JPS6237700Y2 - - Google Patents

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JPS6237700Y2
JPS6237700Y2 JP11079981U JP11079981U JPS6237700Y2 JP S6237700 Y2 JPS6237700 Y2 JP S6237700Y2 JP 11079981 U JP11079981 U JP 11079981U JP 11079981 U JP11079981 U JP 11079981U JP S6237700 Y2 JPS6237700 Y2 JP S6237700Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、量産性を向上できる横型の射出成形
機に関する。
従来、射出成形において、成形サイクルタイム
の短縮のために、一台の射出装置に対して2組以
上の金型を用いて成形を行う方法はあるが、従来
の方法では、一方の金型を型締装置により型締し
た状態で、該金型内に溶融樹脂を射出した後、そ
の射出位置で、型締状態を保持させたまゝで金型
内の樹脂を冷却固化させ、該樹脂が固化した後
に、型締を解除して金型を成形品取出位置に移動
させていた。そのため、金型を射出位置で、溶融
樹脂の射出から冷却固化まで長時間にわたつて型
締状態を保持しなければならず、成形サイクルタ
イムを大巾に短縮することは困難であつた。
本考案は、このような点に鑑み、型締および射
出と、金型内の樹脂の冷却固化および成形品の取
出しとを各別のステーシヨンで同時に行い、これ
らの作業をラツプさせて成形サイクルタイムを短
縮させると共に、量産性を向上させ、かつ、横型
で金型の移動をスムーズに行なえるようにしたも
のである。
以下、本考案の実施例を図によつて説明する。
Aは射出ステーシヨン、B,B′は成形ステーシ
ヨンを示す。射出ステーシヨンAには、固定盤1
1とシリンダフレーム13をベース10に対して
起立姿勢で前後に所定間隔を置いて互いに平行に
対向して立設し、かつ、互いの四隅をタイロツド
14により連結し、シリンダフレーム13に型締
シリンダ15を設けている。可動盤12は固定盤
11と平行に起立姿勢で対向し、型締シリンダ1
5のラム16に連結し、四隅をタイロツド14に
案内させて前後に往復動する。20は射出装置
で、固定盤11の前面に対向して移動シリンダ2
1により前後に往復動するように設けている。2
2はホツパー、23はシリンダバレル、24は射
出ノズル、25は射出用油圧シリンダ、26は射
出スクリユー駆動用油圧モータを示す。
成形ステーシヨンB,B′には、それぞれ固定プ
レート31,31′と固定プレート33,33′を
ベース10に対して起立姿勢で前後に互いに平行
に対向して立設している。可動プレート32,3
2′は四隅を固定プレート31,31′と固定プレ
ート33,33′の四隅間に架設したガイドロツ
ド34,34′に摺動自在に支持させ、該固定プ
レートと平行な起立姿勢で型厚調整シリンダ3
5,35′により前後に移動自在に設け、この可
動プレート32,32′に、エジエクタボツクス
41,41′、エジエクタシリンダ42,42′、
エジエクタプレート43,43′からなるエジエ
クタ機構40,40′を設けている。
50は金型移動プレートで、起立姿勢で固定盤
11と固定プレート31,31′の各内面に沿つ
て左右に往復動自在に設けている。該金型移動プ
レート50の内面には左右に所定間隔を置いた2
箇所に可動金型取付盤51,51′を各4本の金
型開閉シリンダ52,52′を介して前後に移動
自在に設け、金型60,60′の固定金型61,
61′を金型移動プレート50に、可動金型6
2.62′を可動金型取付盤51,51′にそれぞ
れ適当な固定手段により着脱自在に取付けること
により、該金型60,60′を開閉できるように
している。
前記金型移動プレート50を左右に往復動させ
る駆動手段として、第1図乃至第5図に示す実施
例では、同プレート50の上側辺部にラツク53
を設け、固定盤11にピニオン54とその駆動モ
ータ55を設け、該ピニオン54をラツク53に
噛合させてモータ55を正逆転駆動することによ
り、金型移動プレート50を左右に往復動させる
ようにしているが、第6図に示すようにチエーン
56を用い、あるいはトロリーコンベア(図示せ
ず)を用いてもよい。
金型移動プレート50の下側辺部は多数のガイ
ドローラ71にて支持させ、ガイドローラ71は
固定盤11と固定プレート31,31′の各内面
下側辺部に設けた固定支持枠72に回転自在に支
持させている。また、可動金型取付盤51,5
1′の下側辺部は多数のガイドローラ73にて支
持させ、ガイドローラ73は可動盤12と可動プ
レート32,32′の内面下側辺部に設けた可動
支持枠74,75,75′に回動自在に支持させ
ている。
前記固定盤11と可動盤12および固定プレー
ト31,31′と可動プレート32,32′の相対
向する内面の上下両側辺部には、それぞれ金型移
動プレート50の上下両側辺部および可動金型取
付盤51,51の上下両側辺部を係脱自在に係合
する断面L形の係合金具81,82および83,
84を設け、それらの上部金具81,83にそれ
ぞれクランプ装置85,86を設けている。
次に作動について説明する。
まず、金型開閉シリンダ52,52′により可
動金型取付盤51,51′および可動金型62,
62′を引寄せ、金型60,60′を閉鎖した状態
で、駆動モータ55を駆動し、ピニオン54とラ
ツク53を介して金型移動プレート50を左方向
に移動させる。該プレート50が所定位置まで移
動して係合金具81,82に係合され、可動金型
取付盤51,51′が係合金具83,84に係合
され、一方の金型60が成形ステーシヨンBに搬
入され、他方の金型60′が射出ステーシヨンA
に搬入されると、リミツトスイツチ等の検出器
(図示せず)が作動し、駆動モータ55が停止さ
れ、クランプ装置85,86が作動され、金型移
動プレート50および可動金型取付盤51,5
1′が固定プレート31′と固定盤11および可動
プレート32と可動盤12にクランプされる。
然る後、射出ステーシヨンAにおいて、型締シ
リンダ15が作動され、ラム16および可動盤1
2が前進し、前記金型60′が型締された後、射
出装置20の移動シリンダ21により射出ノズル
24が前進して金型60′に接続され、該金型6
0′内に溶融樹脂が射出される。この射出が終了
すると、射出ノズル24が後退して金型60′か
ら離脱され、型締シリンダ15のラム16および
可動盤12が後退して型締が解除される。ただ
し、この型締を解除しても金型60′は金型移動
プレート50に設けられた金型開閉シリンダ5
2′と可動金型取付盤51′により閉鎖姿勢に保持
されている。
一方、成形ステーシヨンBにおいて、金型開閉
シリンダ52と可動金型取付盤51および型厚調
整シリンダ35と可動プレート32により、金型
60が閉鎖姿勢で保持され、この状態で該金型6
0に冷却水供給手段(図示省略)が接続されて冷
却水が供給され、前回に射出ステーシヨンAで射
出された金型60内の樹脂が冷却固化されて所定
形状に成形される。然る後、金型開閉シリンダ5
2および型厚調整シリンダ35が作動され、可動
プレート32、可動金型取付盤51および可動金
型62が後退され、金型60が開かれると共に、
エジエクタシリンダ40が作動され、成型品が取
出される。なお、成形品の取出し後は、前記両シ
リンダ52,35が作動され、金型60は閉鎖さ
れる。
こうして射出ステーシヨンAで金型60′に対
する型締、溶融樹脂の射出、型締解除が行われ、
この間に成形ステーシヨンBで金型60内の樹脂
の冷却固化および成形品の取出しが行われる。
次に、各クランプ装置85,86が解放され、
金型移動プレート50および可動金型取付盤5
1,51′に対する固定が解除され、駆動モータ
55が駆動され、ピニオン54とラツク53を介
して金型移動プレート50が右方向に移動され、
前記金型60′が成形ステーシヨンB′に搬入さ
れ、金型60が射出ステーシヨンAに搬入される
と、リミツトスイツチ等の検出器が作動し、駆動
モータ55が停止され、クランプ装置85,86
により金型移動プレート50および可動金型取付
盤51,51′が固定盤11と固定プレート3
1′および可動盤12と可動プレート32にクラ
ンプされる。そして、成形ステーシヨンB′におい
て、前記と同様の作動により、金型60′内の樹
脂が冷却固化された後、金型開閉シリンダ52′
および型厚調整シリンダ35′等の作動により金
型60′が開かれ、エジエクタ機構40′により成
形品の取出しが行われ、かつ、この間に射出ステ
ーシヨンAにおいて、前回に成形品が取出された
金型60に対し、再度型締、溶融樹脂の射出、型
締解除が行われ、以下、上記作動を繰返す。
こうして金型移動プレート50を左右に往復動
させ、一方の金型60を射出ステーシヨンAと成
形ステーシヨンBに交互に搬入すると同時に、他
方の金型60′を成形ステーシヨンB′と射出ステ
ーシヨンAに交互に搬入し、射出ステーシヨンA
において、一方の金型60または60′に対して
型締、溶融樹脂の射出、型締解除を行い、この間
に他方の金型60′または60内の樹脂の冷却固
化ならびに成形品の取出しを行う。これによつて
作業をラツプさせることができる。
また、上記作動時において、金型60,60′
を金型開閉シリンダ52,52′と可動金型取付
盤51,51′等により閉鎖姿勢を保持すること
によつて、金型60,60′内に溶融樹脂を射出
した後に直ちに型締を解除しても、該金型60,
60′内の樹脂が漏洩することはなく、金型6
0,60′を射出ステーシヨンAから成形ステー
シヨンB,B′に何ら支障なく移動させることがで
き、金型の射出ステーシヨンAでの停止時間を短
縮できる。
しかも、成形ステーシヨンB,B′において、金
型60,60′を前記の如く閉鎖姿勢で保持した
状態で該金型内の樹脂を冷却固化することによ
り、歪み等が生じることなく適正に冷却固化でき
る。また、可動金型62,62′を取付けた取付
盤51,51′をクランプ装置86により可動プ
レート32,32′に連結し、この可動プレート
32,32′の四隅をガイドロツド34,34′に
支持しているので、金型開閉シリンダ52,5
2′および型厚調整シリンダ35,35′の作動に
より金型60,60′をスムーズに開閉でき、か
つ、金型60,60′が横型でエジエクタ機構4
0,40′を設けてあるので、成形品を金型6
0,60′から正確に効率よく取出すことがで
き、高品質の成形品が得られると共に、この成形
ステーシヨンB,B′での金型60,60′の停止
時間を短縮でき、前述した作業のラツプと射出ス
テーシヨンAにおける金型の停止時間の短縮との
相剰作用により、成形サイクルタイムを大巾に短
縮できる。
また、前記金型の移動時には射出圧力がかゝら
ないので、金型60,60′の閉鎖姿勢を保持す
る手段としての金型開閉シリンダ52,52′の
出力は小さくてよく、この金型閉鎖姿勢保持手段
を小型軽量化でき、金型移動プレートの移動手段
も小型軽量化でき、設備費の節減に寄与できる。
以上説明したように、本考案によれば、2組の
金型を射出ステーシヨンと成形ステーシヨンとに
交互に搬入して、各作業をオーバーラツプさせる
ことができると共に、金型の各ステーシヨンでの
停止時間を短縮でき、成形サイクルタイムを大巾
に短縮でき、かつ、高品質の成形品を得ることが
できる。しかも金型は横型で、従来の金型をその
まゝ本装置に用いることができ、かつ、この金型
の移動手段も小型軽量化でき、設備費の節減に寄
与し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は射出ステーシヨンの側面図、第3図は成形ステ
ーシヨンの側面図、第4図は第1図の−線断
面図、第5図は金型移動プレートに金型を取付け
た状態を示す斜視図、第6図は金型移動手段の別
の実施例を示す概念図である。 A……射出ステーシヨン、B,B′……成形ステ
ーシヨン、10……ベース、11……固定盤、1
2……可動盤、13……シリンダフレーム、14
……タイロツド、15……型締シリンダ、16…
…ラム、20……射出装置、31,31′……固
定プレート、32,32′……可動プレート、3
3,33′……固定プレート、34,34′……ガ
イドロツド、35,35′……型厚調整シリン
ダ、40,40′……エジエクタ機構、50……
金型移動プレート、51,51′……可動金型取
付盤、52,52′……金型開閉シリンダ、53
……ラツク、54……ピニオン、55……駆動モ
ータ、60,60′……金型、61,61′……固
定金型、62,62′……可動金型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 射出ステーシヨンの左右両側に成形ステーシヨ
    ンを設け、射出ステーシヨンには射出装置と、固
    定盤と、型締機構によつて前後に往復動される可
    動盤とを設け、各成形ステーシヨンにはそれぞれ
    固定プレートと、型厚調整機構によつて前後に移
    動自在の可動プレートと、エジエクタ機構とを設
    け、一方、前記固定盤と可動盤の間および固定プ
    レートと可動プレートの間を左右に往復動する金
    型移動プレートを設け、この金型移動プレートに
    左右に所定間隔を置いて2組の可動金型取付盤を
    それぞれ金型開閉機構を介して前後に移動自在に
    設け、2組の金型の各固定金型を金型移動プレー
    トの前記可動金型取付盤に対向する部位に取付け
    ると共に、該金型の各可動金型を可動金型取付盤
    に取付け、これら2組の金型を射出ステーシヨン
    と成形ステーシヨンに交互に搬入するように前記
    移動プレートを移動させる駆動手段を設けたこと
    を特徴とする射出成形機。
JP11079981U 1981-06-09 1981-07-24 射出成形機 Granted JPS5817119U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079981U JPS5817119U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 射出成形機
US06/374,734 US4439123A (en) 1981-06-09 1982-05-04 Injection molding machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079981U JPS5817119U (ja) 1981-07-24 1981-07-24 射出成形機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817119U JPS5817119U (ja) 1983-02-02
JPS6237700Y2 true JPS6237700Y2 (ja) 1987-09-26

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ID=29905157

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JP11079981U Granted JPS5817119U (ja) 1981-06-09 1981-07-24 射出成形機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741650B2 (ja) * 1992-04-23 1995-05-10 株式会社佐藤鉄工所 低圧射出成形法および低圧射出成形機
JP6298024B2 (ja) * 2015-08-27 2018-03-20 日精樹脂工業株式会社 型締装置

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JPS5817119U (ja) 1983-02-02

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