JPS6238726Y2 - - Google Patents

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JPS6238726Y2
JPS6238726Y2 JP1979002103U JP210379U JPS6238726Y2 JP S6238726 Y2 JPS6238726 Y2 JP S6238726Y2 JP 1979002103 U JP1979002103 U JP 1979002103U JP 210379 U JP210379 U JP 210379U JP S6238726 Y2 JPS6238726 Y2 JP S6238726Y2
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JP
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fibers
string
loop
materials
flocked
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JP1979002103U
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JPS55102918U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は気体過体に関するものである。
気体過体として所謂電気植毛材が従来から
広く使用されている。この材は第1図のように
布或いは金網のような通気性を有する基布1の面
上に、その通気性を阻害しないように接着剤を塗
布し、この塗布面に静電力を利用して太さ50〜70
デニール、長さ5〜7mm程度の短繊維2を植毛し
たものである。この材は塵埃が付着しても真空
吸引によつて容易に除去できることから、例えば
材を帯状に形成し、これを空気流入口を介して
一方から他方に巻取るようにすると同時に、集塵
ずみの材をこれに近接して設けた真空吸引口に
より吸引除塵しながら再生して集塵を行うように
した所謂自動再生式過器に好適する。しかしこ
の植毛材では繊維をその根元の僅かな部分にお
いて接着して固定しているため、1乃至2年使用
すると固着力大きく低下する。このため真空吸引
力により植毛繊維の離脱現象を生じて塵埃の捕集
効率を大きく低下させる難点がある。
本案は上記のような植毛繊維の脱離のない長寿
命、しかも再生の容易な気体過体の提供を目的
とするものである。次に図面を用いてその詳細を
説明する。
第2図a,b,cは本案の実施例を示す紐状素
材の斜視図、材の裏面図および表面斜視図であ
る。本案は第2図aのようにループ状に繊維が突
出3するように編まれた紐状素材4の相互を、
b,c図ように一方の面にループ状突出繊維3が
集合しかつ所望の圧力損失および塵埃の捕集効率
が得られるような通気孔5を作る間隔で接続6し
て構成された材であつて、上記紐状素材4相互
の接続は、例えば紐状素材を編みながらその素繊
維の一部を相互の紐状素材中に編込むか、或いは
別な繊維を用いて接続する方法など適宜な方法に
よつて行われる。
このようにして第1図で前記した従来の材の
網目状基布1に相当する部分と、植毛繊維2に相
当する部分とを有するように構成すれば、植毛繊
維2に相当するループ状突出繊維3の群は、基布
1中に編込まれたものとなるので、従来の材の
ように使用するうちに固着力が低下して脱離を生
ずるようなことがなくなる。従つて長期間の使用
に耐える材を提供できる。
また一般に植毛材では通気孔の部分は植毛さ
れず、本案の場合にも通気孔部におけるループ状
突出繊維の密度はかなり低くなる。従つて従来に
おいては第3図のように植毛繊維を傾斜させて通
気孔を覆うことにより捕集効率を高めるようにし
ている。しかし従来の電気植毛法では直立状態で
しか植毛できないため、植毛繊維を加熱体により
軟化して傾斜させる方法がとられるが、本案では
ループ状突出繊維を編込むとき傾斜させることが
できるので、製作が簡単である。また本案では紐
状素材相互の接続間隔の選定により通気孔の面積
を調節でき、しかも電気植毛法のように植毛繊維
の長さが限定されることがないので、所望の捕集
効率と所望の圧力損失をもつた材を容易に作る
ことができる。
なお以上では第2図によつて前記したように、
菱形の通気孔5を作るように紐状素材4の相互を
接続したが、例えば第4図のように接続してもよ
いし、また別の経系を用いて格子状の網を作つて
もよい。また植毛部がループ状の場合には、第5
図のようにリンド(糸屑状の塵埃)7が絡みつい
たとき、除去しにくゝなり再生状態を悪くする。
この場合には第5図のようにループ状突出繊維を
切断8することによりループを開放して刷子状と
すればよい。
以上の説明から明らかなように、本案によれば
植毛繊維の脱離がない長寿命の植毛材が得られ
るもので、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気植毛材の説明斜視図、第
2図は本案の一実施例を示す紐状素材の斜視図お
よび裏表面から見た材の斜視図、第3図は従来
の植毛材の使用状態を示す図、第4図は紐状素
材相互の接続法の他の例を示す図、第5図は塵埃
がリンドの場合にも再生が容易となるようにした
本案の変形例の説明図である。 4……紐状素材、3……ループ状突出繊維、5
……通気孔、6……接続部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向にループ状突出繊維群を作るように紐を
    編み、ループ状部分と紐とを一体に形成した紐状
    素材を、その相互間に通気孔を作るように結合
    し、かつループ状部分が一方向に位置するように
    してなる気体濾過体。
JP1979002103U 1979-01-16 1979-01-16 Expired JPS6238726Y2 (ja)

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JPS55102918U JPS55102918U (ja) 1980-07-18
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JP4642828B2 (ja) * 2007-10-26 2011-03-02 日本スピンドル製造株式会社 パネル型エアフィルタ
GB2456541B (en) * 2008-01-17 2010-02-10 4Energy Ltd Air filter

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338931U (ja) * 1976-09-08 1978-04-05

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