JPS6238024Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238024Y2 JPS6238024Y2 JP8217583U JP8217583U JPS6238024Y2 JP S6238024 Y2 JPS6238024 Y2 JP S6238024Y2 JP 8217583 U JP8217583 U JP 8217583U JP 8217583 U JP8217583 U JP 8217583U JP S6238024 Y2 JPS6238024 Y2 JP S6238024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- electromagnetic clutch
- leaf spring
- sprocket wheel
- rotating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、入力回転部材と出力回転部材のい
ずれか一方に板ばねを介して取付けたアーマチユ
アを他方に磁気吸着させてトルク伝達を行なう所
謂電磁クラツチに関するものである。
ずれか一方に板ばねを介して取付けたアーマチユ
アを他方に磁気吸着させてトルク伝達を行なう所
謂電磁クラツチに関するものである。
この種電磁クラツチの一種として、第１図に上
半部縦断の側面図で示した電磁クラツチＡがあ
る。
半部縦断の側面図で示した電磁クラツチＡがあ
る。
電磁クラツチＡは、外部駆動源（図示しない）
から入力する入力回転部材としてのスプロケツト
ホイール１に二重環状の板ばね２を複数のビス３
によつて固着し、板ばね２に複数のビス４によつ
て固着したアーマチユア５を、被駆動軸６に複数
のビス７により固着した出力回転部材としてのロ
ータ８のフランジ部８Ａに磁気吸着させることに
よつてトルクを伝達する電磁クラツチである。
から入力する入力回転部材としてのスプロケツト
ホイール１に二重環状の板ばね２を複数のビス３
によつて固着し、板ばね２に複数のビス４によつ
て固着したアーマチユア５を、被駆動軸６に複数
のビス７により固着した出力回転部材としてのロ
ータ８のフランジ部８Ａに磁気吸着させることに
よつてトルクを伝達する電磁クラツチである。
前記電磁クラツチＡは、スプロケツトホイール
１を被駆動軸６上に同心配置としてあるため、軸
受９を介して被駆動軸６上にスプロケツトホイー
ル１を支持する。
１を被駆動軸６上に同心配置としてあるため、軸
受９を介して被駆動軸６上にスプロケツトホイー
ル１を支持する。
前記軸受９は、一般に合成樹脂製（例えば四ふ
つ化エチレン製）であり、スプロケツトホイール
１を小経部９Ａに圧入して一体とするので、被駆
動軸６に接する内径面９ａが縮径変形し易い。
つ化エチレン製）であり、スプロケツトホイール
１を小経部９Ａに圧入して一体とするので、被駆
動軸６に接する内径面９ａが縮径変形し易い。
もし、軸受９の内径面９ａが縮径変形すれば、
被駆動軸６と摩擦接触してしまい、アーマチユア
５がロータ８のフランジ部８Ａから離れても、入
力回転部材であるスプロケツトホイール１（また
は歯車）と被駆動軸６が一体に回転して、しや断
状態が得られない。
被駆動軸６と摩擦接触してしまい、アーマチユア
５がロータ８のフランジ部８Ａから離れても、入
力回転部材であるスプロケツトホイール１（また
は歯車）と被駆動軸６が一体に回転して、しや断
状態が得られない。
そこで、電磁クラツチＡを製作する際には、ス
プロケツトホイール１を嵌合したのち、軸受９の
内径面９ａを旋削等により所定の内径に仕上げる
必要があるため、加工費がかさむ難点があつた。
プロケツトホイール１を嵌合したのち、軸受９の
内径面９ａを旋削等により所定の内径に仕上げる
必要があるため、加工費がかさむ難点があつた。
なお、第１図中、符号１０は環状のフイールド
コア、１１は電磁コイル、１２は取付板、１３は
摩擦部材、１４は断磁部となる円弧状孔、１５は
フイールドコア１０とロータ８との間に介在させ
た軸受である。
コア、１１は電磁コイル、１２は取付板、１３は
摩擦部材、１４は断磁部となる円弧状孔、１５は
フイールドコア１０とロータ８との間に介在させ
た軸受である。
この考案は、上述の観点に基き、入力回転部材
と被駆動軸との間に介在させられる合成樹脂製軸
受の内径面を、あと加工により拡径することなく
組立てることができる電磁クラツチを提供するも
ので、合成樹脂製軸受に板ばねの基部を一体に固
着し、この板ばねの可撓部分の一方の面にアーマ
チユアを固着し、非可撓部分の他方の面に入力ま
たは出力回転部材を固着し、もつて前記軸受に前
記板ばねを介して前記アーマチユアと前記回転部
材を支持したことを特徴とする。
と被駆動軸との間に介在させられる合成樹脂製軸
受の内径面を、あと加工により拡径することなく
組立てることができる電磁クラツチを提供するも
ので、合成樹脂製軸受に板ばねの基部を一体に固
着し、この板ばねの可撓部分の一方の面にアーマ
チユアを固着し、非可撓部分の他方の面に入力ま
たは出力回転部材を固着し、もつて前記軸受に前
記板ばねを介して前記アーマチユアと前記回転部
材を支持したことを特徴とする。
ついで、この考案の電磁クラツチを実施例によ
り図面を参照しながら説明する。
り図面を参照しながら説明する。
第２図にはこの考案の電磁クラツチＢの実施例
を上半部縦断の側面図で示してある。
を上半部縦断の側面図で示してある。
この考案の電磁クラツチＢは、軸受９′と、こ
れに支持する板ばね２′の構造のみが異なり、入
力回転部材であるスプロケツトホイール１′（ま
たは歯車）については軸受９′の小径部９′Ａの外
径よりも僅かに内径を大きく形成してある。
れに支持する板ばね２′の構造のみが異なり、入
力回転部材であるスプロケツトホイール１′（ま
たは歯車）については軸受９′の小径部９′Ａの外
径よりも僅かに内径を大きく形成してある。
前記軸受９′、板ばね２′、スプロケツトホイー
ル１′以外の部材及びその構造は、いずれも電磁
クラツチＡと同じであるため、同じ部材には電磁
クラツチＡについての説明したと同じ符号を付
し、その構造の説明は、さきの説明を援用し、重
複して説明しない。
ル１′以外の部材及びその構造は、いずれも電磁
クラツチＡと同じであるため、同じ部材には電磁
クラツチＡについての説明したと同じ符号を付
し、その構造の説明は、さきの説明を援用し、重
複して説明しない。
軸受９′は射出成形品とし、第３図に正面図で
示した二重環状の板ばね２′の内環部２′Ａの基部
を成形時に埋込んである。
示した二重環状の板ばね２′の内環部２′Ａの基部
を成形時に埋込んである。
なお、内環部２′Ａと外環部２′Ｂとを結ず放射
状の非可撓部分である連結部２′Ｃに、スプロケ
ツトホイール１′を固定するためのビス３を通す
孔１６を設けてある。
状の非可撓部分である連結部２′Ｃに、スプロケ
ツトホイール１′を固定するためのビス３を通す
孔１６を設けてある。
その他、外環部２′Ｂにはアーマチユア５を固
着するためのビス４を通す孔１７を、連結部２′
Ｃの中間となる可撓部分に穿設してある。
着するためのビス４を通す孔１７を、連結部２′
Ｃの中間となる可撓部分に穿設してある。
なお、内環部２′Ａの内周部を凹凸形状として
おき、軸受９′に射出成形により埋込むようにし
てもよい。
おき、軸受９′に射出成形により埋込むようにし
てもよい。
上述の構成としたこの考案の電磁クラツチＢ
は、軸受９′を成形したときに、すでに板ばね
２′が一体となつているため、軸受９′の小径部
９′Ａにスプロケツトホイール１′を遊嵌し、ビス
３により板ばね２′にスプロケツトホイール１′を
固着すれば、板ばね２′に固着してあるアーマチ
ユア５とスプロケツトホイール１′が一体に結合
される。
は、軸受９′を成形したときに、すでに板ばね
２′が一体となつているため、軸受９′の小径部
９′Ａにスプロケツトホイール１′を遊嵌し、ビス
３により板ばね２′にスプロケツトホイール１′を
固着すれば、板ばね２′に固着してあるアーマチ
ユア５とスプロケツトホイール１′が一体に結合
される。
このとき、スプロケツトホイール１′は軸受
９′に対して遊嵌であるから電磁クラツチＡにお
けるようにスプロケツトホイールを取付けたため
に、軸受の内径が縮小変形するようなことはな
い。
９′に対して遊嵌であるから電磁クラツチＡにお
けるようにスプロケツトホイールを取付けたため
に、軸受の内径が縮小変形するようなことはな
い。
したがつて、入力回転部材であるスプロケツト
ホイール１′を取付けたのちに軸受の内径を旋削
するなどのあと加工を一切必要としない。
ホイール１′を取付けたのちに軸受の内径を旋削
するなどのあと加工を一切必要としない。
以上の説明から明らかなように、この考案の電
磁クラツチは工程を削減でき、組立も容易である
し、特に、ユーザに渡つたのち、機器の軸に嵌め
ることができないなどのトラブルを皆無にできる
優れた利点を有する。
磁クラツチは工程を削減でき、組立も容易である
し、特に、ユーザに渡つたのち、機器の軸に嵌め
ることができないなどのトラブルを皆無にできる
優れた利点を有する。
第１図は従来の電磁クラツチを示す上半部縦断
の側面図、第２図はこの考案の電磁クラツチの実
施例を示す上半部縦断の側面図、第３図はこの考
案の電磁クラツチに使用する板ばねの一例を示す
正面図である。 図面において、１，１′……スプロケツトホイ
ール、２，２′……板ばね、３，４……ビス、５
……アーマチユア、６……被駆動軸、８……ロー
タ、９，９′……軸受、９Ａ，９′Ａ……小径部。
の側面図、第２図はこの考案の電磁クラツチの実
施例を示す上半部縦断の側面図、第３図はこの考
案の電磁クラツチに使用する板ばねの一例を示す
正面図である。 図面において、１，１′……スプロケツトホイ
ール、２，２′……板ばね、３，４……ビス、５
……アーマチユア、６……被駆動軸、８……ロー
タ、９，９′……軸受、９Ａ，９′Ａ……小径部。
Claims (1)
- 合成樹脂製軸受に板ばねの基部を一体に固着
し、この板ばねの可撓部分の一方の面にアーマチ
ユア５を固着し、非可撓部分の他方の面に入力ま
たは出力回転部材を固着して、前記軸受に前記板
ばねを介して前記アーマチユアと前記回転部材を
支持した構造としたことを特徴とする電磁クラツ
チ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8217583U JPS59186532U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8217583U JPS59186532U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 電磁クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186532U JPS59186532U (ja) | 1984-12-11 |
| JPS6238024Y2 true JPS6238024Y2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=30212127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8217583U Granted JPS59186532U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 電磁クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186532U (ja) |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8217583U patent/JPS59186532U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59186532U (ja) | 1984-12-11 |
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