JPS6238180B2 - - Google Patents

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JPS6238180B2
JPS6238180B2 JP55127631A JP12763180A JPS6238180B2 JP S6238180 B2 JPS6238180 B2 JP S6238180B2 JP 55127631 A JP55127631 A JP 55127631A JP 12763180 A JP12763180 A JP 12763180A JP S6238180 B2 JPS6238180 B2 JP S6238180B2
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JP
Japan
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key switch
power supply
computer
slave
master
Prior art date
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Application number
JP55127631A
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English (en)
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JPS5751541A (en
Inventor
Yoshiki Kuwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP55127631A priority Critical patent/JPS5751541A/ja
Publication of JPS5751541A publication Critical patent/JPS5751541A/ja
Publication of JPS6238180B2 publication Critical patent/JPS6238180B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車載用の複数のコンピユータシステム
を有してキースイツチの操作に応じて効率的な演
算処理を行なう車載マルチコンピユータ装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来のキースイツチオフ時のデータ記憶方法は
コンピユータのRAM部分だけに電源を供給する
か、又はコンピユータシステム全体に電源を供給
するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そして、コンピユータの書込み、読出し可能な
メモリ(RAM)部分だけに電源を供給するもの
ではキースイツチオフ時にマイクロコンピユータ
(マイコン)としての機能(例えば時計の機能)
を果すことができない。また、コンピユータシス
テム全体に電源を供給するものでは、システムが
小さい場合、例えば1チツプマイコン1個で済む
ような場合にはよいが、システムが大きくなれば
消費電力が大きくなるという欠点を有する。
本発明は上記の欠点を解消するもので、マスタ
コンピユータとスレーブコンピユータを有する際
に、車両のキースイツチのオフ時にコンピユータ
としての最小限の機能を果たすことができ、かつ
キースイツチのオフ時の前記スレーブコンピユー
タの蓄積データの保存を確実にし、さらにシステ
ムが大きくなつてもキースイツチのオフ時の消費
電力を少なくすることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明では、車両のキースイツチの
オフ時には、スレーブシステムへの電源電圧の供
給を断続する電源断続手段をその時点から所定時
間遅れて遮断させる遅延手段と、前記キースイツ
チの投入操作を検出し、その投入時点に前記スレ
ーブシステムへの電源供給が立上るまで遅延させ
てマスタコンピユータに送受信の許可を示す制御
信号を加える操作検出回路とを設け、前記スレー
ブシステムのスレーブコンピユータが前記キース
イツチの投入により前記マスタコンピユータより
記憶データを受信し、この記憶データに基づいて
以後の車両の作動による情報データを演算蓄積す
るとともに、前記キースイツチのオフ時の前記所
定時間内にその蓄積データを前記マスタコンピユ
ータに伝送して記憶させる手段を有する構成にし
ている。
〔作 用〕
上記構成によれば、車両のキースイツチの投入
時には前記スレーブコンピユータへの電源供給が
立上つてから前記制御信号が前記マスタコンピユ
ータに加わり、このマスタコンピユータから前記
スレーブコンピユータに記憶データを確実に伝送
し、この記憶データに基づいて前記スレーブコン
ピユータがそれ以後の車両の作動による適切な演
算処理を実行し、また前記キースイツチのオフ時
には前記遅延手段により前記スレーブコンピユー
タへの電源供給を所定時間延長し、この所定時間
内にこのスレーブコンピユータからその蓄積デー
タを前記マスタコンピユータに伝送して記憶さ
せ、その後に電源供給を遮断して消費電力を少な
くする。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図は本発明の全体構成図であり、車載バ
ツテリ101は電源回路103に直接、またキー
スイツチ102を通して接続される。その電源回
路103はマスタシステムをなすマスタマイコン
システム113に電源線105,アース線107
を通して電源を供給する。また、電源回路103
は電源線106,アース線107を通してスレー
ブシステムをなすスレーブマイコンシステム11
4に電源を供給する。さらに、電源回路103は
マスタマイコンシステム113に信号10
4を出力する。このマスタマイコンシステム11
3は従来のマイコンシステムと同様の演算処理を
行なうものであり、入力信号群108を入力し出
力信号群109を出力する。スレーブマイコンシ
ステム114も従来のマイコンシステムと同様の
演算処理を行なうものであり、入力信号群112
を入力して出力信号群111を出力する。マスタ
マイコンシステム113はスレーブマイコンシス
テム114の動作時に信号線群110を通してス
レーブマイコンシステム114とデータ転送を行
なう。
次に、第2図は電源回路103の詳細構成を示
す電気結線図であり、301は一般的な安定化電
源回路で、車載バツテリ101よりの約12Vの電
源供給に基づいて5Vの安定化電圧を発生するも
のである。302は電源断続回路で、キースイツ
チ102の投入により作動して安定化電源回路3
01の安定化電圧を通過発生してスレーブマイコ
ンシステム114に電源供給しており、またキー
スイツチ102の開放時点から所定時間はコンデ
ンサC1の遅延作用により電源供給を延長してい
る。そのために、ダイオートD1,コンデンサC
1,抵抗R1,R2,R3,R4,トランジスタ
Tr1,Tr2より電源断続回路302を構成して
いる。303はキースイツチ102の操作による
信号を発生する操作検出回路で、キースイツチ1
02の投入時点から所定時間だけ遅延させて
“0”レベルから“1”レベルに反転し、またキ
ースイツチ102の開放時に速やかに“1”レベ
ルから“0”レベルに反転する信号を発生
するものである。そのために、抵抗R5,R6.
R7,ツエナーダイオードD3,ダイオードD
2,コンデンサC2,インバータQ1,シユミツ
トトリガインバータQ2より操作検出回路303
を構成している。
次に、上記構成においてその作動を説明する。
第2図a,b,cは作動タイミング図であり、a
の波形はキースイツチ102のオン(ON),オフ
(OFF)を示しており、bは信号104を
示し、cは電源回路103よりの電源供給の
VCC電圧106を示している。
そして、マスタマイコンシステム113にはバ
ツテリ101に電源回路103が接続されている
限り、電源が供給される。一方スレーブマイコン
システム114には、キースイツチ102がオン
になつてからtVD後に電源が供給され始め、キー
スイツチ102がオフになつてもtVH後までは電
源供給が延長される。従つて、キースイツチ10
2がオンになるとtVD後にスレーブマイコンシス
テム114に電源が供給され、このスレーブマイ
コンシステム114が動作を開始する。その後
信号104が“1”レベルに反転し(tFD
>tVD)、マスタマイコンシステム113は
信号104が“1”レベルに反転したこと
を検知し、スレーブマイコンシステム114と記
憶データの転送を開始し、全体システムは動作状
態に入る。
キースイツチがオフになると信号104
はただちに“0”レベルに反転し、マスタマイコ
ンシステム113にはスレーブマイコンシステム
114から車両の作動中に蓄積したデータが転送
されて記憶し、その後にデータ転送を中止する。
この必要なデータの転送に要する時間よりも、キ
ースイツチのオフ後スレーブマイコンシステム1
14に電源が供給されなくなるまでの時間tVH
長い。このようにして2つのマイコンシステム1
13と114は常に正常にデータ転送を行なう。
そして、マスタマイコンシステム113はバツ
テリ101が接続されている限り常時電源が供給
されているので時計のように常に動作する必要の
ある機能とキースイツチ102オフ時のデータ記
憶機能を有し、またスレーブマイコンシステム1
14はキースイツチ102オフ時に電源供給を遮
断してキースイツチ102オフ時の消費電流を減
少させることができる。
今、スレーブマイコンシステム114が目的地
点までの残距離を計算し、マスタマイコンシステ
ム113が時計機能に加えてその残距離データを
受信して表示器にデイジタル表示する場合を示
す。第4図にそのマスタマイコンシステム113
における要部演算処理を示し、第5図にスレーブ
マイコンシステム114の要部演算処理を示して
いる。キースイツチ102のON中はスピードセ
ンサから距離パルスがスレーブマイコンシステム
114に入力され、マスタマイコンシステム11
3からセツトされた残距離に基づいて距離パルス
により計算される走行距離を減算し、新しい残距
離の蓄積データを得る。マスタマイコンシステム
113,スレーブマイコンシステム114間のデ
ータ転送手順は以下の通りである。第1にマスタ
マイコンシステム113は信号104が
“1”か“0”かを判定する。“0”であればキー
スイツチ102OFFと判断し、データ転送は行
なわない。“1”であれば第2にマスタマイコン
システム113に記憶されているデータの残距離
をスレーブマイコンシステム114に転送する。
これはスレーブマイコンシステム114に電源が
供給され初期化された時に残距離の蓄積データが
記憶されていない時に必要である。第3にマスタ
マイコンシステム113はスレーブマイコンシス
テムが計算した新しい残距離を受信して記憶す
る。もしこれらのデータ転送の間に信号1
04が“1”から“0”に変化しても電源は保証
されているのでデータが破壊される心配はない。
また、電源回路103においては、キースイツ
チ102がチヤタリングを発生しても信号
は、第6図a,bに示すように完全にオンしてか
らtFD後にしか“1”レベルに反転しないので2
つのマイコンシステム113と114の間でデー
タ転送エラーは起きない。
また、バツテリ101と接続されている限り動
作するマスタマイコンシステム113は消費電流
の少ないC―MOSの素子により構成している。
さらに、第2図の電源回路103においてはマイ
コンシステムの入出力には電源電圧以上の電圧は
決してかからず、従つてラツチアツプの起きない
好ましい回路と言える。
なお、上述の実施例では残距離の蓄積データを
キースイツチ102がONしている間周期的に転
送するものを示したが、残距離の表示器をスレー
ブマイコンシステム114側で制御するもので
は、キースイツチ102のON時点に1回、OFF
時点に1回それぞれのデータ転送を行なうように
構成することができる。
また、転送データとして残距離データを示した
が、積算走行距離,燃料消費量などの蓄積を要す
るものであれば他のデータにも適用できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、車両に複
数のコンピユータシステムを備え、そのキースイ
ツチのオフ時に消費電力を少なくしつつ、コンピ
ユータとしての最小限の機能を果たすことがで
き、かつキースイツチのオフ時の前記スレーブコ
ンピユータの蓄積データのマスタコンピユータへ
の伝送、保存を確実に制御することができ、よつ
てキースイツチのオフ後も保存が必要な蓄積デー
タに関するキースイツチ投入中の演算処理を前記
スレーブコンピユータに分散処理させることが可
能になり、システムが大きくなつても前記マスタ
コンピユータを簡潔に構成でき、よつてキースイ
ツチのオフ時にそのマスタコンピユータへの電源
供給のみとなり、消費電力を少なくすることがで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、
第2図は第1図の電源回路の詳細電気結線図、第
3図a,b,cは電源回路の作動タイミングの波
形図、第4図はマスタマイコンシステムの要部演
算流れ図、第5図はスレーブマイコンシステムの
要部演算流れ図、第6図a,bは作動説明の波形
図である。 101…車載バツテリ、102…キースイツ
チ、103…電源回路、113…マスタシステム
をなすマスタマイコンシステム、114…スレー
ブシステムをなすスレーブマイコンシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車載電源回路より常時電源電圧の供給を受け
    て作動するマスタコンピユータを有するマスタシ
    ステムと、このマスタシステムに信号線で接続さ
    れて各種信号の送受信を行うスレーブコンピユー
    タを有するスレーブシステムと、前記車載電源回
    路と前記スレーブシステムの間に接続され、車両
    のキースイツチの投入に応答して前記電源電圧の
    前記スレーブシステムへの供給を開始する電源断
    続手段とを備えた車載マルチコンピユータ装置に
    おいて、 前記キースイツチのオフ時にはその時点から所
    定時間遅れて前記電源断続手段を遮断させる遅延
    手段と、 前記キースイツチの投入操作を検出し、その投
    入時点に前記スレーブシステムへの電源供給が立
    上るまで遅延させて前記マスタコンピユータに送
    受信の許可を示す制御信号を加える操作検出回路
    とを設け、 前記スレーブコンピユータが前記キースイツチ
    の投入により前記マスタコンピユータより記憶デ
    ータを受信し、この記憶データに基づいて以後の
    車両の作動による情報データを演算蓄積するとと
    もに、前記キースイツチのオフ時の前記所定時間
    内にその蓄積データを前記マスタコンピユータに
    伝送して記憶させる手段を有する ことを特徴とする車載マルチコンピユータ装
    置。
JP55127631A 1980-09-12 1980-09-12 Multi-computer device used aboard automobile Granted JPS5751541A (en)

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JPS5751541A JPS5751541A (en) 1982-03-26
JPS6238180B2 true JPS6238180B2 (ja) 1987-08-17

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JPS5751541A (en) 1982-03-26

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