JPS6238690Y2 - - Google Patents

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JPS6238690Y2
JPS6238690Y2 JP9425281U JP9425281U JPS6238690Y2 JP S6238690 Y2 JPS6238690 Y2 JP S6238690Y2 JP 9425281 U JP9425281 U JP 9425281U JP 9425281 U JP9425281 U JP 9425281U JP S6238690 Y2 JPS6238690 Y2 JP S6238690Y2
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firing
punch
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firing punch
mounting board
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリーソレノイドを用いた電動式
パチンコ機の打球発射装置に関する。
従来の打球発射装置は、第1図に示す通り、発
射付勢する牽引バネ51を発射杵52に設け、モ
ータ53の出力軸54に設けたカム板55によ
り、発射杵52に併設した受動杆56を介して発
射杵52を発射方向と逆方向に強制回動し、この
回動によつて牽引バネ51に引つ張りによる発射
エネルギを蓄積させ、受動杆56とカム板55と
の係合が解かれた瞬間に生ずる牽引バネ51の弾
発力を以つて打球を発射するものであり、打球の
飛距離調整は操作レバー57の巻取部58と牽引
バネ51の端とをロープ59を介して連結し、操
作レバー57の回動操作によつてロープ59を巻
取部58に巻取り、牽引バネ51の弾発力を直接
制御して行なうものであつた。
このように従来の打球発射装置は、発射装置の
取付基板60のスペース内に止まらず前面枠61
の裏面下部の全域に亘つて構成され、しかも、取
付基板60の表面には、牽引バネ51、発射杵5
2、受動杆56、カム板55及びモータ53等が
重合的に構成されているため、発射装置の組付作
業に多大の手数を要するばかりか、保守点検作業
も容易に行ない難いという欠点があつた。又、操
作レバー57には、比較的強い弾発力が与えられ
ているため、遊技者の指先に与える疲労度が大き
くなる等の欠点があつた。
本考案はかかる欠点の解消を目的とするもので
あつて、この目的達成のため、取付基板の裏面に
ロータリーソレノイドを装着し、ロータリーソレ
ノイドの回転軸を取付基板の表面に突出させ、突
出した回転軸に発射杵の基部を固定し、取付基板
の表面には発射杵の打撃位置を規制するストツパ
ーを調整自在に設け、他方、操作部にはスイツチ
機構を設けると共に、操作レバーの操作軸には回
動可能なローラーを有する支持杆を固定し、該ロ
ーラーを発射杵の背後に接しさせ、操作レバーの
操作で支持杆を回動してローラーを変移させるこ
とにより発射杵の回動量を制御して打球の飛距離
を調整するようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第2図以下の図面に
基づいて説明する。
取付基板1の裏面、即ちパチンコ機の正面側
に、発射杵2を打球の発射方向に回動するロータ
リーソレノイド3を装着し、ロータリーソレノイ
ド3の回転軸4は取付基板1を貫通させて取付基
板1の表面に突出させ、突出させた回転軸4に発
射杵2の基部を嵌挿して一体的に固定する。
ロータリーソレノイド3は、第3図に示す通
り、中央の回動可能なローター5に対し、直径方
向の相対する側から純鉄等の磁性体から成る突起
6,7を設けてステーター42を形成し、励磁コ
イルを巻回する。而して、励磁コイルに通電する
と、ステーター42に磁束が発生し、ローター5
は吸引方向に瞬時に回動する。即ち、発射杵2が
発射回動するのである。而して、発射杵2の後背
には、発射杵2に先端が接するよう基部を操作部
8の操作軸9に固定したローラー17を有する支
持杆10を設け、操作部8の操作レバー11の回
動操作によつて支持杆10を適宜回動し、ローラ
ー17の変移によつて発射杵2の回動量を調整す
る。この回動量の調整によつて発射杵2の打球へ
の打撃力、即ち打球の飛距離が制御されるのであ
る。
支持杆10は、常時発射杵2を所定の傾きを以
つて支持するよう操作軸9に嵌装した復帰バネ1
2により第2図上右回動方向に付勢し、支持杆1
0には、その状態を維持するようストツパー13
を取付基板1の表面に設ける。操作部8の操作レ
バー11は操作軸9と連結されているため、上記
の復帰バネ12は、同時に操作レバー11を停止
位置に維持するよう、即ち第2図上右回動方向に
付勢することになる。
従つて、発射装置が停止している時、発射杵2
は第2図に示す通り所定の傾きを以つて支持され
ている。今、操作レバー11を第2図上左方向に
回すと、操作部8に内設されたスイツチ機構41
の常閉接点を有するスイツチSWがONし、上記
ロータリーソレノイド3に通電され、ステーター
42に磁極が形成され、その吸引力によつてロー
ター5に右回動力が与えられ、発射杵2は打球を
発射すべく瞬時に右回動するのである。取付基板
1の表面には、発射杵2が、発射レール14に臨
む位置即ち打球発射位置に停止するよう調整自在
のストツパー15を設けている。尚、このストツ
パー15は弾発エネルギを吸収する緩衝材で構成
する。打球発射後は、ロータリーソレノイド3へ
の通電は停止され、ステーター42に生じた磁極
は消滅し、発射杵2は自重によつて左回動に傾倒
し、支持杆10で支持される。この左回動、即ち
発射杵2の復帰を迅速に行なわしめるため、発射
杵2に一端を取付基板1の表面に係止した戻しバ
ネ16を設けて、発射杵2を左方向に弱く付勢す
る。これによつて、発射杵2が自由に復帰する際
に生ずる復帰時間の不規則性を解消し得、発射杵
2の高速発射が可能となる。尚、支持杆10の先
端の回動可能なローラー17は硬質ゴム等の緩衝
材から成り、発射杵2の復帰時の衝撃を吸収する
と共に、操作レバー11への負荷がかかる摩擦抵
抗を軽減し、操作レバー11の操作性を高めてい
る。
ロータリーソレノイド3には、第4図のブロツ
ク図に示す通り、操作ダイヤル8内のスイツチ
SWがONされると、パルス発振器18、電力増
幅器19を介してパルス電力が送られている。従
つて、第2図で示す操作部8を左回動した状態で
は、発射杵2はパルス数に応じた発射回動が繰り
返され、打球が連続的に発射される。パルス発振
器18には可変抵抗を利用した発射数調整器20
を接続し、パルスの繰り返し周波数を加減するこ
とによつて、打球の発射数を容易に調整するよう
にしている。
本考案は、発射杵2の回動量を一定に保ち、パ
ルス電力を加減して励磁力の大小によつて打球の
飛距離を調整する方法を取らず、発射杵2の回動
量を操作レバー11の支持杆10で調整すること
により、発射杵2の周速度を変化させ、これによ
つて発射杵2の打撃力を制御し飛距離調整を行な
うものであるから、第4図のブロツク図に示す如
く、少ない電気部品の制御装置が簡単に構成し得
るのである。又、操作部8も、従来のモーター式
発射装置に用いられていた操作部8を転用し得る
利点がある。
本実施例では、発射杵2を従来のものより軽量
化することによつて、ロータリーソレノイド3の
トルクを低くしても、従来と同程度の発射杵2の
周速度を確保し、消費電力を小さくしている。従
来の発射杵52は、第1図に示す通り、牽引バネ
51の弾発力をもつて打球を発射するものであ
り、大きな打撃力を得るため発射杵52の板厚を
5mm程度の鋼板を用いて比較的重く形成してい
た。又、発射杵52の杵先にはコイルバネ62の
弾発力を以つて打球が発射するものであつた。し
かし、発射杵52が重い程それに応じた大きな電
力を要するという欠点がある。又、杵先のコイル
バネ62は中空であるため、打球の中心とコイル
バネ62の弾発面の中心とが一致しないと、打撃
の瞬間にコイルバネ62が変形し、打球のムラ飛
びを生ずる欠点もあつた。しかも、コイルバネ6
2は圧入等により固着されているため、コイルバ
ネ62に変形等の故障が生じると修復が極めて困
難であり、これが打球の飛距離調整を難かしくす
る原因の一つであつた。
本実施例では、発射杵2の板厚を約3.2mm程度
に形成すると共に、杵先の弾性部材21として、
従来のコイルバネ62に代え、硬質ウレタンゴム
等の合成ゴムを以つて形成することにより、発射
杵2の軽量化を図る一方、杵先の弾性部材21を
中実に形成し、打球の中心と弾発面の中心とに多
少のズレを生じても打球のムラ飛びが生ぜず、か
つ弾性部材21を着脱自在に構成して簡易迅速な
交換を可能とした。尚、従来の発射杵52をロー
タリーソレノイド3で駆動するには、励磁電流約
2.5mmAを要するが、本実施例の如く軽量化する
ことにより励磁電流は約1.5A程度で済み、従来
に比べ消費電力を半減することができるのであ
る。
発射杵2の杵先と弾性部材21の構成は、第5
図に示す通りである。即ち、発射杵2の杵先に受
片22を突設すると共に、杵先側面に係合孔23
を穿設する。他方、弾性部材21は、係合保持部
24と略切頭円錘台状の弾発部25とからなり、
係合保持部24には、杵先に密嵌合する装着孔2
6を穿ち、装着孔26の内部一側面に杵先の係合
孔23と密嵌合する係止突起27を突設する。弾
発部25は中実の略切頭円錘状に形成すると共
に、切頭部に平滑な弾発面28を形成する。弾性
部材21の杵先への装着は、弾性部材21自体が
有する弾性を利用して、杵先に装着孔26を当て
た上強く押圧することによつて簡単に装着が完了
し、かつ確実に保持される。
このように弾性部材21を着脱自在に構成する
ことによつて、遊技店においても簡易かつ迅速に
交替が可能となり、打球の飛距離調整が容易にな
し得るのである。
次に、発射装置のスイツチ機構41を第6図及
び第7図に基づいて説明する。
発射装置には、ロータリーソレノイド3を駆動
する起動用スイツチと、打球を一個宛発射するた
めの単発用スイツチとが必要である。従来は、こ
のため2個のスイツチを配設していたが、本実施
例では、1個のスイツチSWを以つて起動用と単
発用とに併用してある。即ち、前方握手部29
と、操作レバー11と有する回動操作部30と、
後方握手部31とから成る操作部8に於て、後方
握手部31内に常閉接点を有するスイツチSWを
回動操作部30の側面に臨ませて設けると共に、
スイツチSWの押ボタンに接するよう長く形成し
た押圧片32を揺動自在に垂設する。他方、回動
操作部30の側面には、押圧32の一部に当る位
置に作動片33を突設すると共に、後方握手部3
1の下部には、小孔34を穿ち、小孔34に単発
用ボタン35を挿入する。単発用ボタン35は突
起36を設けて後方握手部31に係止させる一
方、押圧片32に対応するテーパ面37を形成
し、単発用ボタン35の押し上げにより押圧片3
2を押圧し、スイツチSWをOFFさせるものであ
る。単発用ボタン35は常時自重により下り、こ
の状態で押圧片32と接触しないよう設けてあ
る。
かかる構成により、操作レバー11を、第7図
上右回動すると、回動操作部30の作動片33が
右回動して押圧片2を開放し、スイツチSWを
ONさせる。即ち、操作レバー11を回動すると
直ちにロータリーソレノイド3が励磁され、発射
杵2は連続的に作動する。この状態下に於て、打
球の連続発射を中止し、単発的に発射せんとする
際には、単発用ボタン35を押して一旦スイツチ
SWをOFFとした上、単発用ボタン35の押圧を
解くと、単発用ボタン35は自重により垂下して
スイツチSWはONとなる。従つて、かかる状態
下で単発用ボタン35の押圧・開放操作をするこ
とによつて、遊技者の任意のペースで打球を発射
することができるのである。
最後に、本実施例の取付基板1には、第2図に
示す通り、発射レール14を前面枠38に取付け
るレール取付板39と係合する係合縁部40を形
成する。これにより、取付基板1を前面枠38裏
面に取付けるに際し、係合縁部40をレール取付
板39の対応する縁部に当接するのみで、発射杵
2の杵先が発射レールの適正位置に臨むよう調整
する作業を要せず、簡単に取付基板1の取付け位
置が決定され、迅速に取付け作業を行うことがで
きる。
本考案は叙上の如く、ロータリーソレノイドを
用いて発射杵を直接発射付勢すると共に、発射付
勢力を先端に回動可能なローラを有する支持杆に
より発射杵の回動量を制御して調整するものであ
るから、従来の打球発射装置に較べ極めて簡単な
構造となり、取付基板に集約して装着することが
できる上、ロータリーソレノイドを取付基板の裏
面に装着することによつて取付基板の表面を開放
し、発射杵の着脱交換作業、ストツパーの調整作
業、杵先の弾性部材の着脱交換等、各機構の保守
点検作業、並びに取付基板への各機構の装着作業
が簡単になし得るのである。特に発射杵の背後に
ローラーを接するので、当接部の摩擦抵抗が減少
し、操作レバーの負荷を軽減することができ、操
作量が確実に伝達され、円滑な操作を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の打球発射装置の分解斜視図、第
2図以下は本考案の実施例を示すものにして、第
2図は打球発射装置の分解斜視図、第3図はロー
タリーソレノイドの説明図、第4図は回路ブロツ
ク図、第5図は弾性部材と杵先の斜視図、第6図
は操作部の分解斜視図、第7図はスイツチ機構の
正面図である。 1……取付基板、2……発射杵、3……ロータ
リーソレノイド、4……回転軸、8……操作部、
9……操作軸、10……支持杆、11……操作レ
バー、15……ストツパー、16……戻しバネ、
17……ローラー、35……単発用ボタン、39
……レール取付板、40……係合縁部、41……
スイツチ機構、SW……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付基板の裏面にロータリーソレノイドを装着
    し、ロータリーソレノイドの回転軸を取付基板の
    表面に突出させ、突出した回転軸に発射杵の基部
    を固定し、取付基板の表面には発射杵の打撃位置
    を規制するストツパーを調整自在に設け、他方、
    操作部にはスイツチ機構を設けると共に、操作レ
    バーの操作軸には回動可能なローラーを有する支
    持杆を固定し、該ローラーを発射杵の背後に接し
    させ、操作レバーの操作で支持杆を回動してロー
    ラーを変移させることにより発射杵の回動量を制
    御して打球の飛距離を調整するようにしたことを
    特徴とするパチンコ機の打球発射装置。
JP9425281U 1981-06-25 1981-06-25 パチンコ機の打球発射装置 Granted JPS581480U (ja)

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JP9425281U JPS581480U (ja) 1981-06-25 1981-06-25 パチンコ機の打球発射装置

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JP9425281U JPS581480U (ja) 1981-06-25 1981-06-25 パチンコ機の打球発射装置

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Publication Number Publication Date
JPS581480U JPS581480U (ja) 1983-01-07
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ID=29889186

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