JP2676078B2 - パチンコ玉発射装置 - Google Patents
パチンコ玉発射装置Info
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Description
盤面上にパチンコ玉を打出すためのパチンコ玉発射装置
に関する。
ては、商業電力で駆動する一般的なモータの回転を利用
して玉を打ち出す方式が主流であり、通常、モータの回
転は歯車装置におけるギア等を使って機械的に制御して
いた。このような歯車装置よる制御では、遊技客がハン
ドルを所定角度以上動かせば、その所定角度を越えた時
点から一定時間経過後に玉が規則的に発射するよう構成
されている。これに対して、遊技客がハンドルを所定角
度以上動かしてから玉発射まで時間の長短を任意に調整
できれば、興趣に富むゲームを提供することができる。
うな従来のパチンコ玉発射装置では、モータの回転をギ
ア等により機械的に制御していたから、遊技客が操作ハ
ンドルを所定角度以上動かせば、その所定角度を越えた
時点から玉が発射されるまでの時間を任意に調整できる
ようにするには、構成があまりに複雑となり、コスト高
を招くため困難であった。従って、遊技客のハンドル等
の操作における軽い打ち方(玉発射までの操作時間が短
い)や、重い打ち方(玉発射までの操作時間が長い)等
を演出することができなかった。
してなされたもので、コスト高を招くことなく、玉発射
までの操作時間の長短を任意に調整することができ、遊
技の興趣に富み、より遊技を楽しむことができるパチン
コ玉発射装置を提供することを目的としている。
めの要旨とするところは、ロータリーソレノイド(2
1)の駆動によって、パチンコ玉をゲーム盤面(11)
上に打出すパチンコ玉発射装置(20)であって、所定
周波数のパルス信号を出力するパルス発振機(22)
と、該パルス発振機(22)からパルス信号を受けて、
そのパルス信号の一周期中のパルス巾に応じた一定時間
断続的に前記ロータリーソレノイド(21)に給電する
出力アンプ(23)とを具備して成り、前記パルス発振
機(22)が出力するパルス信号の一周期中でのパルス
巾を調整して、該パルス信号の一周期中での前記ロータ
リーソレノイド(21)に対する通電時間と無通電時間
との割合を任意に調整できるパルス巾調整機(22b)
を有することを特徴とするパチンコ玉発射装置(20)
に存する。
受ける出力アンプ(23)は、該パルス信号の一周期中
のパルス巾に応じて一定時間断続的にロータリーソレノ
イド(21)に給電する。かかるロータリーソレノイド
(21)の駆動によって、単位時間当たりの発射玉数
は、前記パルス発振機(22)が出力するパルス信号の
周波数に対応する。
は、パルス巾調整機(22b)により調整することがで
きる。このパルス巾を調整により、玉一発の打ち出しに
対応するパルス信号の一周期中での前記ロータリーソレ
ノイド(21)に対する通電時間と無通電時間との割合
を任意に調整することで、電気的に簡単かつ容易に、遊
技客がハンドル等の操作開始時点から玉発射まで時間の
長短を任意に調整することができる。
い打ち方(玉発射までの操作時間が短い)や、重い打ち
方(玉発射までの操作時間が長い)等の変化のある玉の
打ち出しを演出することができ、遊技客にとって興趣に
富むゲームを提供することができる。
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示している。図
2に示すように、パチンコ機10の裏側には、玉収集ケ
ース15,玉流路16,玉研磨機構17及びパチンコ玉
発射装置20が設けられている。また、図3に示すよう
に、パチンコ機10は正面側に盤面11,ハンドル13
を備える。
通常のもので、保護ガラスの奥のゲージ板12の適所に
レール12a,セーフ穴12b,アウト穴12c,セー
フ玉ガイド12d,釘,チューリップ等の役物が取付け
られている。玉収集ケース15は、セーフ穴12b,ア
ウト穴12cに入った玉を全て回収するようゲージ板1
2の裏面を覆うように取付けられた箱状のもので、落下
した玉を中央に集めるよう底面が中央に傾斜し、この中
央部に玉流路16の始端に接続されている。
集ケース15により収集した玉を打出し部16aに滑ら
かに導くものである。この玉流路16は、折返部分にお
いて表面側が開口し、玉がここで玉研磨機構17のモー
タ17aで駆動する研磨板(研磨部材)17bに接触す
るように配されている。
0は、ケース体20aの内部のロータリーソレノイド2
1により槌部材25を所定速度で揺動させ、打出し部1
8a(玉流路16の終端)にある玉Tを槌部材25の先
端で打って前記レール12a内に打出すものである。
に示すように、ケースを兼ねたヨーク21aと、ヨーク
21aで同心円的に挟まれたコイル21bと、その中心
に配されたロータ21c及び軸21dと、ロータ21c
等を保持する軸受21eとから構成されている。
軸21dに一体的に回転可能に固結されている。このホ
ルダー25aは、バネ25fによって始動位置A0 に保
持されている。コイル21bは、通電すると図示したよ
うに磁気回路αが構成され起磁力が発生するものであ
る。ロータ21c及び軸21dは、コイル21bの起磁
力により回転力Fが与えられて安定点D0 (磁気抵抗が
最小)の方向に回転し、負荷とバランスした位置で停止
するものである。なお、コイル21bの通電が無くなる
と、バネ25fの付勢力でホルダー25aは始動位置A
0 まで戻され、それにより、槌部材25が玉を打出すよ
うに設定されている。
射装置20のケース体20aの内部には、前記ロータリ
ーソレノイド21の他に、パルス発振機22,周波数調
整機22a,パルス巾調整機22b,出力アンプ23及
び、電源スイッチ24aを備えた電流調整機24が内装
されている。
信号を出力アンプ23に出力する装置である。また、周
波数調整機22aは、パルス発振機22が出力するパル
ス信号の周波数、すなわち図1に示す一周期Tの長さを
任意に調整できる装置である。パルス発振機22が出力
するパルス信号の周波数は、所定時間当たりの発射玉数
に対応するものである。
2が出力するパルス信号の一周期T中でのパルス巾を、
例えば、図1中に示す巾a〜cという具合に任意に調整
できる装置である。すなわち、パルス巾調整機22b
は、パルス信号の一周期T中でのパルス巾を調整して、
後述する出力アンプ23によるロータリーソレノイド2
1に対する通電時間と無通電時間との割合を任意に調整
できるものである。なお、パルス発振機22,周波数調
整機22a及びパルス巾調整機22bの構成は、一般的
であるので説明は省略する。
からパルス信号を受け、該パルス信号の一周期T中の任
意に調整したパルス巾a〜cに応じた一定時間断続的に
ロータリーソレノイド21に給電する装置である。電流
調整機24は、出力アンプ23の出力を調整して、ロー
タリーソレノイド21により駆動する槌部材25の発射
強度を調整できる装置である。この電流調整機24は、
電源スイッチ24aを備えている。なお、出力アンプ2
3及び電流調整機24の構成も一般的であるので説明は
省略する。
N/OFFするとともに、出力アンプ23の出力を調整
する電流調整機のボリューム(図示せず)は、ゲーム盤
面11側に設けたハンドル13に一体的に固着されてい
る。即ち、ハンドル13の操作により、電源スイッチ2
4aがONとなり、ハンドル13の操作量により、周期
的に打出される玉の発射スピード(強度)を自由に調整
可能できるようになっている。なお、ボリュームは一般
的な可変抵抗機である。
パルス発振機22からのパルス信号を受ける出力アンプ
23は、該パルス信号の一周期T中のパルス巾a〜cに
応じて一定時間断続的に槌部材25を駆動するロータリ
ーソレノイド21に給電する。このとき、ロータリーソ
レノイド21のコイル21bに通電すると、図4及び図
5に示すように磁気回路αが構成され起磁力が発生す
る。
は、コイル21bの起磁力により回転力Fが与えられて
安定点D0 (磁気抵抗が最小)の方向に回転し、負荷と
バランスした位置で停止する。続いて、コイル21bの
通電が無くなると、バネ25fの付勢力でホルダー25
aは始動位置A0 まで戻され、槌部材25が玉を打出
す。
は、パルス巾調整機22bによって、例えば、図1中に
示す巾a〜cという具合に任意に調整できる。このパル
ス巾を調整することにより、玉一発の打ち出しに対応す
るパルス信号の一周期T中での前記ロータリーソレノイ
ド21に対する通電時間と無通電時間との割合を任意に
調整することができるから、ハンドルの操作開始時点か
ら玉発射まで時間の長短を任意に調整することができ
る。
bを調整し、自分の好みに合わせてハンドル13の操作
における軽い打ち方(玉発射までの操作時間が短い)
や、重い打ち方(玉発射までの操作時間が長い)を演出
することができる。例えば、一分間に100発の玉を発
射するパチンコ玉発射装置20において、ロータリーソ
レノイド21の通電時間と非通電時間との比を1:9,
2:8,3:7,〜,8:2,9:1という様にデジタ
ル的に考えた場合、1:9の場合は玉を打ち出す際の感
覚が非常に軽いものとなり、一方、9:1の場合は非常
に重い感覚となる。
22が出力するパルス信号の一周期Tを任意に調整する
ことにより、槌部材25が1分間にパチンコ玉を打出す
発射玉数を任意に設定することができる。この周波数調
整機22aは、基本的には1分間当たりの発射玉数はパ
チンコ機10の出荷時に調整し、その後はいじらないの
が原則である。但し、1分間当たりの発射玉数だけを設
定しておいて(100発以内の範囲)、それ以下の設定
については周波数調整機22aを客が自分で調整できる
ように外部に取付けてもよい。
電流調整機24により、電気的に簡易かつ容易に玉の発
射スピード(強度)を任意に調整することができる。す
なわち、遊技者がハンドル13を握るか、ある角度以上
回転させると、電源スイッチ24aがONとなって電源
が入り、ハンドル13の回転角度に応じた発射スピード
(強度)で周期的に玉が打出される。
ハンドル13の操作における軽い打ち方や、重い打ち方
を演出することが可能であるとともに、単位時間当たり
の発射玉数や、玉の発射スピード(強度)を任意に調整
することが可能であり、遊技者は興趣に富むゲームを楽
しむことができる。
面11に打出されてセーフ穴12bあるいはアウト穴1
2に入った玉は、玉収集ケース15により回収され、玉
流路16を下降する途中で玉研磨機構17により研磨さ
れた後、再度打出し部16aに供給されて循環的に使用
される。
ば、パルス巾調整機によって、パルス発振機が発するパ
ルス信号の一周期中でのパルス巾を調整でき、それによ
り、玉一発の打ち出しに対応するパルス信号の一周期中
でのロータリーソレノイドに対する通電時間と無通電時
間との割合を任意に調整することができるから、ハンド
ル等の操作開始時点から玉発射まで時間の長短を任意に
調整することが可能となる。従って、遊技客は自分の好
みに合わせて、ハンドル等の操作時点から玉発射までの
操作時間が短い軽い打ち方や、操作時間が長い重い打ち
方等の変化に富んだ玉の打出しを演出することができ、
興趣に富んだゲームを行なうことができる。
示すブロック図である。
備えたパチンコ機を示す背面図である。
備えたパチンコ機を示す斜視図である。
構成するロータリーソレノイドを示す断面図である。
構成するロータリーソレノイドを示す正面図である。
構成するロータリーソレノイドを示す作用説明図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】ロータリーソレノイドの駆動によって、パ
チンコ玉をゲーム盤面上に打出すパチンコ玉発射装置で
あって、 所定周波数のパルス信号を出力するパルス発振機と、該
パルス発振機からパルス信号を受けて、そのパルス信号
の一周期中のパルス巾に応じた一定時間だけ断続的に前
記ロータリーソレノイドに給電する出力アンプとを具備
して成り、 前記パルス発振機が出力するパルス信号の一周期中での
パルス巾を調整して、該パルス信号の一周期中での前記
ロータリーソレノイドに対する通電時間と無通電時間と
の割合を任意に調整できるパルス巾調整機を有すること
を特徴とするパチンコ玉発射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12228793A JP2676078B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | パチンコ玉発射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12228793A JP2676078B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | パチンコ玉発射装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23865592A Division JPH0686850A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | パチンコ玉発射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686852A JPH0686852A (ja) | 1994-03-29 |
JP2676078B2 true JP2676078B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=14832225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12228793A Expired - Fee Related JP2676078B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | パチンコ玉発射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676078B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12228793A patent/JP2676078B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0686852A (ja) | 1994-03-29 |
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