JPS6235802Y2 - - Google Patents

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JPS6235802Y2
JPS6235802Y2 JP1982133042U JP13304282U JPS6235802Y2 JP S6235802 Y2 JPS6235802 Y2 JP S6235802Y2 JP 1982133042 U JP1982133042 U JP 1982133042U JP 13304282 U JP13304282 U JP 13304282U JP S6235802 Y2 JPS6235802 Y2 JP S6235802Y2
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JP
Japan
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scaffolding
tank
unit
side wall
along
Prior art date
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JP1982133042U
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English (en)
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JPS5938340U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はタンクのユニツト足場に係り、特に足
場間に水平方向に連続した開放部を形成すること
により、タンク側壁の水平方向に沿つて形成され
た溶接線に沿つた溶接仕上げ等の連続作業を容易
に実施することができるようにしたタンクのユニ
ツト足場に関する。
[従来の技術] 円筒形タンク等の建設に際して、タンク側壁の
所望箇所に作業足場を配置することができるよう
にしたユニツト足場は既に知られている。このユ
ニツト足場は、第1図に示す如く四隅に配置され
た縦フレームaに足場板bを多段に設けて構成さ
れ、かかる構造のユニツト足場cをクレーン等に
より吊り下げてタンク側壁d上の所望箇所に運
び、フツク等を介して掛け止めることにより、タ
ンク側壁の溶接、検査等の作業足場として用いら
れるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかるに、従来の足場ユニツトcにあつては、
その前側縦フレーム部a1,a2がタンク側壁dに水
平方向に沿つて形成された溶接線(溶接ビート
部)eと交叉して障害となるため、交叉部分にお
ける溶接検査、手直し、仕上げ等の作業ができな
いという欠点があつた。
そこで、本考案はかかる従来のユニツト足場の
有する問題点を解消すべく創案されたものであ
り、その目的は溶接線に沿つて連続的に作業を行
うことができるタンクのユニツト足場を提供する
にある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案はタンク側
壁に沿つて吊下げられる多段の足場板を有する足
場ユニツトにおいて、少くとも最下段の足場板を
それより上段の足場板のタンク側壁とは反対側の
端部から垂下された縦フレームを介して支持し、
これら上下の足場板間にタンク側壁の水平の溶接
線に沿つて連続した側面コ字状の開放部を形成す
ると共に、すべての足場板にタンク側壁の垂直の
溶接線に臨んでこれに沿つて連続した窓部を形成
し、これら窓部にそれぞれ開閉自在に覆う蓋体を
設けると共に、上記足場板に隣に吊下げられた足
場ユニツトの足場板に掛け渡すための張出床を折
畳展開自在に設けたものである。
[作用] タンク側壁に形成された水平の溶接部に開放部
を合わせて足場ユニツトを吊り下げ、溶接線に沿
つて溶接、検査等を行う。垂直の溶接線がある場
合、蓋体を開けて窓部を垂直の溶接線に合わせる
ことにより、その溶接、検査等も行うことができ
る。更に、張出床を介して足場ユニツトをタンク
の周方向に沿つて連続的に配置することができ
る。
[実施例] 以下に本考案の好適−実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
第2図、第3図に示す如く、足場ユニツト1は
タンク側壁2の鉛直方向に沿つた縦フレーム3を
四隅に配置し、これら縦フレーム3間にその長手
方向に沿つて所定の間隔を隔てて水平の足場板4
を多段に掛け渡して設けている。実施例では上中
下三段の足場板4,4,4を備えており、
各段間には作業者の高さ以上の間隔が設けられて
いる。
そして、下段の足場板4と中段の足場板4
との間におけるタンク側壁2に臨む側には、縦フ
レーム3のフレーム部を除くことにより、タンク
側壁の水平方向に沿つて形成された溶接線5に沿
う如き連続した側面コ字状の開放部6が形成され
ている。なお、下段足場板4の支持を補強する
ために背面側には補強フレーム7が設けられてい
る。また、各足場板4,4,4には、タン
ク側壁の鉛直方向に沿つて形成された溶接線8に
沿う如き連続した窓部9が形成され、各窓部9に
はそれぞれを覆う蓋体10がヒンジ11を介して
開閉自在に設けられている。
更に、各足場板4,4,4の長手方向
(タンク側壁に沿う方向)一端部にはそれぞれを
延長する如き張り出し床12がヒンジ13を介し
て折畳展開自在に設けられており、第4図に示す
ように隣接して配置されたユニツト足場1′に掛
け渡すことができるようになつている。
このように構成されたユニツト足場1の前側上
部両端部には第5図に示す如きリング部14が形
成され、予めタンク側壁2に溶接された吊りピー
ス15にシヤツクル16を介してリング部14を
連結することにより、ユニツト足場1自体をタン
ク側壁に掛け止めておくことができるように構成
されている。
なお、各足場板4,4,4には手摺17
が設けられている。
次に実施例の作用を述べる。
ユニツト足場1はクレーン18等により吊下げ
られてタンク側壁2上の所望箇所に搬送され、予
めタンク側壁2に取付けられた吊りピース15に
シヤツクル16を介して上端リング部14を連結
して据付ける。この場合、ユニツト足場1の開放
部6が水平溶接線5に臨むようにし、また垂直溶
接線8がある場合には蓋体10を折畳んだ窓部9
をその垂直溶接線8上に臨ませた状態に据付け
る。しかして、ユニツト足場1は水平溶接線5及
び垂直溶接線8と近接して交叉する部分がないの
で、これら溶接線5,5の溶接仕上げ、検査、手
直し等の諸作業を極めて容易に実施することがで
き、作業性の向上、安全性の増大を図ることがで
きる。
なお、第6図に示すように二重殻タンクの内装
側壁19等の作業を行う場合には、外装屋根部2
0に設置されたトロリー21を利用してユニツト
足場1を吊下搬送するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば次の如き優れた効
果を発揮する。
(1) 少くとも最下段の足場板をそれより上段の足
場板のタンク側壁とは反対側の端部から垂下さ
れた縦フレームを介して支持し、これら上下の
足場板間にタンク側壁の水平の溶接線に沿つて
連続した側面コ字状の開放部を形成したので、
その溶接線に沿つた連続作業を支承なく容易に
行うことができ、作業性の向上が図れる。
(2) また、すべての足場板にタンク側壁の垂直の
溶接線に臨んでこれに沿つて連続した窓部を形
成し、これら窓部にそれぞれを開閉自在に覆う
蓋体を設けたので、垂直の溶接線がある場合、
蓋体を開けて窓部を垂直の溶接線に合わせるこ
とにより、垂直の溶接線に沿つた連続作業も容
易に行うことができる。
(3) 更に、足場板に隣に吊り下げられた足場ユニ
ツトの足場板に掛渡すための張出床を折畳展開
自在に設けたので、張出床を介して複数の足場
ユニツトをタンクの周方向に沿つて連続的に配
置することができ、またタンク径精度や足場位
置精度のばらつきを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のユニツト足場を示す斜視図、第
2図は本考案に係るユニツト足場を示す斜視図、
第3図は同側面図、第4図は同平面図、第5図は
第2図A部拡大斜視図、第6図は使用状態を示す
概略断面図である。 図中、1はユニツト足場、2はタンク側壁、3
は縦フレーム、4は足場板、5は水平の溶接線、
6は開放部、8は垂直の溶接部、9は窓部、10
は蓋体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク側壁に沿つて吊下げられる多段の足場板
    を有する足場ユニツトにおいて、少くとも最下段
    の足場板をそれより上段の足場板のタンク側壁と
    は反対側の端部から垂下された縦フレームを介し
    て支持し、これら上下の足場板間にタンク側壁の
    水平の溶接線に沿つて連続した側面コ字状の開放
    部を形成すると共に、すべての足場板にタンク側
    壁の垂直の溶接線に臨んでこれに沿つて連続した
    窓部を形成し、これら窓部にそれぞれを開閉自在
    に覆う蓋体を設けると共に、上記足場板に隣に吊
    下げられた足場ユニツトの足場板に掛け渡すため
    の張出床を折畳展開自在に設けたことを特徴とす
    るタンクのユニツト足場。
JP13304282U 1982-09-03 1982-09-03 タンクのユニツト足場 Granted JPS5938340U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13304282U JPS5938340U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 タンクのユニツト足場

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JP13304282U JPS5938340U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 タンクのユニツト足場

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Publication Number Publication Date
JPS5938340U JPS5938340U (ja) 1984-03-10
JPS6235802Y2 true JPS6235802Y2 (ja) 1987-09-11

Family

ID=30300247

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JP13304282U Granted JPS5938340U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 タンクのユニツト足場

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2646159B2 (ja) * 1991-01-18 1997-08-25 中央紙器工業 株式会社 段ボール製梱包材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225179A (en) * 1975-08-22 1977-02-24 Teijin Ltd Dyeing method of synthetic polyester fiber

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139136U (ja) * 1977-04-08 1978-11-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225179A (en) * 1975-08-22 1977-02-24 Teijin Ltd Dyeing method of synthetic polyester fiber

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Publication number Publication date
JPS5938340U (ja) 1984-03-10

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