で供給した。溶液の電
圧を330〜400mVに保つた。反応終了に近づくと
電圧は500mVに上昇し、NaOCl添加をこの点で
中止した。11.8%の「ヒドロキシ酸溶液」559g
から、「ケト酸」6.7%(収率95%)を含有する溶
液921gが得られた。 実施例 7 水120mlと50%水酸化ナトリウム溶液100mlと
RuO2・H2O1gと「ヒドロキシ酸」0.5モル(11.8
%溶液559.3g)とからなる混合物に塩素ガス
(約0.5g/min)を供給した。温度を0〜5℃に
保ち、約0.7モルのCl2を添加した後、溶液を室温
まで加温して過し、「ケト酸」7.05%(収率91
%)と「ヒドロキシ酸」0.38%(収率4.8%)と
を含有する溶液839gを得た。 実施例 8 実施例1を反復したが、この場合三塩化ルテニ
ウム水和物を使用した。11.4%NaOCl350.5g
を、0.3gのRuCl3・H2Oを含有する12.9%の「ヒ
ドロキシ酸」511.6gの溶液に滴加した。「ケト
酸」7.25%を含有する溶液818.7gが得られた
(収率91.3%)。 実施例 9 実施例1に記載したように操作したが、この場
合フラスコ中には11.8%の「ヒドロキシ酸」
279.7gを入れ、PH値を12に調整した。次いで、
0.3gのRuO2・H2Oを添加し、さらに26%の
NaOCl溶液76.8gを滴加した。「ケト酸」9.53%
(収率100%)を含有する溶液341gが得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ルテニウム触媒の存在下にアルカリ性水溶液
    中において酸化剤としての少なくとも化学量論量
    の次亜塩素酸の塩との反応を行ない、必要に応じ
    3・3−ジメチル−2−オキソ酪酸をその塩の溶
    液から遊離させることを特徴とする、3・3−ジ
    メチル−2−ヒドロキシ酪酸の酸化による3・3
    −ジメチル−2−オキソ酪酸およびその塩の製造
    方法。 2 反応をナトリウム−アルカリ性溶液中で行な
    うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 反応を40〜60℃の温度で行なうことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 反応媒体のPH値を約9〜13、好ましくは約10
    〜12に調整することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 5 次亜塩素酸の塩を5〜15%の過剰で使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 6 ルテニウム触媒を3・3−ジメチル−2−ヒ
    ドロキシ酪酸1モル当り約0.01〜1g、好ましく
    は約0.1〜0.5gの量で使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 ルテニウム触媒として二酸化ルテニウム水和
    物または三塩化ルテニウム水和物を使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 8 アルカリ性水溶液中の3・3−ジメチル−2
    −ヒドロキシ酪酸とルテニウム触媒との混合物を
    準備し、次亜塩素酸の塩を添加することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 3・3−ジメチル−2−ヒドロキシ酪酸の塩
    とルテニウム触媒とを含有するアルカリ性水性反
    応媒体中に塩素ガスを導入することにより次亜塩
    素酸の塩をその場で得ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
JP14611679A 1978-11-13 1979-11-13 Manufacture of 3*33dimethyll22oxobutyric acid Granted JPS5566536A (en)

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DE (1) DE2961465D1 (ja)
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IL58678A (en) 1982-11-30
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DE2961465D1 (en) 1982-01-28
DD146945A5 (de) 1981-03-11
EP0011207A1 (de) 1980-05-28
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