JPS6235958B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6235958B2 JPS6235958B2 JP52120822A JP12082277A JPS6235958B2 JP S6235958 B2 JPS6235958 B2 JP S6235958B2 JP 52120822 A JP52120822 A JP 52120822A JP 12082277 A JP12082277 A JP 12082277A JP S6235958 B2 JPS6235958 B2 JP S6235958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rudder
- steering
- full
- rotation
- potentiometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 241000380131 Ammophila arenaria Species 0.000 description 10
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/06—Steering by rudders
- B63H25/08—Steering gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/06—Steering by rudders
- B63H25/08—Steering gear
- B63H25/14—Steering gear power assisted; power driven, i.e. using steering engine
- B63H25/18—Transmitting of movement of initiating means to steering engine
- B63H25/24—Transmitting of movement of initiating means to steering engine by electrical means
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Adjustable Resistors (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Toys (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は船舶の操舵装置即ち舵柄装置に、より
詳細には舵柄の回動に対する舵の回動のレートに
直線状および非直線状の2つの可変領域を持たせ
た可変レート型舵柄装置に関する。
詳細には舵柄の回動に対する舵の回動のレートに
直線状および非直線状の2つの可変領域を持たせ
た可変レート型舵柄装置に関する。
従来の船舶操舵装置即ち舵柄装置においては舵
の一杯転舵の回動(約45゜の全舵回動)を行なわ
せるためには操舵輪を数回転させることが必要で
あつた。舵柄の回動に対して舵の回動をこのよう
に不感性としたのは、滑車と綱による舵と舵柄と
の連結部の歯車比を適切に選び、大きな流体力を
受ける舵の実質的な変位によつて大型船の船首方
位を変化させるのに十分な力が舵手によつて舵柄
に発生するようにしたことの結果である。しかし
このように舵柄の回動に対して舵を不感性にした
ことによつて船首方位を所定の航路上に維持する
ことが一層容易になる。その理由は左右いずれか
の方向に舵柄を大きく、例えば60゜回動させて
も、5゜程度のわずかな舵の変位が生ずるだけ
で、船舶の航路を維持するのに舵柄の特に厳密な
制御が必要とされないためである。一杯転舵角は
船舶によつて異なるが、直進位置から45゜程度で
ある。そのため舵を操作するための手動による滑
車装置に代つて各種の機械的あるいは電気的装置
が用いられるようになつても、従来の滑車装置の
場合と同様に、船首方位保持操作中の舵の回動が
舵柄の回動に不感性であるようにするため、一杯
転舵から一杯転舵までの操舵に複数回の舵柄の回
動が必要とされるという事情は変更されなかつ
た。しかし船首方位変更のためには、操舵装置の
回動に対して舵を不感性とし、一杯転舵から一杯
転舵までに舵柄の数回転(通常は3回転)が必要
であるようにすると、操舵上不便であり、緊急操
舵にも余分の時間が必要になる。また緊急の際に
は舵手が一杯転舵指令を出し、上述したようにい
くらかの時間をかけて操舵輪をその位置まで回動
させ、応答がない時は舵を所要の方向に回動させ
るための緊急操作即ち非追従操作(Non Follow
Up Operation,NFU)を発生させなければなら
ないことがある。
の一杯転舵の回動(約45゜の全舵回動)を行なわ
せるためには操舵輪を数回転させることが必要で
あつた。舵柄の回動に対して舵の回動をこのよう
に不感性としたのは、滑車と綱による舵と舵柄と
の連結部の歯車比を適切に選び、大きな流体力を
受ける舵の実質的な変位によつて大型船の船首方
位を変化させるのに十分な力が舵手によつて舵柄
に発生するようにしたことの結果である。しかし
このように舵柄の回動に対して舵を不感性にした
ことによつて船首方位を所定の航路上に維持する
ことが一層容易になる。その理由は左右いずれか
の方向に舵柄を大きく、例えば60゜回動させて
も、5゜程度のわずかな舵の変位が生ずるだけ
で、船舶の航路を維持するのに舵柄の特に厳密な
制御が必要とされないためである。一杯転舵角は
船舶によつて異なるが、直進位置から45゜程度で
ある。そのため舵を操作するための手動による滑
車装置に代つて各種の機械的あるいは電気的装置
が用いられるようになつても、従来の滑車装置の
場合と同様に、船首方位保持操作中の舵の回動が
舵柄の回動に不感性であるようにするため、一杯
転舵から一杯転舵までの操舵に複数回の舵柄の回
動が必要とされるという事情は変更されなかつ
た。しかし船首方位変更のためには、操舵装置の
回動に対して舵を不感性とし、一杯転舵から一杯
転舵までに舵柄の数回転(通常は3回転)が必要
であるようにすると、操舵上不便であり、緊急操
舵にも余分の時間が必要になる。また緊急の際に
は舵手が一杯転舵指令を出し、上述したようにい
くらかの時間をかけて操舵輪をその位置まで回動
させ、応答がない時は舵を所要の方向に回動させ
るための緊急操作即ち非追従操作(Non Follow
Up Operation,NFU)を発生させなければなら
ないことがある。
そのため船首方位保持のため直進位の両側の大
きな回動には不感性があると共に船首方位変更の
ための舵柄の回動には高度の応答性をもつ舵柄装
置が要望されている。また緊急時には舵手は一杯
転舵位置の方に操舵輪を回動させ更にその位置を
越えて操舵輪を回動させるように本能的に操作す
るので、一杯転舵位置において舵柄指令装置に緊
急用非追従機構を組込むことが必要になる。
きな回動には不感性があると共に船首方位変更の
ための舵柄の回動には高度の応答性をもつ舵柄装
置が要望されている。また緊急時には舵手は一杯
転舵位置の方に操舵輪を回動させ更にその位置を
越えて操舵輪を回動させるように本能的に操作す
るので、一杯転舵位置において舵柄指令装置に緊
急用非追従機構を組込むことが必要になる。
本発明による船舶の操舵装置即ち舵柄装置は、
操舵輪の1回転(360゜)以下の回動により一杯
転舵から一杯転舵への指令が行なわれると共に、
直進位置の回りに比較的不感性の信号を舵に供与
し、船首方位保持のため直進位置回りの舵の回動
1゜当りについて著しく大きな操舵輪の回動が必
要とされるように構成されている。
操舵輪の1回転(360゜)以下の回動により一杯
転舵から一杯転舵への指令が行なわれると共に、
直進位置の回りに比較的不感性の信号を舵に供与
し、船首方位保持のため直進位置回りの舵の回動
1゜当りについて著しく大きな操舵輪の回動が必
要とされるように構成されている。
更に特定的には、本発明による可変レート型の
舵柄装置は、直進位置を中心とする不感型制御を
含み、操舵輪の所定回動範囲について手動による
徴細な制御が可能となり、所望の船首方位を中心
とする過大操舵が防止されるようになつている。
また本発明による舵柄装置は、操舵輪の残余回動
範囲に関してはより応答性の制御を含み、舵の回
動角1゜当りに必要な操舵輪の回動が少くなり、
一杯転舵から一杯転舵までの範囲内で船首方位を
変更するための舵柄または舵の大きな指令が舵柄
装置の1回転以下の回動によつて行なわれるよう
になつている。
舵柄装置は、直進位置を中心とする不感型制御を
含み、操舵輪の所定回動範囲について手動による
徴細な制御が可能となり、所望の船首方位を中心
とする過大操舵が防止されるようになつている。
また本発明による舵柄装置は、操舵輪の残余回動
範囲に関してはより応答性の制御を含み、舵の回
動角1゜当りに必要な操舵輪の回動が少くなり、
一杯転舵から一杯転舵までの範囲内で船首方位を
変更するための舵柄または舵の大きな指令が舵柄
装置の1回転以下の回動によつて行なわれるよう
になつている。
本発明による可変レート型舵柄装置は、舵柄の
運動を舵への可変レート舵柄信号に変換するため
の可変比ポテンシヨメータのような可変信号装置
を具えている。本発明の好適な実施例による可変
比舵柄装置は、面舵5゜から取柄8゜の範囲(こ
の範囲では舵柄は1゜の舵角当り約9゜の角度勾
配を有する)では線状であるがその後は面舵およ
び取舵方向に約150゜の舵柄の回動が面舵および
取舵方向の一杯転舵(約45゜)に対応する舵の回
動と等しくなるように対数的に変化する舵柄出力
信号を送出する。本発明による舵柄装置は、更
に、特別の船舶の一杯転舵設定に対応する45゜以
外のいろいろの一杯転舵設定を供与するための可
調節停止部材と、舵柄を直進位置に戻すための心
合わせ装置と、船首方位保持のため直進位置以外
のオフセツト舵角を設定する舵柄調節装置と、舵
に直接動力を適正な方向において供給するための
両方の一杯転舵位置において選択可能な緊急用無
視制御即ち非追従制御装置とを具えている。
運動を舵への可変レート舵柄信号に変換するため
の可変比ポテンシヨメータのような可変信号装置
を具えている。本発明の好適な実施例による可変
比舵柄装置は、面舵5゜から取柄8゜の範囲(こ
の範囲では舵柄は1゜の舵角当り約9゜の角度勾
配を有する)では線状であるがその後は面舵およ
び取舵方向に約150゜の舵柄の回動が面舵および
取舵方向の一杯転舵(約45゜)に対応する舵の回
動と等しくなるように対数的に変化する舵柄出力
信号を送出する。本発明による舵柄装置は、更
に、特別の船舶の一杯転舵設定に対応する45゜以
外のいろいろの一杯転舵設定を供与するための可
調節停止部材と、舵柄を直進位置に戻すための心
合わせ装置と、船首方位保持のため直進位置以外
のオフセツト舵角を設定する舵柄調節装置と、舵
に直接動力を適正な方向において供給するための
両方の一杯転舵位置において選択可能な緊急用無
視制御即ち非追従制御装置とを具えている。
次に図面を参照して本発明の実施例を一層詳し
く説明する。
く説明する。
第1図のブロツク線図は、標準的な船舶用操舵
機構の舵柄−舵間の電気的接続部10を示してい
る。電気的接続部10は、その信号が制御増幅器
1を経て舵12に与えられる舵柄11と、動力ユ
ニツト14と、機械的差動装置と、操舵用可変吐
出ポンプ16と、動力ユニツト位置を制御増幅器
13にフイードバツクするため動力ユニツト14
と制御増幅器13との間に接続された動力ユニツ
ト位置検出器18を含む中継ループ17とを有す
る。後述するように本発明の舵柄11に連結した
非追従回路19も第1図に示してある。
機構の舵柄−舵間の電気的接続部10を示してい
る。電気的接続部10は、その信号が制御増幅器
1を経て舵12に与えられる舵柄11と、動力ユ
ニツト14と、機械的差動装置と、操舵用可変吐
出ポンプ16と、動力ユニツト位置を制御増幅器
13にフイードバツクするため動力ユニツト14
と制御増幅器13との間に接続された動力ユニツ
ト位置検出器18を含む中継ループ17とを有す
る。後述するように本発明の舵柄11に連結した
非追従回路19も第1図に示してある。
本発明による操舵機構である舵柄11は、第2
図に示すように、ハウジング21と、操舵輪22
と、ハウジング21中に収容した複合信号発生装
置24に操舵輪22を連結する軸23とを具えて
いる。軸23はハウジング21の軸孔25および
操舵輪22の軸孔26を通過しており、当該技術
において周知のように、軸23を操舵輪22中に
位置決めし保持するための保持リング27および
キー28を具えている。ハウジング21中の窓3
1を経て見られハウジング21に固定した指針3
2により表示される舵指令角を指示するための目
盛板30は、不整形状の円板29を介して軸23
と共に回動するように、軸23に固定されてい
る。本発明の好ましい実施例による複合信号発生
装置24は、舵12に信号出力を与えるため軸2
3に連結した回動部材35を有する非線上ポテン
シヨメータ34を具えている。ポテンシヨメータ
34は、第2図および第3図に示すように、ピン
38を受けいれるようにしたスロツト37を有す
る板体36に取付けてある。ピン38はハウジン
グ21に取付けた別の板体39に固定してあり、
回動部材35が操舵輪22と共に回動することは
許容するがポテンシヨメータ34の回動は阻止す
るようになつている。また本実施例においては、
第4図に示した目盛板30の整合曲線に示したよ
うに、面舵および取舵のどちらに対しても、舵1
2が0゜位置即ち直進位置から1゜ずつの増合で
5゜回動するまでに操舵軸22が9゜ずつ回動す
る操舵輪22の第1回動部分において、舵12の
1゜の回動に対応して線状信号を舵12に供給す
る。またポテンシヨメータ34から舵12への出
力信号は、一杯転舵(約45゜)への舵12の5゜
の回動については、操舵輪22の回動に伴つて対
数的に変化する。換言すれば直進位置即ち0゜位
置から5゜までの舵12の回動は対応する方向へ
の操舵輪22の45゜の回動によつて行われるが、
5゜から一杯転舵(約45゜舵)までの舵12の回
動は、所望方向についての操舵輪22の残り
(105゜)の回動によつて行われる。従つて本実施
例によれば、直進位置から一杯転舵位置までの
150゜の操舵輪22の回動(即ち1回転の半分以
下の回動)によつて一杯転舵が実現され、操舵輪
22の1回転以下の回動によつて一杯転舵から一
杯転舵までの舵12の回動が行なわれる。
図に示すように、ハウジング21と、操舵輪22
と、ハウジング21中に収容した複合信号発生装
置24に操舵輪22を連結する軸23とを具えて
いる。軸23はハウジング21の軸孔25および
操舵輪22の軸孔26を通過しており、当該技術
において周知のように、軸23を操舵輪22中に
位置決めし保持するための保持リング27および
キー28を具えている。ハウジング21中の窓3
1を経て見られハウジング21に固定した指針3
2により表示される舵指令角を指示するための目
盛板30は、不整形状の円板29を介して軸23
と共に回動するように、軸23に固定されてい
る。本発明の好ましい実施例による複合信号発生
装置24は、舵12に信号出力を与えるため軸2
3に連結した回動部材35を有する非線上ポテン
シヨメータ34を具えている。ポテンシヨメータ
34は、第2図および第3図に示すように、ピン
38を受けいれるようにしたスロツト37を有す
る板体36に取付けてある。ピン38はハウジン
グ21に取付けた別の板体39に固定してあり、
回動部材35が操舵輪22と共に回動することは
許容するがポテンシヨメータ34の回動は阻止す
るようになつている。また本実施例においては、
第4図に示した目盛板30の整合曲線に示したよ
うに、面舵および取舵のどちらに対しても、舵1
2が0゜位置即ち直進位置から1゜ずつの増合で
5゜回動するまでに操舵軸22が9゜ずつ回動す
る操舵輪22の第1回動部分において、舵12の
1゜の回動に対応して線状信号を舵12に供給す
る。またポテンシヨメータ34から舵12への出
力信号は、一杯転舵(約45゜)への舵12の5゜
の回動については、操舵輪22の回動に伴つて対
数的に変化する。換言すれば直進位置即ち0゜位
置から5゜までの舵12の回動は対応する方向へ
の操舵輪22の45゜の回動によつて行われるが、
5゜から一杯転舵(約45゜舵)までの舵12の回
動は、所望方向についての操舵輪22の残り
(105゜)の回動によつて行われる。従つて本実施
例によれば、直進位置から一杯転舵位置までの
150゜の操舵輪22の回動(即ち1回転の半分以
下の回動)によつて一杯転舵が実現され、操舵輪
22の1回転以下の回動によつて一杯転舵から一
杯転舵までの舵12の回動が行なわれる。
目盛板30は、第2図と第4図および第5図に
示すように、円錘台形の形状を有し、その唇状部
40は不整形状の円板29の方に半径方向内方に
伸長してそれに固定してある。目盛板30の目盛
面には第4図に示すように舵角を指示する数字が
表示されている。この数字は図示のように0゜と
して表わした0位置から5゜までは線状に表示さ
れているが、上述したように5゜から面舵および
取舵方向に一杯転舵(45゜)までは対数的に増大
している。
示すように、円錘台形の形状を有し、その唇状部
40は不整形状の円板29の方に半径方向内方に
伸長してそれに固定してある。目盛板30の目盛
面には第4図に示すように舵角を指示する数字が
表示されている。この数字は図示のように0゜と
して表わした0位置から5゜までは線状に表示さ
れているが、上述したように5゜から面舵および
取舵方向に一杯転舵(45゜)までは対数的に増大
している。
不整な形状の円板29(第2図参照)は軸23
の軸方向に延長する円筒形膨出部分41(第2図
および第5図参照)を有する。膨出部分41は可
調節停止部材42を具えている。停止部材42の
所望位置を確保するためのピン部材を停止部材4
2に設けることもできる。停止部材42は本発明
の舵柄11を取付ける特別の船舶により規定され
る所望の「一杯転舵」舵位置に設定される。操舵
輪22を回転させると円板29および可調節停止
部材42が回動し、停止部材42の内1個は左側
または右側の「一杯転舵」舵位置において、板体
39にそれから軸方向外方に延長するように取付
けたT字形ピン部材43に衝突する(第2,6お
よび7図参照)。第7図に示した実施例において
はT字形ピン部材43は一杯転舵位置において可
調節停止部材42と係合して操舵輪22がその時
の回動方向に更に回動するのを阻止するための
「一杯転舵」舵停止部材である。しかしこの実施
例では、第6図に示すように(第6図では両方の
可調節停止部材42をそれぞれの一杯転舵位置に
おいて示してある)T字形ピン部材43は板体3
9の他側から軸方向外方に延長している切換装置
44の一部をなしており、作動部材45(第6図
には1個のみ示す)によつて1対のマイクロスイ
ツチ46の1個に連結されている。マイクロスイ
ツチ46は掛外された時第1図の非追従回路19
を作動させて、舵柄11の操舵輪22により指令
された対応方向において舵12に直接動力を供給
する。従つて一杯転舵位置に到達しても舵柄11
の応答がない場合には、切換装置44をトリツプ
して対応のマイクロスイツチ46を掛外すように
緊急用の非追従回路19が操舵輪22への付加的
な回動力によつて直ちに衝動的に作動する。
の軸方向に延長する円筒形膨出部分41(第2図
および第5図参照)を有する。膨出部分41は可
調節停止部材42を具えている。停止部材42の
所望位置を確保するためのピン部材を停止部材4
2に設けることもできる。停止部材42は本発明
の舵柄11を取付ける特別の船舶により規定され
る所望の「一杯転舵」舵位置に設定される。操舵
輪22を回転させると円板29および可調節停止
部材42が回動し、停止部材42の内1個は左側
または右側の「一杯転舵」舵位置において、板体
39にそれから軸方向外方に延長するように取付
けたT字形ピン部材43に衝突する(第2,6お
よび7図参照)。第7図に示した実施例において
はT字形ピン部材43は一杯転舵位置において可
調節停止部材42と係合して操舵輪22がその時
の回動方向に更に回動するのを阻止するための
「一杯転舵」舵停止部材である。しかしこの実施
例では、第6図に示すように(第6図では両方の
可調節停止部材42をそれぞれの一杯転舵位置に
おいて示してある)T字形ピン部材43は板体3
9の他側から軸方向外方に延長している切換装置
44の一部をなしており、作動部材45(第6図
には1個のみ示す)によつて1対のマイクロスイ
ツチ46の1個に連結されている。マイクロスイ
ツチ46は掛外された時第1図の非追従回路19
を作動させて、舵柄11の操舵輪22により指令
された対応方向において舵12に直接動力を供給
する。従つて一杯転舵位置に到達しても舵柄11
の応答がない場合には、切換装置44をトリツプ
して対応のマイクロスイツチ46を掛外すように
緊急用の非追従回路19が操舵輪22への付加的
な回動力によつて直ちに衝動的に作動する。
切換装置44はピン部材43に取付けたネジつ
きスタツドと、1対のワツシヤ47およびその間
に配装したベレビルワツシヨャ即ちバネワツシヤ
48と、スペーサ部材49と、各ワツシヤおよび
スペーサ部材49を保持するナツトとを具えてい
る。バネワツシヤ48は舵柄11に加えられる付
加的な力あるいはトルクのような操作力の下に圧
縮される。その操作力はその時作用している停止
部材42から対応のT字形ピン部材43に伝達さ
れ、切換装置44は傾斜して作動部材45と係合
し、マイクロスイツチ46および非追従回路19
を作動させる。第7図の実施例においては板体3
9に固定したT字形ピン部材43は特別の船舶ご
とに可調節停止部材42およびピン部材43によ
つて定められる一杯転舵位置を越えて舵12を回
動させようとする舵柄11からのどんな付加的な
力あるいはトルクにも反抗する。
きスタツドと、1対のワツシヤ47およびその間
に配装したベレビルワツシヨャ即ちバネワツシヤ
48と、スペーサ部材49と、各ワツシヤおよび
スペーサ部材49を保持するナツトとを具えてい
る。バネワツシヤ48は舵柄11に加えられる付
加的な力あるいはトルクのような操作力の下に圧
縮される。その操作力はその時作用している停止
部材42から対応のT字形ピン部材43に伝達さ
れ、切換装置44は傾斜して作動部材45と係合
し、マイクロスイツチ46および非追従回路19
を作動させる。第7図の実施例においては板体3
9に固定したT字形ピン部材43は特別の船舶ご
とに可調節停止部材42およびピン部材43によ
つて定められる一杯転舵位置を越えて舵12を回
動させようとする舵柄11からのどんな付加的な
力あるいはトルクにも反抗する。
第2,4,8図に示した実施例においては戻し
バネ装置50は軸23を介して操舵輪22および
ハウジング2に連結されている。戻しバネ装置5
0はピン54により軸23に連結した両側脚部5
2,53を有するコイルバネ51から成り、ピン
54は後述するように軸23に連結した円板57
に取付けられている。ピン54は軸23に固定的
に取付けてもよい。軸方向に相互から隔置された
両側脚部52,53は、第8図に示すように交差
し、ハウジング21およびピン54にそれぞれ固
定した停止ピン55,56に係脱自在に接触して
いる。ピン54は本実施例では軸23を包囲する
円板57に取付けてある。停止ピン55は偏心ピ
ンであり、戻しバネ装置50のから動きを除くた
め調節できる。またピン54は両側脚部52,5
3と係合しており、操舵輪22が右方または左方
に回動すると両側脚部52または53にそれぞれ
係合(係合しなかつた脚部53または52は停止
ピン56または55とそれぞれ係合している)し
て、操舵輪22の回動によりコイルバネ51を偏
向させる。操舵輪22に回動を生じさせた力また
はトルクが除かれると、偏向されたコイルバネ5
1はピン54と接触し、操舵輪22および目盛板
30を直進位置即ち0位置に戻し、それにより直
進位置に舵11を戻すための適当な信号が舵12
に与えられる。船首方位に影響することがある
風、波および流体力学的諸力による長周期モーメ
ントを補償して舵12の新しい0位置即ち舵12
のオフセツトまたはバイアスを設定するための天
候調節装置60も、この実施例に組込まれている
(第2図参照)。天候調節装置60は軸23の軸孔
63中に延長している調節軸62を介して目盛板
30および軸23に連結したつまみ61を有す
る。天候調節装置60は軸23中に位置されて軸
孔63中に伸長し、つまみ61を回動させて調節
軸62を軸孔63中に押込んだ時に調節軸62と
係合するようにした複数の摩擦係合するキー状の
部材64(1個のみ図示)も具えている。調節軸
62をキー状部材64は円板57とクラツチ状態
で摩擦係合し、円板57は軸23と調節可能に結
合される。つまみ61を反対方向に回動させると
調節軸62は第2図の位置から後退してキー状部
材64をレリーズし円板57のクラツチ状態を解
除する。そのため操舵輪22は船首方位に影響す
る変位力を補償するため戻しバネ装置50を偏向
させることなく新しい舵位置あるいはオフセツト
角に回動させることができる。そのため天候調節
装置60を反対方向に回動させてキー状部材64
を円板57と係合させると、選択された位置即ち
戻しバネ装置50の新しい零トルク位置に新しい
零トルク位置が設定される。従つて戻しバネ装置
50を解放すると操舵輪22はその時の船首方位
から新しく選択された零トルクオフセツト角に戻
される。円板57は、第2および8図に示すよう
に、軸23に取付けたピン57pがその内部に位
置されるくさび形57wを有するように形成され
ている。ピン57pは、戻しバネ装置50および
目盛板30の零トルク位置に位置されている場
合、くさび形57wの半角度より大きくない角度
に零トルク位置の設定を制限する。
バネ装置50は軸23を介して操舵輪22および
ハウジング2に連結されている。戻しバネ装置5
0はピン54により軸23に連結した両側脚部5
2,53を有するコイルバネ51から成り、ピン
54は後述するように軸23に連結した円板57
に取付けられている。ピン54は軸23に固定的
に取付けてもよい。軸方向に相互から隔置された
両側脚部52,53は、第8図に示すように交差
し、ハウジング21およびピン54にそれぞれ固
定した停止ピン55,56に係脱自在に接触して
いる。ピン54は本実施例では軸23を包囲する
円板57に取付けてある。停止ピン55は偏心ピ
ンであり、戻しバネ装置50のから動きを除くた
め調節できる。またピン54は両側脚部52,5
3と係合しており、操舵輪22が右方または左方
に回動すると両側脚部52または53にそれぞれ
係合(係合しなかつた脚部53または52は停止
ピン56または55とそれぞれ係合している)し
て、操舵輪22の回動によりコイルバネ51を偏
向させる。操舵輪22に回動を生じさせた力また
はトルクが除かれると、偏向されたコイルバネ5
1はピン54と接触し、操舵輪22および目盛板
30を直進位置即ち0位置に戻し、それにより直
進位置に舵11を戻すための適当な信号が舵12
に与えられる。船首方位に影響することがある
風、波および流体力学的諸力による長周期モーメ
ントを補償して舵12の新しい0位置即ち舵12
のオフセツトまたはバイアスを設定するための天
候調節装置60も、この実施例に組込まれている
(第2図参照)。天候調節装置60は軸23の軸孔
63中に延長している調節軸62を介して目盛板
30および軸23に連結したつまみ61を有す
る。天候調節装置60は軸23中に位置されて軸
孔63中に伸長し、つまみ61を回動させて調節
軸62を軸孔63中に押込んだ時に調節軸62と
係合するようにした複数の摩擦係合するキー状の
部材64(1個のみ図示)も具えている。調節軸
62をキー状部材64は円板57とクラツチ状態
で摩擦係合し、円板57は軸23と調節可能に結
合される。つまみ61を反対方向に回動させると
調節軸62は第2図の位置から後退してキー状部
材64をレリーズし円板57のクラツチ状態を解
除する。そのため操舵輪22は船首方位に影響す
る変位力を補償するため戻しバネ装置50を偏向
させることなく新しい舵位置あるいはオフセツト
角に回動させることができる。そのため天候調節
装置60を反対方向に回動させてキー状部材64
を円板57と係合させると、選択された位置即ち
戻しバネ装置50の新しい零トルク位置に新しい
零トルク位置が設定される。従つて戻しバネ装置
50を解放すると操舵輪22はその時の船首方位
から新しく選択された零トルクオフセツト角に戻
される。円板57は、第2および8図に示すよう
に、軸23に取付けたピン57pがその内部に位
置されるくさび形57wを有するように形成され
ている。ピン57pは、戻しバネ装置50および
目盛板30の零トルク位置に位置されている場
合、くさび形57wの半角度より大きくない角度
に零トルク位置の設定を制限する。
本発明の別の実施例によれば、目盛板30を照
明するための調光つまみ71(第2図参照)によ
り調節可能なライト70および軸23の自由な旋
回(ホイーリング)を防止するためのバネワツシ
ヤのような摩擦装置80(第2図参照)即ち制動
装置が設けられている。摩擦装置80は舵手が舵
柄11を正確に位置決めし且つ定常状態に保持す
ることができるように、所要の拘束力即ち力ある
いはトルクの帰還を提供する。更に本発明の舵柄
11はハウジング21の後部凹所92に嵌合する
逆円錘形ヘツド91を有する取付けスタツド90
により舵柄11をコンソールバネル88に固定す
るための取付け装置86(第2図参照)を具えて
いる。取付けスタツド90はコンソールパネル8
8に固定されていてそれから軸方向に延長してい
る。舵柄11は止めネジ93(第3図参照)によ
りスタツド90に固定してある。止めネジ93は
ハウジング21の側面から凹所92に入りこんで
ほぼ半径方向にスタツド90まで延長し、逆円錐
形ヘツド91と強固に係合し、その間のウエツジ
作用によつてハウジング21およびガスケツト9
5がコンソールパネル88と接触して係止および
封止作用を行なう。そのため取付け装置86はき
ちんとまとまつた外観を呈し、舵柄11を支持し
得るどんな材質あるいは厚さのコンソールパネル
88も収容する。また舵11を手入れし易くする
ため前面側から取付け装置86を取外すことがで
きる。
明するための調光つまみ71(第2図参照)によ
り調節可能なライト70および軸23の自由な旋
回(ホイーリング)を防止するためのバネワツシ
ヤのような摩擦装置80(第2図参照)即ち制動
装置が設けられている。摩擦装置80は舵手が舵
柄11を正確に位置決めし且つ定常状態に保持す
ることができるように、所要の拘束力即ち力ある
いはトルクの帰還を提供する。更に本発明の舵柄
11はハウジング21の後部凹所92に嵌合する
逆円錘形ヘツド91を有する取付けスタツド90
により舵柄11をコンソールバネル88に固定す
るための取付け装置86(第2図参照)を具えて
いる。取付けスタツド90はコンソールパネル8
8に固定されていてそれから軸方向に延長してい
る。舵柄11は止めネジ93(第3図参照)によ
りスタツド90に固定してある。止めネジ93は
ハウジング21の側面から凹所92に入りこんで
ほぼ半径方向にスタツド90まで延長し、逆円錐
形ヘツド91と強固に係合し、その間のウエツジ
作用によつてハウジング21およびガスケツト9
5がコンソールパネル88と接触して係止および
封止作用を行なう。そのため取付け装置86はき
ちんとまとまつた外観を呈し、舵柄11を支持し
得るどんな材質あるいは厚さのコンソールパネル
88も収容する。また舵11を手入れし易くする
ため前面側から取付け装置86を取外すことがで
きる。
作動に際しては舵柄11(より特定的には操舵
輪22)の運動は信号発生装置24によつて一杯
転舵から一杯転舵までの非線形信号に変換され、
面舵および取舵のどちらの方向においても操舵輪
22の回動増分9゜に対して舵柄11が線上に1
゜ずつの増分で線状に変位し、面舵および取舵の
いずれの方向においても5゜以上の舵角から一杯
転舵までの操舵輪22の回動に対しては舵柄11
は操舵輪22の回動角に対して逆対数関係で回動
する。即ち直進あるいは零位置から45゜〜150゜
の操舵輪22の回動によつて舵柄11は操舵輪2
2の回動に対し対数比で5゜から45゜舵位置(一
杯転舵位置)まで回動する。そのため「零」ある
いは直進領域での微調節と一杯転舵から一杯転舵
までの舵調節が操舵輪22の1回転以下で済むこ
とになり、航空機型の操舵輪22(第9図参照)
の使用が可能になる。航空機型の操舵輪22を用
いると舵指令を可視表示することが可能になる。
また舵手が舵の回動を指令した時に舵がなんらか
の理由で舵の回動に応答できない場合には舵手は
操舵輪22を適当な方向に更に回動させ、それで
もなお応答がない時は一杯転舵まで、あるいはそ
れを越えて操舵輪22を回動させようという衝動
を感ずる。危険な種類の反応による一杯転舵停止
状態での充分大きな力あるいはトルクは切換装置
44をトリツプさせてマイクロスイツチ46を作
動させ、それにより緊急用の非追従回路19が附
勢される。従つて操舵輪22への操作力を解除し
てマイクロスイツチ44を開放し非追従回路19
が除勢されることにより非追従ループが働かなく
なるまで最大舵速度での舵柄11の回動が指令さ
れる。
輪22)の運動は信号発生装置24によつて一杯
転舵から一杯転舵までの非線形信号に変換され、
面舵および取舵のどちらの方向においても操舵輪
22の回動増分9゜に対して舵柄11が線上に1
゜ずつの増分で線状に変位し、面舵および取舵の
いずれの方向においても5゜以上の舵角から一杯
転舵までの操舵輪22の回動に対しては舵柄11
は操舵輪22の回動角に対して逆対数関係で回動
する。即ち直進あるいは零位置から45゜〜150゜
の操舵輪22の回動によつて舵柄11は操舵輪2
2の回動に対し対数比で5゜から45゜舵位置(一
杯転舵位置)まで回動する。そのため「零」ある
いは直進領域での微調節と一杯転舵から一杯転舵
までの舵調節が操舵輪22の1回転以下で済むこ
とになり、航空機型の操舵輪22(第9図参照)
の使用が可能になる。航空機型の操舵輪22を用
いると舵指令を可視表示することが可能になる。
また舵手が舵の回動を指令した時に舵がなんらか
の理由で舵の回動に応答できない場合には舵手は
操舵輪22を適当な方向に更に回動させ、それで
もなお応答がない時は一杯転舵まで、あるいはそ
れを越えて操舵輪22を回動させようという衝動
を感ずる。危険な種類の反応による一杯転舵停止
状態での充分大きな力あるいはトルクは切換装置
44をトリツプさせてマイクロスイツチ46を作
動させ、それにより緊急用の非追従回路19が附
勢される。従つて操舵輪22への操作力を解除し
てマイクロスイツチ44を開放し非追従回路19
が除勢されることにより非追従ループが働かなく
なるまで最大舵速度での舵柄11の回動が指令さ
れる。
第4図に示した目盛板30は矢印の形状の方向
指示100あるいは角位置を表わす数字との相対
関係において目盛板30に形成した船舶の平面形
状などの方向指示を具えている。方向指示100
は右方から佐方(反時計方向)および左方から右
方(時計方向)の、2種の形態について用意され
る。方向指示100は舵手に船首方位の可視表示
を提供する。舵角は固定点32により表示される
数字によつて表示される。舵柄11の目盛板30
は、従来技術において目盛板が固定され指針が回
動するようになつていたのとは異なつて、軸23
と共に回動する。そのため従来技術による目盛板
30に慣れていた舵手は、方向指示100が図示
のように形成されていない場合には、目盛板30
によつては操舵上の不便を感じることがあり得
る。
指示100あるいは角位置を表わす数字との相対
関係において目盛板30に形成した船舶の平面形
状などの方向指示を具えている。方向指示100
は右方から佐方(反時計方向)および左方から右
方(時計方向)の、2種の形態について用意され
る。方向指示100は舵手に船首方位の可視表示
を提供する。舵角は固定点32により表示される
数字によつて表示される。舵柄11の目盛板30
は、従来技術において目盛板が固定され指針が回
動するようになつていたのとは異なつて、軸23
と共に回動する。そのため従来技術による目盛板
30に慣れていた舵手は、方向指示100が図示
のように形成されていない場合には、目盛板30
によつては操舵上の不便を感じることがあり得
る。
以上に本発明の好適な実施例を図面について詳
細に説明したが、本発明はこれ以外にもいろいろ
に変形して実施でき、上述の実施例は単なる例示
であつて本発明を限定するものではない。
細に説明したが、本発明はこれ以外にもいろいろ
に変形して実施でき、上述の実施例は単なる例示
であつて本発明を限定するものではない。
第1図は本発明による舵柄−舵の電気的接続部
および舵柄非追従回路を示すブロツク線図、第2
図は本発明による舵柄装置の側断面図、第3図は
第2図の舵柄装置の後面図、第4図は舵柄の目盛
板を示すため一部切欠いて示した第2図の舵柄装
置の正面図、第5図は第2図の5−5方向線によ
る断面図、第6図は一杯転舵停止部材および切替
装置を示す第3図の6−6方向線による断面図、
第7図は切替装置を用いない一杯転舵停止部材の
変形を示す詳細図、第8図は第2図の8−8方向
線による断面図であり、特に戻しバネ装置の詳細
な構造を示す断面図である。 図中11は舵柄、12は舵、22は操舵部材
(操舵輪)、24は複合信号発生装置である。
および舵柄非追従回路を示すブロツク線図、第2
図は本発明による舵柄装置の側断面図、第3図は
第2図の舵柄装置の後面図、第4図は舵柄の目盛
板を示すため一部切欠いて示した第2図の舵柄装
置の正面図、第5図は第2図の5−5方向線によ
る断面図、第6図は一杯転舵停止部材および切替
装置を示す第3図の6−6方向線による断面図、
第7図は切替装置を用いない一杯転舵停止部材の
変形を示す詳細図、第8図は第2図の8−8方向
線による断面図であり、特に戻しバネ装置の詳細
な構造を示す断面図である。 図中11は舵柄、12は舵、22は操舵部材
(操舵輪)、24は複合信号発生装置である。
Claims (1)
- 1 船舶の操舵手段22の回動変位にわたつて、
1つの一杯転舵位置から第2の一杯転舵位置ま
で、および前記操舵手段について1つの一杯転舵
から360゜以下に設定された他の一杯転舵停止位
置まで船舶の舵位置を制御する可変レート型舵柄
であつて、前記操舵手段の変位に応答し、かつ船
舶の舵12に結合された直線および非直線状特性
を有するポテンシヨメータを備え、該ポテンシヨ
メータは直進位置を中心にして前記操舵手段の所
定の限界42間での前記操舵手段の変位に関連し
た前記ポテンシヨメータの変位の前記直線状特性
に対応する第1の部分から、前記舵に対して低感
度の第1の電気信号を発生すると共に、前記所定
限界から前記一杯転舵停止位置までの前記操舵手
段に関連した前記ポテンシヨメータの変位の前記
非直線状特性に対応する残りの部分から、前記舵
に対して高感度の第2の電気信号を発生するよう
になつており、前記ポテンシヨメータの直線状特
性に関連する前記低感度の第1の電気信号と前記
ポテンシヨメータの非直線状特性に関連する前記
高感度の第2の電気信号は、船舶の舵位置を直線
状または非直線的に変化させることを特徴とする
船舶の舵柄装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/731,614 US4120258A (en) | 1976-10-13 | 1976-10-13 | Variable ratio helm |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5347694A JPS5347694A (en) | 1978-04-28 |
JPS6235958B2 true JPS6235958B2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=24940253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12082277A Granted JPS5347694A (en) | 1976-10-13 | 1977-10-07 | Rudder handle device of shiping |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4120258A (ja) |
JP (1) | JPS5347694A (ja) |
AU (1) | AU509749B2 (ja) |
CA (1) | CA1062553A (ja) |
DE (1) | DE2746081A1 (ja) |
DK (1) | DK453877A (ja) |
ES (1) | ES463075A1 (ja) |
FI (1) | FI63903C (ja) |
FR (1) | FR2367657A1 (ja) |
GB (1) | GB1580093A (ja) |
IT (1) | IT1112117B (ja) |
NL (1) | NL183347C (ja) |
NO (1) | NO144335C (ja) |
NZ (1) | NZ185283A (ja) |
SE (1) | SE431855B (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917758Y2 (ja) * | 1977-04-20 | 1984-05-23 | ヤマハ発動機株式会社 | 遠融操舵装置 |
US4314520A (en) * | 1980-04-16 | 1982-02-09 | Stjepan Kosic | Steering mechanism for boats |
JPS58152495U (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-12 | 横河電機株式会社 | 命令舵角発信機構 |
IT1157696B (it) * | 1982-09-03 | 1987-02-18 | Seipem Srl | Timoneria elettroidraulica per natanti |
NL8901998A (nl) * | 1989-08-03 | 1991-03-01 | Ouden W H Den Nv | Inrichting voor het besturen van een vaartuig. |
US5107424A (en) * | 1990-03-05 | 1992-04-21 | Sperry Marine Inc. | Configurable marine steering system |
ES2119596B1 (es) * | 1994-07-27 | 1999-05-01 | Univ Cantabria | Sistema de gobierno automatico de accionamiento variable de timones de buques. |
US6546889B1 (en) | 2001-08-30 | 2003-04-15 | Hayes Brake, L.L.C. | Steering system |
CA2438981C (en) * | 2003-08-29 | 2010-01-12 | Teleflex Canada Incorporated | Steer by wire helm |
JP4331628B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2009-09-16 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進装置の操舵装置および船舶 |
JP4327617B2 (ja) | 2004-01-29 | 2009-09-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶推進装置のステアリング制御方法 |
JP2005254849A (ja) * | 2004-03-09 | 2005-09-22 | Yamaha Marine Co Ltd | 船舶の操舵装置 |
JP4303150B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2009-07-29 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶の操舵装置 |
JP4327637B2 (ja) * | 2004-03-26 | 2009-09-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機の操舵装置および船外機 |
JP2006001432A (ja) * | 2004-06-18 | 2006-01-05 | Yamaha Marine Co Ltd | 小型船舶用ステアリング装置 |
US7258072B2 (en) * | 2004-08-26 | 2007-08-21 | Teleflex Canada Incorporated | Multiple steer by wire helm system |
JP4938271B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2012-05-23 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶の操舵方法及び操舵装置 |
JP2006224695A (ja) | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Yamaha Marine Co Ltd | 船舶用転舵装置 |
JP4703263B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-06-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶の操舵装置 |
JP2007050823A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Yamaha Marine Co Ltd | 小型船舶の挙動制御装置 |
JP4658742B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2011-03-23 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型船舶のステアリング装置 |
JP4673187B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2011-04-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 多機掛け推進機の制御装置 |
JP4732860B2 (ja) | 2005-11-04 | 2011-07-27 | ヤマハ発動機株式会社 | 船外機用電動式操舵装置 |
JP4884177B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-02-29 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶用操舵装置及び船舶 |
JP2008126775A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Yamaha Marine Co Ltd | 船舶用転舵装置、及び船舶 |
JP5132132B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2013-01-30 | ヤマハ発動機株式会社 | 船舶用操舵装置及び船舶 |
US8132984B2 (en) * | 2009-04-01 | 2012-03-13 | Wacker Neuson Production Americas Llc | Multiple preset concrete trowel steering system |
US8281728B2 (en) * | 2010-08-19 | 2012-10-09 | Nhk Mec Corporation | Steering apparatus for outboard motor |
EP2814729B1 (en) * | 2012-02-14 | 2019-10-30 | Marine Canada Acquisition Inc. | A steering apparatus for a steered vehicle |
US20170029084A1 (en) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Column based electric assist marine power steering |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE452912C (de) * | 1927-11-22 | Voigt & Haeffner Akt Ges | Steuerung fuer elektrische Schiffsrudermaschinen | |
US1128661A (en) * | 1913-05-13 | 1915-02-16 | James Richard Clay | Ship's steering gear. |
US1815575A (en) * | 1921-09-14 | 1931-07-21 | Sperry Gyroscope Co Inc | Indicating device |
DE756054C (de) * | 1938-11-02 | 1953-05-04 | Aeg | Handsteuergeraet fuer kraftbetriebene Rudermaschinen |
DE910509C (de) * | 1940-09-26 | 1954-05-03 | Aeg | Anordnung zur Fernsteuerung von Rudermaschinen |
DE858211C (de) * | 1951-04-29 | 1952-12-04 | Siemens Ag | Winkelfernuebertragungseinrichtung, insbesondere fuer die Fern-uebertragung der Ruderlage von Schiffen |
US2667939A (en) * | 1951-10-08 | 1954-02-02 | Purkey Edward Lincoln | Control for vehicles |
US2971489A (en) * | 1956-03-30 | 1961-02-14 | Jr William L Loser | Rudder control |
US3208300A (en) * | 1962-09-20 | 1965-09-28 | John F Morse | Steering and motion transmitting mechanism |
DE1292030B (de) * | 1963-09-26 | 1969-04-03 | Anschuetz & Co Gmbh | Rudersteuereinrichtung |
US3331350A (en) * | 1964-09-29 | 1967-07-18 | Norton Calhoun | Position indicator |
US3249080A (en) * | 1965-03-09 | 1966-05-03 | Sperry Rand Corp | Turn control system |
US3390614A (en) * | 1967-06-23 | 1968-07-02 | Newport News S & D Co | Electrohydraulic servocontrol system |
US3528633A (en) * | 1967-11-14 | 1970-09-15 | Siegfried Knemeyer | System for controlling and stabilizing an aircraft in yaw |
US3485463A (en) * | 1968-05-21 | 1969-12-23 | Sperry Rand Corp | Control stick transducer |
US3527186A (en) * | 1968-06-14 | 1970-09-08 | Propulsion Systems Inc | Variable rate electrohydraulic actuator systems,particularly for ship's steering and/or propeller pitch control |
US3811394A (en) * | 1972-03-23 | 1974-05-21 | Unipas Inc | Control unit |
US3823617A (en) * | 1972-04-28 | 1974-07-16 | Aqua Marine Mfg Ltd | Steering system |
US3949696A (en) * | 1972-06-21 | 1976-04-13 | Tokyo Keiki Company Limited | Marine steering arrangement |
US3919961A (en) * | 1974-04-17 | 1975-11-18 | John A Mcdougal | Autopilot system |
-
1976
- 1976-10-13 US US05/731,614 patent/US4120258A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-08-23 CA CA285,302A patent/CA1062553A/en not_active Expired
- 1977-09-23 AU AU29066/77A patent/AU509749B2/en not_active Expired
- 1977-09-27 NZ NZ185283A patent/NZ185283A/xx unknown
- 1977-09-29 FI FI772865A patent/FI63903C/fi not_active IP Right Cessation
- 1977-10-04 GB GB41152/77A patent/GB1580093A/en not_active Expired
- 1977-10-07 JP JP12082277A patent/JPS5347694A/ja active Granted
- 1977-10-08 ES ES463075A patent/ES463075A1/es not_active Expired
- 1977-10-11 IT IT51355/77A patent/IT1112117B/it active
- 1977-10-12 DK DK453877A patent/DK453877A/da not_active Application Discontinuation
- 1977-10-12 SE SE7711472A patent/SE431855B/sv not_active IP Right Cessation
- 1977-10-12 FR FR7730649A patent/FR2367657A1/fr active Granted
- 1977-10-12 NL NLAANVRAGE7711200,A patent/NL183347C/xx not_active IP Right Cessation
- 1977-10-12 NO NO773493A patent/NO144335C/no unknown
- 1977-10-13 DE DE19772746081 patent/DE2746081A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2367657B1 (ja) | 1984-06-15 |
CA1062553A (en) | 1979-09-18 |
FI63903C (fi) | 1983-09-12 |
US4120258A (en) | 1978-10-17 |
NO144335C (no) | 1981-08-12 |
FI772865A (fi) | 1978-04-14 |
GB1580093A (en) | 1980-11-26 |
ES463075A1 (es) | 1978-12-16 |
IT1112117B (it) | 1986-01-13 |
NO144335B (no) | 1981-05-04 |
DE2746081A1 (de) | 1978-04-20 |
FR2367657A1 (fr) | 1978-05-12 |
FI63903B (fi) | 1983-05-31 |
JPS5347694A (en) | 1978-04-28 |
AU2906677A (en) | 1979-03-29 |
NL183347B (nl) | 1988-05-02 |
NZ185283A (en) | 1980-11-28 |
NL183347C (nl) | 1988-10-03 |
SE431855B (sv) | 1984-03-05 |
SE7711472L (sv) | 1978-04-14 |
AU509749B2 (en) | 1980-05-22 |
DK453877A (da) | 1978-04-14 |
NL7711200A (nl) | 1978-04-17 |
NO773493L (no) | 1978-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6235958B2 (ja) | ||
US5253604A (en) | Electro-mechanical steering device, especially for boats | |
US7694913B2 (en) | Apparatus and method for reduced backlash steering tiller | |
EP2084058B1 (en) | Fully floating, self-aligning, self-adjusting gimbal assebly for an active human-machine interface | |
JP3100973B2 (ja) | 舶用推進機の遠隔制御装置 | |
US4559912A (en) | Speed limiting device of engine and/or vehicle | |
US4335919A (en) | Seat reclining device | |
US6263997B1 (en) | Motor vehicle with at least one part which can be controlled by at least one operating lever | |
US5029683A (en) | Gear position detector for the control of a clutch associated with a gearbox | |
EP0475742B1 (en) | Vehicle rear wheels steering apparatus | |
US4231310A (en) | Remote control unit | |
US3762491A (en) | Steering column actuator | |
JPS5490726A (en) | Straight motion assisting device for construction vehicle | |
US3490295A (en) | Speed sensing device having positionally adjustable switch elements | |
JPH04271958A (ja) | テレスコピツクステアリング装置 | |
US4284865A (en) | Throttle force detector | |
JPH05229439A (ja) | ステアリング装置 | |
EP4279358A1 (en) | Steering input device | |
US4311888A (en) | Position sensor | |
US4090467A (en) | Control point adjustment mechanism | |
JPH0425618Y2 (ja) | ||
KR970006374B1 (ko) | 농업작업차의 변속조작구조 | |
JP2514975Y2 (ja) | 針路設定器 | |
US5165300A (en) | Friction mechanism for control apparatus | |
JPH0343472Y2 (ja) |