JPS6238476Y2 - - Google Patents

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JPS6238476Y2
JPS6238476Y2 JP1982130404U JP13040482U JPS6238476Y2 JP S6238476 Y2 JPS6238476 Y2 JP S6238476Y2 JP 1982130404 U JP1982130404 U JP 1982130404U JP 13040482 U JP13040482 U JP 13040482U JP S6238476 Y2 JPS6238476 Y2 JP S6238476Y2
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JP
Japan
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chain
stay
guide
chain guide
mounting surface
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JP1982130404U
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JPS5935191U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二輪車の後車輪駆動用チエン伝動装置
におけるチエンガイド取付装置に関するものであ
る。
一般に前記チエン伝動装置は、出力軸に一体の
駆動スプロケツトと、リヤフオークに懸架される
後車輪に一体の被動スプロケツトとの間に無端状
伝動チエンを懸回し、出力軸の回転を後車輪に伝
達するように構成されるが、かかるチエン伝動装
置において、リヤフオークには、チエンを案内支
持するためのチエンガイドが設けられる。ところ
で従来のチエンガイドは第3図に示すようにリヤ
フオーク01下面に突設したステー012の、リ
ヤフオーク01一側面と略合致した取付面013
に固着ボルト014を以てチエンガイド010を
固着し、このチエンガイド010のガイド溝01
1に伝動チエン09を挿通支持させるようにして
いる。而してこの従来のものでは伝動チエン09
の左右中央点C′が描く走行軌跡を通る面A′−
A′は、前記ステー012の取付面013を通る
面B′−B′に対してオフセツト量D′をもつて離隔し
ている。したがつて伝動チエン09がチエンガイ
ド011に及ぼす下向きの力Wによつてチエンガ
イド011及びステー012の取付面013には
曲げモーメントが働くためチエンガイド010及
びステー012の強度アツプを図らなければなら
ず、その結果、重量増を招く不具合がある。尚、
リヤフオーク01の一側面と伝動チエン09とが
左右方向に離隔した機種の二輪車にあつては、上
記オフセツト量D′が一層大きくなるので、チエ
ンガイド011等に作用する曲げモーメントが増
大して上記不具合が一層顕著となる。
本考案は、従来装置の上記不具合を解消し得
る、二輪車のチエン伝動装置におけるチエンガイ
ド取付装置を提供することを目的とし、その特徴
は、リヤフオークの一側面には横断面チヤンネル
状のステーが該ステーの開口側端面をリヤフオー
クに向けるようにして固着され、そのステーの閉
鎖側端面には、伝動チエンを案内支持するチエン
ガイドの上端部一側面を当接させるガイド取付面
が形成され、このガイド取付面に前記チエンガイ
ドを固着すべく、前記ステーには、チエンガイド
の上端部を貫通するボルトが螺挿され、前記ガイ
ド取付面が通る面は前記伝動チエンの左右中央点
が描く走行軌跡を通る面に略合致されることにあ
る。
以下、図面により本考案を自動二輪車に実施し
た場合の一実施例について説明する。
車体フレームFの中央部には、パワーユニツト
Pが搭載され、またその後部には後車輪2を懸架
したリヤフオーク1が上下に揺動可能に軸支3さ
れる。またリヤフオーク1の自由端部は、車体フ
レームFに軸支5されるダンパ4によつて支持さ
れる。
パワーユニツトPの出力軸6に固着される駆動
スプロケツト7と、後車輪2に一体の被動スプロ
ケツト8との間には無端状伝動チエン9が懸回さ
れ、出力軸6の回転を後車輪2に伝達できるよう
になつている。
前記リヤフオーク1には、前記無端状伝動チエ
ン9を案内支持するためチエンガイド10が取付
けられる。このチエンガイド10は、下面開放の
ガイド溝11を有するチエンガイド本体10a
と、該本体10aの開放下面に固着されるチエン
受け10bとより構成される。リヤフオーク1の
一側面には横断面チヤンネル状のステー12がそ
のステー12の開口側端面をリヤフオーク1に向
けるようにして一体に固着され、このステー12
の閉鎖側端面に形成される取付面13にはチエン
ガイド本体10aの上端部一側面が当接し、該チ
エンガイド本体10aは、その上端部を貫通して
ステー12に螺挿されるボルト14によつて片持
状に固着される。伝動チエン9の緩み側はチエン
ガイド本体10aのガイド溝11に挿通され、前
記チエン受け10b上に支承される。
而して前記無端状伝動チエン9の走行駆動によ
り、その左右中央点Cが描く走行軌跡を通る面A
−Aは、前記ステー12の取付面13を通る面B
−Bと略合致させ、すなわちそれらの面A−A,
B−B間の左右方向間隔、すなわちオフセツト量
Dをきわめて小さくするか、あるいは零に設定す
る。したがつて第2図矢印で示すようにチエンガ
イド10に伝動チエン9からの下向きの荷重Wが
作用した際にチエンガイド10及びその取付面1
3には下方向への荷重のみが作用して曲げモーメ
ントは殆ど作用することがなく、したがつてチエ
ンガイド10は前記従来のものに比べてその剛
性、強度を削減することが可能となり、その軽量
化が可能になる。
尚、前記チエンガイド10を合成樹脂により形
成した場合でも、曲げモーメントによる撓曲が少
ないので固着ボルト14の緩みが発生しにくくな
るものである。
以上のように本考案によれば、リヤフオーク1
の一側面には横断面チヤンネル状のステー12が
該ステー12の開口側端面をリヤフオーク1に向
けるようにして固着され、そのステー12の閉鎖
側端面には、伝動チエン9を案内支持するチエン
ガイド10の上端部一側面を当接させるガイド取
付面13が形成され、このガイド取付面13に前
記チエンガイド10を固着すべく、前記ステー1
2には、チエンガイド10の上端部を貫通するボ
ルト14が螺挿され、前記ガイド取付面13が通
る面B−Bは前記伝動チエン9の左右中央点Cが
描く走行軌跡を通る面A−Aに略合致されるの
で、チエンガイド10に伝動チエン9による荷重
Wが作用してもチエンガイド10及びそのガイド
取付面13には曲げモーメントが作用することが
殆どなく、チエンガイド10の剛性強度の削減を
可能にしてその軽量化とコストダウンを図ること
ができる。またリヤフオーク1の前記一側面と伝
動チエン9とが左右方向に比較的離隔した機種に
でも、大きさの異なるステー12を用意するだけ
で簡単に対応することができるから、リヤフオー
ク1自体を左右方向に大型化しなくても前記二面
A−A,B−Bを略合致させて前記効果を支障な
く達成し得る。さらにチエンガイド10をリヤフ
オーク1に取付けるに際しては、チエンガイド1
0の上端部をステー12のガイド取付面13にそ
の側方より当てがいボルト14をステー12に単
にねじ込むだけでよいから、ナツトを手で支える
必要もなく、全体として取付け操作が頗る簡単で
ある。さらにまた唯一個のチヤンネル状ステー1
2をリヤフオーク1一側面に固着するだけで、そ
のステー12の閉鎖側端面にガイド取付面13が
即座に形成されるから、構造簡単である上、ガイ
ド取付面13の位置設定やステー12の組付け作
業も容易であり、またチヤンネル状ステー12は
リヤフオーク1一側面との間に閉鎖断面を形成し
て剛性大であるから、ボルト14に大きな締付け
トルクを加えても該ステー12が変形する惧れは
なく、しかも該ステー12によつて、ボルト14
のねじ側の端部等を体裁よく被覆することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案装置を装備した自動二輪車の側面図、第
2図は第1図−線拡大断面図、第3図は従来
装置の第2図と同じ断面図である。 A−A……面、B−B……面、C……中央点、
1……リヤフオーク、2……後車輪、6……出力
軸、7……駆動スプロケツト、8……被動スプロ
ケツト、9……伝動チエン、10……チエンガイ
ド、12……ステー、13……取付面、14……
ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力軸6に一体の駆動スプロケツト7と、リヤ
    フオーク1に懸架される後車輪2に一体の被動ス
    プロケツト8との間に無端状伝動チエン9を懸架
    してなる、二輪車のチエン伝動装置において、前
    記リヤフオーク1の一側面には横断面チヤンネル
    状のステー12が該ステー12の開口側端面をリ
    ヤフオーク1に向けるようにして固着され、その
    ステー12の閉鎖側端面には、前記伝動チエン9
    を案内支持するチエンガイド10の上端部一側面
    を当接させるガイド取付面13が形成され、この
    ガイド取付面13に前記チエンガイド10を固着
    すべく、前記ステー12には、チエンガイド10
    の上端部を貫通するボルト14が螺挿され、前記
    ガイド取付面13が通る面B−Bは前記伝動チエ
    ン9の左右中央点Cが描く走行軌跡を通る面A−
    Aに略合致されることを特徴とする、二輪車のチ
    エン伝動装置におけるチエンガイド取付装置。
JP13040482U 1982-08-28 1982-08-28 二輪車のチエン伝動装置におけるチエンガイド取付装置 Granted JPS5935191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13040482U JPS5935191U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 二輪車のチエン伝動装置におけるチエンガイド取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13040482U JPS5935191U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 二輪車のチエン伝動装置におけるチエンガイド取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5935191U JPS5935191U (ja) 1984-03-05
JPS6238476Y2 true JPS6238476Y2 (ja) 1987-10-01

Family

ID=30295154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13040482U Granted JPS5935191U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 二輪車のチエン伝動装置におけるチエンガイド取付装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007145134A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の後輪駆動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421359B2 (ja) * 1971-09-14 1979-07-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584788Y2 (ja) * 1977-07-15 1983-01-27 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のチエ−ン案内装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421359B2 (ja) * 1971-09-14 1979-07-30

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Publication number Publication date
JPS5935191U (ja) 1984-03-05

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