JP2576432Y2 - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JP2576432Y2
JP2576432Y2 JP1993067079U JP6707993U JP2576432Y2 JP 2576432 Y2 JP2576432 Y2 JP 2576432Y2 JP 1993067079 U JP1993067079 U JP 1993067079U JP 6707993 U JP6707993 U JP 6707993U JP 2576432 Y2 JP2576432 Y2 JP 2576432Y2
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JP
Japan
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rotor
armature
rotating shaft
electromagnetic clutch
cylindrical member
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JPH0732235U (ja
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龍雄 松山
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Ogura Clutch Co Ltd
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Ogura Clutch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、同一軸線上に突き合
わせ配置される回転軸間の回転を伝達する電磁クラッ
チ、特に、10000rpm以上の高速回転での使用を
可能にした電磁クラッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、突き合わせ軸型の電磁クラッチ
は、一方の回転軸にアーマチュアが板ばねを介して支持
されたアーマチュアハブを装着し、他方の回転軸には、
電磁コイルを内設したフィールドコアが嵌合される環状
溝が形成されたロータを装着する構造である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような構造である
と、回転軸の芯ずれにより、アーマチュアやロータの平
面度が悪くなりこれらアーマチュアとロータの偏摩耗が
発生してしまうなどの問題がある。また、高速回転での
使用では、正常な回転伝達ができなくなるという問題も
ある。この考案は、このような問題を解決することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、この考案では、ハウジングに固定された円筒
部材に軸受を介して回転自在に支持されたロータと、こ
のロータの環状溝内に嵌合され前記ハウジング側に固定
された電磁コイルを内設するフィールドコアと、前記円
筒部材より突設された第1回転軸と、この第1回転軸に
装着されたアーマチュアハブと、このアーマチュアハブ
に軸線方向にのみ移動可能に支持され前記ロータの摩擦
面と所定の空隙をおいて対向する摩擦面を有するアーマ
チュアとを備え、前記ロータの外周面から半径方向外側
に延設されたフランジ部と前記第1回転軸と突き合せ配
置された第2回転軸とを連結する可撓継手を構成したこ
とを特徴とする。
【0005】
【作用】第2回転軸の回転は、可撓継手を介してロータ
に伝達されるので、電磁コイルに通電してアーマチュア
をロータに磁気吸着することにより、第1回転軸にも回
転が伝達される。
【0006】
【実施例】図1はこの考案の実施例である電磁クラッチ
の断面図であり、ハウジング1にボルト止めされた円筒
部材2には、内側円筒部3aと外側円筒部3b、これら
円筒部を連結する円板部3cからなり、環状溝3dが形
成されたロータ3が軸受を介して回転自在に支持されて
いる。またロータ3の環状溝3dには、電磁コイル4が
内設されたフィールドコア5が嵌合されている。フィー
ルドコア5は、円筒部材2に取付け板を介して固定され
ている。
【0007】ハウジング1に軸受を介して支持され円筒
部材2より突設された第1回転軸6には、アーマチュア
ハブ7がセレーション嵌合され抜け止めされている。こ
のアーマチュアハブ7には板ばね8を介してアーマチュ
ア9が支持されている。またこの実施例の電磁クラッチ
においては、ロータ3の摩擦面となる円板部3cの側面
と同じ高さの側面を有する環状なフランジ部10が半径
方向に延設されており、このフランジ部10の外側に可
撓継手12の取付け部11が形成されている。なお、ア
ーマチュア9の外径寸法はフランジ部10の外径寸法と
同じ寸法であり、側面全体がロータ3とフランジ部10
の摩擦面と対向する摩擦面となっている。
【0008】可撓継手12は、ロータ3の取付け部11
にスペーサ13を介してねじ止めされたリング状板ばね
からなる第1可撓部材14と、この第1可撓部材14と
スペーサ15を介してねじ止めされたリング状の中間部
材16と、この中間部材16に(図示せぬ)スペーサを
介してねじ止めされたリング状板ばねからなる第2可撓
部材17とからなり、この可撓継手12の第2可撓部材
17は、ハブ18の円板状のフランジ部にスペーサ19
を介してねじ止めされている。ハブ18は、第1回転軸
6と突き合わされた第2回転軸20に一体回転可能に装
着されている。
【0009】このような構造からなる電磁クラッチは、
第2回転軸20を駆動軸とし第1回転軸6を従動軸とす
ると、第2回転軸20の回転は、可撓継手12を介して
ロータ3に伝達されるので、電磁コイル4に通電してア
ーマチュア9をロータ3に磁気吸着することにより、第
1回転軸6にも回転が伝達される。
【0010】
【考案の効果】以上のようにこの考案では、可撓継手1
2を構成したことによりアーマチュア9やロータ3の摩
擦面の偏摩耗は防止される。また、高速回転での使用を
可能にした電磁クラッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である電磁クラッチの断面図
である。
【符号の説明】
3 ロータ 7 アーマチュアハブ 9 アーマチュア 12 可撓継手

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに固定された円筒部材に軸受
    を介して回転自在に支持されたロータと、このロータの
    環状溝内に嵌合され前記ハウジング側に固定された電磁
    コイルを内設するフィールドコアと、前記円筒部材より
    突設された第1回転軸と、この第1回転軸に装着された
    アーマチュアハブと、このアーマチュアハブに軸線方向
    にのみ移動可能に支持され前記ロータの摩擦面と所定の
    空隙をおいて対向する摩擦面を有するアーマチュアとを
    備え、前記ロータの外周面から半径方向外側に延設され
    たフランジ部と前記第1回転軸と突き合せ配置された第
    2回転軸とを連結する可撓継手を構成したことを特徴と
    する電磁クラッチ。
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JPH0732235U JPH0732235U (ja) 1995-06-16
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